カムリ ACV40 カスタムパーツの選び方|前期・後期の見分け

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

カムリ ACV40 のグリルやエアロを選ぶとき、写真の形だけで決めて、自分の車が前期か後期かを確かめないまま注文してしまうのがよくある見落としだ。2009年1月の改良でフロントまわりの形が変わっているので、フロントまわりの外装パーツは前期用か後期用かを適合欄で見てから選ぶ必要がある。先に型式・前期か後期か・純正装備の3点を押さえておけば、どの部位を替えるときも適合を取り違えにくい。

目次

最初に確かめる3点と、部位ごとの判断軸

1つ目は型式だ。FF は ACV40、4WD の G Four 系は ACV45 で、型式が違う。2つ目は前期か後期か。2009年1月の改良より前の車が前期、改良後(2009年1月以降の発売区分)が後期になる。

3つ目は純正装備。トヨタの公式カタログで確かめたグレード(2006年1月発売の G・G リミテッドエディション・G Four、2009年1月発売の G、2010年8月発売の G ディグニスエディション)では、ヘッドランプはキセノン(HID)でフロントフォグランプも標準、タイヤは前後とも 215/60R16 95H だ。リアフォグランプはオプションになる。ここに挙げていない区分・グレード(2007年7月発売の区分や G Four リミテッドエディションなど)は同じとは言い切れないので、自分の車の現物で確かめてほしい。

この3点を押さえたら、パーツは次の4つの軸で選ぶ。

  1. 適合: 型式(ACV40 か ACV45 か)と前期・後期が、商品の適合欄に合っているか
  2. 車検への関わり: 灯火の色・タイヤのはみ出し・最低地上高・窓のフィルムのように、基準がある部位か
  3. 元に戻せるか: 純正部品を残しておけば戻せるか
  4. 取り付けの手間: 自分で付けられるか、ショップに頼むか(部品代のほかに工賃がかかる)
部位 先に確かめること
外装(グリル・バンパー・エアロ) 前期用か後期用か、型式
ホイール・タイヤ 純正の負荷能力、ホイールの寸法、はみ出し
車高 最低地上高の基準と足回りへの影響
灯火 口金と電球の規格、灯火の色
内装・電装 個別記事の適合の見分け方

ACV40 の世代と、4WD の ACV45 との違い

販売期間とグレード

ACV40 の世代のカムリは2006年1月に発売され、2011年9月まで売られた。販売区分は2006年1月・2007年7月・2009年1月・2010年8月の発売の4つで、どの区分もグレードは G・G リミテッドエディション・G ディグニスエディション(FF)と G Four・G Four リミテッドエディション(4WD)の5つ。販売店は全国のトヨタカローラ店だった。トヨタの公式カタログの一覧では、この世代の国内向けグレードはガソリンの G 系と G Four 系だけで、カムリのハイブリッドが並ぶのは2011年9月発売の次の世代からになる。

FF の ACV40 は、2AZ-FE エンジン(総排気量2,362cc・2.4リットル)と5速オートマチック(5 Super ECT)の組み合わせ。乗車定員は5名、燃料タンクは70リットルだ。G のボディは全長4,815mm・全幅1,820mm・全高1,470mm・ホイールベース2,775mmで、トヨタの2006年1月の発表では最小回転半径は5.5m。車両重量は G で1,500kg、2010年8月発売の G ディグニスエディションで1,520kg になる。

4WD の ACV45 との違い

4WD の G Four 系は型式が ACV45 で、FF の ACV40 とは型式が違う。トヨタの公式カタログでは、2006年1月発売の G Four(ACV45)はフルタイム4WD・4速オートマチック(Super ECT)・全高1,480mm・車両重量1,590kg。FF の G(ACV40)は5速オートマチック・全高1,470mm・車両重量1,500kg だ。

変速機や全高などの仕様が違うので、ACV40 用とだけ書かれた商品が ACV45 にも付くとは限らない。車種別のパーツは、商品の適合欄に自分の車の型式(車検証の型式の欄)が入っているかを見て選ぶ。いちばん新しい車でも販売の終了から年数がたっている。中古で手に入れた車なら、パーツを選ぶ前に車検証で型式と初度登録の年月を確かめ、見た目でも前期か後期かを見ておくと、適合の取り違えを減らせる。

外装(グリル・バンパー・エアロ)は前期・後期を確かめて選ぶ

前期と後期の見た目の違い

2009年1月のマイナーチェンジを伝えた記事によると、2009年1月13日発売の改良でフロントグリル・バンパー・ヘッドランプなどの意匠が変わり、フロントフォグランプやリヤガーニッシュなどにメッキの加飾が施された。ボディカラーにはベージュメタリックとダークグリーンマイカが加わり、全7色になった。

