ルークス バルブ型番一覧|BA1/BA2型とH19の早見表

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球切れに気づいてカー用品店の棚の前に立つと、ルークスは灯火ごとに規格がばらばらで手が止まります。ヘッドランプはハロゲン車が H19、LED ヘッドランプ車はそもそも球単体で外せません。日産は公式 FAQ でルークスの世代ごとに全灯火のバルブ規格とワット数を公開しており、型式と光源の組み合わせさえ押さえれば型番は一意に決まります。ここでは 4 世代ぶんの規格を一枚の早見表にまとめ、純正表記と社外品表記の対応まで通しで並べます。

目次

ルークス全灯火のバルブ規格早見表(BA1型)

BA1 型は 2020 年 3 月から 2025 年 9 月まで販売された 3 代目で、型式は B44A / B45A / B47A / B48A。中古車を含めた流通量がいちばん多い世代です。日産公式 FAQ が示す規格は、ヘッドランプの光源によって次の 2 系統に分かれます。

ハロゲン車・LED車の全灯火一覧

灯火の位置 ハロゲンヘッドランプ車 LEDヘッドランプ車
ヘッドランプ(ハイ/ロー) H19(60/55W) LED
フロントフォグランプ グレード装着(LED) LED
クリアランスランプ(車幅灯) W5W(5W) LED
フロントターンシグナル WY21W アンバー(21W) WY21W アンバー(21W)
サイドターンシグナル(フェンダー) W5W(5W) LED
サイドターンシグナル(ドアミラー) LED LED
リヤターンシグナル WY21W アンバー(21W) WY21W アンバー(21W)
テールランプ LED LED
ストップランプ LED LED
ハイマウントストップランプ LED LED
リバースランプ(バックランプ) W16W(16W) W16W(16W)
ライセンスプレートランプ(ナンバー灯) W5W(5W) W5W(5W)

球で交換できる灯火は5か所だけ

表を縦に見ると分かるとおり、BA1 型で球を買って自分で差し替えられるのは、ターンシグナル・バックランプ・ナンバー灯、そしてハロゲン車のヘッドランプと車幅灯だけです。テール、ストップ、ハイマウントは光源側の仕様にかかわらず最初から LED で、バルブ型番という概念がありません。

なお日産の一覧では、ハロゲンヘッドランプ車の行にフロントフォグの記載がありません。フォグは装着グレードのみの装備で、その中身は LED です。社外の適合表でもフォグは「ユニット+ LED/グレードにより装着可」という扱いになっています。

「W5W」「W16W」は社外品の「T10」「T16」と同じ

日産が使う W5W や WY21W は欧州(ECE)規格の呼称で、カー用品店に並ぶ社外 LED のパッケージはたいてい T10・T16・T20 という通称で書かれています。この対応を知らないまま棚を見ると別物に見えてしまうため、ここを先に押さえます。

ウェッジ球:W5W = T10 / W16W = T16

W5W は口金のないガラス直挿しのウェッジ球で 5W。ルークスではナンバー灯と、ハロゲン車の車幅灯・フェンダー側サイドウインカーに使われます。社外品の棚では T10 です。

W16W は同じウェッジ形状の 16W で、バックランプに入っています。社外表記は T16 で、T10 より一回り太い。見た目が似ているせいで T10 を挿してしまう例がありますが、規格としては別物です。

ターンシグナル:WY21W = T20 アンバー

WY21W の「Y」はアンバー(黄)着色を意味し、ワット数は 21W。社外では T20 シングルのアンバーに当たります。

ここでルークス特有の落とし穴があります。社外の適合表は、ルークスのウインカーを「T20 ピンチ部違い」と表記します。ピンチ部とは口金の樹脂部分の切り欠きのことで、一般的な T20 とは形が違うのです。ウインカーを社外品にするなら、T20 の中でも「ピンチ部違い」に対応すると明記された製品を選びます

ヘッドランプ:H19 は H4 の仲間だが別物

H19 は 12V 60/55W で、ハイビーム用とロービーム用の 2 本のフィラメントを 1 球に収めた兼用バルブです。定格も構造も H4 と同じですが、口金部分の形が一部異なるため H4 とは差し替えできません。採用車種は日産デイズや三菱 eK ワゴンなど軽自動車が中心で、H4 に比べると流通量はまだ限られます。

型式と年式でヘッドランプの光源が決まる(BA1型)

