梅雨どきの通勤や夏の屋外駐車で、ロッキーのドアの上に雨よけと日よけのバイザーを足したくなったとき、通販で見つかる社外品の多くはトヨタ ライズと並べて対応車種が書かれている。選ぶ決め手は2つで、商品ページに自分の型式が書かれているかと、金具も使って留めるか両面テープだけで貼るかだ。社外品はこの2点を商品ページで確かめられた ofc と YORKNEIC の2製品から選び、純正にするなら販売店のセット品に入る「ワイドバイザー」を検討する。
社外2製品と純正ワイドバイザーの早見表
社外の2製品は、商品ページの型式の表記がどちらも A200S・A210Sで、違いは付け方と販売元の案内にある。金具も使って固定したいなら ofc、両面テープで貼るタイプで素材と色の説明がはっきりした物がよければ YORKNEIC、販売店で付けてもらいたいなら純正のワイドバイザーを販売店で確かめる、という分け方になる。
| 項目 | ofc ドアバイザー | YORKNEIC サイドバイザー | 純正ワイドバイザー |
|---|---|---|---|
| 型式の表記 | ロッキー A200S・A210S | ロッキー A200S・A210S | セットの適用はグレードで表記 |
| 年式の表記 | R1年10月〜 | 2019年〜現行 | 単品の情報は確認できず |
| 付け方 | 純正同形状の金具+裏面の両面テープ | 接着面の両面テープ | 販売店の取付費込みのセットで案内 |
| 枚数 | 前後計4枚 | 4枚セット | 確認できず |
| 色・素材 | スモーク/素材は確認できず | ブラックスモーク/アクリル | 確認できず |
| 取付説明書 | 簡易取付説明書付き | 確認できず | 確認できず |
| サポート・保証 | 販売のみ・保証は商品のみ | 確認できず | 販売店で確かめる |
| 価格 | ¥7,980 | ¥7,580 | 単品価格は確認できず |
社外2製品の内容はそれぞれの商品ページの記載により、価格は確認時点のAmazon実売価格で、変わることがある。
2021年11月以降に加わった A201S(1.2Lガソリン車)と A202S(ハイブリッド車)は、2製品とも型式の表記が無い。この型式に乗っているなら、次の節を読んでから注文する。
自分のロッキーの型式と年式を確かめる
ロッキーは発売後に型式が増えている。ダイハツ公式の中古車カタログ(U-CATCH)によると、型式は次のとおりだ。
車検証の型式欄で見分ける
| 発売時期 | 型式 | 中身 |
|---|---|---|
| 2019年11月・2020年6月発売分 | 5BA-A200S | FF |
| 2019年11月・2020年6月発売分 | 5BA-A210S | フルタイム4WD |
| 2021年11月以降の発売分 | 5BA-A201S | ガソリン・FF |
| 2021年11月以降の発売分 | 5AA-A202S | ハイブリッド・FF(プレミアム G HEV、X HEV) |
| 2021年11月以降の発売分 | 3BA-A210S | フルタイム4WD |
自分の車がどれかは、車検証の「型式」欄で確かめられる。今回の2製品の商品ページは「A200S」のように頭の記号(5BA- など)を省いて書いているので、ハイフンの後ろを見比べればよい。
2021年11月から型式が増えた
ロッキーは2019年11月5日に発売され、2020年6月の一部改良を経て、2021年11月に新開発の1.2Lエンジンのガソリン車とハイブリッド車が加わった。このとき A201S と A202S ができ、1Lターボ・1.2L・ハイブリッドの3つのパワートレーンになった。その後も2022年11月の価格改定、2024年7月のハイブリッド車の改良、2024年11月の一部仕様変更と価格改定が続いている。
