デイズ B43W 荷室の収納|後席スライドで広げる手順

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

デイズ B43W の後席を倒せば荷室が平らにつながると考えて、長い板や大きなマットを先に買うと、倒した背もたれと荷室の床の間の段差で浮いてしまう。Motor Fan の記事の計測では、この段差は 75mm ほどある。荷室を使いこなす近道は、後席のスライドと左右別々の倒し方で広さを変え、背の高い物は床下に入れ、用品は自分の車で測ってから選ぶことだ。

目次

後席を動かして広さを変え、背の高い物は床下へ

B43W の後席は左右がいっしょに前後へスライドし、背もたれは左右別々に前へ倒せる。荷物の量と後席に乗る人数に合わせて、次のように使い分ける。

場面 後席の使い方
後席に人が乗り、荷物は少ない 後席を後ろに下げたまま荷室に積む
荷物が多い 後席を前にスライドして荷室の奥行きを増やす
後席に1人乗せて長い物を積む 片側の背もたれだけ倒す
荷物をできるだけ多く積む 両側の背もたれを倒す
畳んだベビーカーなど背の高い物 床下のラゲッジアンダーボックスに入れる

床下のラゲッジアンダーボックスは、日産の公式サイトが高さのある物も積み込めると説明している場所だ。ただし、確かめた出典はグレードごとの有無を分けて書いていないので、まずラゲッジボード(荷室の床の板)を持ち上げて自分の車の床下を見る。収納用品は、そのうえで自分の車を測ってから選ぶ。

デイズ B43W はどの車か(後席のしくみ)

型式 B43W はどの車か

デイズ B43W は、日産が 2019年3月28日にフルモデルチェンジして発売した 2 代目デイズのうち、型式 5BA-B43W の車だ。中古車カタログの諸元では、駆動方式は FF(2WD)、エンジンは BR06、トランスミッションは CVT、乗車定員は 4 名。B43W として S・X・ボレロなどが 2019年3月発売分から載り、2026年7月発売分では X・ハイウェイスター X・ハイウェイスター X プロパイロットエディションなども載っている。中古車カタログの B43W の一覧は FF だけで、4WD 車は載っていない(4WD 車の型式は確かめた出典に無い)。この記事は B43W(FF)に向けた内容だ。

中古車カタログの諸元にある室内長×室内幅×室内高 2065×1340×1270mm(S〈2020年8月発売・2023年9月発売〉と X〈2026年7月発売〉で同じ値)は車室全体の寸法で、荷室の床の寸法ではない。

後席のスライドと倒し方

WEB CARTOP の記事は「後席は左右一体式のスライド機構を備える」、Motor Fan の記事は「シートスライドは左右一体」としている。左右の席はいっしょに前後へ動き、片側だけをスライドさせることはできない。中古車カタログでも、B43W の S(2020年8月発売)と X(2026年7月発売)で「2列目前後スライド」は標準だ。スライド量の数値は、確かめた出典に無い。

背もたれは左右に分けて倒せる。WEB CARTOP の記事は「後席は左右分割可倒式」、Motor Fan の記事は「後席格納は左右独立」で「3人乗車+荷室拡大という使い方ができる」としている。中古車カタログの諸元でも、可倒式リアシートは「分割式」だ。左右の分割の比率は、確かめた出典に無い。

Motor Fan の記事によると、背もたれは 10 段階のリクライニングができ、一番立てた状態は荷室を広げるためのアレンジになる。

2026年7月の一部仕様変更

日産は 2026年7月27日の一部仕様変更で、荷物の置き忘れを防ぐ「後席リマインダー」と、フロントの USB Type-C 電源ポートを標準装備にした。この変更で標準になった装備なので、それより前の車に付いているとは限らない。

荷室の広さと床下のラゲッジアンダーボックス

日産が示す荷室の長さ

2019年の日産の発表資料では、2 代目デイズは新開発プラットフォームで広いキャビンスペースと広いラゲッジスペースを両立させ、後席を一番後ろに下げた状態でも 385mm の荷室長を実現したとしている。後席のニールームの長さは 710mm。現在の公式サイトも、たっぷりの荷物を積める奥行きのある荷室と説明している。

