ワイパーブレードメーカー KIMBLADE の適合表では、BMW X6(F16・型式 CBA-KU44 / CBA-KU44S / DBA-KU30 / DBA-KU30S・2014年11月〜2019年5月)のフロントワイパーは運転席600mm・助手席500mmで、替えはこの2本の長さで選べばよい。アームの形は U字のフックだ。通販の替えのブレードは、商品ごとに長さ・ハンドル位置・対応年式の書き方が違うので、そこを見比べてから買う。
X6 F16 のフロントワイパーの長さとアームの形
KIMBLADE の適合表に載っている値をまとめると次のとおり。
| 項目 | KIMBLADE の適合表の値(X6 F16・CBA-KU44 / CBA-KU44S / DBA-KU30 / DBA-KU30S・2014年11月〜2019年5月) |
|---|---|
| 運転席 | 600mm(24インチ) |
| 助手席 | 500mm(20インチ) |
| アームの形状 | HOOK(U字のフック) |
同じ適合表の備考には「専用アダプターの購入は不要です。」とある。ボッシュの車種別適合品サーチでも、X6 F16 のアームタイプは「A」に分類されている。運転席と助手席で長さが違うので、2本を同じ長さで揃えないこと。
自分の X6 がどの行に当たるかは型式と年式で決まる
適合表は型式と年式で行が分かれている。車検証の「型式」欄(DBA-KU30 や CBA-KU44 など)と初度登録の年月を見て、自分の車に当たる行を選ぶ。KIMBLADE とボッシュの適合表は、どちらも X6 F16 を型式と年式で載せている。
xDrive35i と xDrive50i
ボッシュの車種別適合品サーチでは、X6 F16 は2つの行に分かれる。
| グレード | 型式 | 年式 |
|---|---|---|
| xDrive35i | DBA-KU30 / DBA-KU30S | 2014年12月〜2019年5月 |
| xDrive50i | CBA-KU44 / CBA-KU44S | 2014年11月〜2019年5月 |
アームタイプはどちらも A。xDrive35i は年式の始まりが2014年12月なので、初度登録年月と合わせて行を選ぶ。
X6 M(F86)は別の行で確かめる
X6 M(F86)は、X6 F16 とは別の型式(ABA-KT44・2015年3月〜2019年5月)として適合表に載っている。KIMBLADE の適合表では X6 M(F86)もフロントは運転席600mm・助手席500mmで、アームは HOOK だ。それでも型式が違う以上、X6 M の車は F86 の行で確かめる。
リアのワイパーと、兄弟車 X5 F15 との違い
KIMBLADE の適合表では、X6(F16)と X6 M(F86)のリア欄は「-」で、リア用のワイパーの長さは載っていない。適合表で値を確かめられないため、リアの長さは示さない。
同じ時期の X5(F15・2013年11月〜2018年6月)は、KIMBLADE の適合表でフロントが運転席600mm・助手席500mmと X6 F16 と同じ長さだが、リア300mm(12インチ)の欄がある。フロントが同じだからといって、X5 F15 向けのリアの情報を X6 F16 に当てはめない。X5 F15 の詳細は次の記事にまとめている。
替えのワイパーを選ぶときに見る4つの点
社外品を選ぶときは、長さ・取り付け方式・ハンドル位置・対応年式の4つを順に見る。
長さは運転席と助手席の両方を見る
セット品は運転席用と助手席用で長さが違う。運転席600mm・助手席500mmの組み合わせになっているか、両方の長さを商品名と商品説明で確かめる。ボッシュの適合品サーチの X6 F16 の行には「純正サイズより短くなります。」という注記が付いている(どの品番に掛かる注記かは、表からは確定できない)。社外品は純正と同じ長さで適合させているとは限らないので、商品ごとの長さの記載を見る。
取り付け方式は U字のフックに合うか
X6 F16 のアームは HOOK(U字のフック)なので、フックに付くブレードか、付属のアダプターでフックに付けられるかを見る。商品によっては、使うアダプターの種類が商品説明に書かれている。
ハンドル位置の記載
商品によっては、商品名に「右ハンドル」と書かれている。左ハンドルの車は、その商品が左ハンドルに対応すると書かれているかを確かめてから選ぶ。
対応年式の幅
商品ごとに書かれた対応年式の幅が違う(例: 2014年8月〜2019年7月、2014年12月〜2019年4月)。自分の車の初度登録年月が、その商品の書く年式に入っているかを見る。
X6 F16 対応をうたう替えのワイパー3商品の比較
