ロッキー マフラー おすすめ|A200S用フジツボ2製品を比較

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ロッキーで街乗りや高速道路の合流を繰り返していると、排気音や後ろ姿を自分の好みに寄せたくなる。交換マフラーを選ぶとき、最初に道が分かれるのは音の好みではなく、車検証に書かれた型式だ。メーカーの適合表で確かめられたロッキー専用品はフジツボの RIVID と AUTHORIZE S の2製品で、どちらも 5BA-A200S の2WD車専用になる。A200S に乗っているなら、あとは音の性格とテールの見た目で選べばいい。

目次

ロッキーに選べるマフラーはフジツボの2製品(A200S の2WD専用)

フジツボの公式サイトの適合表では、RIVID(品番 850-71601)と AUTHORIZE S(品番 360-71602)のロッキー用は、どちらもボディ型式 5BA-A200S・エンジン型式 1KR-VET・年式 R1.11〜R3.11(2019年11月〜2021年11月)の「ロッキー 2WD」用で、特記事項に「2WD車専用」とある。同じ品番はトヨタ ライズの2WD(5BA-A200A)にも共通で設定されている。

4WD の A210S、1.2L の A201S、ハイブリッドの A202S は、この2製品の適合表に載っていない。 該当する人は後半の「A200S 以外のロッキーに乗っている人へ」の節を先に読んでほしい。

比べる項目 RIVID(850-71601) AUTHORIZE S(360-71602)
適合 5BA-A200S(2WD)R1.11〜R3.11 5BA-A200S(2WD)R1.11〜R3.11
設計(フジツボの説明) ストレート構造の小型砲弾サイレンサー こもり音を低減する独自技術・低〜中回転域を重視
テールエンド φ90.0 ラウンドOストレート(BG加工) φ110×70 スラントフィニッシュ(W)
パイプ径 Φ50.8 φ50.8-60.5
製品重量 4.4kg 5.5kg
取付 純正マフラー要カット加工 純正マフラー要カット加工

車検証で自分のロッキーの型式を確かめる

ロッキーは2019年11月に発売され、2021年11月にエンジンの構成が変わった。マフラーの適合は車名だけでなく型式・駆動方式・年式で決まるので、まず車検証の「型式」欄が 5BA-A200S かどうかを見る。中古で買った車でも、年式の思い込みではなく型式の表記で確かめたい。

販売時期 駆動 エンジン 型式 フジツボ2製品の適合表
2019年11月・2020年6月発売 FF 1L ターボ 5BA-A200S 載っている
2019年11月・2020年6月発売 フルタイム4WD 1L ターボ 5BA-A210S 載っていない
2021年11月以降 FF 1.2L 5BA-A201S 載っていない
2021年11月以降 FF ハイブリッド 5AA-A202S 載っていない
2021年11月以降 フルタイム4WD 1L ターボ 3BA-A210S 載っていない

2019年11月発売・2020年6月発売の分(1.0Lターボ)

ダイハツ公式のカタログ情報では、この時期のロッキーは FF が 5BA-A200S、フルタイム4WD が 5BA-A210S で、どちらも排気量 996cc の 1L ターボだ。フジツボの2製品が対象にしているのは、このうち FF の 5BA-A200S になる。

2021年11月以降の分(1.2L・ハイブリッド・4WDの1.0Lターボ)

2021年11月1日、ロッキーに e-SMART HYBRID(エンジンで発電し、その電力でモーターが走行するシリーズ方式)の車が加わった。新しい 1.2L エンジン(WA-VE)は2WDのガソリン車にも載り、1.0L ターボは4WD車に継続された。この時期の FF は 1.2L が 5BA-A201S、ハイブリッドが 5AA-A202S で、2021年11月以降の FF 車は A200S ではない。

ロッキーのマフラーを選ぶ6つの基準

比べる順番は次のとおりだ。

  1. メーカーの適合表に自分の型式・駆動方式・年式が載っているか
  2. 交換用マフラーとして騒音の性能を確認された表示があるか
  3. 音の性格(スポーティな音か、こもり音を抑えた落ち着いた音か)
  4. テールの見た目(丸い1本出しか、スラント形状か)
  5. 音量の上がり幅(メーカー公表の標準と装着後の差)
  6. 純正マフラーの切断を伴う取付をどこに頼むか