床下のラゲッジアンダーボックス

日産の公式サイトは、荷室の床下のラゲッジアンダーボックスについて「ラゲッジアンダーボックスを使えば高さのある物も積み込めます」と説明している。注記は「2WD車と4WD車で容量が異なります」で、このページに容量の数値は載っていない。

容量の目安は雑誌の記事にある。2019年の Motor Fan の記事では、FF 車の床下収納部は 54L、深さは 270mm で、畳んだ A 型ベビーカーを立てて荷室へ積めるとしている。WEB CARTOP の記事も、容量 54L のラゲッジアンダーボックスに A 型ベビーカーを立てて積めるとしている。B43W は FF なので 54L は B43W に当たる FF 車の値だが、日産の公式サイトに載った値ではない。4WD 車の容量はどちらの記事にも無い。

確かめた出典は、ラゲッジアンダーボックスの有無や大きさをグレードごとに分けて書いていない。自分の車の床下は、ラゲッジボードを持ち上げて確かめる。純正のラゲッジアンダーボックストレイの注記に「収納されているエマージェンシーキットは含まれません」とあるので、床下に元から入っている物があれば、それを残す場所も考えてから使う。

雑誌の記事が測った寸法

Motor Fan の記事は、2 代目デイズのハイウェイスター X を撮影車として荷室を測っている。WEB CARTOP の記事の値も並べる。

測った所 値 出典
通常時の高さ 880mm Motor Fan
通常時の最小奥行き 365mm Motor Fan
後席を一番前に出した位置の最小幅 875mm Motor Fan
後席を一番前に出した位置の奥行き 540mm Motor Fan
後席を倒した時の最大奥行き 1400mm Motor Fan
開口部の下端の高さ(地上から) 645mm Motor Fan
開口部の左右幅 950mm WEB CARTOP

どれも雑誌の記事の値で、日産の公表値ではない。発表資料の荷室長 385mm と記事の通常時の最小奥行き 365mm は値が違い、記事はどこからどこまでを測ったかを書いていない。また WEB CARTOP の記事は、後席を一番後ろにした状態でも、灯油用のポリタンクを 2 つ並べて置けるほどの広さがあるとしている。

後席を倒したときの段差

後席を倒しても、荷室の床と平らにはならない。冒頭の段差について、Motor Fan の記事は座面が沈み込む機構が無いためとしている。WEB CARTOP の記事も、シートを倒した際にシートとフロアの間に段差ができるとしている。一方、後席の足もとのフロアはフラットで、足もとに荷物を置く積み方もできる(WEB CARTOP)。

荷室を広げる手順(スライド・倒す・床下)

後席を前にスライドする

荷物が多い日は後席を前にスライドして荷室の奥行きを増やし、後席に人が乗る日は後ろに下げて足もとを広くする。Motor Fan の記事も「普段は後ろにして足元を広くし、荷物が多い時は前に出すのが基本」としている。WEB CARTOP の記事によると、スライドは運転席側シートバックの左側にあるレバーを上げて、手動で調整する。左右一体で動くので、後席に人が座っているときは、その人の足もとも狭くなることを伝えてから動かす。

片側だけ倒して長い物を積む

長い物を積むときは、背もたれを前に倒す。Motor Fan の記事は「背もたれを前に倒すだけの簡単作業」としている。左右を別々に倒せるので、後席に 1 人乗せながら片側だけ倒して荷室を広げられる。

両側を倒して荷室を広げる

両側を倒すと荷室は最も広くなる。倒した背もたれと荷室の床の間には段差が残るので、平らな物を敷きたいときは、段差の位置と高さを測ってから選ぶ。

背の高い物は床下に入れる

畳んだベビーカーのような背の高い物や、外から見せたくない物は、ラゲッジボードを持ち上げて床下のラゲッジアンダーボックスに入れる。濡れた物や汚れた物を入れるなら、水洗いできるトレイを敷いておく。入れ終わったらボードを元のとおり閉じる。

