ルークス ブレーキパッド おすすめ3選と品番の見分け方

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

3代目ルークスのフロントブレーキパッドは、同じ型式でも仕様によって品番が変わる。車検証の型式欄だけを見て注文すると、B44Aに乗っている人の一部が確実に外す。まず自分がどちら側かを確定させてから、商品を選ぶ順番で進めたい。

目次

ルークスのフロントパッドは品番が2つしかない

曙ブレーキ工業の公式適用表を見ると、3代目ルークス(B44A / B45A / B47A / B48A)のフロント用は AN-788WK と AN-769WK の2品番だけで整理されている。分かれ方は単純ではないが、覚えるべき境目は1つだ。

AN-788WK が要るのは B44A の標準仕様だけで、それ以外の3代目ルークスはすべて AN-769WK になる。

型式 仕様 フロント品番
B44A(2WD) 標準仕様 AN-788WK(K-788WK)
B44A(2WD) プロパイロット・電動パーキング仕様 AN-769WK(K-769WK)
B45A(2WD) 標準/プロパイロット・電動パーキングとも AN-769WK(K-769WK)
B47A(4WD) 標準/プロパイロット・電動パーキングとも AN-769WK(K-769WK)
B48A(4WD) 標準/プロパイロット・電動パーキングとも AN-769WK(K-769WK)

確認に必要なのは2点だけ。車検証の「型式」欄(5AA-B44A のように排出ガス規制記号と並んで書かれている)と、運転席まわりの装備だ。プロパイロットが付いているか、パーキングブレーキが電動のスイッチ式か足踏み式(フットリリース式)か。日産の公式諸元表には両方のパーキングブレーキがグレード別に載っており、曙の適用表が品番を分ける境目もここと一致する。型式が B44A で、プロパイロットが無く、パーキングブレーキが足踏み式なら AN-788WK 側だ。

「ルークス」が指す世代を先に切り分ける

ルークスという車名は4つの世代で使われてきた。商品ページを見る前に、自分がどこにいるかを確かめておきたい。

世代 型式 おおまかな年式
初代 ルークス ML21S 平成21年12月〜平成25年2月
デイズルークス B21A 平成26年2月〜平成31年3月
3代目 ルークス B44A / B45A / B47A / B48A 2020年3月〜2025年10月
4代目 ルークス BB1A / BB2A / BB5A / BB6A 2025年〜

この記事が扱うのは3代目だ。曙ブレーキ工業の軽自動車専用適用表では、3代目の適用年式が R2.3 から R7.10(2020年3月から2025年10月)と記載されている。

紛らわしいのが上下の2世代だ。初代 ML21S のフロント品番は AN-727K(軽自動車専用シリーズでは K-727K)で、3代目とはまったく別。デイズルークス B21A のほうはさらに厄介で、同じ適用表で 2WD が K-788WK、4WD とターボ付が K-769WK と書かれている。3代目と同じ番号が、違う分かれ方で並んでいるということだ。車名だけで商品を選ぶと世代を取り違える。

そして日産の新型発表リリースによれば、2025年8月22日に先行公開、9月19日に発表された4代目が同年秋から発売されている。「新型ルークス」という言葉が指すものは、もう B44A ではない。

タイヤの側から自分の世代とグレードを確かめたい場合は、

も併せて見ておくといい。

同じB44Aで品番が割れるのはローターの構造が違うから

型式が同じなのに品番が分かれる、と聞くと理不尽に感じるかもしれないが、日産の公式諸元表を見ると理由がはっきりする。3代目ルークスの「主ブレーキ 前」欄が、グレードによって2種類に分かれているのだ。

2WDはグレードで前ブレーキの形式が変わる

2WD(B44A / B45A)の7グレードのうち、S・X・ハイウェイスターXの3グレードは「ディスク式」、つまり穴の開いていないソリッドのディスク。対してXターボ・ハイウェイスターXプロパイロットエディション・ハイウェイスターGターボ・ハイウェイスターGターボプロパイロットエディションの4グレードは「ベンチレーテッドディスク式」になる。ハイウェイスターXは前者、ハイウェイスターXプロパイロットエディションは後者。型式が 5AA-B44A のまま、グレードだけでローターの構造が変わる。

4WD(B47A / B48A)は7グレードすべてがベンチレーテッドディスク式で、ここに分岐はない。だから4WDは全部 AN-769WK で済む。

パッドメーカー2社が同じところで品番を分けている

ディクセルの3代目ルークス向けも同じ切り分けだ。KPタイプの 341319 が B44A のプロパイロット無し向け、341308 が B45A・B48A 向けとして設定されている。曙とディクセル、2社が独立に同じ境目で品番を分けているという事実は、この分岐が実在する構造差だという裏づけになる。

