ロッキー 車高調おすすめ4選|A200S・A210Sなど型式別

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ロッキーの車高調でよくある買い間違いは、「ロッキー用」の表記だけを見て注文し、届いてから自分の車と型式が違うと分かることだ。2021年11月の改良で 1.2L ガソリンとハイブリッドが加わり、1.0L ターボは 4WD だけになったので、同じロッキーでも A200S・A201S・A202S・A210S で付く車高調が分かれる。型式ごとに候補を整理してから、TEIN・ファイナルコネクション・BLITZ・RS-R の4本を比べていく。

目次

型式でロッキーの車高調の候補が決まる

型式 中身 今回の候補
A200S 1.0L ターボ・FF(2019年11月〜2021年10月) TEIN STREET ADVANCE Z/ファイナルコネクション STEALTH BLACK TWIN/BLITZ SpecDSC PLUS
A201S 1.2L ガソリン・FF(2021年11月〜) TEIN STREET ADVANCE Z
A202S ハイブリッド・FF(2021年11月〜) TEIN STREET ADVANCE Z
A210S 1.0L ターボ・4WD RS-R ベストアイ C&K

表は、商品名とメーカー・販売店の掲載に載っている型式で分けたものだ。A200S なら3本から選べるが、改良後の FF は TEIN、4WD は RS-R に絞られる。ファイナルコネクションと BLITZ は A200S 用しか掲載が無く、A201S・A202S に付くとは書かれていない。RS-R の A210S 用も 2WD に付くとは書かれていない。型式が載っていない商品は候補に入れない、というのがこの記事の線引きだ。

自分のロッキーの型式を確かめる

型式と中身の対応

型式は車検証の型式欄で確かめる。「5BA-A200S」「3BA-A210S」「5AA-A202S」のように前に記号が付くので、ハイフンの後ろを見ればよい。中古車カタログの諸元では、A200S と A210S が 1.0L ターボ(1KR-VET)で前者が FF・後者が 4WD、A201S が 1.2L ガソリン(WA-VE)の FF、A202S が e-SMART HYBRID(WA-VEX)の FF だ。

同じ諸元では、足まわりはどの型式も前がマクファーソン・ストラット式、後ろがトーションビーム式で、最低地上高は 185mm。ダイハツの発表によると、4WD はディファレンシャルギヤをボディ側に付けることで、2WD と同じトーションビーム式のリヤサスペンションを使っている。ただ、形式が同じでも車高調は型式ごとに作られているので、2WD 用が 4WD に付くとは考えないほうがよい。

2021年11月の改良で変わったこと

2019年11月5日の発売時は全グレードが 1.0L ターボと CVT の組み合わせで、2WD と 4WD が選べた。ダイハツの発表(2021年11月)によると、2021年11月1日にエンジンで発電してモーターで走る e-SMART HYBRID が加わり、新しい 1.2L エンジンは 2WD のガソリン車にも載った。1.0L ターボは 4WD 車だけに残っている。改良後の FF は A201S か A202S なので、A200S 用としか書かれていない車高調は選ばない。

ロッキーの車高調の選び方

型式と駆動方式

最初に見るのは車検証の型式だ。今回の4本は商品ごとに対応する型式が違い、ここで候補が決まる。

下げ幅と車高データ

どれくらい下げたいかを決めたら、その数値を確かめられる商品かを見る。前後のダウン量と推奨値まで公式ショップに載っていたのはファイナルコネクションの A200S 用だけで、BLITZ は販売店の掲載にフロントの範囲があるだけ、TEIN と RS-R はロッキー用の車高データを確認できなかった。下げ幅を重視するなら、購入前に販売店かメーカーに型式を伝えて確かめる。

減衰調整の段数と操作

手動で回す 16〜36段のタイプ(TEIN・ファイナルコネクション・RS-R)と、車内のコントローラーで最大96段を変える電子制御(BLITZ)に分かれる。段数が多いほど細かく合わせられるが、乗り心地の良し悪しは段数だけでは決まらない。

構造とオーバーホール

TEIN は複筒式で、ロアスプリングシートを上下に動かして車高を変える。ファイナルコネクション・BLITZ・RS-R は全長調整式で、車高を下げてもストローク量が変わらないと各社が説明している。TEIN は非分解式でオーバーホールができない。

保証

期間は3年6万キロの TEIN から、初期不良60日間のファイナルコネクションまで大きく開く。オーバーホールできるかどうかと組み合わせて、何年使うつもりかで選ぶ。

