CX-5 タイヤチェーン|KE/KF系のサイズ別選び方

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スキー場へ向かう峠道や、高速道路の突然のチェーン規制。CX-5でも冬の遠出には、非常用のタイヤチェーンを1セット積んでおくと安心して走れます。選ぶときに外せないのは、装着する位置が駆動輪であること、そして自分のグレードの純正タイヤサイズに合った製品を選ぶことの2点です。CX-5(KE系・KF系)は標準の17インチと上級グレードの19インチで純正タイヤサイズが分かれるため、このサイズを起点に選び方を整理します。ジャッキアップ不要で扱いやすい非金属タイプを中心に、失敗しない冬の備え方を見ていきます。

目次

タイヤサイズ別 チェーン選び早見表

CX-5のチェーン選びは、まず自分の車のタイヤサイズを確認するところから始まります。CX-5(KE系・KF系)の純正サイズは17インチと19インチの2種類で、標準グレードが17インチ、上級グレードが19インチという住み分けです。下の表は、純正サイズと、対応しやすいチェーンのタイプ・価格帯の目安をまとめたものです。

純正タイヤサイズ 主な該当グレードの例 装着チェーンの例 価格帯の目安
225/65R17 標準グレード・エントリー仕様の17インチ車 非金属チェーン/布製ソックス 約5,000〜12,000円
225/55R19 PROACTIVE・L Packageなど19インチ車 非金属チェーン/布製ソックス 約6,000〜13,000円

どちらのサイズも、非金属チェーンや布製タイプの製品ラインアップが用意されています。ただし同じタイプでも製品ごとに対応サイズの一覧が決まっているため、購入前に必ずその製品の適合サイズ表に自分のタイヤサイズが載っているかを確認してください。ここから、CX-5に対応をうたう扱いやすい製品を具体的に見ていきます。

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マツダ CX-5対応 非金属タイヤチェーン ジャッキアップ不要

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こちらはマツダCX-5を名指しで対象にした非金属タイヤチェーンです。ジャッキアップ不要・車両移動不要で装着できる樹脂系タイプで、サイズ調節が可能な全包構造を採用しています。凍結路や圧雪路での滑り止めを想定した設計で、取り付けツールが付属するため、初めての1セットとして車載しておく非常用に向く製品です。車種を明記した製品なので、適合の迷いを減らしたい人に向いた候補になります。価格は1万円台で、購入時は自分のタイヤサイズ(225/65R17または225/55R19)が対象の適合表に含まれるかを必ず確認してください。

樹脂系の非金属チェーンは、金属チェーンに比べて装着時の作業がシンプルで、走行中の振動や騒音も抑えられるのが利点です。全包タイプはタイヤの接地面全体を覆う構造のため、圧雪路での面での噛み込みが期待できます。一方で、乾いたアスファルトを長く走ると滑り止めの粒子や樹脂部の摩耗が進むので、あくまで雪や凍結の区間に絞って使うのが前提になります。CX-5は車両重量のあるミドルSUVなので、耐荷重や対応サイズが自分のグレードに合っているかを、購入前の適合表チェックで押さえておくと失敗しにくくなります。

なお、CX-5には他にもマツダのSUVをまとめて対象にした非金属チェーンや、布製のスノーソックスなど選択肢があります。頻度が低い非常用なら扱いやすさと収納性を、雪道を走る回数が多いなら耐久性を基準に選ぶと、用途に合った1セットを見つけやすくなります。次章以降で、まずサイズ確認の要点と、タイプごとの向き不向きを順に整理します。

CX-5の純正タイヤサイズ(KE系・KF系)

チェーン選びの出発点は、自分の車の純正タイヤサイズを正確に知ることです。CX-5(KE系・KF系)の純正タイヤは、グレードやホイールインチによって次の2サイズに分かれます。マツダの電子取扱説明書では、この2種類のタイヤ・ホイールが記載されています。

グレードとタイヤサイズの対応

マツダ公式の取扱説明書によると、CX-5の純正サイズは以下の2種類です(年式・仕様変更により差があるため、最終確認は車検証と実際のタイヤ側面の表記で行ってください)。

  • 225/65R17:標準グレードやエントリー仕様に装着される、CX-5で最も一般的なサイズです。初代KE系から現行KF系まで共通して設定されています。
  • 225/55R19:PROACTIVEやL Packageなどの上級グレードに装着される19インチで、外径を保ったまま扁平率を下げた設定です。

どちらもタイヤの外径はほぼ同じになるよう設計されていますが、チェーン選びで効いてくるのはあくまでタイヤ側面に刻印された「225/65R17」などのサイズ表記です。ホイールのインチだけでなく、幅・扁平率まで含めて一致する製品を選びましょう。自分のグレードがどちらか分からないときは、次の方法で確認できます。

