トライトンのドアバイザーは、商品名に「トライトン用」とあっても、型式 LC2T まで書いた物と年月だけの物があり、車種専用をうたいながら仕様表は「ユニバーサルフィット」という物もある。名前だけで選ぶと、合う根拠を確かめないまま貼ることになり、貼った後は返品に応じない販売元もある。車検証の型式と商品ページの適合表記を照らしてから、素材・保証・説明書の違いで選ぶのが近道だ。通販で買える社外4製品と、販売店で付ける純正のエクシードバイザーを並べて選び分けを示す。
LC2T用ドアバイザー4製品と純正の早見表
通販で販売中の社外4製品は、どれも商品ページで2024年2月以降のトライトン向けとしている。型式 LC2T まで書いているのは BMJAPAN・Cargo・パーツヤードオンリーワン(商品名)の3つで、QIUMOXR には型式の表記が無い。 4製品とも貼り付けて付けるタイプで、販売店で付けてもらいたい人には純正のエクシードバイザーがある。
| 製品 | 適合の表記 | 枚数 | 素材・色 | 取付 | 説明書・保証 | 価格(確認時点) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| BMJAPAN | LC2T・2024(R6).2- | 4枚 | PMMA・スモークブラック | 貼り付け(仮装着の指示あり) | 説明書は確認できず・初期不良は到着後7日以内に連絡 | 11,400円 |
| Cargo | LC2T・2024(R6).2〜 | 4P | ポリカーボネート・マットブラック(仕様表はスモーク) | 強力両面テープ(脱脂の指示あり) | 説明書は確認できず・「保証付」(付属品は対象外) | 10,000円 |
| QIUMOXR | 新型トライトン(2024年2月~)・型式の表記なし | 4個 | PC・色は確認できず | 背面の接着剤で貼る | どちらも確認できず | 10,400円 |
| パーツヤードオンリーワン | トライトン(2024(令和6)年2月〜)・商品名に LC2T GLS GSR | 確認できず | 素材は確認できず・スモーク | 両面テープ | 説明書なし・保証は「無し」 | 7,500円 |
| 純正 エクシードバイザー | トライトン用(年式・グレードの記載なし) | 記載なし | アクリル製スモーク・ロゴ入り | 販売店で取付 | 販売店で確かめる | 63,800円(取付費込み) |
社外品の価格は Amazon 実売価格(確認時点)、純正は三菱公式サイトの確認時点の表示で、どちらも変わることがある。
自分のトライトンが LC2T かを先に確かめる
今回の社外品は、型式と年月で適合を書いている。商品を見比べる前に、自分の車の側をそろえておく。
車検証の型式欄で LC2T を確かめる
国内の新型トライトンは2024年2月15日に発売され、三菱公式サイトの主要諸元では型式は「3DF-LC2T」だ。車検証の「型式」欄に LC2T が入っているか、初度登録年月が2024年2月以降かを見て、商品ページの適合表記と照らす。主要諸元には「仕様変更は発表なく実施することがあります」と注記があるので、表記と車検証が食い違うときは注文前に販売元へ問い合わせる。
発売時の国内仕様はダブルキャブの4WD
三菱自動車の2023年12月21日のニュースリリースでは、ボディは2列シートのダブルキャブ、駆動方式は4WD、エンジンは2.4L のディーゼルターボで、発売時のグレードは GLS と GSR の2つだった。主要諸元(確認時点)では乗車定員5名の4WD だ。ドアバイザー以外の外装・室内のパーツは
で全体を見渡せる。
純正のエクシードバイザーは販売店で付ける選択肢