後ろ側も仕様で分かれる

なお曙の日産用適用表では、後ろ側の品番も標準仕様が NN3072、プロパイロット・電動パーキング仕様が NN4528 と分かれる。しかもこの分かれ方は B44A・B45A・B47A・B48A の4型式すべてで共通だ。前だけ確認して「うちは B45A だから前後とも1種類」と考えると、後ろで取り違える。

足まわりの数値をまとめて確認したいなら

に寸法系を集めてある。

品番が合った先で比べるのは4つ

品番さえ合っていれば車は止まる。そのうえで実際に差が出るのは次の4点で、価格だけを並べると3つを見落とす。

1. 付属品が入っているか

鳴き止めシムとパッドグリースが同梱かどうか。別に買えば数百円から千円台の追加になり、注文と作業の手間も一手分増える。

2. 摩擦材の材質と温度域

街乗り中心なら、常温から400度程度をカバーする NAO 系で足りる。サーキットを走らない車に高温域向けの材質を入れても、日常の温度帯では持ち味が出ない。

3. 保証の有無と、それを使える交換方法か

摩耗保証が付いていても、条件を満たさない交換のしかたをすれば使えない。後述するが、ここは自分で作業するかどうかの判断に直結する。

4. 車重に対して無理のない選択か

3代目ルークスの車両重量は、日産の公式諸元表で2WDが950kgから1010kg、4WDが1010kgから1060kg。純正タイヤはS・X・Xターボ・ハイウェイスターX・ハイウェイスターXプロパイロットエディションが155/65R14、ハイウェイスターGターボ系が165/55R15だ。軽自動車としては重い部類で、ブレーキにかかる負担を考えるときの前提になる。

3代目ルークスで実際に選べる3つ

以下はいずれも Amazon の実売価格(確認時点)で、変動する。注文前に商品ページの表示を見てほしい。

B44Aの標準仕様に乗っているなら

アケボノ AN-788WK ルークス B44A 標準仕様用 フロントブレーキパッド

Amazonで見る

品番 AN-788WK。曙ブレーキ工業は自動車メーカーへ純正部品を納めているメーカーで、その補修品にあたる。この品番が必要なのは3代目ルークスのうち B44A の標準仕様だけで、B44A でもプロパイロット・電動パーキング仕様なら下の AN-769WK になる。実売 ¥4,190(確認時点)。

B45A・B47A・B48A、およびB44Aのプロパイロット・電動パーキング仕様なら

アケボノ AN-769WK ルークス B45A・B47A・B48A用 フロントブレーキパッド

Amazonで見る

品番 AN-769WK。3代目ルークスの大半がこちら側に入る。4WD(B47A / B48A)は仕様を問わず全部この品番だ。実売 ¥3,390(確認時点)。

軽専用の補修グレードから選ぶなら

ディクセル KPタイプ KP-341319 ルークス B44A プロパイロット無用 フロントブレーキパッド

Amazonで見る

ディクセルの KP タイプは軽自動車専用の車検交換・補修グレードで、公式サイトが公開している仕様は材質が NAO(ノンアスベストオーガニック)、適正温度が0度から400度、ブレーキダイナモメーターのSAE J2522第2フェード試験データが Max.μ 0.44 / Ave.μ 0.33 / Min.μ 0.28。鳴き止めシムが装着済みで、パッドグリース(PG101)も付属する。同社は車重が重いハイト系の例としてルークスを名指ししており、対象ステージは街乗りと通勤・買物などの通常走行まで。軽自動車用フロントの定価は税込3,740円から4,840円と公開されている。実売 ¥3,545(確認時点)。

この品番 KP-341319 は B44A のプロパイロット無し向けだ。B45A・B48A 向けは 341308 になる。

この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

交換の目安は残り5mm

ブレーキメーカーのアドヴィックスは、パッドの厚みが残り5mmになったら必ず交換するよう公開している。理由も示されていて、薄くなったパッドを使い続けると摩擦熱が裏板側へ伝わり、ブレーキフルードやキャリパーへ熱が回って部品の熱劣化を起こす可能性がある、というものだ。残り5mmは限界値ではなく、余裕を残した交換推奨値として出されている数字だと理解しておきたい。

限界まで使うとどうなるか

同社はフル摩耗させた場合の危険性も数値で説明している。裏板でブレーキをかけることになるため、ローターを傷つけ、効きも半分以下に落ちる。通常のパッドの摩擦係数が0.3から0.4であるのに対し、金属の裏板では0.15程度。こうなるとパッドだけでなくローターも交換が必要になり、さらに使い続ければピストンがシリンダーから抜け落ちる可能性にも触れられている。

