CX-5のワイパーサイズは運転席600mm・助手席450mm

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CX-5 に何年か乗っていると、雨の日に運転席側のワイパーからビビリ音が出たり、拭いたあとに筋が残ったりしてくる。替えゴムかブレードを自分で買って交換するなら、ボッシュの車種別適合表で見るかぎり、フロントは KE 系(2012〜2017年)も KF 系(2017年2月〜)も運転席側 600mm・助手席側 450mm で、長さで迷うことはない。選び分けが要るのは取付形状のほうで、KE と KF では当てられている品番の形が違う。ただし NWB の適用検索は 2026年5月以降の CX-5 を別の区分にしており、この区分のワイパーの長さと取付形状はこの記事の出典では確かめていないので、この値を当てはめない(後の節を参照)。

目次

CX-5 のフロントワイパーは KE・KF とも 600mm と 450mm

ボッシュの車種別適合表では、KF 系(KF2P・KF5P・KFEP)のすべての型式の行に運転席側 AJ60TL・助手席側 AJ45TL が、KE 系(KEEFW・KEEAW・KE2FW・KE2AW・KE5AW・KE5FW)のすべての型式の行に運転席側 AJ60・助手席側 AJ45 が載っている。ボッシュの品番一覧では、AJ60TL と AJ60 は長さ 600mm、AJ45TL と AJ45 は長さ 450mm だ。世代が変わってもフロントの長さは変わっていない。

ただし CX-5 はこの 2 つの世代だけではない。NWB の車種別適用検索では、CX-5 を年式で 3 つの区分に分けて載せている。

区分 年式 フロントの長さ(ボッシュの適合表と品番一覧)
KE 系 2012年2月〜2017年1月(H24.2〜H29.1) 運転席側 600mm・助手席側 450mm
KF 系 2017年2月〜2026年4月(H29.2〜R8.4) 運転席側 600mm・助手席側 450mm
2026年5月以降 2026年5月〜(R8.5〜) 確かめていない(後述)

この記事の値が当てはまるのは、前の 2 つの区分(KE 系と KF 系)だ。

型式・年式別のワイパー適合表

ボッシュの車種別適合表の CX-5 の行を、型式・年式ごとに並べた。ボッシュの品番一覧のとおり、品番の数字が長さ(cm)に対応している。

KF 系(2017年2月〜)

年式 型式 運転席側 助手席側 特記事項
H29.02〜 DBA-KF5P・LDA-KF2P AJ60TL(600mm) AJ45TL(450mm) 注1(トップロック)
H30.03〜 DBA-KFEP・6BA-KFEP AJ60TL(600mm) AJ45TL(450mm) 注1(トップロック)
H30.03〜 3DA-KF2P・6BA-KF5P AJ60TL(600mm) AJ45TL(450mm) 注1(トップロック)

KF の中では、型式や年式が違っても運転席側・助手席側の品番は同じだ。

KE 系(2012年2月〜2017年)

年式 型式 運転席側 助手席側 特記事項
H24.02〜H25.10 DBA-KEEAW AJ60(600mm) AJ45(450mm) 注4(運転支援有り)
H24.02〜H29.02 DBA-KEEFW AJ60(600mm) AJ45(450mm) 注4(運転支援有り)
H25.10〜H29.02 DBA-KE5AW・DBA-KE5FW AJ60(600mm) AJ45(450mm) 注4(運転支援有り)
H24.02〜H29.02 LDA-KE2AW・LDA-KE2FW AJ60(600mm) AJ45(450mm) 注4(運転支援有り)

ボッシュの適合表の注記には「注6:純正サイズより短くなります」「注7:純正サイズより長くなります」もあるが、CX-5 の行に付いているのは KE が注4、KF が注1 だけで、純正サイズとの長短を示す注記は付いていない。