三菱自動車の公式サイトの純正アクセサリーのページでは、トライトン用のバイザーは「エクシードバイザー」の名前で載っていて、説明は「アクリル製スモーク、MITSUBISHI MOTORSロゴ入り。」だ。確認時点の表示価格は63,800円で、内訳は消費税抜で本体50,000円+参考取付金額8,000円。 販売店オプションの表示価格は本体価格・参考取付工賃・消費税(10%)を含み、取付工賃は地域・商品・取付条件で変わる場合があると注記されている。
一方で、トライトン用のページには品番・枚数・取付位置・取付時間・適合する年式やグレードの記載が無い。三菱はデリカD:5 用にも同じ名前を使い、そちらを「雨の日の換気に便利な大型幅広のバイザー」「フロント/リヤ左右4点セット」と説明しているが、これはデリカD:5 用の内容で、トライトン用の枚数や形を示すものではない。純正にするなら、販売店で車検証の型式とグレードを伝え、セット内容と取付費を確かめてから決める。
ドアバイザーを選ぶときに見る4つの点
ドアバイザーは雨よけや換気のための部品で、社外品の商品ページでも BMJAPAN は「雨除け用、サイドウィンドウ用」、Cargo は商品名に「雨避け」、QIUMOXR は「防水」「通気性」をうたう。効き目の差は確かめた資料では比べられないので、選ぶ軸は次の4つに絞る。
型式 LC2T と年月の表記
商品ページに型式 LC2T と「2024年2月以降」の両方が書かれているかを最初に見る。型式の無い物は、注文前に販売元へ確かめる手間が1つ増える。仕様表の「車種専用フィット」「ユニバーサルフィット」の欄と商品名がそろっているかも見ておく。
素材と色
商品ページの素材は、BMJAPAN が PMMA(アクリル樹脂の一種)、Cargo と QIUMOXR がポリカーボネート(PC)、パーツヤードオンリーワンは記載なし。純正はアクリル製スモーク。どちらの素材が丈夫か・長持ちするかは、確かめた資料では比べられないので、素材は「商品ページに何と書かれているか」として見る。色は商品名と仕様表で表記が違う物があるので、両方を読む。
取付方式と貼り付けの注意
4製品はどれも貼り付けて付けるタイプだ。仮合わせ・脱脂・貼った後の待ち時間の指示が商品ページにあるかで、販売元がどこまで手順を示しているかが分かる。
説明書・保証・サポート
取付説明書の有無、保証の欄の書き方、取付サポートの有無は製品ごとに違う。自分で貼るなら注意書きの細かい物、業者に頼むなら保証と返品の条件を先に見る。窓の内側からの日よけも探しているなら、
も合わせて見ておきたい。
BMJAPAN ドアバイザー 4枚セット(PMMA・スモークブラック)
BMJAPAN の商品ページの適合表記は「適合車種 : 三菱 トライトン LC2T 2024(R6).2-」で、商品名も「トライトン LC2T ドアバイザー 4枚セット 2024(R6).2以降」と型式と年月がそろっている。ただし仕様表のフィットタイプと取り付けタイプの欄は「ユニバーサルフィット」で、車種専用の表記と合っていない。グレードの表記は無い。
内容はバイザー本体4枚(フロント・リア用の1台分。ただし付属コンポーネントの欄は「本体*1」)、カラーはスモークブラック(仕様表はブラック)、素材は PMMA、メーカー型番は SMDS-L200。両面テープや金具の別、取付説明書、寸法は商品ページで確認できない。
注意書きは細かく、商品ページには次のように書かれている。
- 本装着の前に必ず仮装着をする
- 貼り付けた後は接着を安定させるために、約1日ほど車を運転しない
- 裏面に多少の汚れ・小キズがある(装着には支障は無いとしている)
- 到着後1週間以内に検品し、初期不良・中身違い・運送中の破損は到着後7日以内に連絡する
- 本装着後は不備があっても交換・返品に応じず、装着で発生した工賃や損害の請求、取付けの際の事故の責任も負わない
型式の表記がはっきりしていて、仮装着から待ち時間まで手順の指示がある。自分で貼る前提で、指示どおりに進めたい人に向く。
BMJAPAN トライトン LC2T用 ドアバイザー 4枚 スモークブラック PMMA(2024年2月以降)