サイズが分からないときの確認方法

自分の車のサイズが分からない場合は、運転席側のドアを開けた付近に貼られたタイヤ空気圧のラベル、または実際のタイヤ側面の刻印を見れば確認できます。ラベルには前後の指定サイズと空気圧が記載されており、ここが製品選びの一次情報になります。タイヤ側面には「225/65R17 102V」のように、幅・扁平率・リム径・荷重指数・速度記号が並んで刻印されているので、このうち先頭の3つ(例:225/65R17)が製品選びで一致させるべき数値です。中古で購入した車などでは、前オーナーがインチアップ・ダウンしている場合もあるため、カタログ値ではなく現車のタイヤを基準にしてください。CX-5は前後で同じサイズを履くのが基本ですが、装着する側のタイヤ表記を確認しておくと確実です。より詳しいサイズ別のタイヤ選びは、関連記事のタイヤサイズ一覧もあわせて参考にできます。

チェーンは駆動輪に装着する(FF・4WDの基本)

タイヤチェーンは、駆動輪に装着するのが原則です。CX-5には2WD(FF)と4WD(i-ACTIV AWD)がありますが、どちらも前輪が駆動の中心となるため、チェーンは前輪の左右2本に装着します。マツダの案内でも、4WD車を含めチェーンは前輪に装着して使うよう説明されています。

なぜ前輪なのか

FF車は前輪でエンジンの駆動力を路面に伝えているため、雪道で前輪が空転すると発進も加速もできません。前輪にチェーンを巻くことで、この駆動力を確実に雪面へ伝えられます。CX-5の4WDは通常時は前輪主体で駆動し、滑りを検知すると後輪へも配分する方式のため、こちらも前輪への装着が基本です。後輪だけに付けても発進性能は十分に得られないので、装着位置を間違えないよう注意します。

装着後の運転で気をつけること

チェーンやスノーソックスを装着したら、急発進・急ブレーキ・急ハンドルの「3つの急」を避けて丁寧に走ります。とくに布製・樹脂系タイプは金属チェーンより制限速度が低く設定されており、製品によって時速30〜50km以下が目安です。速度を守らないと生地や樹脂の摩耗が早まり、最悪の場合は破損して外れるおそれがあります。雪や凍結のある区間に限って使い、乾いた路面を長距離走り続けないのが基本です。

金属・非金属・布製の違いと選び方

タイヤチェーンには大きく分けて金属チェーン、非金属(樹脂・ゴム)チェーン、布製チェーン(スノーソックス)の3タイプがあります。CX-5のようなミドルサイズSUVで非常用として1セット備えるなら、扱いやすさと耐久性のバランスで選ぶのがポイントです。国土交通省がチェーン規制で参考に挙げるチェーンも、金属・ウレタン/ゴム・布製の3種類です。

タイプごとの特徴

  • 非金属チェーン:ゴムや樹脂製で乗り心地と静粛性に優れ、繰り返しの使用にも耐えます。JASAA認定品はチェーン規制にも対応します。布製より価格は上がり収納もかさばりやすい一方、耐久性と静粛性のバランスが良好です。
  • 布製(スノーソックス):タイヤにかぶせるだけで装着でき、収納も小さくたためて軽い。価格も手頃で、非常用の最初の1セットに選ばれます。耐久性は金属より低く、深い雪やアイスバーンの連続には不向きです。
  • 金属チェーン:氷雪路のグリップは高くコスト面でも優れますが、装着に手間がかかり乗り心地・騒音の面では劣ります。

CX-5での選び方の基準

年に数回、突然のチェーン規制や積雪に備える使い方なら、ジャッキアップ不要で短時間に装着できる非金属チェーンや布製ソックスが現実的です。この記事で紹介したCX-5対応の非金属タイプは、いざというときに車載しておく非常用として扱いやすい選択肢になります。一方、毎年まとまった雪道を走る、スキー・スノーボードで頻繁に山へ入るという使い方なら、耐久性で勝る金属チェーンやスタッドレスタイヤとの併用も候補になります。なお、高速道路のチェーン規制区間で布製チェーンが認められるかは規制の種別によるため、走行予定路線の案内も事前に確認しておくと安心です。

チェーンの装着手順(前輪2本)

非金属チェーンや布製ソックスは、金属チェーンのようにタイヤの裏側で細かい金具を留める作業が少なく、初めてでも扱いやすいのが利点です。CX-5では前輪の左右2本に装着します。ここでは一般的な装着手順を整理します。実際の作業前には、購入した製品の付属説明書を確認してください。

