更新日:2026年8月
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この記事は新型RAV4 60系(6代目・2025年12月発売)とハリアー80系の比較記事です。50系RAV4との比較をお探しの場合は内容が異なりますのでご注意ください。
結論:新型RAV4 60系とハリアー80系は荷室の考え方が分かれる
新型RAV4 60系とハリアー80系はホイールベースが2,690mmで共通です。全幅もRAV4のZとハリアーが1,855mmで並びます。共通点が多い一方で、荷室の扱い方には違いがあります。カスタムパーツはどちらもメーカー純正系の設定があります。この記事では公式の主要諸元表とメーカー公表値を軸にどちらを選ぶべきか整理します。
ボディサイズ・室内空間のスペック比較
外寸の違いは全長と全高に集中しています。全幅とホイールベースは同じ数値です。そのため駐車場選びや取り回しの感覚は近いです。
| 項目 | 新型RAV4 60系(Z) | ハリアー80系(Z) | 差分 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,600mm | 4,740mm | ハリアー +140mm |
| 全幅 | 1,855mm | 1,855mm | 同一 |
| 全高 | 1,680mm | 1,660mm | RAV4 +20mm |
| ホイールベース | 2,690mm | 2,690mm | 同一 |
| 室内長 | 1,880mm | 1,880mm | 同一 |
| 室内幅 | 1,525mm | 1,520mm | RAV4 +5mm |
| 室内高 | 1,220mm | 1,215mm | RAV4 +5mm |
| 最低地上高 | 190mm | 190mm | 同一 |
| 最小回転半径 | 5.7m | 5.7m | 同一 |
全長はハリアーが140mm長く、全幅とホイールベースは同一です。全高はRAV4が20mm高く、最低地上高と最小回転半径はどちらも同じ数値です。いずれも両車の公式の主要諸元表の値です。
室内幅はRAV4が5mm広く、室内高も5mmの差です。体感できる差ではないものの、数値上RAV4がわずかに広いです。なお室内寸法はいずれも社内測定値で、主要諸元表は室内高についてRAV4がパノラマムーンルーフ装着時に1,210mm、ハリアーが調光パノラマルーフ装着時に1,185mmになると注記しています。
Adventure グレードは全長4,620mm、全幅1,880mmとやや大きくなります。プラグインハイブリッド車のGR SPORTも全長4,645mm、全幅1,880mmです。機械式立体駐車場は装置ごとに幅・高さ・重量の制限が異なるため、事前確認が必要です。
一般的な平面駐車場であれば両車とも問題なく収まります。ただし駐車枠の幅は場所によって異なるため、乗り降りのしやすさは実際の駐車環境で確認してください。
タイヤサイズの選定では、ホイールのPCDやオフセットの確認が欠かせません。RAV4 60系の純正サイズは新型RAV4 60系のタイヤサイズ一覧で確認できます。
荷室の違い:749Lを公表するRAV4と非公表のハリアー
スペック比較で考え方が最も分かれるのが荷室です。RAV4 60系はハイブリッド車のデッキボード下段時に749L(VDA法による社内測定値)を公表しています。ハリアー80系についてトヨタはラゲージ容量のリットル値を公表しておらず、公式サイトが示す目安は「ゴルフバッグ3個」(9.5インチ)という表現だけです。数値をそのまま並べる比較はできません。
| 項目 | 新型RAV4 60系 | ハリアー80系 |
|---|---|---|
| ラゲージ容量(VDA法・社内測定値) | ハイブリッド車749L(デッキボード下段時)/705L(上段時)、プラグインハイブリッド車672L | 公式非公表 |
| ラゲージ奥行き | 961mm(5名乗車時)/1,806mm(2名乗車時) | 公式非公表 |
| ラゲージ幅 | 最小1,002mm/最大1,386mm(デッキサイドポケット部を含む場合1,540mm) | 公式非公表 |
| ラゲージ高さ(デッキボード上段時) | 847mm | 公式非公表 |
| ラゲージ高さ(デッキボード下段時) | 933mm | 公式非公表 |
| ゴルフバッグ(9.5インチ) | 4個 | 3個 |
ラゲージ寸法はいずれもハイブリッド車の数値で、プラグインハイブリッド車にデッキボード下段はありません。キャンプ用テントやベビーカーを常時積むなら、寸法が公表されているRAV4は積載イメージを事前に当てて確認できます。ハリアー側はラゲージ寸法が公表されていないため、同じ当て方はできません。
