ロッキーの荷室に敷くラゲッジマットは、車名にロッキーを挙げて販売されている立体トレイ3点(BLUESEATEC・Mixsuper・SHINELINERS)から選べばよい。ただし、メーカーは4WD車とハイブリッド車の荷室の形が違うと注記していて、3点とも販売ページに駆動方式やハイブリッド車の別が書かれていない。だから選ぶ前に、自分のロッキーの型式と駆動方式を確かめるのが先になる。
ロッキー用ラゲッジマット3点の早見表
| 商品 | Amazon実売価格(2026年10月の確認時点) | 車名・年式の表記 | 素材の表記 | 型式・駆動方式の表記 |
|---|---|---|---|---|
| BLUESEATEC 3D立体ラゲッジマット | ¥5,680 | ライズ・ロッキー 200系/2019年11月〜現行 | 100%TPEエコ素材 | 確認できず |
| Mixsuper 3Dラゲージトレイ | ¥4,590 | ライズ・ロッキー 200系/2019.11~ | タイトルに無し | タイトルに無し |
| SHINELINERS 車種専用設計ラゲッジマット | ¥6,390 | ライズ・ロッキー(年式はタイトルに無し) | TPE素材 | 「A200A/210A専用」 |
価格は確認時点の値で、変動する。
迷ったらBLUESEATECを第一候補にする。対象年式と素材の両方を販売ページで読めるのはこの商品だ。費用を抑えたいなら、タイトルに「2019.11~」と年式を入れていて確認時点でいちばん安いMixsuper。SHINELINERSは素材と機能の表記がいちばん多いが、型式の表記がロッキーのものと違うので、問い合わせてから決める。
3点とも、販売ページのタイトルに2WD/4WD・ハイブリッド車の別も、ロッキーの型式(A200S・A210S・A201S・A202S)も書かれていない。4WD車とハイブリッド車に乗っている人は、買う前に販売者へ適合を確かめる。確かめ方は後の節にまとめた。
ロッキーの荷室の広さとデッキボード
荷室容量は後席使用時で369L
ロッキーの荷室容量は、後席使用時で369L(メーカーの社内測定値・VDA法)。デッキボードの下の収納まで含めた値は、くるまのニュースの試乗記事(2025年3月)によると、ハイブリッド車で386L、ガソリンの2WD車で449L。4WD車の値は同じ記事に載っていない。
デッキボードは上段・下段・取り外しの3通り
荷室には2段可変式デッキボードがあり、上段・下段・デッキボードを外す大容量モードの3つを使い分けられる。下段にすると床面が上段より約125mm下がり、下段時の荷室高は865mmになる。
上段にしたフラットラゲージモードでは、荷室開口部とデッキボードの段差がなくなり、後席を前に倒すと背面ともほぼフラットにつながる。後席は6:4分割可倒式(2段階リクライニング付き)で、「3人乗車+長物」「2人乗車+大きな荷物」のような使い分けができる。マットを敷く面は、デッキボードを上段と下段のどちらに置くかで高さが変わる。
床下のアンダーラゲージ
ダイハツ公式サイトのロッキーの荷室の案内によると、2WDのガソリン車にはデッキボードの下に買い物カゴが2つ入るアンダーラゲージがある。発売時のCar Watchの記事では、その容量は80Lで、2WDと4WDでアンダーラゲージの形が違うと紹介されている。床下の使い方は次の記事にまとめている。
買う前に確かめる型式・駆動方式・ハイブリッドの違い
型式は車検証で確かめる
2019年11月以降のロッキーの型式は次の5つ。車検証の「型式」欄で、自分の車がどれかを確かめる。
| 型式 | エンジン・駆動 | 設定時期 |
|---|---|---|
| 5BA-A200S | 1.0L・FF | 2019年11月〜 |
| 5BA-A210S | 1.0L・フルタイム4WD | 2019年11月〜 |
| 5BA-A201S | 1.2L・FF | 2021年11月〜 |
| 3BA-A210S | 1.0L・フルタイム4WD | 2021年11月〜 |
| 5AA-A202S | 1.2L・FF・ハイブリッド(X HEV/プレミアムG HEV) | 2021年11月〜 |
