CR-V RT5(2018年8月~2022年12月)のエアコンフィルターは、デンソーの適合品番検索に載る純正品番 80291-T5A-J01 か、デンソーの標準品 DCC3008(適合品番 014535-2220)を選べばよい。同じ検索の RT5・6 の行では適合グレードが「全車」で、グレードによって品番が分かれる記載は無い。交換の目安は取扱説明書で通常1年または15,000kmごと、フィルターはグローブボックスの内側にある。
CR-V RT5 のエアコンフィルターの品番
デンソーの適合品番検索の CR-Vハイブリッド RT5・6(2018年8月~2022年12月)の行には、次の品番が載っている。
| 区分 | 型式 | 品番 |
|---|---|---|
| 純正品番 | - | 80291-T5A-J01 |
| デンソー クリーンエアフィルター(標準) | DCC3008 | 014535-2220 |
| デンソー クリーンエアフィルタープレミアム | DCP3008 | 014535-4040 |
デンソー品には標準の DCC3008 と、プレミアムの DCP3008 の2つの系列がある。どちらも同じ RT5・6 の行に載っているので、通販で探すときはまず 純正品番 80291-T5A-J01 か、デンソーの適合品番 014535-2220 を手掛かりにすると迷わない。
この行の適合グレードは「全車」で、RT5 と RT6 は1つの行にまとめられている。グレードで品番が分かれる記載は無いので、グレード名を気にせずこの行の品番で照らし合わせればよい。
適合する型式と年式の範囲
ホンダ公式サイトのよくあるご質問は、生産終了モデル「CR-V(2018.08〜2022.12)」の型式を「(ハイブリッド)RT5、RT6、(ガソリン)RW1、RW2」としている。RT5 は、この世代のハイブリッドの型式だ。
RW1・2(ガソリン車)との共通
デンソーの適合品番検索のガソリン車 RW1・2 の行では、同じ2018年8月~2022年12月の CR-V RW1・2 も、クリーンエアフィルターは DCC3008(014535-2220)、プレミアムは DCP3008(014535-4040)、純正品番は 80291-T5A-J01 になっている。ハイブリッドの RT5・6 とガソリン車の RW1・2 で同じ品番が載っている。
新しい型式との取り違えに注意
デンソーの適合品番検索の CR-Vハイブリッドの一覧には、RT5・6(2018年8月~2022年12月)とは別の行として、型式 RS5・6(2026年2月~)が載っている。新しい型式は別の行なので、RT5 の品番をそのまま当てはめてはいけない。
一覧は型式の末尾のアルファベットを省いて表示している。車検証の型式欄を見て、RT5 の行を選んでいるかを確かめてから品番を控えるのが確実だ。
呼び名の違いとエンジン用フィルターとの区別
同じ部品でも、資料によって呼び名が違う。ホンダの取扱説明書は「エアクリーンフィルター」、デンソーは「クリーンエアフィルター」と呼び、通販の商品名では「エアコンフィルター」「キャビンフィルター」とも書かれる。ここからは、普段の呼び方の「エアコンフィルター」で統一する。
紛らわしいのは、エンジンが吸う空気を通すフィルターだ。ホンダの取扱説明書では、エアコンのエアクリーンフィルターは「エアコンのお手入れ」の項目にあり、車両仕様一覧にはエンジン用の「エアクリーナーエレメント」(タイプは湿式)が別に載っている。エアコンのフィルターとエンジンのエアクリーナーは別の部品なので、通販で「エアフィルター」とだけ書かれた商品を見たら、どちらの部品かを確かめる。
交換時期と目詰まりのサイン
ホンダの取扱説明書(CR-V HYBRID)は、エアクリーンフィルターを 通常1年または15,000kmごと に交換するよう書いている。粉じんなどの多い場所で使う場合は、早めの交換をすすめている。
目詰まりのサインとして、取扱説明書はエアコンの風量が著しく減ったときや、ガラスが曇りやすくなったときを挙げている。前回いつ替えたか分からないなら、こうした症状が出ていなくても一度外して見ておくとよい。
また、芳香剤を使うとフィルターの脱臭効果が弱くなり、脱臭の寿命が短くなることがある、とも取扱説明書は書いている。車内で芳香剤を使っているなら、においが気になり始めた時点で交換を考えてよい。
