ルークスのワイパーは、年式で買うものが分かれる。2014年以降のルークス系は3世代とも同じ長さで選べるが、2013年までの初代だけは3か所とも別の長さになる。そのうえで、ブレードごと替えるのか替えゴムだけで足りるのか、リアも一緒に替えるのかによって買う製品が変わる。まず自分の車の寸法を確定させ、そこから買い方を1つ決める順で進めるのが早い。
ルークスのワイパーサイズと買い方の早見表
2020年3月〜2025年9月のルークス(BA1型・型式B44A/B45A/B47A/B48A)のブレード長は、日産の公式なよくあるご質問で次のとおり公開されている。
| 取り付け位置 | ブレードの長さ |
|---|---|
| フロント運転席側 | 500mm |
| フロント助手席側 | 375mm |
| リヤ | 305mm |
この3つの数字はブレード(本体)の長さであって、ゴム単体の長さではない。 公式案内にも、ワイパーゴムを交換するときはブレードの長さに合ったものを買うようにという注記が付いている。
寸法が決まれば、あとは買い方を選ぶだけだ。ルークスの場合、実質4通りに分かれる。
| 今の状態 | 選ぶ買い方 | 交換する本数 |
|---|---|---|
| リアはまだ使える/前だけ替えたい | フロント2本をブレードごと | 2本 |
| 前後とも拭き取りが落ちた | フロント左右+リアの1台分 | 3本 |
| リアだけスジが残る | リア単体 | 1本 |
| 金具は健全でゴムだけ劣化 | 替えゴムのみ | 2本分 |
判断の分かれ目は3つ。ブレードの金具が生きているか、リアの拭き取りが落ちているか、交換の手間を1回で済ませたいか。この3つに答えれば買うものは1つに絞れる。サイズの一覧を先に確認したいなら
も見ておくといい。
500mm・375mm・305mmが通用する年式
日産の公式案内はルークスの世代を、2020年3月〜2025年9月をBA1型、2025年10月以降をBA2型として区切っている。2025年10月にフルモデルチェンジが行われ、現行はBA2型ということになる。
2020年3月〜2025年9月(BA1型)
型式B44A・B45A・B47A・B48Aが該当する。運転席側500mm、助手席側375mm、リヤ305mm。中古で買った個体でも、この期間内なら型式を問わず同じ寸法で選べる。
2025年10月〜の現行型(BA2型)
公式のよくあるご質問には現行型の記載もあり、フロント500mm・375mm、リヤ305mmで先代と同じ寸法だ。世代が替わってもワイパーの長さは変わっていない。
2014年〜のデイズルークス(BA0型)
2014年2月から2020年3月までのデイズルークスも、公式案内では500mm/375mm/305mm。つまり2014年以降のルークス系は3世代にわたってブレード長が変わっていない。
初代ルークスだけ寸法が違う
2009年12月から2013年3月までの初代ルークス(VA0型)は、公式案内では運転席側505mm、助手席側400mm、リヤ300mm。3か所とも2014年以降の世代と違う長さになる。
そのため、初代に「2014年以降対応」と書かれた製品を買うと長さが合わない。逆も同じで、2014年以降の車に初代向けの製品は使えない。中古で買って年式が曖昧なら、車検証の初度登録年月と型式を先に見ておく。世代さえ判別できれば、2014年以降ならどれも同じ寸法で選べる。
ブレードの長さと替えゴムの長さは別物
社外品や販売店の適合表を見ると、助手席側が375mmではなく380mmと書かれている例がある。数字が食い違って見えるが、これはブレード長と替えゴム長を区別せずに書いているか、製品側の設計寸法をそのまま載せているために起きる。
判断の仕方は単純で、ブレード本体を買うなら公式のブレード長(助手席375mm)を基準にし、替えゴムを買うなら製品ごとの適合表で指定された品番に従う。 替えゴムをブレードと同じ数値で買おうとすると、ここでつまずく。