戻したら固定を確かめる

倒した背もたれを起こしたら、軽く前後に引いて固定されたかを確かめる。スライドを動かした後も、席がその位置で止まっているかを確かめてから走り出す。レバーの位置と細かな操作は、自分の車の取扱説明書で確かめて従う。

収納用品を買う前に自分の車で測る所

後席のスライド量と分割の比率は確かめた出典に無く、雑誌の記事の寸法も測った位置が分からない。用品の大きさは、自分で測った値と用品の外寸を比べて決める。測るのは次の 5 か所だ。

  1. 後席を一番後ろにしたときと、ふだん使う位置にしたときの、荷室の床の奥行き
  2. 荷室の左右の幅(いちばん狭い所)
  3. 荷室の床から開口部の上の縁までの高さ
  4. 開口部の幅と、床下収納の内側の長さ・幅・深さ
  5. 後席を倒したときの、背もたれと荷室の床の段差の高さ

箱やマットの大きさは、ふだん使う後席の位置で測った奥行きを基準に決める。

日産の純正アクセサリーで荷室を整える

日産の公式サイトのアクセサリーのページには「一部の商品は、他の商品と同時装着できない場合があります」とあり、対応グレードを書いた品目は無い。純正アクセサリーを選ぶときは、型式・駆動方式・グレードと、ほかに付けている品を販売店に伝えて確かめる。

ラゲッジアンダーボックストレイ

ディーラーオプションの「ラゲッジアンダーボックストレイ」は、防水性に優れたバケットタイプの樹脂製で、濡れた傘や汚れた衣類も気軽に収納でき、水洗いできる。2WD 車用と 4WD 車用が別の品番なので、FF(2WD)の B43W は 2WD 車用を選ぶ。

ラゲッジマット

「ラゲッジマット」は、ラゲッジルームに合わせた形状でフロアにぴったり合い、ラゲッジフロアの汚れ防止に役立つ。色はブラックだけだ。

バックドアまわりの品

バックドアを閉めるときに背が低い方でも手が届きやすくなる「バックドアストラップ」と、バックドアの開閉に連動して点灯・消灯し、荷室内の手元と車の外の足元を照らす「レディスト ワークランプ[カーライフ コレクション]」がある。ワークランプは株式会社ジュナックの取り扱い商品で、日産純正品とは保証内容が異なる。ラゲッジランプのバルブがキット同梱の LED タイプに替わるので、ラゲッジランプ用の LED バルブとは同時に付けられない。

社外の収納用品の選び方

社外品は、次の 5 つの基準で選ぶ。

  1. 置く場所: 荷室の床に置く箱か、床下に敷くトレイか、後席の背もたれに掛ける袋か
  2. 大きさ: 自分で測った荷室と床下の寸法と、用品の外寸を比べる。荷室の奥行きは後席のスライド位置で変わる
  3. 汚れと水への強さ: 樹脂のトレイや防水のマットは洗える
  4. 畳めるか: 使わないときに畳めれば、荷室を広く使う日にじゃまにならない
  5. 後席と床下の操作のじゃまにならないか: 後席をスライドしたり倒したり、ラゲッジボードを持ち上げたりするときに当たらないか

迷ったら、床下には洗えるトレイ、床の上には畳める箱、の組み合わせから始めるとよい。荷室マットや収納ボックスは、商品名の型式の書き方だけで決めず、出品者の適合表に型式 B43W と自分の車の年式が入っているかを確かめる。純正のトレイが 2WD 車用と 4WD 車用で分かれているように、床下に入れる品は駆動方式で形が違うことがある。

車内の小物の収納

もとからある収納

2019年の日産の発表資料では、インパネまわりに 7 つの収納スペースを設け、車検証入れをドアポケットに設定したので、グローブボックスの空間をそのまま使えるとしている。現在の公式サイトも、助手席のドアポケットにボトルホルダーと車検証収納ボックスがあると説明している。助手席シートバックポケット〈ロア〉は、公式サイトが「グレードによって設定が異なる」としているので、付いているかは実車で確かめる。

