デイズ B43W LED交換手順|ナンバー灯・室内灯の電球規格

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デイズ B43W で電球を LED に差し替えやすいのは、ナンバー灯・ルームランプ・バックランプ・テールランプの4か所だ。ポジション(車幅灯)はハロゲンヘッドランプ車だけが対象で、ウインカーは点滅が速くなる対策とセットで考える。どこを替えられるかはヘッドランプの種類で変わるので、自分の車がハロゲン車か LED ヘッドランプ車かを確かめてから電球を買えばいい。

目次

デイズ B43W で LED に替えられる場所と買う電球

電球の差し替えで LED にできる場所と、買う電球の規格は次のとおり。

  • ナンバー灯: W5W(通販での呼び名は T10)
  • ルームランプ: フロント T10・リア T10×31
  • バックランプ: W16W(T16)
  • テールランプ: W5W(T10)
  • ポジション: W5W(T10)。ハロゲンヘッドランプ車だけが対象
  • 前後のウインカー: WY21W(T20 ピンチ部違いアンバー)。ハイフラ対策が要る

一方、ストップランプ・ハイマウントストップランプと、LED ヘッドランプ車のヘッドランプ・ポジションは最初から LED で、電球を差し替える対象ではない。日産の公式 FAQ の電球規格表も「LEDの点灯不具合が発生した場合は、ランプアッセンブリー(部品本体)の交換となります」と注記している。初めてなら、車の外に出ずに内張りはがし1本で済むルームランプから始めるのがいい。

自分の B43W がハロゲン車か LED ヘッドランプ車かを先に確かめる

B43W は2019年3月以降に販売されている型で、中古車のガリバーの型式ページでは「平成31年3月(2019年3月)〜」となっている。日産の公式 FAQ は、この型を「デイズ(2019/03~・AA1型)」として電球の規格とワット数を載せている。

規格表はヘッドランプの種類で2つに分かれる

日産の表は、ハロゲンヘッドランプ付き車と LED ヘッドランプ付き車で別になっている。LED ヘッドランプ付き車の表はさらに2019年3月〜・2020年8月〜・2023年11月〜ハイウェイスター・2023年11月〜その他の4列に分かれ、ハロゲン車の表は3区分共通だ。LED・HID パーツメーカーのライトコレクション(信玄)の B4#W の適合表も、H31.4〜R2.8・R2.8〜R5.9・R5.9〜のどの期間もハロゲン仕様車と LED 仕様車の2つの表に分けている。ヘッドランプの種類が違うと、ポジションやフォグに差し替えられる電球があるかどうかも変わる。

グレード名だけで決めない

中古車のガリバーの車種カタログでは、B43W の X(販売期間2023年9月〜2024年6月)は LED ヘッドランプが標準になっている。日産の FAQ も、年式やグレードで構成が異なるので正確な情報は販売店で確かめるよう案内している。グレード名から決めつけず、自分の車のヘッドランプと外した純正球の表記で判断する。

電球規格の一覧(日産の表と通販での呼び名)

日産の表の規格名(W5W など)と、ライトコレクションの表の呼び名(T10 など)を並べた。通販の商品名は T10 のような呼び名で書かれていることが多いので、両方を対応させておくと探しやすい。ワット数は日産の表の値だ。

電球で交換できる場所

場所 ハロゲンヘッドランプ車 LED ヘッドランプ車 ライトコレクションの表
ナンバー灯 W5W(5W) W5W(5W) T10
テールランプ W5W(5W) W5W(5W) T10
バックランプ W16W(16W) W16W(16W) T16
ポジション(車幅灯) W5W(5W) LED T10
前後のウインカー WY21W(21W) WY21W(21W) T20ピンチ部違いアンバー

ポジションは、ライトコレクションの LED 仕様車の表も T10 と書いていて、日産の表と食い違う。ここは自動車メーカーである日産の表を優先する。LED ヘッドランプ車の人は、T10 の LED を買う前に実車に電球のソケットがあるかを確かめる。