手順1:安全な場所に停めて上側から装着する

安全な場所に停車し、パーキングブレーキをかけます。非金属チェーンはタイヤの上半分にネットや樹脂部を回し掛けし、布製ソックスは生地をタイヤの上半分にかぶせます。このとき、内側(タイヤに触れる面)と外側を間違えないよう、製品のマークや向きを確認します。前輪はハンドルを軽く切っておくと、タイヤの外側に手が入りやすく作業が進みます。

手順2:車を少し動かして下側を留める

上側をかぶせたら、いったん運転席に戻り、車を前後に半回転〜1回転ぶんだけゆっくり動かします。これで手が届かなかったタイヤの下側が上に来るので、残りを引き上げてタイヤ全体を包み、フック類があれば留めます。左右2本とも同じ手順で装着したら、チェーンや生地がタイヤ全周に密着しているか、たるみやズレがないかを目視で点検します。

手順3:数百メートル走って増し締めを確認する

装着後は低速で数百メートル走り、いったん停車して位置を再確認します。走り始めの摩擦で位置が落ち着くため、最初のズレを直しておくと以降が安定します。布製・樹脂系は製品ごとに時速30〜50km以下の速度制限があり、この上限を守ることが破損を防ぐ最大のポイントです。装着したまま雪のない乾いた路面を長く走らないようにも注意します。

装着前後の準備と保管のコツ

いざチェーンが必要になる場面は、たいてい寒く暗い路肩です。慌てないためにも、シーズン前に一度、自宅で装着の練習をしておくと落ち着いて冬を迎えられます。

シーズン前にやっておくこと

購入したら、まず晴れた日にガレージや駐車場で実際に装着してみましょう。非金属・布製タイプでも、初めてだと回し掛けの位置や向きに戸惑うことがあります。一度練習しておけば、実際の雪道でも落ち着いて数分で装着できます。あわせて、荷室に収納する場所を決め、手袋やライトも一緒に入れておくと現場で役立ちます。CX-5は荷室下のサブトランクにも小物を収められるので、収納場所として活用できます。

使用後の手入れと保管

布製チェーンは使ったあとに雪や融雪剤が付着したまま放置すると、生地の劣化や悪臭の原因になります。使用後は水でよく洗い、日陰で完全に乾かしてから収納してください。非金属チェーンも融雪剤や泥を落としてから保管します。金属チェーンの場合はサビ止めのため水分を拭き取ります。次のシーズンにすぐ使えるよう、乾燥した状態で袋にまとめておくのが長持ちのコツです。

よくある質問

CX-5のタイヤチェーンは前輪と後輪どちらに付けますか?

前輪に付けます。CX-5は2WD(FF)・4WD(i-ACTIV AWD)のいずれも前輪が駆動の中心となるため、チェーンは前輪の左右2本に装着します。マツダの案内でも4WD車を含めて前輪装着とされており、後輪だけに付けるのは誤りです。装着後は密着とたるみを目視で点検してください。

CX-5の純正タイヤサイズは何ですか?

CX-5(KE系・KF系)の純正は225/65R17と225/55R19の2種類で、標準グレードが17インチ、上級グレードが19インチを履きます。マツダの取扱説明書にもこの2サイズが記載されています。チェーンはこのサイズに対応した製品を選ぶ必要があるため、まず現車のタイヤ側面か空気圧ラベルでサイズを確認してください。

布製チェーン(スノーソックス)でもチェーン規制は通れますか?

区間や規制の種別によって扱いが異なります。国土交通省はチェーンとして金属・ウレタン/ゴム・布製の3種類を参考に挙げていますが、走行予定の高速道路・峠道の規制情報を事前に確認し、規制の内容に合った製品を用意してください。心配な場合はJASAA認定の非金属チェーンを選ぶと確実です。

スタッドレスタイヤを履いていてもチェーンは必要ですか?

スタッドレスタイヤはアイスバーンや深い雪では万能ではなく、急な登坂やチェーン規制区間では別途チェーンが求められる場面があります。2018年に始まったチェーン規制の指定区間では、スタッドレス装着車でもチェーン装着が求められるため、非常用として車載しておくと安心です。装着する場合は、そのタイヤサイズに対応した製品かどうかを確認してください。

まとめ

CX-5のタイヤチェーン選びは、次の3点を押さえれば大きく外しません。第一に、装着位置はFF・4WDともに駆動輪である前輪の左右2本。第二に、自分のグレードの純正タイヤサイズ(標準の225/65R17、または上級グレードの225/55R19)を現車で確認し、その表記に対応した製品を選ぶこと。第三に、年に数回の非常用なら、ジャッキアップ不要で扱いやすい非金属チェーンや布製ソックスが現実的な選択肢になることです。シーズン前に一度装着を練習し、使用後はよく乾かして保管すれば、いざというときに慌てず冬の道を走れます。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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