年式でドアやウインドウの形が変わったかどうかは、公式の資料では確かめられていない。だから A201S・A202S に今回の2製品が合うかは、「合う」とも「合わない」とも言えない。YORKNEIC は「2019年~現行」と書くが、型式の表記は A200S・A210S だけだ。この2つの型式なら、注文の前に販売元へ車検証の型式と初度登録年月を伝えて問い合わせる。なお2021年11月以降の4WD は型式が 3BA-A210S で、頭の記号は変わったが A210S の部分は商品ページの表記と同じだ。
ドアバイザーの選び方
型式の表記を最初に見る
社外のドアバイザーの商品ページは、ロッキーとトヨタ ライズを並べて対応に挙げていることが多い。今回の2製品も、ロッキー A200S・A210S とライズ A200A・A210A を併記している。ダイハツのニュースリリースは、ロッキーを「DNGA商品としては初めてトヨタ自動車株式会社のラインナップに加わるモデル」と説明している。ただし、ライズ用とだけ書かれた商品がロッキーに合うかは確認していない。商品ページにロッキーの型式が書かれているかで判断する。
付け方は金具を使うか両面テープだけか
純正と同じ形の金具と両面テープを併用する物と、両面テープだけで貼る物がある。金具も使って留めたいなら前者を選ぶ。どちらの方式かは商品ページの取付の説明で分かる。
枚数・色と素材・説明書と保証
前後の計4枚がそろうか、色と素材は何か、取付説明書が付くか、販売元が取付のサポートや保証をどこまでするかを見る。素材や説明書の記載が無い商品は、その点を確かめられないと分かったうえで選ぶ。純正のワイドバイザーにするかも、ここで考えておきたい。
駐車中の車内の日よけが目当てなら、窓の内側に置くサンシェードも候補になる。
ofc ドアバイザー(固定金具付き)
ofc のドアバイザーの商品ページでは、適合が「■適合・ライズ/A200A、A210A・ロッキー/A200S、A210S■年式:R1年10月~」と書かれている。色はスモークで、フロントとリアの計4枚セット。取付は「純正同形状の金具」を使い、「裏面には両面テープ装着済み」で、「簡易取付説明書付属」とある。取り付けタイプは「車種専用フィット」。素材と寸法は商品ページで確認できていない。
注文前に読んでおきたいのが商品ページの注意書きだ。販売のみで取付などのサポートは無く、保証は商品のみで、取付工賃や、使うことで起きた商品以外への損害は対象外としている。輸入品(非純正部品)のため多少の汚れや傷がある場合があり、初期不良は到着後1か月以内、誤送は到着後1週間以内に連絡が要る。加工した物や箱を処分した物は交換できず、入荷によって色合いが違う場合や、仕様が予告なく変わる場合もあるという。
金具も使って固定したい人、説明書が付く方がよい人に向く。
ofc ロッキー/ライズ用 ドアバイザー スモーク 前後4枚 固定金具付き(A200S・A210S)
YORKNEIC サイドバイザー(両面テープ)
YORKNEIC のサイドバイザーの商品ページでは、対応が「ライズ ロッキー A200A A210A系 A200S A210S系」と書かれている。商品名には「ダイハツ対応 ライズ ロッキー 200系 2019年~現行」、説明には「2019年から現行専用のサイドバイザー」「実車にて幾度もフィッティング確認を行って」とある。
中身は4枚セットで、素材は「軽量で、上質な質感を持つアクリル素材」、色は「程よい透明感を残した」ブラックスモーク(商品名はスモーク、表の色の欄はブラック)。用途に「泥除け、日よけ、遮光、雨除け」を挙げ、天候で劣化しにくいとうたっている。取付は「接着面には耐久性のある両面テープが施工済み」で、取り付けタイプは「車種専用フィット」。取付用の金具の有無、取付説明書の有無、保証、寸法は商品ページで確認できていない。
両面テープで貼るタイプで、素材と色の説明がはっきりした物を選びたい人に向く。
YORKNEIC ロッキー/ライズ用 サイドバイザー スモーク 4枚 両面テープ(A200S・A210S)
純正はセット品の「ワイドバイザー」