KE と KF は長さが同じでも取付形状が違う

ボッシュの品番一覧にはアダプタータイプ(取付形状)の列があり、KE 系に当てている AJ60・AJ45 は U フック、KF 系に当てている AJ60TL・AJ45TL はトップロックの品番になっている。KF の行の特記事項が「注1:トップロック」なのも同じ理由だ。

600mm と 450mm という長さだけで探すと、取付形状の合わないブレードを選んでしまうおそれがある。ブレードを買うときは、KE 用・KF 用と型式を指定した商品か、取付形状が合う商品を選ぶ。

リアワイパーの長さは現車で確かめる

リアの長さは、確かめたメーカーの資料からは分からなかった。ボッシュの車種別適合表(エアロツイン J-フィット(+))は運転席側と助手席側の列だけでリアの列が無く、KF 系の取扱説明書のリアワイパーの項もスイッチの操作の説明だけで、ブレードの長さは書かれていない。

リアの替えゴムやブレードを買うときは、今付いているリアのブレードやゴムの長さを実際に測るか、ブレードに書かれた表示を見るか、販売店に車検証の型式を伝えて確かめる。運転席・助手席・リアの 3 本セットの替えゴムもあるが、リアの長さは商品の説明と現車の両方で確かめてから買う。

2026年5月以降の CX-5 は別に確かめる

NWB の適用検索は、2026年5月(R8.5)以降を KE・KF とは別の区分にしている。一方、ボッシュの適合表の CX-5 は KE と KF の行だけで、この区分のワイパーの長さと取付形状は、この記事の出典では確かめられていない。

2026年5月以降の CX-5 には、KE・KF の値を当てはめない。ワイパーメーカーの適合検索か販売店で確かめてほしい。

自分の CX-5 の区分と、今のワイパーが純正かを確かめる

区分は車検証の「型式」欄と初度登録年月で分かる。型式が KE で始まれば KE 系、KF で始まれば KF 系だ。ワイパーの適合表は型式と年式で行が分かれているので、この 2 つが分かれば自分の行が決まる。初度登録が2026年5月以降なら、前の「2026年5月以降の CX-5 は別に確かめる」の節のとおり、KE・KF の値を当てはめずに確かめる。NWB のよくある質問でも、車によって適用する替えゴムの品番が違い、自分の車に合う品番は適用検索で調べられるとしている。

もう1つ見ておきたいのが、今のワイパーが新車時のままかどうかだ。NWB は、適用表に載せている品番は純正ワイパー(新車時に装着されているワイパー)に適用する品番だとしている。過去にワイパーを本体ごと市販品に替えている場合は適用表の品番と異なるので、買う前に本体ごとの交換の有無を確かめるよう求めている。本体ごと替えた覚えがある、または中古で買って経緯が分からないなら、今付いているブレードを確かめてから替えゴムを選ぶ。

替えゴムだけ替えるか、ブレードごと替えるか

ゴムとブレードは傷み方が違う

マツダのメンテナンスパーツの案内では、ブレードには金属疲労・塗膜の破壊・錆が、リフィール(替えゴム)には変形や亀裂が生じるとしている。劣化を放っておくと、雨の日の視界の低下、水滴の残り、異音、最悪の場合はガラスの傷につながるという。長く交換しない場合はもちろん、使っていなくても、駐車の条件によっては外気温度の変化やオゾン、酸性雨の影響で劣化するとしている。

傷んでいる場所で選ぶ

ゴムの変形や亀裂だけなら替えゴム、ブレード側に錆や変形があるならブレードごと替える。替えゴムは今のブレードの金属レールを移して使う前提だ。NWB のよくある質問でも、DW タイプの替えゴムは今使っているワイパーの金属レールを再利用する商品で金属レールは付属しないとして、「金属レールは絶対に捨てないでください」と案内している。また、純正ブレード向けの替えゴムには、社外品のブレードに付かないものがある。ブレードごと替える場合は、長さと取付形状の両方を合わせる。

型式別に選べる交換用ワイパー

ここで挙げる対応型式・年式・取付形状は、どれも販売ページの商品説明(出品者の記載)による。2026年5月以降の CX-5 は、ここの商品も買う前に合うかを確かめる。