TEIN STREET ADVANCE Z:FF の全型式に載る1本

Amazon の商品名の表記では、品番 GSTL6-91AA2 に「ダイハツ ロッキー/ロッキーHV A200S / A201S / A202S」とある(トヨタ ライズも併記)。今回の4本で、改良後の 1.2L ガソリンとハイブリッドの型式が載っているのはこれだけだ。4WD の A210S は商品名に無い。

テインの製品紹介によると、複筒式で、減衰力は伸び・縮み同時の16段調整。車高はロアスプリングシートを上下に動かして合わせ、アッパーマウントは純正を使う(付属しない)。保証は購入から3年・装着から6万キロの範囲で、スプリングシートの固着を含む故障が対象になる。別売の EDFC を付ければ車内から減衰力を変えられる(一部車種は非対応)。一方、シールド構造の非分解式で、オーバーホールや仕様変更はできない。

テイン公式の車種別適合検索は今回表を取得できず、ロッキー用の基準車高・推奨車高調整範囲・バネレートは確認できていない。テインは、車高データは開発車両での参考測定値で、推奨車高調整範囲の外で使うとショックや車両の破損、保安基準不適合のおそれがあると注記している。下げ幅を決めてから買う人は、販売店で型式ごとの値を聞いておく。オーバーホールせずに保証期間の中で使い切る考え方なら、選びやすい1本だ。

TEIN 車高調 STREET ADVANCE Z GSTL6-91AA2(ロッキー A200S・A201S・A202S 用)

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ファイナルコネクション STEALTH BLACK TWIN:A200S 用で車高の数値が分かる

ファイナルコネクションの公式ショップには「DAIHATSU A200S ロッキー」用(商品コード SBT5302)が載っている。適合欄は A200S だけで、4WD や A201S・A202S 用の掲載は無い。

項目 フロント リヤ
バネレート 6.0kgf/mm(ID65・自由長 225) 2.5kgf/mm(特別形状 ID65・自由長 240)
ダウン量の調整範囲 0〜−55mm −20〜−70mm
推奨ダウン量 −30mm −40mm
アッパーマウント マウントレス 別体式

ショックは前後とも正立式・全長調整式で、減衰力は25段調整。後ろを最大まで下げるときは、スプリングアジャスターを外して直付けする。付属品は車高調レンチ・製品証明書・ステッカー。製品ページではショックの構造(複筒式か単筒式か)は車種により異なるとされ、ロッキー用がどちらかは掲載から分からない。

推奨値まで分かるので、どれだけ下がるかを買う前につかめる。A200S で数値を見ながら選びたいなら、まずこれを当たる。外径が純正ショックより大きいので、干渉の確認は欠かせない(取付後の節で触れる)。保証は初期不良を対象に到着後60日間(製品ページではユーザー登録で180日間)で、交換工賃や交通費、個人での取付、サーキット走行での消耗品は対象外だ。

ファイナルコネクション 車高調 STEALTH BLACK TWIN(ロッキー A200S 用)

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BLITZ DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS:車内から減衰を変える A200S 2WD 用

適合と仕様

BLITZ の取扱販売店の掲載では、品番 98559 の適合はダイハツ ロッキー A200S(2019年11月以降・1KR-VET)で、「※2WD車専用」とある。Amazon の商品名も「ライズ ロッキー ローダウン仕様 A200A A200S」。BLITZ 公式の適合表は今回中身を確認できなかったので、この適合は販売店の掲載と商品名による。

BLITZ の製品ページによると、全長調整式の車高調に電子制御の減衰力調整を組み合わせたキットで、減衰力は最大96段・4輪独立・伸縮同時に、車内のコントローラーのボタンで変えられる。モードは STANDARD と ADVANCED の合計22種類。Gセンサーを標準で積み、マップ制御モードでは旋回G・加減速G・車速に応じて減衰力を切り替える(車速での切替は 30km/h 以上)。DAMPER ZZ-R は全ラインアップが単筒式だ。販売店の掲載では、アッパーマウントは前後とも純正で、フロントの車高調整範囲は「-70〜0」。後ろの範囲は載っていない。