「型式が分かればバルブも決まる」と考えると外します。BA1 型の型式は、エンジンと駆動方式の組み合わせを表しているだけだからです。

型式 B44A / B45A / B47A / B48A の違い

型式 エンジン 駆動方式
B44A 自然吸気 2WD
B45A ターボ 2WD
B47A 自然吸気 4WD
B48A ターボ 4WD

4 つの型式はどれもヘッドランプの光源とは対応していません。H19 かどうかを決めるのは型式ではなく、グレードと年式(前期か後期か)です。

前期(2020年3月〜2023年5月)はグレードで分かれる

ハロゲンヘッドランプの設定があるのは前期型です。社外の適合表がハロゲン仕様車として掲載している範囲も、令和 2 年 3 月から令和 5 年 3 月(提供元により 5 月)までで揃っています。この時期の S や X といったベースグレードを買った場合、ヘッドランプが H19 である可能性があります。

後期(2023年6月〜)は全車LEDヘッドランプ

2023 年 6 月下旬に発売されたマイナーチェンジで、ルークスは LED ヘッドランプが全車標準装備になりました。つまり後期型に H19 の車両は存在しません。中古で前期を買った人だけが H19 を探す側に回る、という整理になります。

現行BA2型(2025年10月〜)で交換できるバルブ

ルークスは 2025 年秋にフルモデルチェンジし、現行は 4 代目の BA2 型です。灯火のほとんどが LED 化されており、球で交換できる箇所はかなり絞られました。

S・Xグレード

灯火の位置 規格
ヘッドランプ(ハイ/ロー) LED
クリアランスランプ(車幅灯) LED
フロントターンシグナル WY21W アンバー(21W)
サイドターンシグナル(ドアミラー) LED
サイドターンシグナル(フェンダー) W5W(5W)
リヤターンシグナル WY21W アンバー(21W)
テール/ストップ/ハイマウント LED
リヤフォグランプ LED
リバースランプ(左右) W16W(16W)
ライセンスプレートランプ W5W(5W)

ハイウェイスター系

ハイウェイスター系はフロントフォグランプが LED で追加され、クリアランスランプも LED です。フロントターンシグナルだけは装備によって分かれ、アダプティブ LED ヘッドライト装着車は LED、それ以外は WY21W(21W)になります。リヤターンシグナル・バックランプ・ナンバー灯は S・X と共通です。

BA2 型で球として交換できるのは、実質 WY21W・W16W・W5W の 3 種類。ヘッドランプもフォグもテールも LED なので、灯火のカスタムはウインカー・バック・ナンバー灯に集約されます。

旧型ルークスのバルブ規格

ルークスという車名は 2009 年から使われており、間に「デイズルークス」を挟みます。日産は旧型ぶんの規格も公式 FAQ に残しています。

デイズルークス BA0型(2014年2月〜2020年3月)

型式は B21A。ヘッドランプが H4 なのはこの世代までで、フォグに H16 が入るのが特徴です。

灯火の位置 ハロゲンヘッドランプ車 LEDヘッドランプ車(ハイウェイスター)
ヘッドランプ(ハイ/ロー) H4(60/55W) LED
フロントフォグランプ H16(19W) H16(19W)
クリアランスランプ W5W(5W) LED
サイドターンシグナル 5W LED
フロント/リヤターンシグナル WY21W(21W) WY21W(21W)
テール/ストップ LED LED
ハイマウントストップランプ LED LED
リバースランプ W16W(16W) W16W(16W)
ライセンスプレートランプ W5W(5W) W5W(5W)

小糸系の車種別電球適合表では、この世代のルームランプは前後とも T10 × 31(12V 8W)と記載されています。

初代ルークス VA0型(2009年12月〜2013年3月)

日産の FAQ は VA0 型と呼び、電球適合表では型式 ML21S として載っています。フォグに H8、キセノン車に D2S を使うのはこの世代だけです。

灯火の位置 規格
ヘッドランプ(ハイ/ロー) H4(60/55W)/キセノン車は D2S(35W)
フロントフォグランプ H8(35W)
ポジションランプ W5W(5W)
フロントターンシグナル WY21W(21W)
リヤターンシグナル PY21W(21W)
リバースランプ W16W(16W)
ライセンスプレートランプ W5W(5W)
ハイマウントストップランプ LED(2010年8月以降)

LEDの灯火は球だけの交換ができない

早見表で LED と書かれた行には、バルブ型番が存在しません。日産の FAQ は、LED の点灯不具合が発生した場合はランプアッセンブリー(部品本体)ごとの交換になると明記しています。

これは実務上けっこう効いてきます。BA1 型後期と BA2 型のヘッドランプ、全世代のテール・ストップ・ハイマウント、そして純正 LED フォグは、球を買ってきて差し替える対象ではありません。LED 表記の灯火が切れたら、部品はバルブではなくランプユニットになり、費用の桁も変わります