商品 商品説明の対応型式 替える範囲 取付形状など
WeCar 替えゴム 3 本セット(KF 用) KF2P・KF5P・KFEP 替えゴム(運転席・助手席・リア) 純正ブレードの金属レールを再利用
ボッシュ AJ60TL+AJ45TL KFEP・KF2P・KF5P ブレード(運転席・助手席) トップロック
WeCar 替えゴム 3 本セット(KE 用) KEEFW・KEEAW・KE2FW・KE2AW・KE5AW 替えゴム(運転席・助手席・リア) 純正ブレードの金属レールを再利用
フェスコ SN6045MS KEEFW・KEEAW・KE2FW・KE2AW・KE5AW ブレード(運転席・助手席) U クリップタイプ

KF 系に合う替えゴム・ブレード

純正ブレードのままでゴムだけが傷んでいるなら、WeCar の KF 用替えゴムで足りる。販売ページの商品説明では、対応年式 H29.2〜、対応型式 KF2P・KF5P・KFEP の、純正ワイパーブレードに対応した替えゴムだ。社外品のブレードに替えている場合は装着できないと書かれている。交換では金属レールを外して再利用し、届いたゴムが純正より長いときはカットが必要な場合があるという。ゴムはグラファイト配合の天然ゴムに撥水コーティングをしたもので、本数は商品写真で確かめるよう書かれている。購入後 30 日以内にビビリが出たら取り替えるとしている。

WeCar CX-5(KF系)用 ワイパー替えゴム 運転席・助手席・リア 3本セット

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ブレードに錆や変形が出ているなら、ボッシュのエアロツイン J-フィット(+) の運転席・助手席セット(AJ60TL+AJ45TL)を選ぶ。ボッシュが適合表で KF の全型式に当てている品番そのもので、販売ページの商品説明でも型式 KFEP・KF2P・KF5P、年式 H29.02〜、長さ 600mm+450mm、アダプターはトップロックとしている。商品名では替えゴム 2 本と撥水ウォッシャーが付くセットだ。KE 系の型式は書かれていないので、KE 系の車には選ばない。

BOSCH エアロツイン J-フィット(+) AJ60TL+AJ45TL CX-5(KF系)用 運転席・助手席セット

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どちらも撥水をうたう物を含むので、使う前に後の「撥水タイプと冬用ブレード」の節を読んでおきたい。

KE 系に合う替えゴム・ブレード

ゴムだけを替えるなら、WeCar の KE 用替えゴムがある。販売ページの商品説明では、対応年式 H24.2〜H29.1、対応型式 KEEFW・KEEAW・KE2FW・KE2AW・KE5AW。KF 用と同じく純正ブレード向けで、社外品のブレードには装着できず、金属レールは再利用し、純正より長いときはカットが必要な場合があるとしている。ゴムはグラファイト配合の天然ゴムに撥水コーティングで、購入後 30 日以内のビビリには取り替えで応じるという。

WeCar CX-5(KE系)用 ワイパー替えゴム 運転席・助手席・リア 3本セット

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ブレードごと替えるなら、フェスコの撥水シリコンワイパーブレード 2 本セット(SN6045MS)。販売ページの商品説明では運転席側 600mm・助手席側 450mm の各 1 本で、取付形状は U クリップタイプ、グラファイトコーティングと特殊シリコンラバーを使ったブレードとしている。商品名には「CX-5」とだけあって「※適合条件確認要」と添えられており、商品説明の CX-5 の適合型式は KE 系の 5 型式だけで、KF 系の型式は書かれていない。出品者も、車検証の型式や初度登録年月などの適合条件を確かめてから買うよう注意している。

FESCO 撥水シリコン ワイパーブレード 600mm+450mm フロント2本セット(CX-5 KE系 適合と記載)