2021年11月1日に、シリーズ方式のハイブリッド「e-SMART HYBRID」の搭載車と、1.2Lエンジン(WA型)の2WDのガソリン車が加わった。1.0Lターボは4WDに引き続き使われている。メーカー公式のグレード構成では、ハイブリッド車は1.2Lの2WDだけで、4WDはガソリンの1.0Lターボだけだ。つまり荷室の違いで見ると、2WDのガソリン車(A200S・A201S)、4WD車(A210S)、ハイブリッド車(A202S)の3つに分かれる。
4WD車とハイブリッド車は荷室の形が違う
ダイハツ公式サイトのロッキーの荷室の案内には「4WD車およびハイブリッド車は形状・容量が異なります」と注記がある。アンダーラゲージの「買い物カゴ2個分」も2WDのガソリン車の場合の値だ。同じロッキーでも、2WDのガソリン車・4WD車・ハイブリッド車のどれかで荷室の形が変わると考えて、マットを選ぶ。
販売ページの表記の読み方
Amazonの販売ページの表記では、紹介する3商品とも、タイトルにロッキーの型式も駆動方式の別も無い。SHINELINERSはタイトルに「A200A/210A専用」とあるが、ロッキーの型式(A200S・A210S・A201S・A202S)の表記とは違う。買う前は次の順で確かめる。
- 車検証の「型式」欄で、A200S・A210S・A201S・A202Sのどれかを確かめる
- 2WDのガソリン車か、4WD車か、ハイブリッド車かを確かめる
- 販売ページの適合表記(車名・年式・型式・駆動方式)と照らす
- 表記が無い、または自分の型式と違うときは、購入前に販売者へ型式と駆動方式を伝えて問い合わせる
なお、ダイハツ公式サイトのロッキーのページには、2026年8月下旬に現行モデルの生産を終了したと記載がある。この記事が扱うのは2019年11月発売の現行モデルで、これより後に出る改良型や次のモデルに合うかは確かめていない。新しい車なら、販売ページの適合表記か販売者への問い合わせで確かめる。
ラゲッジマットを選ぶ3つの基準
縁の立ち上がった立体トレイか
縁が立ち上がった立体(3D)トレイは、ぬれた物や泥の付いた物を積む使い方に向く形だ。今回の3点はどれも立体トレイ。素材は販売ページの表記(TPEなど)で確かめ、表記に無い性能(耐熱温度や耐久年数など)は期待に入れない。
デッキボードを上段と下段のどちらで使うか
ふだん上段(フラット)で使うのか、下段(背の高い荷物)で使うのかを先に決め、販売ページでその位置で使える前提かを確かめる。段をよく切り替えるなら、マットごと動かしやすいかも比べる。
後席の背面まで守るか
後席を倒して長い物を積むなら、床面だけのマットか、後席の背面まで覆うものかで守れる範囲が変わる。背面まで守りたいなら、リヤシートバックとセットになった純正のラゲージハードボードも候補に入る。
おすすめのラゲッジマット3選
BLUESEATEC 3D立体ラゲッジマット
販売ページのタイトルは「新型ライズ ロッキー 200系 ラゲッジマット 3D立体」。商品ページには「車種専用」「100%TPEエコ素材」の表記があり、対象を「2019年11月〜現行」としている。年式と素材がどちらも読めるので、3点の中で最初に検討する1枚だ。2WD/4WD・ハイブリッド車の別と、デッキボードの上段・下段のどちらで使う前提かは確認できなかったので、そこは購入前に確かめる。
BLUESEATEC ライズ ロッキー 200系 ラゲッジマット 3D立体
Mixsuper 3Dラゲージトレイ
販売ページのタイトルは「Mixsuper ライズ ダイハツ ロッキー 200系 ラゲッジマット … 3Dラゲージトレイ 2019.11~」。タイトル上は2019年11月以降の車が対象の立体トレイで、確認時点の価格は3点でいちばん安い。素材と駆動方式の別はタイトルに無いので、素材を気にする人は販売ページの詳細か販売者に確かめる。費用を抑えたい人向けの1枚だ。
Mixsuper ライズ ロッキー 200系 3Dラゲージトレイ(2019.11~)
SHINELINERS 車種専用設計ラゲッジマット
販売ページのタイトルに「車種専用設計」「3D 立体カーマット」「TPE素材」「滑り防止」「耐汚れ」「防水」「1pセット」と並び、素材と機能の表記は3点でいちばん多い。一方で型式は「A200A/210A専用」と書かれていて、車検証の型式とは表記が一致しない。素材や防水の表記で選びたい人に向くが、問い合わせて答えをもらってから買う。
