ワゴンR ルーフキャリアおすすめ|型式別フック品番

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キャンプ道具やスキー板が荷室に収まらず、屋根に積む手段を探し始めた段階だと思う。ワゴンRで買うものは年式と型式で変わるが、変わるのは製品全体ではなく車体に掛ける取付フックの品番だけだ。ステーとバーは世代をまたいで共通のものが使えるので、自分の型式に合うフックさえ選べば1台分がそろう。まずは車検証の型式欄を見て、MH21S から MH95S のどれに当たるかを確かめるところから始めたい。

目次

ステー・バー・フックの3点で1台分になる

ワゴンRのようにルーフレールが付いていない車では、ルーフキャリアは1つの商品として完結しない。カーメイトが公表しているスクエアベースステーの仕様では、取付けにベーシックバーセット(別売)と車種別取付フック(別売)が必要と明記されている。ステー単体を買っても荷物は載せられない。屋根に固定する土台がステー、荷物を載せる横棒がバー、車体のどこに掛けるかを決める車種専用部品がフック、という役割分担になる。

このうち世代で品番が変わるのはフックだけで、ステーとバーは共通で使える。型式の確認さえ済めば、選ぶ作業はほぼ終わる。

型式別の取付フック品番早見表

カーメイトが公表している車種別適合情報によると、ワゴンRの取付フック品番は次のとおり。

型式 年式 取付フック品番
MH21S/MH22S系 H15.9〜H20.9 K236
MH23S系 H20.9〜H24.9 K734
MH34S/MH44S系 H24.9〜H29.2 K719
MH#5S系(MH35S・MH55S・MH85S・MH95S) H29.2〜 K495

MH#5S系はワイルドカードの表記で、2017年2月以降の現行世代は4型式ともK495で共通する。ただしこの世代だけスクエアベースの対応バーがINB127BK〜と記載されており、それより前の世代のINB117BK〜とは別品番になる。旧型から乗り換えてバーを流用するつもりなら、フックだけでなくバーの品番も見ておく。なお適合情報はどの世代も車種別フックを使う構成だけが載っている。つまりルーフレール非装着車が前提の表だ。型式を調べるついでにサイズ系も確認するなら

が使える。

ベースの種類で組み合わせる品番が変わる

同じ適合情報では、ベースの種類ごとに組み合わせが決まっている。スクエアはステーINSUT(旧INSU)とバーINB117BK〜、エアロはステーXS201(旧XS200)とバーXB100BK、エアロスリムはステーXS250BKとバーXB123BKまたはXB130BK。MH21S/MH22S系だけはエアロのバーがXB93BK、エアロスリムがXB115BKまたはXB123BKと記載されている。

価格と静粛性で選び分ける

カーメイトが公表しているスクエアベースステーINSUTの仕様は、最大積載量60kg、ステー高100mm、4個1組で、シリンダーキー機構とトルクノブが標準装備、メーカー希望小売価格は15,180円(税込)。エアロベースステーXS201はキーロック標準装備でトルクレンチが付属し、価格は25,300円(税込)。XS201のページには最大積載量とステー高の記載がないので、その2項目を比べたいならメーカーの製品情報にあたる。

選び分けは価格・静粛性・見た目の3点で考えれば足りる。年に数回のレジャーで使う程度ならスクエアで十分だ。通年で付けたままにするなら、翼型バーと組み合わせて風切り音を抑えられるエアロ系のほうが後悔しにくい。エアロスリムはバーの背が低いので、立体駐車場の高さを少しでも稼ぎたいときの選択肢になる。

積めるのは30kgまで、部品の耐荷重とは別物

カーメイトの適合情報では、ワゴンRの最大積載重量は全型式・全ベース種類を通じて30kgと記載されている。一方、スクエアベースステーINSUT単体の最大積載量は60kgだ。この2つは別の数字で、守るべきなのは低いほうの車種別30kg。部品のカタログ値を見て60kg積めると解釈しない。

