ムーヴのルーフキャリアおすすめ|世代別フック品番表

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スノーボードや長尺の仕事道具をムーヴに積もうとすると、荷室だけではすぐに足りなくなる。ルーフに載せる装備をそろえるとき最初に詰まるのは商品選びではなく、自分の型式にどのフックが合うのかという一点だ。ムーヴのルーフキャリアはステー・フック・バーの3点で1組になり、世代で変わるのは主にフックの品番。まず車検証の型式欄を見るところから始まる。

目次

ムーヴのルーフキャリアは3点そろって形になる

INNOのベースキャリアは、車体側の土台になるステー、ルーフの縁を掴むフック、荷物やアタッチメントを載せるバーの3点で成立する。INNOの公式サイトの購入ガイドでも、この3種類の品番をそれぞれ確認してから買う手順が案内されている。3点のうち車種で変わるのは主にフックで、ステーとバーは複数の車種で共通のものを使う。

調べ方も決まっている。カーメイトの車種別適合情報でシステムキャリアを選び、メーカーと車種を選んで詳細を開くと、その車に必要なステー・フック・バーの品番が表示される。この3つを控えてから注文する。

世代 型式 INNOの取付フック TERZOの取付ホルダー
4代目 L175S/L185S K339 EH356
5代目 LA100S/LA110S K400 EH398
6代目 LA150S/LA160S K344
7代目 LA850S/LA860S 適合情報で要確認 適合情報で要確認

初めて組むなら、ステーとバーまで入った5代目向けの3点セットが取り違えにくい。

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自分のムーヴがどの世代かを型式で確かめる

型式は車検証の型式欄に載っている。全高も並べたので、キャリアと荷物が何mmの上に積み上がるのかも合わせて見てほしい。

世代 型式 販売期間 全高
初代 L600S/L602S/L610S 1995年8月〜1998年12月 1,620mm
2代目 L900S/L902S/L910S/L912S 1998年10月〜2002年10月 1,695mmほか
3代目 L150S/L152S/L160S 2002年10月〜2006年10月 1,630mm
4代目 L175S/L185S 2006年10月〜2010年12月 1,615mm
5代目 LA100S/LA110S 2010年12月〜2014年12月 1,620〜1,635mm
6代目 LA150S/LA160S 2014年12月〜2023年7月 1,630mm
7代目 LA850S/LA860S 2025年6月5日〜 1,655〜1,670mm

6代目は2023年7月で販売を終え、7代目が出る2025年6月まで新車のムーヴがなかった。そのため今流通している車種別部品は、4代目から6代目までを対象にしたものが中心になる。6代目までがヒンジドア、7代目でスライドドアに変わった点も、自分の車がどちらか迷ったときの手掛かりになる。

世代別のフック品番と、ルーフレール無し車という前提

ムーヴはルーフレールが付かない車として扱われる。ベースキャリアは「ルーフレール無し車用」のフックでドア開口部の縁に掛けて固定する方式で、ルーフレール付きを前提にした部品や、車種名の書かれていない汎用品では取り付けられない。

6代目 LA150S/LA160S はK344

カーメイトの公式オンラインストアが組むムーヴ用セットは、ステーがIN-SUT、車種別フックがK344、バーがINB127BKという構成。K344のメーカー希望小売価格は4,400円で、ステーセットSUの取付けに必要な車種別専用設計の取付フックという位置づけになる。

5代目 LA100S/LA110S はK400

INNOの取付フックはK400。販売店の商品名も「INNO SU取付フック K400 ムーヴ(LA100S/LA110S系)」で、ルーフレールが付かない車のためのフックとして並ぶ。TERZOなら同じ年式帯にEH398が割り当てられており、本体価格は税抜6,000円。

4代目 L175S/L185S はK339

INNOの取付フックはK339。オートバックスの通販サイトでも「INNO SU取付フック K339 ムーヴL175S/L185S系」の商品名で、キャリア専門店のセット表記も「ルーフレール無し車用 INSUT + IN-B127 + K339」と3点で案内されている。TERZOにはEH356があり、PIAAが公開している車種別装着データでは年式H18.10〜・型式L17#S.18#S、本体価格は税抜4,000円。ムーヴ/ムーヴカスタムとして確認できるのはEH356とEH398の2行で、TERZOはこのホルダーにフットとバーを組み合わせて装着する。

