更新日:2026年8月
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RAV4 60系は全グレードPCD114.3mm・5穴、オフセットは+30mmと+40mm
この記事は新型RAV4 60系(6代目・型式:6AA-AXAN64/6LA-AXAP64、2025年12月〜)を対象にしています。先代の50系(2019年4月発売)とはタイヤ・ホイールサイズが異なります。ご自身の型式を車検証で確認のうえお読みください。
RAV4 60系(6代目、2025年12月17日発売)のホイール選びで最初に押さえたいのが、PCD・オフセット・ハブ径の3つです。トヨタが公表している工場装着タイヤ・ホイールサイズでは、PCD114.3mm・5穴・ハブ穴径 約60mmはハイブリッド車もプラグインハイブリッド車も全グレードで共通です。一方、インセット(オフセット)はZが+40mm、AdventureとGR SPORTが+30mmに分かれます。純正値はグレードで違うため、自分のグレードの値を確認してから選びます。
RAV4 60系のグレード別純正ホイールサイズ一覧
トヨタが公開している工場装着タイヤ・ホイールサイズ(2025年12月モデル以降)をもとに、現行60系の全5設定を一覧にまとめました。PCD114.3mm・穴数5・ハブ穴径 約60mm・ナット締結は5設定とも共通で、違うのはタイヤ/ホイールサイズとインセットです。購入前にご自身のグレードと照合してください。
| 区分 | グレード | 設定 | タイヤサイズ | ホイールサイズ | インセット |
|---|---|---|---|---|---|
| ハイブリッド車 | Z | 標準 | 235/60R18 | 18×7.5J | +40mm |
| ハイブリッド車 | Z | メーカーオプション | 235/50R20 | 20×7.5J | +40mm |
| ハイブリッド車 | Adventure | 標準 | 235/60R18 | 18×7.5J | +30mm |
| プラグインハイブリッド車 | Z | 標準 | 235/50R20 | 20×7.5J | +40mm |
| プラグインハイブリッド車 | GR SPORT | 標準 | 235/50R20 | 専用20×7.5J | +30mm |
ハイブリッド車(6AA-AXAN64)の傾向
ハイブリッド車はZとAdventureの2グレードで、どちらも235/60R18+18×7.5Jのアルミホイールが標準です。Zは235/50R20+20×7.5Jをメーカーオプションで選べます。インセットはZが+40mm、Adventureが+30mmで、同じ18インチでもAdventureのほうがホイールは外側に出る設定です。
プラグインハイブリッド車(6LA-AXAP64)の傾向
プラグインハイブリッド車は2026年2月に追加設定された区分で、ZとGR SPORTの2グレードとも235/50R20+20×7.5Jが標準です(GR SPORTは専用ホイール)。PCD114.3mm・5穴・ハブ穴径 約60mmはハイブリッド車と共通で、インセットはZが+40mm、GR SPORTが+30mmです。
PCD・オフセット・ハブ径の意味と確認方法
社外ホイールを探す前に、各数値が何を示しているのかを理解しておくと失敗を防げます。
PCDとは(5穴114.3mmの意味)
PCD(Pitch Circle Diameter)は、ホイールを固定するボルト穴の中心を結んだ円の直径です。RAV4 60系は全5設定とも「5穴・PCD114.3mm」です(トヨタ公表の工場装着タイヤ・ホイールサイズより)。PCDと穴数が合わないホイールは装着できないため、社外ホイールはまずこの2つを条件に絞り込みます。
オフセットとは(+30と+40の違い)
オフセット(インセット)は、ホイールの取り付け面がリム幅の中心からどれだけ外側にずれているかを示す数値です。数値が大きいほどホイールが車体の内側に引っ込み、小さいほど外に出ます。RAV4 60系ではZが+40mm、AdventureとGR SPORTが+30mmです(トヨタ公表値)。同じ車体でも、+30mmのAdventureとGR SPORTのほうがホイールは外側に出る設定ということになります。
ホイール選びの具体的な製品情報についてはRAV4 60系のホイールおすすめ記事で詳しくまとめています。
ハブ穴径 約60mmの重要性
ハブ径はホイール中心の穴の直径で、RAV4 60系は約60mm(トヨタ公表のハブ穴径)です。社外ホイールの多くは汎用性を持たせるためにハブ穴が大きく作られています。ハブ径が合わないまま装着すると走行中にブレが出ることがあるため、ハブリング(変換リング)の使用を検討してください。
ホイールナットの座面形状とサイズの確認
トヨタの工場装着タイヤ・ホイールサイズの表に載っているのは、締結方法がナット締結で、「(ハブボルト関係)穴径」が約19mmという点までです。この約19mmはホイール側のボルト穴の径で、ホイールナットの二面幅(工具サイズ)ではありません。ねじ径×ピッチは、購入するホイールやナットの適合表で必ず確認してください。社外ホイールによっては専用ナットが必要なケースもあるため、ナット形状(テーパー/平座面)もあわせて確認しましょう。
社外ホイールを選ぶときに確認すべき5つのポイント
実際に社外ホイールを選ぶ際、スペック面で押さえるべきポイントを5つに絞りました。
1. PCD114.3 / 5穴は必須条件
最も基本的な確認事項です。PCD100mmやPCD112mmのホイールは物理的に取り付けできません。通販サイトで「114.3」のフィルターをかけて絞り込むのが手軽です。
2. オフセットは純正実績の+30〜+40mmを目安にする