30kgはバーの上に載る物の合計で、ルーフボックスを使うならボックス本体の重量も含む。容量の大きい箱ほど本体重量で枠を食うので、荷物だけで30kg積めるという意味ではない。屋根は車体の中でも荷重に弱い部位で、上限を超えるとルーフパネルの変形や走行中の脱落につながる。屋根に載せる前に車内側で収まらないか見直すのも手で、積み方の工夫は

にまとめてある。

高さの上限は3.8mではなく地上2.5m

警察が公表している積載制限の解説によると、積載物の高さは「3.8メートル(軽四及び三輪自動車は2.5メートル)からその自動車の積載場所の高さを減じた高さ」までと道路交通法施行令第22条で定められている。ワゴンRは軽四輪自動車なので、適用されるのは3.8mではなく地上2.5mのほうだ。普通車の基準を持ち込むと、2倍近く見誤る。

差し引く「積載場所の高さ」は屋根の高さではなく、実際に荷物を載せる面、つまりバーの上面の高さになる。市販の車両諸元データによると現行世代ワゴンR(MH85S)の全高は1,650mm。ここにステー高100mmのスクエアベースを付けると、荷物を載せる面は地上およそ1.75mになる。上限が2.5mだから、バーの上に積める高さはおおよそ75cm前後にとどまる。ルーフボックスは容量のリットル数より先に製品の高さを見て、この余地に収まるかを確かめる。バーやボックスの形状で数cmは前後するので、余裕を持たせて選ぶ。同じ軽トールワゴンでの考え方は

でも扱っている。

長さ・幅とはみ出しの制限

長さと幅の制限は令和4年5月13日施行の改正で緩和され、長さは自動車の長さにその長さの10分の2を加えたもの、幅は自動車の幅にその幅の10分の2を加えたものまでとなった。積み方については、車体の前後から自動車の長さの10分の1、車体の左右から幅の10分の1を超えてはみ出さないことと定められている。長尺物を載せるときはこちらも効いてくる。

型式別に何を買えばそろうか

一式そろえるなら3点セット

ステーもバーも持っていないなら、3品番がまとまったセットが手数が少ない。カー用品店が扱うMH34S/MH44S(H24.9〜)向けのINNOキャリア車種別セットは、ステーINSUT・バーINB117BK・フックK719の3品番で構成されている。3点セットとは、この3つを1商品としてまとめたもののことだ。

INNO ルーフキャリア取付3点セット(ステーINSUT+バーIN-B117BK+フック)

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ただし通販のワゴンR用3点セットには、商品名の型式表記と同梱フック品番が適合表と食い違っている例がある。実際に、商品名がMH34S/MH44S用でありながら同梱フックがK325と表示されているセットが流通している。見るべきは商品名の型式ではなく、同梱フックの品番が上の表と一致しているかだ。ここが合っていなければ、結局フックを別に買い直すことになる。

ステーとバーがあるならフックだけ

他車で使っていたステーとバーが手元にあるなら、買い足すのはフックだけで済む。表で引いた品番のものを選ぶ。

INNO 車種別取付フック K495(ワゴンR H29.2〜/MH#5S系)4個セット

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INNO 車種別取付フック K719(ワゴンR MH34S・MH44S系)4個セット

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INNO 車種別取付フック K734(ワゴンR MH23S系/K325後継品)4個セット

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Amazonの実売価格は2026年8月29日時点で、3点セットが19,170円、フック単体がK495 3,762円・K719 4,475円・K734 4,683円。価格は変動するので、注文前に商品ページで見直す。

テルッツォにも車種別ホルダーがある

カーメイト以外の選択肢も見ておくと、PIAAが公表しているテルッツォの製品情報によると、車種別取付ホルダーセットEH437の適合はスズキ ワゴンR(スティングレー含む)H29.2〜のMH35S/MH55S、マツダ フレア H30.11〜のMJ55S。公表されている適合はMH35S/MH55Sまでで、MH85SやMH95Sに付くかどうかは確認できない。対応するベースは、スクエアバー用がベースフットEF14BLとベースバーEB2〜、エアロバー用がベースフットEF100Aとベースバー(フロント)EB92A・AB/(リア)EB84A・AB。スキースノーボード専用キャリアTULIPA-G4(SS102S)は取付可能な一方、リアサイクルキャリアEC16シリーズはリアハッチの強度が弱いため取付不可と明記されている。ホルダーとベースはメーカーをまたいで組み合わせられないので、カーメイトのステーにテルッツォのホルダーを付ける買い方はできない。