取り付け位置と交換手順
デンソーの適合品番検索では、RT5・6 のフィルターはグローブボックスの内側に取り付けられている。交換の難易度は A(道具を使わないもの、または道具を使うが簡単なもの)に分類されている。
グローブボックスを下ろす
ホンダの取扱説明書とデンソーの交換方法では、ダンパーを外す順番が前後して書かれている。
- 取扱説明書の手順: グローブボックスを開け、両側に付いているストッパーを内側に押し込んでグローブボックスを下ろし、ダンパーを外す
- デンソーの手順: グローブボックスを開き、ダンパーステーを固定しているロック部からダンパーステーを外す。次にストッパーピン(左右2か所)をストッパーから外し、グローブボックスの両側を押しながら手前に倒して、下に倒す
デンソーの交換方法は、グローブボックスを下ろした後の作業で、グローブボックスのフックが破損するおそれがあるため、無理な力が加わらないようにと注意している。
カバーを外してフィルターを入れ替える
左右にあるツメ(左右2か所)を押しながら、フィルターカバーを外す。デンソーの手順では、ツメを外したフィルターカバーを車両の後方側に引き抜いて取り外す。
カバーが外れたら、古いフィルターを引き出し、新しいフィルターを差し込む。
AIR FLOW の向き
取扱説明書とデンソーの手順はどちらも、フィルターの 「AIR FLOW」マークの矢印が下向き になるように取り付けるとしている。デンソーは、フィルターが前後左右に傾いていないことの確認も求めている。差し込む前に矢印の向きを見ておけば、入れ直す手間が省ける。
社外品を選ぶときの照合のしかた
社外品は、商品名と商品説明に RT5(または RT5・6)の記載があるかと、純正品番 80291-T5A-J01 かデンソーの適合品番 014535-2220(型式 DCC3008)の記載があるかで照らし合わせる。品番が複数並ぶ商品は、その中に 80291-T5A-J01 が入っているかを見る。
次の節で取り上げる4商品の品番の書き方は、商品名と商品説明の箇条書きで次のとおりだ。
- HYNESS(NHC-0025J)・ONLY ONE(EA56)・KADOTAWORKS の3商品は、参考や互換の番号として 80291-T5A-J01 を書いている
- INEX の商品は、商品名に 014535-2220 を書いている
- HYNESS は、互換品番として DCC3008 も書いている
4商品とも、商品名か商品説明に「活性炭入」または「活性炭入り」と書かれている。活性炭の有無で選び分ける必要はこの4つの間ではないので、品番の書き方と、次に挙げる返品条件を見て決めればよい。
エアコンフィルターは衛生用品として返品を受け付けない出品者もいる。ONLY ONE の商品説明は、適合を確認せずに買った場合、衛生商品のため返品の対象外としている。買う前に車検証の型式と品番を照らし合わせておくことが、いちばんの失敗よけになる。
RT5 の記載がある社外品のエアコンフィルター
ここからは、販売ページの商品説明に書かれた内容を、出品者の記載として紹介する。入数は、INEX が商品名に「1個」、HYNESS が商品説明に「セット内容:エアコンフィルター 1個」と書いている。ONLY ONE と KADOTAWORKS は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも入数の記載が無い。在庫や価格はリンク先で確かめてほしい。
INEX エアコンフィルター(014535-2220 の表記)
1個入り・活性炭入りのキャビンフィルターで、商品名に 014535-2220 の番号が書かれている。商品説明は、ホコリや花粉をガードし、活性炭で抗菌・消臭するとしている。
対応は、出品者の記載では「RT5 RT6 CR-V ハイブリッド H30.11-R4.12」。商品説明には、車種により表示写真とフィルターの形状が異なること、一部の車種は加工が必要な場合があることが注記されている。デンソーの適合品番 014535-2220 で探してきた人が照らし合わせやすい1つだ。