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なお、ボッシュの適合表は KE 系に DBA-KE5FW の行も載せているが、WeCar の KE 用替えゴムは商品名にも商品説明の箇条書きにも KE5FW の記載が無く、フェスコの適合型式にも入っていない。型式が KE5FW の車は、買う前に出品者か販売店に確かめる。

ブレードのメーカーごとの違いを見比べたいなら、次の記事も参考になる。

交換・お手入れのときの注意

KF 系の取扱説明書では、運転席側・助手席側のワイパーアームを立てるときは運転席側から立て、降ろすときは助手席側から手を添えながらゆっくり戻すよう案内している。勢いよく戻すと、ワイパーアームやブレードが損傷したり、フロントガラスに傷や割れが生じたりするおそれがあるという。

同じ取扱説明書は、ワイパーレバーが AUTO(オートワイパー)のときはフロントガラスやワイパーに触れないよう求めている。オートワイパーはフロントガラスのレインセンサーが雨を感知して動くので、作業中に動いて指を挟むおそれがあるからだ。氷雪の除去や清掃のときもレバーが OFF であることを必ず確かめるよう書かれている。交換もレバーを OFF にしてから始める。KE 系は、自分の車の取扱説明書で同じ項を確かめておく。

撥水タイプと冬用ブレードの選び方

KF 系で撥水タイプを選ぶ前に

KF 系の取扱説明書のオートワイパー機能の項には、「フロントガラスに純正品以外の撥水コーティングを使用すると、レインセンサーが雨量を正確に検知できず、オートワイパーが正常に作動しないことがあります。」「純正品以外の撥水コーティングは使用しないでください。」とある。

撥水をうたう替えゴムやブレードを KF 系で選ぶなら、先にこの注意を読み、ガラスへの影響が判断できないときは販売店に相談する。撥水が要らないなら、撥水をうたわない通常品を選ぶのも手だ。

冬は寒冷地用ブレードとアームの立て方で備える

KF 系の取扱説明書は、降雪期にフロントガラスへ雪が付着するのを防ぐために、寒冷地用ワイパーブレード(スノーブレード)を使うよう案内している。通常のワイパーブレードの金属部分をゴムで覆ったもので、必要に応じてマツダ販売店で買えるという。マツダのメンテナンスパーツの案内でも、スノーブレードはワイパー全体がゴムで覆われていて雪が付着しにくい構造だとし、撥水処理されたフロントガラスには必ず撥水ガラス対応のスノーブレードを使うよう案内している。

寒い時期はワイパーゴムがガラスに凍りつくことがあるので、駐車するときはワイパーアームを立てておく(KF 系の取扱説明書の案内)。雪道の備えは次の記事にまとめている。

よくある質問

KE 用と KF 用のワイパーは共用できる?

共用できる前提では選ばない。型式を指定した替えゴムも、KE 用と KF 用で別の商品として売られている。ブレードは型式の取付形状に合わせる。

リアワイパーのサイズは?

確かめたメーカーの資料にリアの長さの記載が無く、数値は確かめられていない。今付いているリアのブレードの長さか表示を見てから選ぶ。

替えゴムだけの交換でもいい?

新車時の純正ブレードのままで、ブレードに錆や変形が無ければ替えゴムだけでよい。ブレードを社外品に替えている車は、純正向けの替えゴムが付かないことがある。

交換の時期の目安は?

マツダは交換時期を何年・何か月という数字では示していない。使っていなくても劣化するので、拭いたあとの水滴の残りや異音が出てきたら替えどきと考えてよい。

まとめ

まずは車検証で型式と初度登録年月を確認する。そのうえで押さえるのは次の 3 つだ。

  • フロントは KE 系・KF 系とも運転席側 600mm・助手席側 450mm(ボッシュの適合表と品番一覧)
  • 取付形状は KE が U フック、KF がトップロックの品番で、ブレードは型式に合わせて選ぶ
  • リアの長さと 2026年5月以降の区分は、現車や販売店で別に確かめる

ワイパーと一緒に、ほかの消耗品も見直しておきたい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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