86 ZN6 エアコンフィルター型番と適合|純正品番2つを整理

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

86(ZN6)のエアコンフィルターを通販で探すと、商品名の「適合品番」に、純正品番として掲載されている番号とは別の番号を書いた品がある。その番号だけを手がかりに買うと、自分の車の純正品番と照らしたつもりで、実は照らせていない。確かめた出典に純正品番として現れるのは SU003-02112 と 88568-37020 の2つで、どれも販売店の掲載だ。年式でどちらを見るか、通販品の適合の書き方をどう読むかを順に整理する。

目次

86 ZN6 の純正品番として掲載されている2つの番号

確かめた出典には、86(ZN6)のエアコンフィルターの純正品番として SU003-02112 と 88568-37020 の2つが現れる。出典は国内の販売店、米国のトヨタ純正部品の販売店、豪州のトヨタ販売店の掲載で、トヨタの公式の部品資料では確かめていない。

国内の販売店の掲載(価格比較サイトに載る販売店の適合欄)は、トヨタ 86(型式 ZN6)を年式で分け、2012年4月〜2017年10月を SU003-02112、2017年10月以降を 88568-37020 としている。境目の2017年10月は両方の範囲に書かれているので、その前後の車は車台番号での照会が要る(手順は「買う前の確かめ方」の節)。

掲載している出典 品番 掲載している適合の範囲
国内の販売店 SU003-02112 トヨタ 86(ZN6)2012年4月〜2017年10月
国内の販売店 88568-37020 トヨタ 86(ZN6)2017年10月以降
米国のトヨタ純正部品の販売店 SU003-02112 米国仕様の Scion FR-S 2013〜2016年、Toyota 86 2017〜2020年、Toyota GR86 2022〜2024年
豪州のトヨタ販売店 88568-37020 豪州仕様の GT 86 2012年4月〜2016年7月、86 2016年8月〜2021年4月、GR 86 2022年3月以降

海外の掲載は年式の分け方が国内とそろっていない

米国のトヨタ純正部品の販売店の掲載

米国のトヨタ純正部品の販売店の部品ページは、SU003-02112(部品名 Cabin Air Filter)に製造元の注記として生産終了(discontinued)と書いている。同じページの説明文は「2017〜2020年の 86 と 2022〜2024年の GR86 に合う」とだけ書き、Scion FR-S を含む適合表と範囲が食い違っている。

豪州のトヨタ販売店の掲載

豪州のトヨタ販売店の部品ページは、88568-37020 のキャビンフィルター(エアコンフィルター)を上の表の範囲に適合とし、購入前に車台番号(VIN)で適合を確かめるよう勧めている。

どちらも海外仕様の車についての掲載で、国内仕様の ZN6 にそのまま当てはまるかは確かめていない。しかも分け方が出典ごとに違う。国内の販売店は2017年10月を境に2つを分け、豪州の販売店は2012年4月以降の GT 86 と 86 に 88568-37020 を、米国の販売店は2017〜2020年の 86 に SU003-02112 を挙げている。2つの品番の後継(置き換え)の関係も確かめた出典に書かれていないので、海外の掲載は参考にとどめる。

フィルターメーカーと販売店が載せている社外品の適合

フィルターメーカーのエムリットフィルターの公式の車種検索では、トヨタの欄に適合車種を「ZN6 / ZC6」と書いたエアコンフィルターが載っている。86(ZN6)とスバル BRZ(ZC6)を同じ品の適合車種として並べている形だ。ただ、そのページの本文に品番の字は書かれておらず、年式や純正品番は適合表か問い合わせで確かめるよう案内している。BRZ 側の型番と適合は別の記事にまとめている。

デンソーのクリーンエアフィルターは、国内の販売店の掲載(価格比較サイトに載る販売店の記載)で、型番 DCP7003(メーカー品番 014535-3780)がトヨタ 86(型式 ZN6)の2012年4月〜2021年10月・全車に適合とされている。デンソーの公式の適合表では確かめていないので、買う前に販売店かデンソーの適合表で照らす。