シート下やアームレストに足せる純正アクセサリー

  • 助手席シートアンダーボックス: 助手席のシート下に取り付ける引き出し式
  • シートアンダードロー(テキスタイル製): 運転席に座ったまま、フロントシート下の物を出し入れできる引出型
  • アームレストコンソール: フタ付の小物入れで、ブラック・ライトブラウン・グレーの 3 色。革調シート全カバーと同時に付けると、アームレスト部にはシートカバーを付けられない
  • インパネトレイマット: トレイに置いた小物を滑りにくくする。取り外して洗える

荷物を積むときに守ること

道路交通法 第55条第2項は、運転者の視野若しくはハンドルその他の装置の操作を妨げ、後写鏡の効用を失わせ、車両の安定を害するような積載をして運転してはならないと定めている。同条第1項は、乗車若しくは積載のために設備された場所以外の場所に積載して運転してはならないとしている。

重い物は低く、動かないようにまとめる

重い物は荷室の床に近い低い所に置き、走行中に動かないようにまとめる。

後ろの見え方をふさがない

後席を倒して荷物を高く積んだときは、走り出す前にルームミラーで後ろが見えるかを確かめる。ルームミラーで後ろが見えない積み方のまま走り出さない。

荷室と一緒に整えたいこと

荷室と一緒に車内の床の汚れも防ぐならフロアマットの記事、室内灯の電球を LED に替えるなら電球の規格を扱う記事、ドラレコを付けるなら取り付けと配線の記事が役に立つ。

2019年3月28日のフルモデルチェンジより前の初代デイズは、B43W とは別の型式の車だ。2 代目は新開発プラットフォームを採用し、Motor Fan の記事では後席の膝まわりの空間が先代より 70mm 増えている。作りが違うので、この記事の荷室の寸法や床下収納の話は初代に当てはめない。初代に乗っているなら、次の記事を見てほしい。

よくある質問

B43W の床下収納の容量はどれくらい?

2019年の Motor Fan の記事では、FF 車の床下収納部は 54L、深さは 270mm で、WEB CARTOP の記事も容量を 54L としている。B43W は FF なので B43W に当たる値だが、雑誌の記事の値で日産の公表値ではなく、公式サイトのページに容量の数値は載っていない。グレードごとの有無は出典に分けて書かれていないので、ラゲッジボードを持ち上げて確かめる。

後席を倒すと荷室は平らになる?

ならない。Motor Fan と WEB CARTOP の記事が、倒した後席と荷室の床の間に段差ができるとしている。平らに敷きたい物は、段差の位置と高さを自分の車で測ってから選ぶ。

後席は左右別々にスライドできる?

できない。スライドは左右一体で、左右の席がいっしょに前後へ動く(WEB CARTOP・Motor Fan の記事)。左右別々にできるのは背もたれを倒す操作で、片側だけ倒せば後席に 1 人乗せながら荷室を広げられる。

純正のラゲッジアンダーボックストレイは 2WD 車用と 4WD 車用のどちら?

FF(2WD)の B43W は 2WD 車用を選ぶ。2WD 車用と 4WD 車用は別の品番になっている。ほかの品と同時に付けられるかは、販売店で確かめる。

まとめ

  • まず実車でラゲッジボードを持ち上げて床下の現物を見て、荷室の奥行き・幅・高さと、後席を倒したときの段差を測る。車検証で型式が B43W であることも確かめておく
  • 後席は左右一体で前後にスライドし、背もたれは左右別々に倒せる。荷物の量と後席に乗る人数で使い分ける
  • 背の高い物は床下のラゲッジアンダーボックスへ入れる。グレードごとの有無は確かめた出典に分けて書かれていない
  • 用品は自分で測った値と外寸を比べて選ぶ。純正のラゲッジアンダーボックストレイは、FF(2WD)の B43W なら 2WD 車用を選ぶ
  • 重い物は低く置いて動かないようにまとめ、ルームミラーで後ろが見えるかを確かめてから走り出す
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次