CR-V RT5 バッテリー交換|型番46B24R・寒冷地も同じ

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同じ CR-V でも、ハイブリッドの RT5 とガソリン車の RW1・RW2 では型番が分かれる。ハイブリッドの FF、車両型式 6AA-RT5(2018〜2022年式)なら、GSユアサの適合表で新車搭載は 46B24R、寒冷地仕様も同じ型番だ。まず車検証の型式がどちらかを確かめ、今載っているバッテリーの表示とも照らしてから、型番の範囲と交換の手順へ進んでほしい。

目次

CR-V RT5 の新車搭載バッテリーは 46B24R

GSユアサの適合表では、6AA-RT5(エンジン型式 LFB・2000cc・ハイブリッド車・2018〜2022年式)の「標準搭載」の欄が 46B24R で、整備士の解説も新車搭載バッテリーを 46B24R としている。

寒冷地仕様の 6AA-RT5 も、標準搭載と同じ 46B24Rだ。GSユアサの適合表は「寒冷地仕様」の欄も 46B24R で、整備士の解説も、寒冷地仕様には標準仕様と全く同じサイズが載っているとしている。

4WD のハイブリッド車(6AA-RT6)も、GSユアサの適合表では標準搭載・寒冷地仕様とも 46B24R で、RT5 と同じ型番だ。

なお、バッテリー販売店の適合表では、6AA-RT5 の欄が「46B24R-MF」と末尾に -MF を付けた書き方になっている。通販のページでこの表記を見ても、46B24R の部分は同じだ。

自分の CR-V が RT5 か、今の型番はどれかを確かめる

6AA-RT5 は CR-V ハイブリッドの FF で、エンジン型式は LFB(2000cc)。4WD のハイブリッド車は 6AA-RT6 になる。ホンダの発表では、ハイブリッドモデルの発売日は 2018年11月1日で、ガソリンモデル(1.5L ターボ)はそれより先の 2018年8月31日に発売された。

同じ CR-V でも、ガソリン車(DBA-RW1・DBA-RW2)はバッテリーが別物だ。バッテリー販売店の適合表では、ガソリン車は標準搭載・寒冷地仕様とも LN2-EFB と書かれていて、RT5 の 46B24R とは型番が違う。買う前に、車検証の車両型式が 6AA-RT5 かを確かめる。

もう1つ見ておきたいのが、今載っているバッテリーの表示だ。GSユアサの解説では、一般にバッテリーの天面(ふた)に型式が表示されていて、パナソニックの案内も、実際に載っているバッテリーの形式を確かめてから選ぶよう勧めている。パナソニックの適合検索の注意書きでは、車種名・車両型式・エンジン型式・年式が同じでも、限定車・グレード・駆動方式・メーカーオプション・マイナーチェンジなどで適合表と違うバッテリーが載っている場合がある。バッテリー販売店の適合表も、同じ車名・型式・年式で形式が違う場合があると注意している。適合表の型番は目安で、最後は今載っているバッテリーの表示で決める。

46B24R の読み方と、買ってよい型番の範囲

数字と記号が表すもの

46B24R は JIS 規格の通常車用の型式で、4つの部分に分けて読む。

部分 表すもの
46 性能ランク。始動性能と容量を合わせた総合性能で、数字が大きいほど性能が高い
B 短側面のサイズ区分。JIS で幅×箱高さが決まっていて、B は幅 129(127)mm・箱高さ 203mm
24 長さの概寸法(約 24cm)
R 端子の位置。プラス側の短側面から見て + 端子が右側にあるものが R、左側にあるものが L

選んでよいのは B24・R・ランク 46 以上

GSユアサは新車搭載と同じサイズ・端子極性(Rタイプ・Lタイプ)・性能ランクを満たすバッテリーを、パナソニックは「同サイズ、同極性で、性能ランクが同等以上」の物を選ぶよう案内している。6AA-RT5(2018〜2022年式)の 46B24R に当てはめると、サイズ記号 B24・端子位置 R で、先頭の数字が 46 以上の型番が範囲に入る。末尾が L の物は端子の位置が逆なので選ばない。

先頭に S が付く型番は選ばない

先頭に S が付く型式は制御弁式(VRLA)だ。GSユアサの解説では、トヨタ系ハイブリッド車の補機用として車室内やトランクルームに置かれることが多く、構造が違うので通常車用バッテリーとは互換ができない。GSユアサは、ハイブリッド車でも通常の JIS タイプを載せる車両があるとして、適合検索での確認を勧めている。RT5 の新車搭載は S の付かない 46B24R なので、「ハイブリッド車用」という言葉だけで S 付きの型番を選ばない。

RT5 の記載がある交換用バッテリー 4 商品

4 商品とも、商品名か商品説明に 6AA-RT5(RT5)と年式 H30/11-(H30.11-)の記載がある。型番の性能ランクは順に 80・60・65・60 で、どれも新車搭載の 46 以上、サイズ記号 B24 と端子位置 R は 46B24R と同じだ。