SHINELINERS ライズ/ロッキー ラゲッジマット 3D立体 TPE素材
純正の荷室用品との使い分け
ダイハツ公式サイトのロッキー用アクセサリーの案内によると、荷室向けの純正用品には次の2つがある(価格は公式サイトの表示・2026年10月の確認時点)。
| 純正用品 | 守る場所 | 適合グレード | 公式サイトの表示価格 |
|---|---|---|---|
| ラゲージハードボード | 左右のリヤシートバックとラゲージボードのセット | Premium G・X・L | 税込19,690円(標準取付費込み) |
| ラゲージアンダートレイ | デッキボードの下(2WD用と4WD用が別・防水タイプ) | Premium G・X・L | 税込25,300円(本体価格) |
ラゲージハードボードは付けたままデッキボードを下段にも設定できるが、純正の「ラゲージソフトトレイ」とは同時に付けられない。ラゲージアンダートレイは、メーカーオプションのスペアタイヤを付けた車には取り付けできない。どちらも適合グレードにハイブリッドのグレードの記載が無いので、ハイブリッド車に付けたいときは販売店で確かめる。純正のフロアマットはハイブリッド車用とそれ以外用が別に設定されていて、純正用品でもハイブリッド車とガソリン車を分けている例になる。
使い分けは単純だ。床面だけを手頃に守るなら社外の立体トレイ、後席の背面まで覆いたいなら純正のハードボード、床下まで守るなら純正のアンダートレイ。足元のマットもそろえるなら次の記事を参考にしてほしい。
敷いたあとの使い方と注意
ふだんはデッキボードを上段にしておくと、後席を倒したときに床がほぼ平らにつながり、長い物を積みやすい。背の高い荷物の日だけ下段に下げるなら、段を切り替える前にマットの上の荷物を降ろしておく。
ダイハツ公式サイトの荷室の案内では、積載時には装備の耐荷重制限があること、走行中は荷物が運転の支障や後方視界の妨げにならないよう気を付けること、製品のサイズや形状によっては積めない場合があることが注記されている。マットの上は荷物が動きにくくなっても、高く積み上げない。
荷室の四隅に付けるユーティリティフックと、トノカバーはディーラーオプションで用意されている(トノカバーは全車に設定)。荷室で横になる使い方を考えているなら、段差の対策は次の記事にまとめた。
よくある質問
ハイブリッド車や4WD車にも同じマットが使える?
使えるとは言い切れない。紹介した3点はタイトルに駆動方式やハイブリッド車の別が無く、メーカーは両方の荷室の形が違うと注記している。A210SやA202Sに乗っているなら、型式を伝えて販売者に確かめてから買う。
デッキボードを下段にしても使える?
BLUESEATECは商品ページで上段・下段のどちらで使う前提かを確認できず、ほかの2点もタイトルに段の表記は無い。下段で使う予定があるなら、その旨を販売者に伝えて確かめる。付けたまま下段にできると案内されているのは、純正のラゲージハードボードだ。
ライズの名前が入った商品はロッキーに使える?
3点ともタイトルにライズとロッキーを並べているが、ライズとロッキーの荷室が同じかどうかはこの記事の出典では確かめていない。タイトルにロッキーの名前と対象年式があるかを見て、最後は自分の型式で問い合わせる。
純正の荷室用品と社外のマットはどう違う?
守る範囲が違う。社外の3点は床面に敷く立体トレイで、純正のハードボードは後席の背面まで、アンダートレイはデッキボードの下を受け持つ。純正は適合グレードが公式サイトに示されている。
まとめ:型式と荷室の形を確かめてから選ぶ
まず荷室を開けて、デッキボードをふだんどの段で使っているか、床下にスペアタイヤがあるかを実車で見ておく。そのうえで車検証の型式欄を確かめ、2WDのガソリン車・4WD車・ハイブリッド車のどれかを押さえてから、販売ページの表記と照らす。
候補は、年式と素材の表記がそろったBLUESEATEC、確認時点で最も安いMixsuper、素材と機能の表記が多いSHINELINERSの3点。4WD車とハイブリッド車は、どれを選んでも購入前に販売者への確認を済ませる。
荷室とあわせて手を入れたい人は、次の記事も読んでほしい。
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