買う前に潰しておきたいこと

  • 駐車場の高さ制限:キャリアを付けると全高が上がる。機械式立体駐車場やマンションの駐車場で引っかかることがあるので、よく使う駐車場の制限値を先に調べる。装着後の実測値を控えておくと、高さ制限のあるトンネルや駐車場入口でも迷わない。
  • 洗車:門型の洗車機はキャリアを付けたままでは基本的に使えない。手洗いにするか、外してから通す。
  • 風切り音と燃費:バーを付けたまま走ると空気抵抗が増える。断面が角ばったスクエアバーより、翼型のエアロバーのほうが音は出にくい傾向がある。年に数回しか使わないなら、使わない時期はバーだけ外せば音も燃費も戻る。ステーとフックを残してバーだけ外せる構成にしておくと着脱が楽だ。
  • 中古のフック:フリマなどでフック単体を買うなら、商品名の車種表記ではなく現物の品番刻印と付属の取扱説明書で品番を見る。ゴム部品やパッキンが劣化する部位なので、状態も見ておく。

かかる金額を他のパーツと並べて考えたいなら

も参考になる。

取り付けの流れと走行後の点検

取り付けは、ドア開口部のウェザーストリップ内側にある指定位置に車種別フックを掛け、取扱説明書が示す前後位置に合わせてステーを置き、締め付け具で規定の締め加減まで固定する流れになる。位置決めは説明書の指示に従い、目分量で決めない。締め加減を管理する道具は、INSUTならトルクノブ、XS201ならトルクレンチが最初から付くので、別に買う必要はない。荷物を載せる前に手で揺すって緩みがないかを確かめ、長距離を走ったあとも締結部を点検する

よくある質問

ルーフレール付きのワゴンRはあるのか

カーメイトの適合情報は全世代とも車種別取付フックを使う構成だけが載っており、レールが付いていない車を前提にしている。レールを掴んで固定する製品を選ぶ話は、この表からは読み取れない。まず実車の屋根を見て、レールの有無を確かめてから表を引く。

結局ワゴンRには何kgまで積めるのか

車種別の上限が30kg。ステー側のカタログ値がこれより大きくても、低いほうが効く。ルーフボックスを使うなら、ボックス本体の重量もこの30kgの中に入る。

どのくらいの高さの荷物まで積めるのか

軽自動車の上限は地上2.5mで、そこからバー上面の高さを引いた分が積める高さになる。ステー高100mmのスクエアベースなら75cm前後が目安だ。

ルーフキャリアを付けたまま車検は受けられるのか

取り付け方法や装着状態によって扱いが変わる部分で、一次情報を確認できていないため断定しない。装着したまま受けたいなら、運輸支局か車検を依頼する整備工場に、実際の装着状態を伝えて聞くのが早い。

フックだけ替えれば別の型式に流用できるのか

ワゴンRの世代間なら、フックを型式に合ったものへ替えれば流用できる(MH#5S系へ移すときはバー品番も要確認)。ただしワゴンRスマイル・ワゴンRソリオ・ワゴンRワイド・ワゴンRプラス、マツダAZ-ワゴンは適合表の上で別の車名として扱われるため、ワゴンRの品番をそのまま持ち込めない。車名が似ていても表を引き直す。他の軽での組み方は

が近い。

まとめ:型式を確かめてから買う

最初にやるのは実車の確認だ。屋根にレールが付いていないこと、すでにステーやバーがあるなら現物の品番刻印を見る。そのうえで車検証の型式欄を見て、早見表のどの行に当たるかを決める。あとは3点構成のうち足りないものを買い足すだけで、世代で変わるのはフックの品番だけだ。積載は30kgまで、高さは地上2.5mからバー上面を引いた分まで。商品ページの車名・型式・年式が自分の車と一致しているかは、注文前に必ず見る。屋根に積む前提で車内の使い方も見直すなら

が参考になる。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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