フロントまわりの形が変わっているので、グリル・フロントバンパー用のエアロ・ヘッドランプまわりの部品は、前期用か後期用かを商品の適合欄で確かめてから選ぶ。前期用と後期用を共用できるかは、商品ごとに確かめる。

グレードによって純正の外観も違う。トヨタの2006年1月の発表では、G ディグニスエディションはクロームメッキのフロントグリルと専用サイドエンブレムを備え、本革シート、木目調仕上げの本革巻きステアリングとシフトノブも付く。グリルを替える前に、今付いているグリルの仕上げを見ておくと選びやすい。

エアロを選ぶときの確かめ方

純正の設定も見ておきたい。トヨタの公式カタログでは、2006年1月発売の G リミテッドエディションのフロントスポイラーとリア/ルーフスポイラーの欄は「‐」(設定なし)の表記だ。エアロは前期・後期の適合に加えて車高との兼ね合いもあるので、選び方は個別記事で確かめてほしい。

ホイール・タイヤのインチアップで外せない確かめ方

純正サイズと負荷能力

トヨタの公式カタログで確かめたグレード(2006年1月発売の G・G リミテッドエディション・G Four、2009年1月発売の G、2010年8月発売の G ディグニスエディション)では、純正タイヤは前後とも 215/60R16 95H。95 がロードインデックス(支えられる重さの指数)だ。16インチのアルミホイールは、2006年1月発売の G リミテッドエディションと2010年8月発売の G ディグニスエディションで標準。2009年1月発売の G と2006年1月発売の G Four は、アルミホイールの欄が「オプション設定無」の表記になっている。

インチアップでは、純正タイヤの負荷能力(ロードインデックス95)を下回らないタイヤを選ぶ。ホイール径を上げて偏平率を下げたサイズでは、ロードインデックスが純正より低くなり、負荷能力が足りなくなる例がある。

同じサイズでも、標準規格とエクストラロード(レインフォースド)規格ではロードインデックスが違う。エクストラロード規格は空気圧を高く設定して負荷能力を出す規格で、標準規格と同じ空気圧にすると負荷能力が下がり、性能を十分に発揮できない。偏平率の低いタイヤは空気圧の低下が見た目で分かりにくいので、定期的に空気圧を確かめる。

ホイールを替えるときに見る寸法

ホイールを替えるときは、穴数と PCD・ハブ径・ナットの座面とねじの形・リム幅とインセットを、今付いているホイールの刻印や、ホイール・タイヤの専門店やメーカーの車種別の適合表で確かめる。ACV40 のこれらの数値は確かめた資料が無いので、ここでは書かない。

幅の広いタイヤに替えると、フェンダーやサスペンションに当たることがある。インセットが変わるとタイヤの出方も変わるので、干渉とはみ出しの両方を見ておく。

はみ出しの決まりは、2017年の改正を解説した記事によると次のとおりだ。2017年6月22日の保安基準の一部改正で、ハンドルを直進方向にしたときのタイヤ中心から前方30度・後方50度の範囲で、はみ出しが10mm未満ならタイヤに限って認められるようになった。ホイール・ホイールナット・センターキャップなどの回転部分は対象に含まれない。製造年月日を問わず適用される。

車高を下げるときの基準と影響

最低地上高は、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の第163条で、車の全面の地上高が9cm以上と決められている。

ローダウンを解説した記事によると、車高を下げると純正よりサスペンションの上下のストロークが減るので、硬いスプリングへの交換が要る。純正のスプリングのままだと、底づきやタイヤハウス内での接触が起きうる。段差の乗り越えや駐車のときに外装パーツやマフラーが段差や輪止めに当たって傷みやすくなり、ロアアームなどの足回り部品・ブッシュ類・ドライブシャフト・ステアリングラックのブーツ類にかかる負荷が変わって寿命を縮めることもある。

下げ幅は、基準を満たすかだけでなく、足回りへの負荷と毎日使う道の段差まで考えて決めたい。純正のスプリングを捨てずに残しておけば、元に戻す道も残る。

灯火(ヘッドランプ・フォグ・室内灯)を替える前に

ヘッドランプとフォグ

トヨタの公式カタログで確かめたグレード(2006年1月発売の G・G リミテッドエディション・G Four、2009年1月発売の G、2010年8月発売の G ディグニスエディション)では、キセノンヘッドランプ(HID)とフロントフォグランプが標準で、リアフォグランプはオプション。これらのグレードの純正ヘッドランプは HID なので、ハロゲンのヘッドランプ用の商品とは口金の形が違う。HID 用の交換品か、HID からの置き換えを前提にした商品かを、商品の適合欄で確かめて選ぶ。

HID バーナーや、フォグ・車幅灯・ナンバー灯の電球の規格は、確かめた資料が無いのでここでは挙げない。取扱説明書の電球の表、今付いている電球の刻印、電球メーカーの車種別の適合表のどれかで確かめてから交換品を選ぶ。