LED の場所と、手順を扱わない場所

場所 ハロゲンヘッドランプ車 LED ヘッドランプ車
ストップ・ハイマウントストップ LED LED
ヘッドランプ ロー H19(55W)・ハイ H19(60W) LED
フロントフォグ 表に行が無い 2019年3月〜の列は H16(19W)、2020年8月〜と2023年11月〜ハイウェイスターの列は LED、2023年11月〜その他の列は掲載なし
サイドのウインカー フェンダータイプ W5W(5W)・ドアミラータイプ LED 2023年11月〜その他の列はハロゲン車と同じ、ほかの列は LED

ルームランプは電球メーカーの表で確かめた

日産の FAQ の電球規格表には、ルームランプの行が無い。ライトコレクションの B4#W の表では、どの期間・どちらの仕様もフロントが T10、リアが T10×31(ミドルは無し)で、前と後ろで電球の形が違う。

作業の前に確かめること

外した純正球の表記で確かめる

ライトコレクションの適合表は、年式・車両型式・タイプが一致していても特別仕様車などで掲載内容と違う場合があるので、付いているバルブの形を必ず確かめるよう注記している。LED を買う前に純正球を1つ外し、表記(W5W・T10 など)を見ておくと買い間違えない。

ポジションとナンバー灯は白色

カー用品解説サイト COBBY のポジションランプ交換の解説では、2006年1月1日以降に製造された車の車幅灯は白色だけが認められる(2005年12月31日以前の車は淡黄色も可)。白色と認められる目安は3,000〜6,500K 程度で、6,500K を超えると青白く見えて不適合と判断されるリスクが高まるので、5,000〜6,200K 前後を安全圏としている。検査官の目視で判断されるので、左右で色がずれないよう同じロットの2個セットを使う。

同じく COBBY のナンバー灯交換の解説では、ナンバー灯に使えるのは白色だけで、赤・青・紫や点滅するタイプは使えない。青みが強いと検査で指摘されることがあるので純白に近い製品が無難で、夜間に後方20m からナンバーの文字が読めること、直射光や反射光が運転を妨げないことも求められる。明るすぎる製品も避ける。

室内灯の色の注意

COBBY のルームランプ交換の解説では、6,500K 以上の青みが強いランプはルームランプとして車検で問題になる可能性があり、5,500K 前後の白色が無難としている。前面ガラスの上方に青紫色の灯火を備えることや、直射光・反射光で運転操作が妨げられることも不適合とされる。

ナンバー灯の LED 交換手順

ナンバー灯は全期間 W5W(T10)だ。B43W で内張り側から外すのか、外側からレンズを外すのかは、今回確かめた資料に B43W 固有の記載が無い。実車でレンズまわりのネジやツメの有無と、バックドアの内側を見てから方法を選ぶ。以下は COBBY の解説にある一般的な手順だ。

用意する物

軍手・内張りはがし・T10 の白色 LED。あればマイナスドライバーと養生テープも使う。安価な製品は防水が甘く、片側だけ早く点かなくなることがあるので、防水を明記した製品を選ぶ。

内張り側から外す方法

  1. バックドアを開け、内張りのクリップを内張りはがしで1つずつ外す(クリップは再利用するので保管する)
  2. 内張りを外し、ソケットを回してロックを解除する
  3. 純正球を抜き、LED に差し替える

外側からレンズを外す方法

  1. レンズを左右からつまんでツメを外す
  2. 純正球を LED に差し替える

ツメが折れると取り付けられなくなるおそれがあるので、不安なら内張り側からの方法にする。寒い時期はクリップやツメの樹脂が割れやすいので、力を入れすぎない。

戻す前に点灯を確かめる

ソケットやレンズを戻す前にスモールランプを点け、点かなければ LED を180度回して差し直す。LED は消費電力が小さく、車によっては球切れ警告灯が点くことがある。その場合はキャンセラー内蔵品などを選ぶ。

ルームランプの LED 交換手順

フロントとリアで形が違う

フロントは T10、リアは T10×31 なので、それぞれの形に合う LED を用意する。COBBY の解説では、T10×31 タイプは両端の端子に挟み込み、LED のチップをレンズ側に向ける(360°照射タイプは向きを問わない)。基板タイプは隙間テープなどで固定して基板の裏面が金属部に触れないようにし、製品によっては発熱が大きいことも頭に入れておく。