もう一点、替えゴムだけの交換で足りるのは金具が健全な場合に限る。金具に錆が出ている、ガラスへの当たりにガタつきがある、拭き取り圧が落ちて中央だけ拭き残す、といった状態ならブレードごと替える。ゴムを新品にしても、金具が歪んでいれば拭きスジは消えない。
なお、ゴムの表面処理には撥水系・グラファイト系・フッ素樹脂コート系といった系統がある。ガラス面に撥水剤を施工済みなら撥水系、ビビリ音が気になるならグラファイト系、という選び方になるが、効果の出方は使用環境で差が出るので目安として扱う。
フロント2本だけ替える
リアがまだ使えるなら、前2本だけで十分だ。適合型式が製品名に明記されたフロント2本セットで、500mm×375mmという組み合わせが公式のブレード長と一致している。
INEX フロントワイパー 500mm×375mm 2本 フッ素樹脂コート ルークス対応
Amazonでの実売価格は確認時点で699円。4通りの中で最も出費が小さい買い方で、フッ素樹脂コートのゴムが付く。価格は変動するので、買う時点で確かめてほしい。
前後3本まとめて替える
ルークスはリアワイパーも装備される。フロント2本とリア1本は同じ時期に劣化が進みやすいので、まとめて替えれば作業が1回で済み、次の交換時期も揃う。
INEX エアロワイパー フロント左右+リア 3本セット 1台分 ルークス対応
こちらも型式B44A〜B48Aが製品名に明記された1台分セットで、実売価格は確認時点で2,450円。車検前にまとめて片付けたい人はこれが早い。 ただしリアの使用頻度が低い車では、リアだけ寿命が残っていることもある。実際の拭き取りを見てから決めればいい。
リアだけ替える
リアだけスジが残るなら単体で替える。ボッシュのリア専用ワイパーは呼番H306で、同社が公開している国産車用リアワイパーの品番一覧では長さ305mmと記載されている。ルークスのリヤ305mmと一致する長さだ。
BOSCH リア専用ワイパー 305mm H306
実売価格は確認時点で566円。ただしこの品番一覧は品番と長さだけを示したもので、適合車種は載っていない。 リアワイパーはフロント以上に取り付け部の形状差が大きい部位なので、長さが合うことだけを根拠に適合を決めず、購入前に自分の年式・型式で適合を確認してほしい。
リア側は選べる製品が少ない
ソフト99のガラコワイパー適合検索でも、ルークスのリア側に設定されているブレードはパワー撥水雪用PS-22の1種類だけで、替えゴムはパワー撥水が「30又は90」、グラファイト超視界がG-90。フロントに比べて選択肢の幅は狭い。リアは長さで選ぶというより、適合が取れている製品の中から選ぶ部位だと考えたほうがいい。
替えゴムだけ替える
金具が健全なら、ゴムだけの交換で拭き取りは戻る。ソフト99の適合検索では、ルークス(令和2年3月〜令和7年9月)の替えゴムとして運転席側にパワー撥水9・グラファイト超視界G-9、助手席側にパワー撥水4・グラファイト超視界G-4が設定されている。
ガラコワイパー グラファイト超視界 替えゴム 運転席500mm・助手席375mm 2本入
運転席側と助手席側がセットになった替えゴムで、実売価格は確認時点で1,332円。運転席用と助手席用は品番が分かれるので、2本セットで買うときも左右の組み合わせが正しいかを見ておく。 ブレードごと買い替えるより単価は上がる場合もあるが、金具が生きているうちはゴムだけで回していける。
交換の手順と交換時期
手順は工具なしで済む
先にフロントガラスへ厚手の布かタオルを敷く。アームが勢いよく戻るとガラスを割ることがあるからだ。次にアームを立ててブレードのフック部を外し、新しいブレードをはめたら手で軽く引いて固定を確かめる。最後にアームを静かに戻す。替えゴムだけの交換なら、古いゴムを引き抜いて金属レールを新しいゴムへ移し替えてから差し込む。 レールを曲げないように扱えば、基本的に工具はいらない。作業のついでに足回りも見るなら