デッキボードを上段にセットした場合は705L(ハイブリッド車・VDA法による社内測定値)です。プラグインハイブリッド車は672Lで、デッキボード下段の設定はありません。日常の買い物レベルでは両車とも不便を感じにくい容量です。積む荷物の高さと長さで使い勝手の差が出ます。
後席を倒した際のフロア面も違いがあります。RAV4についてトヨタは公式リリースで「後席を倒したときの床の傾斜を緩やかにすることで荷室がよりフラットになり、長尺物が積み込みやすくなりました」と説明しています。奥行きは2名乗車時で1,806mmです。ハリアー側は同種の寸法が公表されていないため、長尺物を積む予定があるなら実車で確認してください。
パーツ選びやカスタムの全体像はRAV4 50系 カスタムパーツ完全ガイドにまとめています。
パワートレイン・燃費性能の比較
新型RAV4 60系はハイブリッド車とプラグインハイブリッド車のみのラインアップです。ハリアー80系も2026年8月版の主要諸元表と環境仕様ではハイブリッドのみで、載る車両型式は6AA-AXUH80/6AA-AXUH85だけです。ガソリン車は現行の一覧から外れています。
| 項目 | 新型RAV4 60系 | ハリアー80系 |
|---|---|---|
| ガソリン車 | 設定なし | 設定なし(2026年8月版の主要諸元表による) |
| ハイブリッド車 | 2.5L(6AA-AXAN64) | 2.5L(6AA-AXUH80/6AA-AXUH85) |
| プラグインハイブリッド車 | 2.5L(6LA-AXAP64・2026年3月9日発売) | 設定なし(2026年8月版の主要諸元表による) |
| ハイブリッド車の燃費(WLTC) | 22.5km/L(Z)/22.9km/L(Adventure) | 22.4km/L(Z・2WD)/21.7km/L(Z・E-Four)/22.7km/L(G・2WD)/22.0km/L(G・E-Four) |
| システム最高出力 | 177kW(240PS) | —(主要諸元表・環境仕様に記載なし) |
| エンジン/モーター最高出力(ハイブリッド車・主要諸元表) | エンジン137kW(186PS)/フロントモーター100kW(136PS)/リヤモーター40kW(54PS) | エンジン131kW(178PS)/フロントモーター88kW(120PS)/リヤモーター40kW(54PS) |
| 駆動方式 | E-Fourのみ | 2WD(FF)/E-Four |
| 車両重量(ハイブリッド車) | 1,710〜1,720kg(E-Four) | 1,650〜1,690kg(2WD)/1,720〜1,750kg(E-Four) |
WLTCモードの数値は両車とも同水準で、グレードと駆動方式で前後します。ハリアーのG(2WD)は22.7km/LでRAV4のZの22.5km/Lを上回ります。なおハリアーの主要諸元表には、調光パノラマルーフを装着した場合はWLTC22.3km/L(E-Fourは21.6km/L)になるという注記が付きます。実燃費は走行環境に左右されるため、カタログ値だけで優劣は決まりません。
RAV4 60系のハイブリッドについては、トヨタ公式のニュースルームがシステム最高出力177kW(240PS)と公表しています。ハリアー側について、同じ条件で並べられるシステム最高出力は、公式の主要諸元表と環境仕様では確認できません。両車を同じ出典系統でそろえる場合は、主要諸元表のエンジン/モーター最高出力が使えます。リヤモーターはRAV4 60系のハイブリッド車が全車E-Fourで、ハリアー80系はE-Four車のみの設定です。車両重量は駆動方式をそろえると、E-Four同士でRAV4のZが1,720kg、ハリアーのZが1,740kgです。ハリアーの主要諸元表には、調光パノラマルーフを装着した場合は20kg増加するという注記が付きます。
両車ともハイブリッド専用のラインアップになったため、ガソリンエンジン単体のモデルを条件にするなら、この2車種以外を検討することになります。駆動方式で選ぶなら、2WD(FF)を用意しているのはハリアー側です。RAV4 60系は公式の主要諸元表に載る全型式がE-Fourです。
価格帯とグレード構成の違い
エントリー価格はほぼ横並びです。上限側はプラグインハイブリッド車を持つRAV4のほうが高くなります。
| グレード | 新型RAV4 60系 | ハリアー80系 |
|---|---|---|
| エントリー(ハイブリッド車) | Adventure 4,500,000円 | G(2WD)4,396,700円 |
| 上級(ハイブリッド車) | Z 4,900,000円 | Z レザーパッケージ 5,186,500円(2WD)/5,406,500円(E-Four) |
| 特別仕様車(ハイブリッド車) | 設定なし | Z レザーパッケージ・ナイトシェード 5,341,600円(2WD)/5,561,600円(E-Four) |