ダイハツ公式サイトのロッキーのアクセサリーページ「定番商品のおすすめセット」では、純正のバイザーは「ドアバイザー」ではなく「ワイドバイザー」の名前で載っている。ワイドバイザーは「乗り出し楽々プランプラス」(6点セット)と「乗り出し楽々プラン」(5点セット)に入っていて、それぞれガソリン車用(適用: Premium G、X、L)と HEV 用(適用: Premium G HEV、X HEV)がある。
6点セットの中身は、ワイドバイザー・カーペットマット(高機能タイプ)・スカッフプレートカバー(フロント)・エアクリーンフィルター(高機能タイプ)・ルームランプ(LED)・盗難防止機能付ナンバーフレームセット。5点セットはルームランプを除いた構成だ。確認時点の金額は、6点セットが合計92,070円(本体価格73,800円+標準取付費9,900円、消費税抜き)、5点セットが合計79,750円(本体価格65,300円+標準取付費7,200円、消費税抜き)。どちらもセットの金額で、ワイドバイザー単品の金額ではない。
ワイドバイザー単品の説明・単品価格・品番・形・取付方法は、このページでは確認できなかった(セットのページには「商品の仕様・注意事項は各単品の説明に準じます」とだけある)。単品で買えるか、2019年11月〜の A200S など前の年式の車に付けられるかも、このページでは分からない。純正を考えるなら、販売店で型式と年式を伝えて確かめる。ほかの外装パーツと合わせた費用の考え方は次の記事にまとめている。
買う前と付ける前の確かめ方
注文の前に
- 車検証の「型式」欄で、A200S・A201S・A202S・A210S のどれかを確かめる
- 商品ページの型式と年式の表記を読む
- A201S・A202S の場合や、表記に自分の型式が無い場合は、販売元に型式と初度登録年月を伝えて問い合わせる
届いてから付けるまで
- 前後の枚数と、汚れや傷が無いかを確かめる(初期不良の連絡に期限がある商品もある)
- 取付説明書が付いていれば読み、手順と必要な物を確かめてから作業する
自分で付けるのが不安なら、取付を引き受けてくれるカー用品店や整備工場に、商品を持ち込めるかを含めて相談する。
よくある質問
ハイブリッド(A202S)や1.2Lガソリン車(A201S)にも付けられる?
今回の2製品は、商品ページにこの2つの型式の表記が無いので、付けられるかどうかは言えない。販売元から答えをもらってから注文する。
「ライズ用」と書かれたドアバイザーはロッキーに使える?
ライズ用とだけ書かれた商品がロッキーに合うかは確認できていない。ロッキーの型式まで書かれた商品を選ぶ方が迷わずに済む。
純正のワイドバイザーは単品で買える?
ダイハツ公式のアクセサリーページで確かめられたのはセット品としての案内だけで、単品で買えるかは分からない。販売店で聞くのが早い。
両面テープのバイザーは自分で付けられる?
今回の2製品はどちらも両面テープで貼る仕組みで、ofc は純正と同じ形の金具も使う。説明書が付くと商品ページに書かれているのは ofc だけで、ofc の販売元は取付のサポートをしていない。手順に自信が無ければ、カー用品店や整備工場に任せる。純正のワイドバイザーは、販売店の取付費込みのセットとして案内されている。
まとめ:まず実車を見てから型式で絞る
最初にやることは、実車のドアの上にいまバイザーが付いているかを見ることだ。付いていなければ、次に車検証の型式欄を確かめる。A200S・A210S なら、ofc と YORKNEIC はどちらも商品ページに型式の表記があるので、金具も使うか両面テープだけかと、説明書や販売元の案内の違いで選べばよい。A201S・A202S なら、どちらを選ぶにしても販売元への確認が先になる。販売店で付けてもらいたいなら、純正のワイドバイザーを販売店で確かめる。
ofc ロッキー/ライズ用 ドアバイザー スモーク 前後4枚 固定金具付き(A200S・A210S)
YORKNEIC ロッキー/ライズ用 サイドバイザー スモーク 4枚 両面テープ(A200S・A210S)
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