7代目 LA850S/LA860S は適合情報を先に見る

7代目は2025年6月5日に出たばかりで、車種別適合情報に追加される時期はメーカーごとに違う。カーメイトやPIAAの最新の適合情報にムーヴ(LA850S/LA860S)の行があるかを自分で確かめてから買ってほしい。掲載が見つからないうちは、他の世代や別車種用のフックで代用できるとは考えないほうがいい。

セットで買うか、フックだけ買い足すか

買い方は2通りある。ステー・フック・バーがそろった車種別セットを買うか、すでにステーとバーを持っている人がフック(TERZOならホルダー)だけを買い足すか。初めて組むならセット、前の車でINNOのステーとバーを使っていたならフックだけ買い替える、と分けて考えれば費用も手間も無駄がない。

バーは断面が四角いスクエアタイプと翼型のエアロタイプに分かれる。スクエアは価格が抑えられ、載せられるアタッチメントの選択肢が広い。エアロは走行時の風切り音と空気抵抗を抑えやすい。カーメイトの公式ストアがムーヴ用として組むセットはスクエアベースで、バーはINB127BKになっている。スキーとスノーボードのホルダーを並べるようにアタッチメントを2つ以上載せるなら、取付幅の合計がバーに収まるかも先に見ておく。最大積載質量は車種ごとに設定される値なので、他の車で通った数字をムーヴに当てはめることはできない。

軽自動車のルーフキャリア選びは他車種でも考え方が同じなので、迷ったら並べて読むといい。

世代別に買える商品を比べる

価格はいずれもAmazonの実売価格で、確認時点の値。日によって動くので目安として見てほしい。

5代目に乗っていてこれから一式そろえるなら、ステー・フック・バーが1箱に入った3点セットが最短。品番を3つ突き合わせる作業がいらない。

カーメイト inno ムーヴ LA100S/LA110S用 ルーフキャリア取付3点セット(INSUT+K400+IN-B117)

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19,170円。中身はINSUT・K400・IN-B117で、5代目LA100S/LA110S向けの構成。

6代目に乗っていて、ステーとバーが手元にあるならフック単品でいい。

カーメイト inno ベーシック取付フック K344(ムーヴ LA150S/LA160S用)

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3,520円。カーメイトの公式ストアがLA150S/LA160S用セットに組んでいるフックと同じ品番。

4代目はINNOとTERZOの2つから選べる。

カーメイト inno ベーシック取付フック K339(ムーヴ L175S/L185S用)

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3,582円。INNOのステーセットSUに組み合わせる4代目向けのフック。

TERZO 車種別取付ホルダー4個入 EH356(ムーヴ/ムーヴカスタム L175S/L185S用)

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3,496円。TERZOのフットとバーを使っている人はこちら。4個入りで、ムーヴカスタムも同じ扱い。

ルーフに積んでよい重さと高さ

製品側の上限と法令側の上限は別々にかかる。まず製品側。ムーヴ用ベースキャリアの最大積載質量は30kgで、これはルーフボックスなどのアタッチメントと積載物を合わせた合計値になる。荷物だけで30kg積めるという意味ではない。ルーフボックスを使うときの上限は組み合わせごとに別に設定されるので、使う構成でメーカーの適合情報を見ておく。

法令側は高さが効く。積載物の高さは軽四輪自動車と三輪自動車で「2.5メートルからその自動車の積載場所の高さを減じた高さ」と定められている(普通車は3.8メートル基準)。全高1,630mm前後のムーヴなら、地面から荷物の一番上まで2.5mが上限で、残る余地は1m弱という計算になる。長さと幅は令和4年5月13日施行の道路交通法施行令の改正で、車の長さ・幅にそれぞれ10分の2を加えたところまで。積み方としては車体の前後から車の長さの10分の1、左右から幅の10分の1を超えてはみ出さないこと。ここは警察が公表している積載制限の解説どおりに守る。