商品(型番) 性能ランク 商品名の仕様の表記 古いバッテリーの回収
カオス N-80B24R/C8 80 寒冷地仕様車 着払い伝票の記載あり
サークラ N-60B24R/CR 60 寒冷地仕様 着払い伝票の記載あり
GSPEK G-65B24R/PL 65 標準地仕様車 商品名・説明の箇条書きに記載が無い
MAXTORM SMF60B24R 60 寒冷地仕様車(適合参考) 商品名・説明の箇条書きに記載が無い

商品名の仕様の表記は、カオス・サークラ・MAXTORM が寒冷地仕様、GSPEK が標準地仕様車と分かれる。GSユアサの適合表では RT5 の新車搭載は標準・寒冷地とも 46B24R でサイズと端子位置は同じだが、出品者が表記と違う仕様の車への適合を保証しているわけではない。自分の車の仕様と表記が違うときは、買う前に出品者に適合を問い合わせる。

選ぶ順は、まず自分の車の仕様と商品名の表記が合う物を残し、外した古いバッテリーの処分まで通販で済ませたいなら、着払い伝票の記載があるカオスかサークラに絞る。性能ランクの数字に余裕を持たせたいならカオス(80)だ。価格は変動するので、リンク先の最新の値で比べてほしい。

カオス N-80B24R/C8

商品名は「寒冷地仕様車」向けの表記で、販売ページの商品説明では車種名がホンダ 対応 CR-V、年式 H30/11-、車両型式 6AA-RT5。ただし商品説明の仕様欄は「-」で、商品名と表記が食い違う。商品説明には「車種によっては、装着されているバッテリーの品番が異なる場合があり」と、購入前の確認を求める注意がある。外した古いバッテリーは段ボールに縦に入れ、同梱の着払い伝票を貼って佐川急便で送れば、処分は販売店がすると書かれている。型番の中の 80B24R は、性能ランク 80・サイズ B24・端子位置 R に当たる。

カオス N-80B24R/C8(CR-V 6AA-RT5 対応表記・着払い伝票付き)

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サークラ N-60B24R/CR

商品名は「寒冷地仕様」の表記で、販売ページの商品説明では車種名がホンダ 対応 CR-V、年式 H30/11-、車両型式 6AA-RT5。商品説明の仕様欄は「-」で、こちらも商品名と表記が食い違う。商品説明には「車種によっては、装着されているバッテリーの品番が異なる場合があり」と、購入前の確認を求める注意がある。外した古いバッテリーは段ボールに縦に入れ、着払い伝票を貼って佐川急便で送れば、処分は販売店がすると書かれている。型番の中の 60B24R は、性能ランク 60・サイズ B24・端子位置 R に当たる。

サークラ N-60B24R/CR(CR-V RT5 対応表記・着払い伝票付き)

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GSPEK G-65B24R/PL

商品名は「標準地仕様車」の表記で、販売ページの商品説明では車種名がホンダ CR-V、年式 平成30年11月-、車両型式 6AA-RT5、仕様がハイブリッド車/-/標準地仕様車。商品説明には「車種によって装着されているバッテリーの品番が異なる場合ございますので、購入前に適合確認をお願いいたします。」とある。廃バッテリーの回収(着払い伝票など)は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。型番の中の 65B24R は、性能ランク 65・サイズ B24・端子位置 R に当たる。

GSPEK G-65B24R/PL(CR-V RT5 標準地仕様車の対応表記)

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MAXTORM SMF60B24R

販売ページの商品説明では、年式型式が H30/11- 6AA-RT5、仕様が 2000cc/ハイブリッド車/寒冷地仕様車 適合参考、型番が MAXTORM SMF(シールド) SMF60B24R と書かれている。型番の中の 60B24R は、性能ランク 60・サイズ B24・端子位置 R に当たる。商品名と商品説明の適合の記載は「適合参考」で、出品者は適合を参考の情報として示している。型番の書き方を含めて迷うときは、買う前に出品者に確かめる。廃バッテリーの回収(着払い伝票など)は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。

MAXTORM SMF60B24R(CR-V 6AA-RT5 適合参考の表記)

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交換の前に確かめること・用意するもの

バッテリーケーブルのリコールの対象か

ホンダのリコール情報(届出番号 5426・令和5年12月13日届出)では、CR-V のハイブリッド車(6AA-RT5・6AA-RT6)で、サブヒューズボックスとバッテリーをつなぐバッテリーケーブルの回路が不適切だとしている。側面衝突でケーブルが車体に挟まれて損傷・短絡すると電流が流れ続け、最悪の場合は火災に至るおそれがある、という内容だ。改善措置はバッテリーケーブルを対策品に交換することで、部品の準備ができ次第、案内される。

6AA-RT5 の対象は、製作期間 2018年10月3日〜2022年7月1日の一部の車台番号の範囲で、計 11,310 台。対象かどうかは、車検証に書かれた車台番号で、ホンダのリコール等情報対象車両検索か販売店で確かめる。バッテリーにつながるケーブルの話なので、交換の前に確かめておく。