86 ZN6 を対応車種に挙げる通販のエアコンフィルター

通販で 86 ZN6 を対応車種に挙げている WeCar と AUTO SPEC の2商品を比べる。どちらも販売ページの商品説明(出品者の記載)を元にしていて、適合の書き方の範囲が違う。

項目 WeCar AUTO SPEC
販売ページの対応車種 トヨタ 86 ZN6 の H24.4〜R3.9 複数車種の1つとして「トヨタ ピクシス 86 ZN6」(86 の年式の範囲は書かれていない)
並べている品番 適合品番 95860-58J00(SU003-02112・88568-37020 の字は無い) 参考品番 デンソー DCC7003(014535-1660)、対応純正品番に SU003-02112 と 95860-58J00(88568-37020 の字は無い)
構造 5層構造(層の中身は書かれていない)、活性炭入り 5層構造(HEPA 不織布の繊維層2層・フィルターネット2層・活性炭層)

WeCar のエアコンフィルター(86 ZN6 用)

販売ページの商品説明では、商品名と箇条書きで対応車種をトヨタ 86 ZN6 の H24.4〜R3.9(2012年4月〜2021年9月)と書いている。R3.9 より後の年式の車は、この記載の範囲の外になる。

商品名は「適合品番 95860-58J00」と書くが、この番号はほかの出典に純正品番として現れる SU003-02112・88568-37020 とは別の番号で、商品名と箇条書きのどちらにもその2つの字は無い。WeCar の適合品番だけで純正品番との対応を決めない。

機能は、商品名で活性炭入り・PM2.5対応・脱臭・抗菌・防カビ・花粉・抗ウイルスをうたい、箇条書きでウイルス・花粉までブロックする5層構造のフィルターと書いている。

WeCar トヨタ86(ZN6)用 エアコンフィルター 活性炭入り

Amazonで見る

AUTO SPEC のエアコンフィルター(複数車種用)

ダイハツ タント・タフト・グランマックス・ムーヴ、スズキ MRワゴン・アルト・スイフト、日産 ルークスなど複数の車種に向けた品で、販売ページの商品説明では対応車種の1つとして「トヨタ ピクシス 86 ZN6」を挙げている。86 の年式の範囲は商品名と箇条書きのどちらにも書かれていない。

対応純正品番の並びに SU003-02112 を含めているが、88568-37020 の字は無い。国内の販売店の掲載が2017年10月以降の純正品番とする 88568-37020 の車では、AUTO SPEC のこの並びだけでは照合できない。

箇条書きは製品サイズを 17.9 x 18.3 x 2.9 cm とし、外側にハイバウンドスポンジを使う設計で、PM2.5 の粒子について 2.5μm を90%、1.0μm を85% キャッチすると書いている。車種により取り付け位置は異なるので、車両の整備マニュアルを参照するよう注意している。

AUTO SPEC エアコンフィルター 5層構造 活性炭入り(86 ZN6 を含む複数車種用)

Amazonで見る

自分の 86 に合うフィルターの選び方

比べる基準は3つある。

  1. 適合の書き方:販売ページに型式 ZN6 と対応年式が書かれているか、自分の車の純正品番が並んでいるか
  2. 機能:活性炭の有無(脱臭)や、花粉・PM2.5 への対応など、何を重視するか
  3. 交換の目安:販売ページが書く交換の時期と走行距離

先に見るのは1つ目だ。機能と交換の目安は好みで選べるが、適合の記載が合わない品は付けられない。年式で照らすなら、対応年式を H24.4〜R3.9 と書く WeCar が照らしやすい。純正品番 SU003-02112 で照らすなら、対応純正品番の並びに SU003-02112 を含める AUTO SPEC が照らしやすいが、AUTO SPEC は 86 の年式の範囲を書いていない。国内の販売店の掲載で 88568-37020 とされる2017年10月以降の車は、2商品とも商品名と箇条書きにその字が無いので、品番では照らせない。その場合は販売店に車台番号を伝えて照会してから選ぶ。