Cargo ドアバイザー 4P(ポリカーボネート・両面テープ)
Cargo の商品ページの適合表記は「適合車種:トライトン LC2T 2024(R6).2〜」で、仕様表のフィットタイプは「車種専用フィット」。「ご注文の際は必ず車種・年式・グレード等のご確認をお願い致します」とも書かれている。グレードの表記は無い。
内容はドアバイザー4Pで、素材はポリカーボネート製(「薄くて丈夫」とうたう)。取付は強力両面テープで、取り付け前に必ずパーツクリーナーなどで脱脂するよう指示している。「走行中に外れる心配もありません」という一文は売り手のうたい文句で、ここでは確かめていない。
商品詳細では付属コンポーネントが両面テープ、保証の説明は「保証付」だが、期間や範囲は確認できず、両面テープなどの付属品は保証の対象外だ。メーカー型番は DS-L200、生産国は中国。色は商品名が「マットブラック」、仕様表が「スモーク」と分かれているので、色にこだわるなら注文前に販売元へ確かめる。取付説明書の有無と寸法は確認できない。
確認できた範囲で、保証の欄に「保証付」とあるのは4製品でこれだけだ。型式の表記もあり、保証の記載を重く見る人に向く。
Cargo トライトン LC2T用 ドアバイザー 4P ポリカーボネート 両面テープ(2024年2月〜)
QIUMOXR サイドバイザー 4個(PC素材)
QIUMOXR の商品ページの表記は「FOR 新型 トライトン Triton L200 (2024年2月~)」で、仕様表のフィットタイプは「車種専用フィット」。商品ページでは LC2T の型式の文字を確認できなかった。 「2024年2月~」の年月は国内の新型トライトンの発売時期と同じだが、型式で確かめたい人は、注文前に販売元へ車検証の型式と初度登録年月を伝えて問い合わせる。
内容は4個で、素材は PC。耐衝撃性や水をはじく性質をうたい、高温・低温でも劣化しないとしているが、これは売り手のうたい文句だ。取付は背面に付いた強力な接着剤で窓の端に貼るタイプで、自分で取り付けられるとうたう。メーカー型番は QIUMOXRY-158、製造国は中国。説明文の中で商品を「サンシェード」と呼んでいる箇所があり、書き方に乱れがある。色・取付説明書・保証・寸法は商品ページで確認できない。
型式の表記より、4個セットの PC 素材であることを重く見る人の候補になる。
QIUMOXR 新型トライトン用 サイドバイザー 4個 PC素材(2024年2月〜)
パーツヤードオンリーワン スモークドアバイザー(両面テープ)
パーツヤードオンリーワンの商品説明は「ミツビシ用 トライトン(2024(令和6)年2月〜)用スモークドアバイザー」、商品名には「2024y~」「LC2T GLS GSR」とあり、仕様表のフィットタイプは「車種専用フィット」。一方で「年式/グレード/使用により形状が異なる場合も御座います」「必ず現車のユニット形状を御確認下さい」とも書かれていて、売り手自身が形の一致までは請け合っていない。
取り付けは両面テープでの貼り付け。純正品ではなく、アフターパーツなので取付けに加工調整が必要になる場合があるとしている。取扱説明書は無く、取付のサポートもしていないので、難しければ業者に頼むよう案内している。保証の説明は「無し」。枚数・素材・寸法は商品ページで確認できない。
確認時点の Amazon 実売価格は4製品で最も低いが、説明書も保証も無い。自分で加工調整できる人か、最初から業者に取付を頼む前提の人に向く。
パーツヤードオンリーワン トライトン用 スモークドアバイザー 両面テープ(2024年2月〜)
4製品と純正、どれを選ぶか
| こんな人 | 選ぶ物 | 理由 |
|---|---|---|
| 型式の表記と注意書きのはっきりした物を自分で貼りたい | BMJAPAN か Cargo | LC2T と年月の表記があり、仮装着や脱脂の指示がある |
| 保証の記載を重く見る | Cargo | 保証の欄が「保証付」(付属品は対象外) |