色は自由に変えられない。ヘッドライトやテールランプの色は事故を防ぐ役割があるので、基準以外の色へ変えることは禁止されている。国土交通省も、灯光色違いの灯火器の取付けを不正改造の例に挙げている。

なお、マイナーチェンジを伝えた記事によると、2009年1月の改良でサイドターンランプ付きドアミラーが全車標準になった。ドアミラーまわりのパーツも、前期か後期かで純正の装備が違うことがある。

室内灯のLED化

室内灯の LED 化は、車種別のセットでも商品によって入っている灯数や形が違う。今付いている室内灯の数と場所を見てから、足りる内容のセットを選ぶ。室内灯の電球の規格も、上と同じ方法で確かめる。

内装・電装(ナビ・スマートキー)は個別に適合を確かめる

トヨタの2006年1月の発表では、装備としてスマートエントリー&スタートシステム、運転席・助手席で独立して温度を調整できる全自動エアコン、7インチワイド画面と30GB の HDD を備えた HDD ナビゲーションを挙げている。どのグレードに何が付くかは、この発表の範囲では示されていない。トヨタの公式カタログでは、2010年8月発売の G ディグニスエディションはナビゲーションが標準(メディアは HDD)で、革シートも標準(一部に合皮を使っている場合がある、との注記つき)だ。

マイナーチェンジを伝えた記事によると、2009年1月の改良ではバックモニターが採用され、VSC と TRC が標準設定(4WD を除く)になった。オーディオ・ヒーターコントロールパネルの色調はライトブルーからホワイトに変わり、シート表皮の柄も変わっている。

ナビの交換

ナビを替えるときは、前期か後期かと、今の装備(純正ナビやバックモニターが付いているか)を先に見ておく。そのうえで、個別記事の見分け方で適合を確かめるのが早い。

スマートキーのケース

スマートキーにケースを付けるなら、手元のキーの形に合う商品かを確かめてから選ぶ。見分け方は個別記事にまとめてある。

車検と取り締まりで引っかかりやすい改造

国土交通省は「不正改造車を排除する運動」の強化月間に街頭検査を行っている。国土交通省の街頭検査の結果発表では、2014年6月の強化月間について、不正改造の例として窓ガラスへの着色フィルムの貼付と灯光色違いの灯火器の取付けを挙げている。整備命令を出した車の主な内容は、不適切な灯火器31件・着色フィルム等の貼付34件・基準不適合マフラーの装着30件だった。

窓の着色フィルムは、不正改造の取り締まりを解説した記事によると、可視光線の透過率が70%以上なら貼り付けられる。ただし、その解説はどの窓が対象かまでは特定していない。フィルムを貼る前に、どの窓にどの基準がかかるかを施工店で確かめておきたい。

灯火の色は灯火の節、タイヤのはみ出しはホイール・タイヤの節、最低地上高は車高の節で挙げた決まりがある。基準の中身を知ったうえで、付ける前に自分の車で確かめておく。基準を知っていても、検査に通るかどうかは付けた後の車の状態で決まる。

よくある質問

前期用と後期用のパーツは共用できる?

共用できるかは商品ごとに確かめるしかない。2009年1月の改良でフロントまわりの形が変わっているので、グリル・フロントバンパー用のエアロ・ヘッドランプまわりの部品は、適合欄に前期・後期のどちらが書かれているかを見る。

4WD の ACV45 に ACV40 用は付く?

ACV40 用とだけ書かれた商品が ACV45 に付くとは限らない。適合欄に ACV45 が入っているかを見て選ぶ。

17インチにしても車検は大丈夫?

インチ数だけでは決まらない。純正タイヤの負荷能力を下回らないこと、はみ出しの決まり、フェンダーやサスペンションとの干渉の3つを、ホイール・タイヤの節の方法で確かめる。

車高はどこまで下げられる?

最低地上高の基準(全面の地上高が9cm以上)を下回らないことが前提になる。そのうえで、足回りへの負荷や段差での当たりも見て下げ幅を決める。

まとめ:現物を見てから、適合欄と基準に照らす

最初にやることは、実車で今付いている現物を見ることだ。タイヤに書かれたサイズ、ホイールの刻印、電球の刻印、フロントグリルの形と仕上げを確かめる。次に車検証で型式(ACV40 か ACV45 か)と初度登録の年月を見る。ACV40 用とだけ書かれた商品が ACV45 にも付くとは限らない。

そのうえで、適合欄で型式と前期・後期を照らし、灯火・タイヤ・車高・窓のように基準がある部位は決まりを確かめてから選ぶ。元に戻せるか、自分で付けられるかも合わせて考えれば、手を入れる順番も決めやすい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次