レンズカバーの外し方

用意する物は軍手・細い内張りはがし(マイナスドライバーなら先端をビニールテープで保護)・規格の合う LED。

  1. ルームランプのスイッチを OFF にし、点灯直後なら純正球が冷めるまで待つ
  2. レンズカバーの切り込みに内張りはがしを差し込み、少しずつこじって外す。ツメで留まっていることがほとんどなので、力任せにしない。外す前に写真を撮っておくと戻しやすい

電球の抜き差しと点灯確認

  1. 純正球を指でつまんで引き抜く
  2. LED を付けて点灯を確かめる。点かなければ180度ひっくり返して差し直す(LED を直視せず手で遮る)
  3. レンズのツメを、こじった側の反対側から順にはめ込み、もう一度点灯を確かめる

ポジション(車幅灯)の LED 交換手順

LED ヘッドランプ車は対象外

ポジションの電球交換はハロゲンヘッドランプ車だけの作業で、LED ヘッドランプ車は日産の表で LED になっている。

用意する物と作業前の確認

軍手と、適合する T10 の LED 2個。特別な工具はほぼ要らない。B43W のポジションのソケットにボンネット側から手が届くか、インナーフェンダーをめくる必要があるかは、今回確かめた資料に B43W 固有の記載が無い。COBBY の解説は、車種によってはインナーフェンダーをめくらないとソケットに届かず作業時間が大きく変わるので、事前に取扱説明書で手順を確かめるよう勧めている。

手順

以下は COBBY の解説にある一般的な手順だ。

  1. 走行直後は高温なので少し時間を置く。ボンネットを開け、支え棒を穴に確実に差して固定する
  2. ヘッドライト裏の小さなソケットを回してロックを外し、ソケット本体を持ってまっすぐ引き抜く(配線を引っ張らない)
  3. 純正のウェッジ球は回さずに引き抜き、LED を差し込む。無理に押し込まず、軽く揺らして抜けないか確かめる
  4. エンジンをかけずにライトスイッチを車幅灯の位置にして点灯を確かめる。点かなければ極性が逆なので、180度回して差し直す
  5. ソケットを戻してロックし、反対側も同じ手順で行う

発光部には素手で触れない(指の油分が放熱を妨げる)。雨の日は湿気でレンズの内側が曇りやすいので避ける。

バックランプとテールランプは外し方を先に確かめる

バックランプは W16W(T16)、テールランプは W5W(T10)で、どちらも電球で交換できる。同じ場所にあるストップランプは LED だ。ただし、テール・バック・リヤウインカーが入るリヤコンビネーションランプの外し方(ネジの位置や数、内張りの開け方)は、今回確かめた資料に B43W 固有の記載が無い。取扱説明書や販売店で外し方を確かめてから作業する。

ウインカーを LED にするときのハイフラ対策

ハイフラが起きる理由

前後のウインカーは日産の表で WY21W(21W)、ライトコレクションの表では前後とも T20 ピンチ部違いアンバーで、前後で同じ形の電球になる。ライトコレクションの B4#W の表は、ウインカーに LED をそのまま付けるとハイフラッシュ(点滅が速くなる状態)になると注記している。

中古車のガリバーの整備士監修の解説によると、LED は消費電力が大幅に減るので、車側が電球切れで回路が成立しなくなったときと同じ状態と勘違いし、点滅を速めてしまう。点滅の周期は法令で決まっていて、外れると車検に通らないとしている。

対策の選び方

  • ハイフラ抵抗を用意する(ガリバーの解説では、ウインカーバルブと並列にノーマルバルブと同じ大きさの抵抗をつなぐ)
  • ハイフラ防止リレーを用意する
  • 抵抗内蔵の LED を選ぶ(LED バルブの交換だけで済む)

配線に手を入れたくないなら、抵抗内蔵の LED がいちばん手軽だ。

サイドのウインカーは替えない

サイドのウインカーはドアミラータイプが LED で、フェンダータイプも日産の FAQ はバルブ交換が必要な場合はサイドターンシグナルランプアッセンブリーの交換になると案内している。LED にするのは前後の2か所だけと考える。