取付と保証で確かめること

モーターの取付に内装の加工が要り、車速で減衰を切り替えるには車速信号の配線か別売の GPS センサーキットが必要になる。掲載した販売店は注文後のキャンセル・返品を受けないので、取付店と作業内容を決めてから注文したい。保証は、BLITZ の保証規定に SpecDSC PLUS を名指しした期間が無い(標準の ZZ-R は購入日から3年間または 60,000km、ほかの ZZ-R シリーズは1年間または 10,000km)。購入前に販売店か BLITZ に確かめ、カスタマー登録と販売店印も忘れずに済ませる。走る場面ごとに足の硬さを変えたい人向けの1本だ。

BLITZ 車高調 DAMPER ZZ-R SpecDSC PLUS 98559(ロッキー A200S 2WD 用)

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RS-R ベストアイ C&K:4WD の A210S 用

Amazon の商品名の表記では「RS-R (アールエスアール) ロッキー A210S 車高調 Best☆i C&K」となっている。今回の4本で、商品名に 4WD の型式があるのはこの1本だけだ。ただし商品名に品番・年式・グレードは無く、RS-R 公式の車種別適合、ロッキー用の推奨車高・バネレートは今回確認できなかった。

RS-R のベストアイ C&K 製品案内によると、コンパクトカーと軽自動車向けに専用設計した軽量なモデルで、単筒式。内径 φ40 のスチールボディに、高速ストローク時の突き上げ感を和らげるピストン形状を組み合わせている。減衰力は伸縮同時36段(一部車種を除く)、全長調整式でローダウンしてもストローク量は変わらない。ロアシートはロックシートレスで、ネジ同士の固着の心配が少ない。アッパーマウントはスチール製(一部車種は純正を再使用)、スプリングは Ti2000。

保証は1年間または1万km の間のオイル漏れとネジの固着が対象。取付後1週間以内なら返品を受ける乗り心地保証もあるが、対象は推奨レートだけで、ロッキー用のレートは確認できていない。4WD に乗っているなら、まず販売店にこの商品の品番と推奨車高、乗り心地保証が使えるかを問い合わせるところから始める。

RS-R 車高調 Best☆i C&K(ロッキー A210S 用)

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4本の違いを表で比べる

商品 掲載の型式 構造・車高の変え方 減衰調整 ロッキー用の車高データ 保証 Amazon実売価格
TEIN STREET ADVANCE Z A200S・A201S・A202S 複筒式・ロアスプリングシートで調整・非分解式 手動16段(EDFC 対応) 未確認 3年6万キロ+固着保証 ¥90,778
ファイナルコネクション STEALTH BLACK TWIN A200S 全長調整式(構造は車種により異なる) 手動25段 前 0〜−55mm・後 −20〜−70mm 初期不良60日間(登録で180日間) ¥99,000
BLITZ SpecDSC PLUS A200S(2WD 専用) 単筒式・全長調整式 電子制御・最大96段 前「-70〜0」のみ 要確認 ¥175,721
RS-R ベストアイ C&K A210S 単筒式・全長調整式 手動36段 未確認 1年間または1万km ¥145,556

価格は2026年10月11日時点の Amazon 実売価格で、変わることがある。A200S なら、数値を見て下げたいときはファイナルコネクション、保証の長さを取るなら TEIN、車内での減衰の切替を重視するなら BLITZ と考えると選びやすい。

車検と構造変更で気をつけること

最低地上高の基準

自動車技術総合機構のよくある質問によると、車高を下げた乗用車などの最低地上高は、空車状態で測った値が次の3つのそれぞれ以上でなければならない。

  1. 自動車下面の全面で 9cm
  2. ホイールベース×1/2×0.04+4cm
  3. 前軸より前・後軸より後の張り出し×0.11+2cm

ロッキーのホイールベース 2,525mm(252.5cm)を2の式に当てはめると、計算上は 252.5×1/2×0.04+4 ≒ 9.05cm になる。ファイナルコネクションも最低地上高 9cm 以上の確保を案内している。掲載のダウン量は車高の変化の目安で、下げた後の最低地上高そのものではないので、下げたら空車状態で実車を測る。また同機構は、「車検対応」と表示された部品を付けていても、その表示で保安基準に適合しているとは扱わないとしている。

指定部品と記載変更の手続き

自動車技術総合機構によると、指定部品は使用者の好みで追加・変更されることが多く、安全や公害防止の面で支障が無いとされる部品で、ボルトや接着剤などで付ける場合は車検証の記載変更の手続きをしなくてよい。国土交通省の案内では、主な指定部品の例に「ショック・アブソーバ」「ストラット式ショック・アブソーバ」が挙がっている。指定部品を溶接・リベット以外で付けた場合や、付けた後の寸法・重量が許容範囲(高さは小型自動車・普通自動車とも ±4cm)に収まる場合は、軽微な変更として扱われる。どちらでも付けた後の車が保安基準に適合している必要があり、その管理は使用者の責任とされている。