が参考になる。
交換時期はメーカーで幅がある
PIAAは、ワイパー本体は1年に1回、ガラスを拭くゴムは6ヶ月に1回を目安としている。一方でソフト99は、ゴムは半年〜1年、金属部分のブレードは1年〜2年ごととし、実際の寿命は使用頻度や保管環境で変わるとしている。年数の目安に幅がある以上、最終的な判断は症状で決める。拭きスジや拭き残しが出る、ビビリや異音が気になり出す。これが出ていれば年数に関係なく交換を考える。 同じ周期で見直す消耗品として
や
も合わせて点検しておくと管理が楽になる。
買う前に確認しておくこと
2025年10月からの現行型は、ブレード長そのものは先代と同じだ。ただし社外品の適合表記は「令和2年3月〜令和7年9月」で止まっているものが多く、現行型が適合年式の範囲に入っていない場合がある。実際、メーカーの適合検索でもルークスの対象期間は令和7年9月までで区切られている。寸法が同じことと、その製品の適合年式に入っていることは別の話として扱う。
もう一つ、適合と書かれていても条件が付く品番がある。ガラコワイパーの適合検索では、助手席側とリアの一部品番に「ガラス面の曲がりが強いなどのため、わずかに拭き残しが発生する場合があります」、エアロスムースPM-3に「純正品より寸法が短くなります」、リアのPS-22に「同梱されているクリップAをお使いください」と記載がある。拭き取り範囲や取り付け部品の指定に但し書きが付くことはある、と知っておけば選ぶときに迷わない。
よくある質問
ルークスのワイパーは何ミリですか
2020年3月〜2025年9月のBA1型は、日産の公式なよくあるご質問で運転席側500mm、助手席側375mm、リヤ305mmと案内されている。2025年10月からのBA2型も同じ寸法だ。
2025年10月の新型もサイズは同じですか
ブレード長は同じ。ただし社外品側の適合年式表記が現行型に追いついていないことがあるので、買う製品の適合範囲に自分の年式が入っているかは見ておく。
替えゴムだけ替えても大丈夫ですか
ブレードの金具が健全なら問題ない。錆やガタつきがある、中央だけ拭き残すという状態ならブレードごと替える。なお公式案内が明記しているとおり500mm・375mmはブレードの長さなので、替えゴムはその数値ではなく製品ごとの適合品番で選ぶ。
どのくらいの頻度で交換すればよいですか
PIAAは本体1年・ゴム6ヶ月を目安としている。ただし使い方で差が出るため、拭きスジやビビリが出たら年数を待たずに替えるほうが実際的だ。
デイズルークスと同じものが使えますか
2014年2月からのデイズルークス(BA0型)は公式案内でも500mm/375mm/305mmなので、寸法は共通している。ただし初代ルークス(2009年12月〜2013年3月)だけは505mm/400mm/300mmで別物になる。
まとめ
最初にやることは、いま付いているワイパーを実車で見ることだ。ブレードの金具に錆やガタつきがないか、リアの拭き取りが落ちていないか。ここが決まれば買い方は1つに絞れる。年式が曖昧なときだけ、車検証の初度登録年月と型式を確認すればいい。
| 状況 | 選ぶ製品 |
|---|---|
| 前だけ替えたい | INEX フロントワイパー 2本 |
| 前後まとめて | INEX エアロワイパー 3本セット |
| リアだけ | BOSCH リア専用ワイパー H306 |
| ゴムだけ | ガラコワイパー グラファイト超視界 替えゴム |
2014年以降のルークス系なら、運転席500mm・助手席375mm・リヤ305mmの3つを押さえておけば買い間違えることはない。 寸法の一覧は
にまとめてある。
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