| プラグインハイブリッド車 | Z 6,000,000円 | 設定なし(2026年8月版の主要諸元表による) |
| プラグインハイブリッド車(上級) | GR SPORT 6,300,000円 | 設定なし(2026年8月版の主要諸元表による) |
| グレード構成 | 4種類(Z・Adventure・Z〔PHEV〕・GR SPORT〔PHEV〕) | 3種類(G・Z・Z レザーパッケージ)+特別仕様車ナイトシェード |
価格はいずれも2026年8月22日時点のメーカー希望小売価格(税込)です。ハリアー側の値はGAZOO(トヨタ自動車が運営する車種情報サイト)の車種カタログで確認しています。ハリアーはハイブリッドのG(2WD)4,396,700円から始まります。2WDが選べる点はRAV4との違いで、RAV4は全車E-Four(電気式4WD)のため2WDで初期費用を抑える選び方ができません。
一方、RAV4のAdventure 4,500,000円はE-Fourが標準です。4WDを前提にするなら、ハリアーのE-FourはG 4,616,700円からで、RAV4のAdventureとほぼ同じ価格帯に並びます。
プラグインハイブリッド車は2026年2月に追加設定された区分で、ZとGR SPORTの2グレードがあります。トヨタは2026年2月19日のニュースリリースで「新型RAV4(PHEV)を、3月9日に発売します」と公表し、メーカー希望小売価格(消費税込み)をZ 6,000,000円、GR SPORT 6,300,000円としています。
カスタムパーツの対応状況と費用感
ここではメーカー各社の公式サイトに掲載があるカスタムパーツを整理します(2026年8月22日確認)。
ハリアー80系は2020年6月の発売です。ハリアー用のカスタムパーツは、モデリスタ・TRD・シルクブレイズの各公式サイトに掲載があります(2026年8月22日確認)。モデリスタはエクステリア・ホイール・インテリア・ユーティリティーの4カテゴリ、TRDはGRパーツ名義でエアロパーツセット・GRスポーツマフラー・20インチアルミホイールセットなどを掲載しています。シルクブレイズは公式カタログに「80 HARRIER エアロパーツコレクション」を掲載しています。
新型RAV4 60系は2025年12月17日の発売です。RAV4 60系用のカスタムパーツも、モデリスタとTRDの公式サイトに掲載があります(2026年8月22日確認)。モデリスタはfor Zとfor Adventureの2スタイルを、TRDはGRパーツ名義でエクステリア・ファンクショナル・ホイール・その他の4カテゴリを掲載しています。掲載商品の点数を両車で比べられる公式データは確認できていません。
| カスタム項目 | 新型RAV4 60系 | ハリアー80系 |
|---|---|---|
| エアロパーツ | 純正系(モデリスタ/GRパーツ)+社外から展開中 | GRパーツ(TRD)のエアロパーツセット・シルクブレイズのエアロパーツコレクション・モデリスタのエクステリアに設定あり |
| マフラー | 社外数社から展開中 | GRパーツ(TRD)のGRスポーツマフラー(GRリヤバンパースポイラーと同時装着) |
| ホイール | 純正系(モデリスタ/GRパーツ)に60系専用セットあり | モデリスタのホイール・GRパーツ(TRD)の20インチアルミホイールセット |
| 内装パーツ | モデリスタにインテリアの設定あり | モデリスタにインテリアの設定あり |
| LEDバルブ類 | 一部流通あり | 社外から流通あり |
| 発売時期 | 2025年12月 | 2020年6月 |
50系RAV4用パーツの一部は60系でも流用できる可能性があります。ただし形状変更があるため、適合確認は必須です。購入前にメーカーの適合表で60系(6AA-AXAN64/6LA-AXAP64)に対応しているか確かめてください。
RAV4 60系のエアロパーツは新型RAV4 60系 エアロパーツで最新の対応状況を確認できます。ハリアー80系のカスタム情報はハリアー80系 フロントグリルも参考になります。
安全装備・先進機能の比較
両車ともToyota Safety Senseを搭載しています。ここからは公式サイトと主要諸元表の表記に沿って整理します。
新型RAV4 60系についてトヨタは、新世代マルチメディアと最新のToyota Safety Senseの搭載を実現したと説明しています。開発ではソフトウェア開発の基盤である「Arene」をトヨタで初めて採用しました。Toyota Safety Senseとアドバンスト ドライブの一部のプログラムは、DCMによる無線通信で販売店に入庫することなく最新のソフトウェアに更新できます。