| 型式の表記にこだわらず、4個セットの PC 素材がよい | QIUMOXR | 2024年2月~の表記。型式は販売元に確かめる |
| 加工調整を自分でできる、または業者に頼む前提 | パーツヤードオンリーワン | 説明書と取付サポートが無く、保証は「無し」 |
| 販売店で付けてもらいたい | 純正 エクシードバイザー | 取付費込みの表示。セット内容は販売店で確かめる |
迷ったら、型式の表記がある BMJAPAN と Cargo のどちらかから選ぶのがよい。自分で貼るなら仮装着から待ち時間まで指示のある BMJAPAN、保証の記載を優先するなら Cargo だ。
買う前と貼る前の確かめ方
注文する前
- 車検証の「型式」欄で LC2T を、初度登録年月で2024年2月以降かを確かめる
- 商品ページの適合表記(型式・年月・グレード)を読み、自分の車が書かれていなければ販売元に問い合わせる
届いてから貼るまで
- 枚数と、汚れや傷が無いかを検品する(BMJAPAN は到着後1週間以内の検品を求めている)
- 本装着の前に仮合わせをして、形が合うかを見る(BMJAPAN は仮装着を必須とし、パーツヤードオンリーワンは現車の形を確かめるよう求めている)
- 貼る面をパーツクリーナーなどで脱脂する(Cargo の指示)
- 貼り付ける
- 貼った後は接着が落ち着くまで運転を控える(BMJAPAN は約1日)
- 自分で付けるのが難しければ業者に頼む(パーツヤードオンリーワンの案内)
一度貼ると貼り直しは難しい前提で、仮合わせに時間をかける。 自分で付けるのが不安なら、取付を引き受けてくれるカー用品店や整備工場に、持ち込みができるかを含めて相談する。純正のエクシードバイザーは、販売店の取付費込みの価格で案内されている。
よくある質問
GLS と GSR のどちらにも付けられる?
どのグレードにも付くとは言い切れない。4製品でグレードの文字があるのはパーツヤードオンリーワンの商品名(LC2T GLS GSR)だけで、同じページに形が違う場合があるとも書かれている。Cargo は注文時にグレードの確認を求め、BMJAPAN と QIUMOXR にはグレードの表記が無い。グレードでドアやウインドウの形が違うかどうかは公式の資料で確かめられていないので、気になるなら型式・グレード・初度登録年月を販売元に伝えて問い合わせる。
純正のエクシードバイザーは何枚セット?
トライトン用の公式ページには枚数の記載が無く、ここでは答えられない。見積もりを頼むときに、セット内容を販売店に聞くのが早い。
両面テープのドアバイザーは自分で貼れる?
商品ページの指示(仮合わせ・脱脂・貼った後の待ち時間)を守れるなら、自分で貼る選択肢はある。仮合わせで形が合わないと感じたら、貼る前に販売元か取付店に相談したほうがよい。
型式の書かれていない「新型トライトン用」は選んでいい?
型式を販売元に確かめる手間を受け入れられるなら、候補に入れてよい。型式の表記がある3製品と比べて、問い合わせが一手間増えると考えておく。
まとめ:注文前のチェックリスト
- 車検証の型式欄が LC2T で、初度登録年月が2024年2月以降か
- 商品ページに LC2T と年月の両方があるか(無ければ販売元に問い合わせる)
- 素材と色の表記が、商品名と仕様表でそろっているか
- 説明書・保証・取付サポートの有無が、自分で貼るか業者に頼むかに合っているか
- 届いたら検品し、仮合わせと脱脂をしてから貼り、貼った後はしばらく運転しない
- 販売店で付けたいなら、純正のセット内容と取付費を販売店で聞いたか
自分で貼るなら BMJAPAN か Cargo から見ていくと、適合の根拠を確かめやすい。外装や室内のほかのパーツも合わせて考えるなら、次の記事も参考になる。
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