走行距離での目安は条件しだい

アドヴィックスが挙げている交換目安は、小型乗用車で4万から5万km、スポーツカーで3万から4万km、SUVで2万から3万km。ただし同社は実際は走行条件(地域、乗員、速度)によって異なると明記しており、山地はブレーキ回数が多いぶん寿命が短く、雪国はローターが錆びやすいため摩耗が早いことを例に挙げている。車重の大きい車、エンジン出力の大きい車ほどパッド寿命が短くなるとも書かれている。軽自動車の具体的な距離はこの出典には示されていないので、距離ではなく厚みで見るほうが確実だ。

点検で見てもらえない年がある

自動車点検基準の別表第六では、制動装置の「ブレーキ・ディスク及びパッド」について、1年ごとの点検項目に「ディスクとパッドとのすき間」と「パッドの摩耗」が掲げられている(「ディスクの摩耗及び損傷」は2年ごと側)。ただしこの2項目には注記があり、車検証の交付日または前回点検日以降の走行距離が1年あたり5千km以下の車は省略できる場合がある。走行距離の少ない車ほど、自分で厚みを気にする必要が出てくる。

ブレーキまわりから音が出ている段階なら

で音の種類から切り分けておくと、パッドの問題かどうかの当たりがつく。

自分でやるか、部品だけ買って頼むか

条文が対象にしているのはキャリパの取り外し

道路運送車両法施行規則の第三条は「特定整備」を定義している。制動装置については第五号で、マスタ・シリンダ、バルブ類、ホース、パイプ、倍力装置、ブレーキ・チャンバ、ブレーキ・ドラム、またはディスク・ブレーキのキャリパを「取り外して行う」整備または改造が該当すると書かれている。ディスクブレーキのパッド交換そのものは、この列挙に独立した項目としては挙がっていない。該当するかどうかはキャリパを取り外すかどうかで決まる、という構造だ。なおこの条文は禁止規定ではなく、事業として整備を行う場合の認証区分にかかわる定義である。

責任の所在と、保証が使えるかどうか

問題は法令より手前にある。アドヴィックスも、専門の業者に頼らず自分で作業する場合は自分が責任を負うことになると明記している。ブレーキは作業ミスの結果が「止まれない」という形で出る部位だ。

そしてもう1つ、実務上の差がある。ディクセルの摩耗保証は自社パッドの早期摩耗を対象にしたもので、KPタイプも対象商品に含まれる。対象は装着から20,000km走行までの早期摩耗のみ、パッドなら残厚2mm以下になったときで、鳴き・ダスト・錆・ジャダーは対象外。通常の街乗りに限られ、購入日と購入店舗を証明できることが条件で、保証は1回限り。提出書類には第三者が交換距離を証明できる整備記録簿や作業内容書などの公的な書類が求められ、DIYによる自己申告は不可と明記されている。自分で交換すると、この保証は使えなくなる。

部品だけ買って取り付けを頼む

工具・トルク管理・エア抜きの要否に不安があるなら、部品だけ自分で用意して取り付けを整備工場に頼む分け方が現実的だ。その場合は持ち込みを受けてもらえるか、持ち込み工賃がいくらかを先に確認しておく。工場に頼む前提で費用を組み立てるなら

も参考になる。

換えた直後の走り方とローターの見かた

新品パッドは入れた瞬間から本来の効きが出るわけではない。ディクセルは、街乗りのみで使う場合のアタリ付けに一般道で大体300から1,000kmほど必要だと案内している。その間は急制動・急ハンドルなど急のつく運転を避け、無理に温度を上げる走行も控える。同社の表現では、ごく普通の安全運転で走れば街乗りでのアタリ付けは完了する。交換した直後が、いちばん効きの安定しない期間だと考えて予定を組みたい。

ローターを同時に換えるかどうかは、状態で決まる。ディクセルは当然同時交換が望ましいとしたうえで、新車時にノーマルパッドの性能が不満でグレードアップする場合など、ローターがまったく摩耗していない状態なら交換の必要はない、と条件を分けている。逆にローター表面がレコード盤のような筋状になっていたり、外周のエッジが立っている状態なら必ず交換が必要だ。摩耗の目安はフロントで片側1mm(総厚で2mm)、リヤで片側0.5mmから0.75mm。摩耗限界値は各ローターに「MIN TH ○○」と刻印されていて、値は品番ごとに異なる。