明るさを変えたい場合も同じで、純正 LED フォグはユニット一体構造のため球だけの差し替えができません。社外品はフォグユニットごと交換する L1B 対応品として流通しており、バルブ単体の商品は適合しない、という前提で選ぶことになります。

自分のルークスのバルブを間違えずに選ぶ手順

規格を一覧で見たあとは、自分の車がどの行に当たるかを 3 ステップで特定します。

1. 車検証で型式と初度登録年月を見る

型式欄が B44A / B45A / B47A / B48A なら BA1 型(3 代目)、B21A ならデイズルークス、ML21S なら初代です。初度登録年月が 2025 年 10 月以降であれば現行の BA2 型に当たります。BA1 型はさらに、2023 年 6 月をまたぐかどうかで前期・後期を分けます。

2. ヘッドランプがLEDかハロゲンかを見分ける

BA1 型の前期に乗っているなら、ここが分かれ道です。消灯した状態でレンズの奥をのぞくと、ハロゲン車はリフレクター中央に電球とソケットの丸い後端が見えます。点灯色でも見当がつき、ハロゲンは黄色寄り、LED は白く光ります。判断がつかないときは、ヘッドランプ裏の防水カバーを外して球の刻印を読むのが早道です。

3. 現車のバルブ形状を確かめてから買う

社外の適合表はどこも、年式・型式・タイプが一致していても特別仕様車などの条件で実際の装着品が異なる場合がある、と注記しています。適合表は当たりを付けるための道具であって、最終確認の役割は果たしません。外した球の刻印(H19、W16W、WY21W など)を読んでから発注すれば、取り付け当日に規格違いで詰むことはなくなります。

よくある質問

ルークスのヘッドライトはH4ですか?

BA1 型(2020 年 3 月〜2025 年 9 月)のハロゲン車は H19 で、H4 ではありません。H4 が使われていたのはデイズルークス(BA0 型)と初代ルークス(VA0 型)までです。世代を取り違えて H4 を買う例がいちばん多いので、まず車検証の型式を見てください。

H19とH4は差し替えできますか?

できません。どちらも 12V 60/55W でハイ/ロー兼用の 2 フィラメント球ですが、口金の形状が一部異なります。定格が同じでも H4 のバルブは H19 のソケットに収まらないため、流用は成立しません。

純正LEDヘッドランプを社外LEDに交換できますか?

純正 LED は球単体の部品として設定されていません。日産も、不具合時はランプアッセンブリーごとの交換になると案内しています。バルブを差し替える前提の社外 LED は、そもそも装着する場所がないため適合しません。

ルークスのフォグランプは何番ですか?

BA1 型・BA2 型のフロントフォグは純正 LED です。社外の適合表でも「ユニット+ LED」の扱いで、明るさを変えるならユニットごと交換する L1B 対応品を使います。バルブ番号で選べるのはデイズルークス(BA0 型)の H16(19W)と、初代(VA0 型)の H8(35W)までです。

ナンバー灯とバックランプの型番は?

ナンバー灯(ライセンスプレートランプ)は W5W(5W)で、社外表記なら T10。バックランプ(リバースランプ)は W16W(16W)で、社外表記なら T16 です。この 2 つは BA1 型・BA2 型・デイズルークスを通じて共通なので、世代が変わっても同じ球で通せます。

ウインカーをLEDにするとハイフラになりますか?

なります。純正の WY21W は 21W の白熱球で、LED に替えると消費電力が大きく下がり、車両側が球切れと判定して早点滅(ハイフラッシャー)を起こします。抵抗を内蔵した LED バルブを選ぶか、別途ハイフラ防止抵抗を追加して電流を合わせる必要があります。

まとめ:世代と光源の2点で型番は決まる

ルークスのバルブは、世代(VA0 / BA0 / BA1 / BA2)と、ヘッドランプがハロゲンか LED かという 2 点だけで決まります。H19 が出てくるのは BA1 型のハロゲン車、つまり 2023 年 5 月までの前期に限られ、後期と現行 BA2 型は全車 LED ヘッドランプなので H19 の出番はありません。

一方で、球として交換できる灯火の顔ぶれは世代を通じてほとんど変わりません。ターンシグナルが WY21W(社外表記は T20 アンバー・ピンチ部違い)、バックランプが W16W(T16)、ナンバー灯が W5W(T10)。この 3 つを覚えておけば、ルークスの灯火まわりで買い間違える場面はほぼなくなります。LED と書かれた灯火には型番が存在せず、交換はランプアッセンブリー単位になる、という線引きだけ忘れないでおきましょう。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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