工具とメモリーバックアップ

整備士の解説では、CR-V ハイブリッド(RT5・RT6)のバッテリーはエンジンルームに載っている。挙げられている工具は 10mm のスパナ、10mm のディープソケット、スタビーラチェットハンドルの3つで、端子のナットもバッテリーステーのナット・キャップも 10mm だ。

同じ解説は、交換で時計・ナビ・ECU などがリセットされるのを防ぐため、OBD のカプラーから給電するメモリーバックアップを使うことを勧めている(例に挙がっているのはモバイルバッテリーにつないで使う物)。OBD のカプラーは、ほとんどの車種で運転席の足元付近にある。メモリーバックアップを使えば、交換の後のリセットの作業は要らない。

CR-V RT5 のバッテリー交換の手順

ここでの手順は整備士の解説によるもので、ホンダの公式の手順ではない。また、エンジンルームのバッテリーを替える手順であり、ハイブリッドの駆動用バッテリーには当てはまらない。

外す順

  1. ナット(10mm)を緩めて、マイナス端子を外す
  2. ナット(10mm)を緩めて、プラス端子を外す
  3. ナット(10mm)とキャップ(10mm)を緩めてバッテリーステーを外し、バッテリーを交換する

外すのはマイナス端子が先だ。

付ける順

整備士の解説では、組み付けは外した手順の逆。新しいバッテリーを置いてバッテリーステーで固定し、プラス端子をつなぎ、最後にマイナス端子をつなぐ。

交換の後に要る作業

整備士の解説では、交換の後に次の作業が要る場合がある。

  • ステアリング舵角中点値の学習: 15km/h 以上で直進走行し、警告灯が消えることを確かめる
  • パワーテールゲート: テールゲートを開けた状態で交換した場合だけ、イグニッションを ON にし、テールゲートを手で閉め、自動で開け閉めできることを確かめる

テールゲートの作業が要るのは、開けた状態で交換したときだけだ。作業の前にテールゲートを閉めておけば、手間が1つ減る。

同じ車のほかの電装の作業は、

にまとめている。

交換の時期と、自分でやるか店に任せるか

整備士の解説では、近年のバッテリーは突然上がることがあるため、通常の使い方なら保証期間+1年以内の交換を勧めている。年数で決め打ちするより、今のバッテリーの保証期間を基準に交換の時期を考えるのがいい。

作業そのものは、整備士の解説ではそれほど難しくなく、工具があれば自分で交換できる(DIY 可能)とされている。工具やメモリーバックアップを持っていないなら、店に任せる手もある。その場合は部品代のほかに工賃がかかる。

自分で替えるなら、外した古いバッテリーの処分も先に決めておく。着払い伝票で送り返せる記載があるのはカオスとサークラの2商品で、GSPEK と MAXTORM は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも回収の記載が無いので、処分の手段を別に用意しておく。

ほかのホンダ車の交換の記事は

と

にある。

よくある質問

寒冷地仕様の CR-V RT5 は型番が違う?

違わない。GSユアサの適合表では、6AA-RT5(2018〜2022年式)は寒冷地仕様も標準搭載と同じ 46B24R だ。適合表は目安なので、今載っているバッテリーの表示とも照らして決める。

ガソリン車の CR-V(RW1・RW2)と同じバッテリー?

同じではない。バッテリー販売店の適合表では、ガソリン車(DBA-RW1・DBA-RW2)は LN2-EFB で、ハイブリッドの 6AA-RT5 の 46B24R とは別の型番だ。車検証の車両型式で見分ける。

トヨタのハイブリッド用(先頭に S の付く型番)は使える?

選ばない。GSユアサの解説では、先頭に S が付く型式は制御弁式で構造が違い、通常車用バッテリーとは互換ができない。6AA-RT5 の新車搭載は、GSユアサの適合表で S の付かない 46B24R だ。

46 より大きい数字のバッテリーにしてよい?

よい。GSユアサとパナソニックの基準は同じサイズ・同じ端子位置で性能ランクが同等以上なので、6AA-RT5(2018〜2022年式)なら B24・R のまま先頭の数字が 46 以上の型番は範囲に入る。数字が大きくても、B24 か R が違えば範囲から外れる。

まとめ:型番・選ぶ範囲・リコールの3点

最初にやるのは、車検証で型式と初度登録年月を確認することだ。型式が 6AA-RT5 なら、あとは次の3点で決まる。

  • 新車搭載の型番は 46B24R。GSユアサの適合表では 6AA-RT5(2018〜2022年式)は寒冷地仕様も同じで、最後は今載っているバッテリーの表示で確かめる
  • 買ってよい範囲は、同じサイズ・同じ端子位置・性能ランク同等以上の基準から、B24・R・先頭の数字 46 以上
  • 交換の前に、バッテリーケーブルのリコール(届出番号 5426)の対象かを車台番号で確かめる

同じ車の消耗品や用品は、次の記事も参考にしてほしい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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