重い物や濡れた物は下に置くほうが扱いやすい。荷室で足りる量なら、そもそもルーフに上げないという選択肢もある。

車名が似た別車種のフックを買わない

通販サイトでムーヴと検索すると、ムーヴキャンバス用の部品も一緒に並ぶ。取付フックK897は「ムーヴキャンバス 年式R4.7〜 型式LA850S/LA860S」用として売られていて、販売店の適合表記にムーヴ本体は含まれていない。7代目ムーヴも型式表記がLA850S/LA860Sで重なるが、型式の文字列が一致しているという理由だけでK897を流用できるとは判断できない。K484も商品名が「ダイハツ ムーヴキャンバス LA800S/LA810S」で、こちらもムーヴ本体用ではない。

防ぎ方は単純で、商品ページと適合表の「車名」「型式」「年式」の3つが自分の車と全部そろっているかを注文前に見る。車名が似ているだけの別車種用フックは、ルーフの縁の形が違うので物理的に掛からないか、掛かっても保持力が足りない。車検証を手元に置いて照合するのが早い。

取り付けたあとに効いてくること

キャリアを付けると全高が上がる。機械式立体駐車場、地下駐車場やドライブスルーの高さ制限、自宅ガレージの梁に当たりやすくなるので、装着した状態で実測してメモを残しておく。門型洗車機は付けたままでは通せないことが多く、手洗いか取り外しが前提になる。

バーを付けたままにすると走行風で音が出て、燃費も落ちる。使わない期間が長いなら外しておく。年に数回しか使わないなら、着脱の手間が少ない構成を選んでおいたほうが結局よく使う。

取り付けは製品の取扱説明書の指定どおりに締め付け、走り出してしばらくしたら緩みがないか点検する。長距離を走る前と、荷物を積み替えたあとにも見ておく。ルーフの塗装を傷めないよう、取り付け面の砂や砂利を落としてから作業する。

見た目の方向をそろえたいなら、足元や外装の記事も参考になる。

よくある質問

ムーヴにルーフレールがないがルーフキャリアは付けられるのか

付けられる。ムーヴはルーフレール無し車として扱われ、車種別フックでドア開口部の縁に掛けて固定する。レールがないことは適合外の理由にならない。

フックだけ買えば取り付けられるのか

フック単体では成立しない。ステーとバーがそろって初めて荷物を載せられる。前の車のINNOのステーとバーを流用できるなら、フックの買い足しだけで済む。

7代目の新型ムーヴ用のルーフキャリアはあるのか

LA850S/LA860Sについては、カーメイトやPIAAの車種別適合情報に行が載っているかどうかで判断してほしい。掲載を自分の目で確認できるまでは、代わりの品番を当てにしない。

ムーヴキャンバス用と書かれたフックはムーヴに使えるのか

使わない。車名が違えばルーフの縁の形が違う。型式表記が重なって見えても、適合表の車名がムーヴになっていないものは対象外と考える。

ルーフには何kgまで積めるのか

ムーヴ用ベースキャリアで30kgまで。アタッチメントと荷物の合計なので、キャリアバーに載せる用具の重さも数に入れる。タイヤやホイールのような重量物を上げるより、

のような足回りの見直しで積載を減らすほうが現実的なこともある。

まとめ

購入前の確認はこの順でいい。

  • 車検証の型式欄で世代を特定する(L175S/L185S、LA100S/LA110S、LA150S/LA160S、LA850S/LA860S)
  • カーメイトの車種別適合情報でステー・フック・バーの3品番を控える
  • 一式そろえるならセット、ステーとバーがあるならフックまたはホルダーだけ買う
  • 商品ページの車名・型式・年式が3つとも自分の車と一致しているか見る
  • 積むのはアタッチメントと荷物の合計30kgまで、高さは地面から2.5mまで

ここまで押さえれば、届いた箱を開けて部品が足りない、掛からない、という事態は避けられる。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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