純正値の前後で選ぶのが基本です。現行60系の純正インセットは+30mm(Adventure・GR SPORT)と+40mm(Z)で、この範囲から大きく外すほど、外側はフェンダーとの位置関係、内側はサスペンションやブレーキとのすき間に影響が出ます。社外ホイールを検討するときは、メーカーの適合表で対応車種と型式(6AA-AXAN64/6LA-AXAP64)まで確認してください。
タイヤサイズとの兼ね合いについてはRAV4 60系のタイヤサイズ解説記事も参考にしてみてください。
3. ハブリングでセンター出し
社外ホイールのハブ穴径は製品ごとに異なります。メーカー公表値の例では、WedsSport SA-20R(5穴・PCD114.3)がφ73、ENKEI PF05(18インチ・PCD114.3)がφ75で、いずれも車両側の約60mmより大きい値です。ホイール側のハブ穴が車両側より大きい場合は、ハブリング(変換リング)を使ってセンターを合わせます。取り付けの際に注意したいのは、ハブリングのサイズが「外径→ホイール側」「内径→車両側(約60mm)」の組み合わせで正しいかという点です。
4. タイヤ外径は約739〜743mmから外さない
インチアップやインチダウンをするとき、タイヤ外径が純正値から大きくずれるとスピードメーターに誤差が生じます。RAV4 60系の純正外径は、235/60R18が約739mm、235/50R20が約743mm(いずれもタイヤ呼称からの計算値)です。この帯から外さないようにサイズを選ぶと、インチ変更時も速度計の誤差を小さく抑えられます。
5. キャリパーとスポークのクリアランス
純正より小さいリム径のホイールを選ぶ場合、ブレーキキャリパーとホイールスポークの隙間が狭くなることがあります。現行60系の工場装着(常用)ホイールは18インチと20インチの2種類です(応急用スペアタイヤには17インチのメーカーオプションがあります)。本締め前に仮組みして手で回し、干渉が無いことを確かめてください。
オフセットを間違えるとどうなる?失敗例と対処法
フェンダーからはみ出す(オフセットが小さすぎる場合)
オフセットを純正値から下げるほど、ホイールとタイヤは外側へ張り出します。タイヤがフェンダーからはみ出した状態は、道路運送車両の保安基準第18条第1項第2号(回転部分の突出)に基づく審査で不適合となるおそれがあります。ただし、はみ出すかどうかはオフセットの数値だけで決まるものではなく、タイヤの幅や外径、フェンダーの形状との組み合わせで変わります。装着前に適合表と実車で確認してください。
干渉・ハンドル切れ角の制限(オフセットが大きすぎる場合)
逆にオフセットを純正値から上げていくと、ホイールが内側へ入り、サスペンションアームやインナーフェンダーとのすき間が狭くなります。ステアリングを目一杯切った状態でも当たらないかは、装着前の仮組みで確認しておくと安心です。
ハブ径が合わない場合のリスク
ハブリングなしで大径ハブのホイールを装着すると、ナットだけでセンターを出すことになります。走行中に微振動が出ることがあるため、ハブリングをセットで用意すると安心です。
インチアップ・インチダウン時のサイズ目安
タイヤ外径を純正の約739〜743mmに近づけた場合の、インチ別のサイズ例をまとめました。現行60系でインチダウンにあたるのは、20インチを装着した仕様(プラグインハイブリッド車のZ・GR SPORTは標準、ハイブリッド車Zはメーカーオプション)から18インチへ下げる場合です。外径はいずれもタイヤ呼称からの計算値です。
| リム径 | リム幅 | インセット目安 | タイヤサイズ例 | 外径(計算値) |
|---|---|---|---|---|
| 18インチ | 7.5J | +30〜+40mm | 235/60R18(純正) | 約739mm |
| 19インチ | 7.5J | +30〜+40mm | 235/55R19(純正設定なし) | 約741mm |
| 20インチ | 7.5J | +30〜+40mm | 235/50R20(純正) | 約743mm |
純正は18インチ(235/60R18・約739mm)と20インチ(235/50R20・約743mm)の2種類で、外径の差は0.5%ほどです。19インチは現行60系に純正設定が無いため、社外ホイールを選ぶときはメーカーの適合表で確認してください。表のリム幅とインセットは純正実績(7.5J・+30〜+40mm)に合わせた目安で、外径はタイヤ呼称からの計算値です。実際の外径は銘柄によって多少前後します。
Q1. RAV4 60系のPCDは何mmですか?
RAV4 60系は全グレード共通で PCD114.3mm・5穴です。ハイブリッド車(6AA-AXAN64)とプラグインハイブリッド車(6LA-AXAP64)のすべてで同じ規格が採用されています。
Q2. 社外ホイールのオフセットはどのくらいを目安にすればよいですか?
純正実績の+30〜+40mmが目安です。トヨタの公表値ではZが+40mm、AdventureとGR SPORTが+30mmとなっています。この範囲から大きく外すほど、外側はフェンダーとの位置関係、内側はサスペンションやブレーキとのすき間に影響が出るため、社外ホイールはメーカーの適合表で確認してください。
Q3. ハブリングは必要ですか?
社外ホイールのハブ穴が車両側の約60mmより大きい場合はハブリングの使用をおすすめします。ハブリングなしだとナットだけでセンタリングすることになり、高速走行時に微振動が出ることがあります。RAV4 60系は車両側のハブ穴径が約60mmなので、内径60mmのハブリングを選んでください。
まとめ
RAV4 60系のホイール基本スペックは「PCD114.3mm・5穴・ハブ穴径 約60mm・ナット締結」で全グレード共通です。インセットだけはZが+40mm、AdventureとGR SPORTが+30mmと異なるため、ご自身のグレードに合わせて選んでください。社外ホイールは純正実績の+30〜+40mmを目安に、適合表で確認したうえでハブリングを併用すると安定します。

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