注文前に潰しておきたい取り違え4つ

型式だけで決めてしまう

いちばん多いのがこれだ。B44A の標準仕様とプロパイロット・電動パーキング仕様は別品番で、車検証の型式欄だけを見ても区別できない。AN-788WK が3代目ルークスの B44A 全車に適合するわけではない、というのが要点になる。

複数型式をまとめた表記を鵜呑みにする

販売ページのタイトルに複数の型式が並べて書かれていることがある。曙の適用表では B44A の標準仕様(AN-788WK)と B47A(AN-769WK)は別品番として整理されているし、ディクセルも B44A のプロパイロット無し向けと B45A・B48A 向けで別品番だ。「B44A/47A対応」のようなまとめ表記を見かけたら、その表記だけを根拠に発注せず、パッドメーカーの適合検索で自分の型式と仕様を照合する。

リア用のパッドを探してしまう

3代目ルークスの「主ブレーキ 後」は、日産の公式諸元表で2WD・4WDとも全グレードが「リーディングトレーリング式」。ドラムブレーキの形式で、後輪にディスクローターは付いていない。だからルークスにリア用ブレーキパッドという部品は存在せず、後ろの摩擦材はブレーキシュー(ライニング)になる。曙の日産用適用表でも、後ろ側は NN3072・NN4528 というシュー側の品番が並ぶ。

3代目のパッドを4代目に流用しようとする

4代目(BB1A・BB2A・BB5A・BB6A)は型式が別系統に変わっている。ブレーキ形式も4代目は全グレードがベンチレーテッドディスク式で、3代目のようなグレード別の分かれ方をしない。流用できる前提で考えず、4代目のオーナーは販売店またはパッドメーカーの適合追加情報を確認してほしい。

消耗品の交換サイクルをまとめて管理したいなら

も同じ時期に見直しておくといい。

よくある質問

ルークスにリア用のブレーキパッドはありますか

ありません。日産の公式諸元表で3代目ルークスの後ろは全グレード「リーディングトレーリング式」、つまりドラムブレーキです。後ろの摩擦材はブレーキシューになり、曙ブレーキ工業の適用表でも NN3072・NN4528 というシュー側の品番が設定されています。

残り何mmで交換すればいいですか

アドヴィックスは残り5mmになったら必ず交換するよう公開しています。これは限界値ではなく余裕を残した推奨値で、それより薄い数値を交換基準として単独で使うのは避けたほうが確実です。

車検や法定点検でパッドは見てもらえますか

自動車点検基準の別表第六では、1年ごとの点検項目に「ディスクとパッドとのすき間」と「パッドの摩耗」が入っています。ただし年間走行距離が5千km以下の車は省略できる場合があるという注記が付いており、点検のたびに必ず見ているとは限りません。

パッド交換は自分でやってもいいのですか

道路運送車両法施行規則の第三条が定義している特定整備は、キャリパなどを取り外して行う整備で、パッド交換そのものは独立した項目としては挙がっていません。該当するかは作業内容で変わるため、可否を一律には言えません。加えてディクセルの摩耗保証はDIYによる自己申告を認めていないので、保証を残したいなら整備工場に依頼する必要があります。

プロパイロットが付いているかはどこで分かりますか

運転席まわりを見れば判断できます。プロパイロットの有無と、パーキングブレーキが電動のスイッチ式か足踏み式(フットリリース式)かの2点です。3代目ルークスの諸元表には両方のパーキングブレーキがグレード別に載っており、曙の適用表が品番を分ける境目もここに一致します。

2025年に出た新型ルークスにも同じパッドが使えますか

同じとは考えないでください。日産のリリースによれば4代目は2025年8月22日に先行公開、9月19日に発表され、同年秋に発売されています。型式は 5BA-BB1A・4BA-BB2A(2WD)と 5BA-BB5A・4BA-BB6A(4WD)で、3代目とは別系統です。

ホイールまわりも含めて足元を見直すなら

にサイズの考え方をまとめてある。

まとめ

3代目ルークスのフロントパッドは AN-788WK と AN-769WK の2品番で、AN-788WK が要るのは B44A の標準仕様だけ。残りはすべて AN-769WK だ。判別に必要なのは車検証の型式欄と、プロパイロット・電動パーキングの有無という2点だけで済む。交換の目安はブレーキメーカーが示す残り5mm。

やることは順番に3つ。車検証を出して型式を読む。運転席まわりでプロパイロットとパーキングブレーキの形式を確かめる。そこで候補を1つに絞ってから、パッドメーカーの適合検索で最終確認して注文する。この順番なら、B44A の分岐で外すことはない。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次