フィルターメーカーの PIAA の案内でも、適用(適合)として載っていない製品は取り付けないよう求め、記載の無い車に付けて起きた不具合には責任を負わないとしている。適用のデータは予告なく変わることがあり、車両の仕様変更で適用が変わる場合もあるので、購入時に必ず確かめるよう書いている。

エアコンフィルターの役割と交換の目安

フィルターメーカーの PIAA の案内では、エアコンフィルターはエアコンが空気を吸い込むときに、空気中のホコリや花粉、虫などのゴミを取り除く部品で、「いわば車のマスク」と説明されている。汚れたままだと冷暖房の効きが悪くなったり、故障の原因になったりするので、定期的に替える。

PIAA は 1年に1〜2回の交換を勧め、花粉の時期・黄砂の飛散・高温多湿のカビ対策・年末の大掃除などに合わせて前もって替えるのが効果的としている。交通量や粉じんの多い地域では早めに、風量が極端に落ちたときや窓が曇りやすくなったときも交換を勧めている。

販売ページの目安は、WeCar が1年もしくは10,000km走行後、AUTO SPEC が1年に1回または走行20,000kmで、出典ごとに書き方が違う。走行距離が少なくても、年に1回を下回らない目安で考えればよい。

買う前の確かめ方

  1. 車検証で型式(ZN6)と年式を確かめる
  2. 販売ページや適合表の対応型式・対応年式・純正品番と照らす
  3. 年式の境目に当たる車や迷う車は、販売店やディーラーに車台番号を伝えて照会する

純正品番の年式の分け方が出典ごとに違うので、3つ目の照会が確実だ。取り付け位置は車種で違うので、作業の前に 86 の位置を車両の取扱説明書や整備の資料で確かめる。

よくある質問

SU003-02112 と 88568-37020 はどちらを見ればいい?

国内の販売店の掲載は、トヨタ 86(型式 ZN6)の2012年4月〜2017年10月を SU003-02112、2017年10月以降を 88568-37020 としている。ただし販売店1件の記載で、海外の掲載とは分け方がそろっていないので、2017年10月の前後の車は車台番号で照会する。

BRZ(ZC6)用のフィルターは 86 にも合う?

エムリットフィルターの公式の車種検索は、同じ品の適合車種に「ZN6 / ZC6」と並べているが、そのページの本文に品番の字は無く、年式や純正品番は適合表か問い合わせで確かめるよう案内している。ほかの BRZ 用の品も、ZN6 が載っているかだけで決めず、販売ページや適合表の対応型式・対応年式・純正品番を車検証の型式と年式に照らして確かめる。

GR86(ZN8)と同じフィルター?

米国と豪州のトヨタ部品店の掲載は、後継の GR86 にも同じ品番を挙げている(米国の販売店は SU003-02112 を2022〜2024年の GR86 に、豪州の販売店は 88568-37020 を2022年3月以降の GR 86 に)。ただ、国内仕様の GR86(ZN8)と ZN6 でフィルターが共通かは、この記事の出典では確かめていない。GR86 側は別の記事で整理している。

交換の目安はどれくらい?

年に1回を下回らない目安で、花粉や黄砂の時期の前か、風量が落ちたときに替える。距離の目安は WeCar の販売ページが10,000km、AUTO SPEC の販売ページが20,000kmと、商品で違う。

フィルターはどこに付いている?

PIAA の一般の案内では、エアコンフィルターは主にグローブボックスの裏側付近に付いているが、正確な位置は車種で異なる。86 ZN6 の取り付け位置と外し方は、この記事の出典では確かめていないので、車両の取扱説明書や整備の資料で確かめる。

まとめ

まずは車検証の年式から、国内の販売店の掲載の分け方(トヨタ 86〈型式 ZN6〉の2012年4月〜2017年10月は SU003-02112、2017年10月以降は 88568-37020)で自分の車の純正品番の見当を付け、販売ページの対応年式と品番が合う候補を1つに絞る。そのうえで、フィルターメーカーの適合表か、販売店への車台番号の照会で最後に確かめる。2つの純正品番はどれも販売店の掲載で、トヨタの公式の部品資料では確かめていない点を忘れないようにしたい。

86 ZN6 のほかの部品の記事

この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次