1と2で候補が決まり、3〜5は好みで選ぶ部分になる。A200S なら1と2はフジツボの2製品とも満たしているので、音と見た目で決めていい。

出力の公表値には読み方の注意がある。フジツボの製品ページは製品ごとに「標準」の値そのものが違い、RIVID のページの標準は 81.4kW・168.6N·m、AUTHORIZE S のページの標準は 75.8kW・225.4N·m になっている。測定の条件がそろっていないので、2製品の装着後の数値を横に並べてどちらが力強いかを比べず、それぞれのページの標準からの変化として読む。騒音値も同じく、各ページの標準と装着後の差で見る。

フジツボ RIVID(850-71601):小型砲弾サイレンサーと丸テール

RIVID は AUTHORIZE シリーズのスパルタンモデルという位置づけで、ストレート構造の小型砲弾サイレンサーを使う。フジツボのシリーズ説明では「ストレート構造の小型砲弾サイレンサーでシンプルな設計」とされ、スポーティサウンドと焼き色のテールエンドが挙げられている。テールエンドは φ90.0 のラウンドOストレート(アウターカール R4)で、ヘアライン加工と焼き色の BG 加工が施される。

フジツボが RIVID の製品ページで公表している数値(A200S ロッキーのデータ)は次のとおり。

項目 標準 RIVID 装着後
アイドリング 58dB 60dB
近接騒音(4500rpm) 81dB 82dB
3000rpm 72dB 72dB
5000rpm 82dB 84dB
4000〜6000rpm 91dB 92dB
最高出力 81.4kW(110.7PS)/5430rpm 82.4kW(112.1PS)/5440rpm
最大トルク 168.6N·m(17.2kg·m)/2330rpm 178.4N·m(18.2kg·m)/2410rpm

騒音値の上がり幅はどの回転域でも小さく、3000rpm は標準と同じ 72dB だ。 音量を大きく変えずに、音質と後ろ姿を変えたい人に向く。

フジツボ RIVID 850-71601(ロッキー 2WD A200S用)

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フジツボ AUTHORIZE S(360-71602):低〜中回転重視とスラントテール

フジツボのシリーズ説明では、AUTHORIZE S はこもり音やストレスの原因となる音を低減する独自のテクノロジーを採用し、「低~中回転域のパフォーマンスを重視し、実用域での乗り易さを確保している」とされている。出口形状は φ110×70 のスラントフィニッシュ(W)で、MOTA の紹介記事では2本出しのオーバルツインテールエンドと説明されている。焼き色グラデーション(BG)のカラーテールへの変更は有料になる。

フジツボが AUTHORIZE S の製品ページで公表している数値(A200S ロッキーのデータ)は次のとおり。

項目 標準 AUTHORIZE S 装着後
アイドリング 58dB 62dB
近接排気騒音(4500rpm) 81dB 84dB
3000rpm 72dB 75dB
5000rpm 82dB 82dB
4000〜6000rpm 91dB 92dB
最高出力 75.8kW(103.1PS)/4090rpm 78kW(106.1PS)/4760rpm
最大トルク 225.4N·m(23.0kg·m)/2710rpm 230.3N·m(23.5kg·m)/3000rpm

アイドリングから3000rpm までの音量の上がりは RIVID よりはっきりしている。 一方で 5000rpm は標準と同じ 82dB だ。

フジツボ AUTHORIZE S 360-71602(ロッキー 2WD A200S用)

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RIVID と AUTHORIZE S の違いを比べる

音の性格と音量で選ぶ

MOTA の紹介記事(2020年7月・PR 表記あり)では、RIVID は低中音が中心で AUTHORIZE S より音質はやや高め・音量はやや控えめで発進時の加速性が良い、AUTHORIZE S は RIVID より低めでしっとりした音質で音量はやや大きめ・高速道路の合流などパワーが欲しい場面で力強い印象、と紹介されている。

フジツボの公表値でも、標準からの上がり幅はアイドリング・近接排気騒音・3000rpm で AUTHORIZE S のほうが大きく、5000rpm では RIVID のほうが大きい。4000〜6000rpm はどちらも 91dB から 92dB で同じだ。

  • 早朝や住宅街での始動が多く、アイドリングや低い回転での音量の上がりを抑えたいなら RIVID
  • 低くしっとりした音と、低〜中回転域の乗りやすさを優先するなら AUTHORIZE S

出力とトルクは前の節のとおりページごとに標準が違うので、どちらが速いかの判断には使わない。

見た目(テール)と重さで選ぶ

RIVID は φ90.0 の丸いテールにヘアラインと焼き色の BG 加工で、テールエンドの焼き色を見せたい人に合う。AUTHORIZE S は φ110×70 のスラント形状で、BG のカラーテールは有料の変更になる。製品重量は RIVID が 4.4kg、AUTHORIZE S が 5.5kg で、RIVID のほうが軽い。