ハリアー80系もToyota Safety Senseを搭載しています。世代ごとの検知範囲の違いは公式に比較値が示されていないため、装備一覧で機能を個別に確認してください。ハリアーのディスプレイオーディオは2種類とも12.3インチHDディスプレイで、Apple CarPlay・Android Autoに対応します。
駐車支援では、RAV4 60系にトヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(リモート機能付)]が設定されています。ハリアー80系は標準装備がバックガイドモニターで、パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)は88,000円のメーカーオプションです。パーキングサポートブレーキ(後方歩行者)やカメラ洗浄機能とのセットオプションになります。
使い分けシナリオ
スペック数値をもとに、用途別の選び方を整理します。
新型RAV4 60系が合うケース:
- キャンプ道具や大きな荷物を頻繁に積む。749L(ハイブリッド車・デッキボード下段時)の荷室が活きる場面です
- 雪道や未舗装路を走ることがある。全車E-Fourで対応できます
- 無線通信でのソフトウェア更新に対応した最新のToyota Safety Senseを使いたい
- 後席と荷室の広さを最優先にしたい
ハリアー80系が合うケース:
- 都市部が中心で、クーペSUVのデザインを重視する
- 2WD(FF)を選んで初期費用を抑えたい。RAV4は全車E-Fourです
- カスタムパーツを純正系と社外の両方から選びたい。純正系のモデリスタ・GRパーツ(TRD)に加え、社外のシルクブレイズにもハリアー80系向けの設定があります
- ハイブリッド一本で選びたい。プラグインハイブリッド車が必要ならRAV4側になります
ホイールベースと室内寸法が近いため、居住空間の感覚は大きくは変わりません。最終的な決め手は荷室の使い方とデザインの好みです。迷う場合は、普段の荷物量を基準に判断してください。公表値と実車確認の両方が判断材料になります。
乗り換え検討中でRAV4 60系のホイール選びを先に調べたい場合は、新型RAV4 60系 ホイール おすすめを参照してください。
Q1. RAV4 60系とハリアー80系はホイールベースが同じですか?
はい。両車の公式の主要諸元表はいずれもホイールベース2,690mmです。全幅もRAV4のZとハリアーが1,855mmで並びます。ただしサスペンションの味付けやボディ剛性の設計は車種ごとに異なります。
Q2. 新型RAV4 60系にガソリン車の設定はありますか?
ありません。60系はハイブリッド車(6AA-AXAN64)とプラグインハイブリッド車(6LA-AXAP64)のみです。ハリアー80系も2026年8月版の公式の主要諸元表と環境仕様ではハイブリッドのみで、ガソリンエンジン単体のモデルは設定がありません。
Q3. リセールバリューはどちらが有利か比較できますか?
中古車相場は年式・グレード・装備・走行距離で動くため、車種単位で断定できるデータをこの記事では扱っていません。判断材料が必要な場合は、残価設定ローンの残価率を販売店でグレードごとに比較してください。買取店の査定額を複数見比べる方法もあります。
Q4. 50系RAV4のパーツは60系に流用できますか?
一部の小物パーツは流用できる可能性がありますが、外装パーツは形状が大きく変わっています。エアロ系は流用できない前提で、購入前にメーカーの適合表で60系(6AA-AXAN64/6LA-AXAP64)に対応しているか確認してください。
Q5. 維持費はどちらが安いですか?
ハイブリッド同士の比較では大きな差は出にくいです。自動車税は両車とも総排気量2.487Lのハイブリッド車で同じ区分になります。WLTCモードの燃費もグレードと駆動方式で前後する程度で、どちらかが一方的に有利という関係ではありません。任意保険料や消耗品の価格はグレードと装備で変わるため、見積もりで比べてください。
まとめ
新型RAV4 60系とハリアー80系の比較で最も考え方が分かれるのは荷室です。RAV4は749L(VDA法・社内測定値/ハイブリッド車のデッキボード下段時)を公表していますが、ハリアーはラゲージ容量のリットル値を公表していません。パワートレインは両車の公式の主要諸元表ではどちらもハイブリッドが軸で、プラグインハイブリッド車を選べるのはRAV4側です。価格は2026年8月22日時点でRAV4が4,500,000〜6,300,000円、ハリアーが4,396,700〜5,561,600円です。カスタムパーツは両車ともモデリスタとTRDの公式サイトに掲載があり、ハリアー80系にはシルクブレイズの設定もあります(2026年8月22日確認)。購入を検討する際は、試乗で荷室の使い勝手を確かめてから判断してください。

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