ヘッドランプとフォグランプは作業の大きさが違う

ハロゲンヘッドランプ車のヘッドランプは H19、LED ヘッドランプ車は LED で電球交換の対象外だ。ライトコレクションのハロゲン仕様車の表はロービームを H19 とし、ハイビームの欄は「設定なし」。H19 には同社の LED ヘッドライトが装着可(H31.4〜R2.8 の表は「適合」)とされる一方、ハロゲンから LED や HID へ変える際にバルブアダプターや小加工が必要になる場合があると注記している。

くるまのニュースの記事は、ヘッドライトのバルブを無理に交換すると取り付け位置が斜めになって光軸が狂うことがあり、2015年から車検はロービームで検査されるようになったので、最終的な調整はテスターでの確認が必要だとしている。ヘッドランプの LED 化は、ナンバー灯やルームランプの差し替えとは別の作業と考えたほうがいい。

フォグは、ライトコレクションの表では H31.4〜R2.8 が H16、R2.8 以降が LED で、フォグの情報はメーカー純正のフォグランプ装着車に限ると注記されている。

B43W の表記がある LED の候補

商品名の型式表記は販売側の記載なので、買う前に外した純正球の表記と照らし合わせる。

ナンバー灯用

商品名に「LED ナンバー灯 デイズ B43W B46W T10 6連 H31.3~」の記載があるノーブランド品。商品名に色の記載は無いので、白色であることを商品ページで確かめてから選ぶ。防水などの表記は販売側の記載として見ておく。

デイズ B43W 用 LED ナンバー灯 T10 6連

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ルームランプ用

イネックスの極LEDルームランプ。商品名に B43W・B44W・B45W・B46W・B47W・B48W のデイズ、H31.3 以降、純正球交換型、4点セットの記載がある。どの位置に何個使うかは商品の説明で確かめる。

イネックス 極LEDルームランプ デイズ B43W 用 4点セット

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ポジション用(ハロゲンヘッドランプ車)

ベルタワークスの T10 LED ポジション球。商品名に「デイズ DAYZ B43W・46W」「T10」「車幅灯」「2個」「ホワイト」の記載がある。日産の表では LED ヘッドランプ車のポジションは LED なので、LED ヘッドランプ車には向かない。

ベルタワークス デイズ B43W 用 T10 LED ポジション球 ホワイト 2個

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よくある質問

ブレーキランプも LED にできる?

B43W のストップランプとハイマウントストップランプは最初から LED で、差し替える電球が無い。点かなくなったときはランプアッセンブリーの交換になるので、販売店に相談する。

LED ヘッドランプ車でもポジションを替えられる?

替えられない。日産の表では LED ヘッドランプ車のポジションは LED で、ポジション用の T10 を買っても差す場所が無い。

LED が点かないときは?

まず LED を180度回して差し直す。LED は向き(極性)が逆だと点かない。それでも点かなければ、外した純正球の表記と LED の規格を見比べる。

先代のデイズ(B21W)と同じ電球が使える?

この記事の規格は、日産の FAQ の2019年3月以降のデイズの表によるものだ。2019年3月より前のデイズ(B21W)は別の表なので、そのまま当てはめない。B21W の手順は次の記事で確かめてほしい。

まとめ

最初にやるのは、純正球を1つ外して表記を見ることと、自分の車のヘッドランプがハロゲンか LED かを確かめることだ。そのうえで車検証の型式が B43W であることと、取扱説明書の外し方を確かめておく。

  • ヘッドランプの種類で、ポジションに替えられる電球があるかが変わる
  • ナンバー灯は W5W(T10)、ルームランプはフロント T10・リア T10×31
  • ルームランプ、ナンバー灯、ポジション(ハロゲン車)の順に、手間の少ない場所から替える
  • ウインカーは抵抗・ハイフラ防止リレー・抵抗内蔵 LED のどれかでハイフラ対策をする

同じ B43W のほかの消耗品の選び方は、次の記事にまとめている。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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