取付の作業と車検の扱い

純正マフラーを切って付けるリアピース交換

2製品とも特記事項に「純正マフラー要カット加工」とある。MOTA の紹介記事では、リアピースのみの設定で、純正マフラーを途中で切断してスリップオンで接続する方式と説明されている。付属品は両製品とも、吊り下げラバーステー(φ10用)2個、スリットクランプ取付キット SLIT-C42.7、M8 ボルト類とワッシャー、A200 専用金具(F・R・車両側)、専用ナット。特記事項には「SPORTY STYLE リヤロアスカート装着車共通」ともあり、純正オプションのリヤロアスカートを付けた車にも同じ品番で対応する。

フジツボの製品ページでは、A200S ロッキー 2WD(ルーフ高 1620mm)に装着した状態で、中間パイプの部分の最低地上高が 208mm と測定されている(2製品とも同じ値)。

切断は元に戻せないので、取付は購入する販売店か、マフラーの取付に慣れた整備工場に頼むのが無難だ。 フジツボの公式サイトも販売店での購入を案内している。切る位置を誤ると取り返しがつかないので、作業前に付属の取付説明書と適合を確かめておく。

車検で問われる騒音の性能

国土交通省の案内では、「交換用マフラー事前認証制度」のもと、国土交通大臣が登録した機関(登録性能等確認機関)が騒音防止の性能等を確認した交換用マフラーに「性能等確認済表示」を付けるしくみになっている。2016年4月の発表では、加速走行騒音を有効に防止するものであるか不明である消音器を備えた自動車は、保安基準不適合の扱いになるとしている。

フジツボの製品ページには、RIVID のロッキー用に「JQR 10201021 1KRt」、AUTHORIZE S のロッキー用に「JQR10201031 1KRt」という認証表示が載っている。MOTA の紹介記事も2製品を「事前認証取得済の保安基準適合品」と紹介している。ただし、適合表にない型式の車に付けた場合や、加工・破損で状態が変わった場合は、表示があっても通るとは限らない。 製品に付く表示や同梱の書類は、車検や点検で確かめられたときのために保管しておく。

A200S 以外のロッキー(4WD・1.2L・ハイブリッド)に乗っている人へ

フジツボの RIVID と AUTHORIZE S のロッキー用の適合表に載っているのは 5BA-A200S(2WD)だけで、4WD の A210S(5BA-A210S・3BA-A210S)、1.2L の A201S(5BA-A201S)、ハイブリッドの A202S(5AA-A202S)は載っていない。これらの型式にこの2製品が付くとは言えない。

マフラーを替えたいなら、商品名の「ロッキー用」だけで判断せず、メーカーの適合表で型式・駆動方式・年式が車検証と一致する製品だけを選ぶ。適合を確かめられない製品は買わない。後ろ姿を変えたいだけなら、エアロやホイールなどマフラー以外のカスタムも検討できる。

よくある質問

4WD(A210S)にも付けられる?

付けられるとは言えない。2製品の特記事項は「2WD車専用」で、4WD には2021年11月の前後で 5BA-A210S と 3BA-A210S の2つの型式があるが、どちらも適合表に載っていない。

ハイブリッドや1.2Lのロッキーに付けられる?

これも適合表に載っていない。2021年11月以降の FF はエンジンが替わり、型式も 5BA-A201S(1.2L)と 5AA-A202S(ハイブリッド)になっていて、A200S 用の品番の対象外だ。

車検には通る?

2製品とも製品ページに認証表示が載った交換用マフラーで、A200S の2WD車に正しく取り付けることが前提になる。表示と書類の扱いは「取付の作業と車検の扱い」の節を見てほしい。

自分で取り付けられる?

純正マフラーの切断を伴い、元に戻せない作業になる。工具があっても、販売店かマフラーの取付に慣れた整備工場に頼むことを勧める。

まとめ

まず RIVID と AUTHORIZE S のどちらか1つに絞り、そのうえでフジツボの適合表と車検証の型式を突き合わせて最終確認する、という順番で進めるといい。

  • 型式が 5BA-A200S(2WD)なら、音量の上がりを抑えたい人は RIVID、低くしっとりした音がほしい人は AUTHORIZE S
  • 取付は純正マフラーの切断を伴うので、販売店か整備工場に頼む
  • A210S・A201S・A202S はこの2製品の適合表になく、適合表で確かめられる製品だけを選ぶ

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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