INEX エアコンフィルター 活性炭入 014535-2220(CR-V ハイブリッド RT5 RT6)
HYNESS エアコンフィルター NHC-0025J
セット内容はエアコンフィルター1個。商品説明では活性炭を 3000mg/㎡ 配合し、除去効率は PM2.5 対応としている。
適合情報は、出品者の記載では「ホンダ車用 CR-V ハイブリッド RT5・6 18.11- 全車」。参考純正品番・互換品番として 80291-T5A-J01 と DCC3008 を挙げている。純正品番とデンソーの型式の両方が書かれているので、どちらの番号で探してきた人もすぐに照らし合わせられる。
HYNESS エアコンフィルター NHC-0025J 活性炭入り(CR-V ハイブリッド RT5・6)
ONLY ONE エアコンフィルター EA56
並行輸入品で、活性炭入りの5層構造。商品説明では、静電フィルター層・活性炭吸着層・殺菌層・活性炭吸着層・静電フィルター層の順としている。
対応は、出品者の記載では「CR-V/RW1 RW2 RT5 RT6/H30.8-R4.12」で、ほかのホンダ車も多数並んでいる。参考純正品番として 80291-T5A-J01 のほか、英字のオーを使った 80291-TFO-003・80291-TFO-941 の表記がある。RT5 の照合に使うのは 80291-T5A-J01 だ。適合を確認せずに買った場合は、衛生商品のため返品の対象外と注記している。
ONLY ONE エアコンフィルター EA56 活性炭入り5層構造(CR-V RW1 RW2 RT5 RT6)
KADOTAWORKS エアコンフィルター
社外品の互換品で、商品説明では活性炭入り、取扱説明書は付かない(取扱説明書:なし)としている。
対応は、出品者の記載では「CR-V ハイブリッド RT5 RT6」「CR-V RW1 RW2」。互換の番号として 80291-TF0-941・80291-TF0-003・80291-TF0-J01・80291-T5A-J01・80292-TZA-J01 を並べている。このうちデンソーの適合品番検索が RT5・6 の純正品番として載せているのは 80291-T5A-J01。取扱説明書が付かないので、交換手順は車の取扱説明書を見る。
KADOTAWORKS エアコンフィルター 活性炭入り(CR-V ハイブリッド RT5 RT6・RW1 RW2)
よくある質問
RT6 でも同じ品番?
同じだ。デンソーの適合品番検索では、RT5 と RT6 は1つの行(2018年8月~2022年12月・適合グレードは「全車」)にまとめられ、DCC3008・DCP3008、純正品番 80291-T5A-J01 が載っている。
ガソリン車 RW1・2 と同じ?
デンソーの適合品番検索のガソリン車 RW1・2(2018年8月~2022年12月)の行にも、RT5・6 と同じ DCC3008(014535-2220)・DCP3008(014535-4040)・純正品番 80291-T5A-J01 が載っている。
交換の目安は何km?
取扱説明書では通常1年または15,000kmごと。粉じんなどの多い場所で使う場合は早めに替える。
エンジンのエアクリーナーと同じ部品?
別の部品だ。取扱説明書の車両仕様一覧には、エンジン用のエアクリーナーエレメントがエアコンのフィルターとは別に載っている。
新しい型式 RS5・6 にも使える?
RS5・6(2026年2月~)は、デンソーの適合品番検索で RT5・6 とは別の行になっている。RT5 の品番を当てはめず、RS5・6 の行を見て品番を確かめる。
まとめ
候補はまず1つに絞り、そのうえでデンソーの適合品番検索の行と照らし合わせて決めるのが早い。CR-V RT5(2018年8月~2022年12月)なら、純正品番 80291-T5A-J01、デンソー品は標準の DCC3008(014535-2220)が基準になる。社外品は商品名と商品説明に、この2つの番号のどちらかと RT5 の記載があるかを見て選ぶ。交換は通常1年または15,000kmごとで、グローブボックスを下ろせば手が届く。
同じ CR-V RT5 のほかの消耗品も、品番の確かめ方は同じ考え方で進められる。
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