取付後にやることと手入れ

取付直後の作業

取付は専門店に任せる。ファイナルコネクションは取付を専門の業者・整備士に任せるよう案内している。RS-R によると、出荷時は推奨車高で組んであるものの、ロアシートとロックシートは仮止めなので、車両に付けて寸法が決まったら規定トルクで本締めし、増し締めは車体の負荷が掛からない状態で行う。

取付後は次の作業までを1セットで考える。

  • ホイールアライメント調整: ファイナルコネクションは取付・調整後に必ず行うよう案内している。費用の見積もりにも含めておく。
  • 干渉の確認: ファイナルコネクションは純正ショックより外径が大きく、取付時に干渉しないかの確認を求めている(ホイールやタイヤが当たる場合はスペーサーなどで対処)。テインも、ホイールのサイズやオフセット、タイヤの銘柄やサイズによっては基準位置でも走行時に干渉する場合があるとしている。社外ホイールや大径タイヤなら、購入前に車両の状態を販売店や取付店に伝える。
  • 減衰の合わせ方: RS-R は推奨位置を定めておらず、中間・フルソフト・フルハードを試して好みに合わせるよう案内している。
  • トップナットなどの増し締めと定期点検(ファイナルコネクション)。
  • 外した純正部品の保管(RS-R)。

長く使うための手入れと異音

ファイナルコネクションはオーバーホールの目安を装着後1〜3年か走行 15,000〜30,000km とし、基本料金は1本 16,500円から。RS-R は乗り心地に変化を感じたらオーバーホールを勧めている。TEIN はオーバーホールできないので、保証期間を過ぎた後の扱いも考えておく。

RS-R は、ロックシート・ロアシートを長く放置すると固着の原因になるので、定期的に緩めて潤滑剤で手入れするよう案内している。ただし異音を消そうとしてスプリングに潤滑スプレーを吹くのは控える。スプリングが滑ってかえって異音が出たり、ゴム製品が劣化したりする。小さな段差でコトコト音が繰り返すときは、アッパーマウントなどのゴム製品の劣化で起きることがあるので、まず取付状態を確かめる。ショック内部の経年劣化で出ることもある。車高調以外の音も含めた見分け方は次の記事にまとめた。

タイヤ・ホイールやほかのカスタムと合わせて考える

ロッキーの純正タイヤサイズは前後とも 195/65R16 か 195/60R17。ホイールやタイヤを替える予定があるなら、干渉の確認を車高調と一緒に済ませたい。見た目や音もまとめて変えるなら、費用の相場から全体の予算を組むと順番を決めやすい。

よくある質問

4WD(A210S)に付く車高調はある?

今回の4本では RS-R ベストアイ C&K だけが商品名に A210S を載せている。TEIN・ファイナルコネクション・BLITZ の掲載に A210S は無い。

1.2L やハイブリッドのロッキーに付くのは?

A201S・A202S の型式が商品名にあるのは TEIN STREET ADVANCE Z だ。ほかの2本の FF 用は A200S 向けの掲載だけになる。

車高調を付けても車検に通る?

商品だけでは決まらない。下げた後に空車状態で測った最低地上高が基準を満たしているかで決まるので、取付後に実車で確かめる。

どれくらい下げられる?

数値まで確認できたのはファイナルコネクションの A200S 用だけで、推奨は前 −30mm・後 −40mm。ほかの3本は購入前に販売店で聞く。

BLITZ の電子制御は取付に何が要る?

モーター取付のための内装加工と、車速による切替を使う場合は車速信号の配線か別売の GPS センサーキットが要る。作業を受けてもらえるか、取付店に先に相談しておく。

まとめ

最初にやるのは、いま車に付いているタイヤとホイールのサイズを実車で確かめることだ。社外ホイールならオフセットも控えておくと、干渉の相談にそのまま使える。次に車検証の型式欄を見て、候補を絞る。

  • A200S: TEIN・ファイナルコネクション・BLITZ の3本から。車高の数値で選ぶならファイナルコネクション
  • A201S・A202S: TEIN STREET ADVANCE Z
  • A210S: RS-R ベストアイ C&K(品番と推奨車高は購入前に確認)
  • 取付後はアライメント調整と、空車状態での最低地上高の測定まで済ませる

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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