次の表は、各商品の販売ページの記載(出品者の記載)を並べたもの。価格は変わるので商品リンクの先で確かめてほしい。
| 商品 | 長さ(運転席 / 助手席) | 取り付けの記載 | 対応の記載(出品者) |
|---|---|---|---|
| TJK AeroBlade 2本セット | 600mm / 500mm | 純正同形状・工具不要・取り付け説明図付き | X5(F15/F85)・X6(F16/F86)専用カプラー・商品名に「右ハンドル」 |
| スパルコ レーシング ワイパーブレード | 600mm / 500mm | アダプター7種付属・使うのは S1 | X6 (F16 F86) SUV 2014.8-2019.7 |
| Fesco エアロフラットワイパー(mf-6048-257U) | 600mm / 475mm | 使用アダプタは U | X6[F16] xDrive35i/xDrive50i・2014.12〜2019.04 |
TJK AeroBlade 2本セット
TJK の AeroBlade ワイパーブレードは、商品名では2本セットで長さは600mm / 500mm、純正同形状、取り付け説明図付き。販売ページの商品説明では、工具不要で装着でき、取り付け説明図とサポート連絡カードが付属し、JIS D 5710(自動車用ワイパーの日本産業規格)に準じた性能評価をしていると書かれている。商品説明では BMW X5(F15/F85)・X6(F16/F86)専用のカプラーとされている。
商品名に「右ハンドル」と書かれていて、左ハンドルの車に合うかはこの商品の記載からは分からない。右ハンドルの X6 F16 で、運転席600mm・助手席500mmを説明図付きで揃えたい人の第1候補だ。
TJK AeroBlade ワイパーブレード 2本セット 600mm/500mm(X5 F15・X6 F16 用・右ハンドル)
スパルコ レーシング ワイパーブレード
スパルコ(SPARCO)のレーシング ワイパーブレードは、販売ページの商品説明では運転席側600mm・助手席側500mmの左右2本セットで、7種類のアダプターが付属し、使用するアダプターは S1。カーボン調のコーティングで、ゴムには NANO コーティング技術を使っていると書かれている。
対応車種は、商品名と商品説明に「BMW対応 X6 (F16 F86) SUV 2014.8-2019.7 (H26.8-R1.7)」とある。KIMBLADE の適合表の X6 F16 の年式(2014年11月〜2019年5月)とは書かれた幅が違うので、年式は自分の車の初度登録年月で確かめる。見た目にもこだわりたい人に向く。
SPARCO レーシング ワイパーブレード X6(F16/F86)用 600mm/500mm
Fesco エアロフラットワイパー
Fesco の輸入車用エアロフラットワイパー車種適用セット(品番 mf-6048-257U)は、販売ページの商品説明では運転席側600mm・助手席側475mmで、使用アダプタは U と書かれている。対応は、商品名と商品説明に「BMW用 X6[F16] xDrive35i/xDrive50i・年式 2014.12〜2019.04」とある。
助手席側475mmは、KIMBLADE の適合表の助手席500mmより25mm短い。純正と同じ長さを求めるなら、この差を承知で選ぶ。
Fesco 輸入車用エアロフラットワイパー X6(F16)用セット 600mm/475mm
迷ったら、長さが運転席600mm・助手席500mmと書かれた TJK かスパルコから、ハンドル位置と年式の記載が自分の車に合う方を選ぶのが早い。
フロントワイパーブレードの交換手順
ワイパー用品のガラコ(ソフト99)の交換方法の解説に沿って、U字のフックのアームでの手順をまとめる。
作業前の準備
エンジンを切り、ワイパースイッチが OFF になっているかを確かめる。キズが付かないよう、ガラスとボディに柔らかい布などを敷き、ガラスの油膜や汚れを落としておく。新しいブレードは開封したら、ゴムが外れていないか、部品に変形や欠落がないかを見ておく。
収納式のアームの場合は、車の取扱説明書の作業方法に従う。X6 F16 の交換時のワイパーの操作手順は、車両の取扱説明書かディーラーで確かめる。
手順1 アームを立てる
アームをガラスから起こし、ゴム面が上を向くようにブレードを少し傾ける。
手順2 古いブレードを外す
ストッパーを押しながらブレードをずらして抜く。カバーの付いたタイプは、カバーを持ち上げてから外す。
手順3 新しいブレードを付けて確かめる
アームの U字の金具にクリップを滑らせ、カチッと音がするまで差し込む。取り付け後はワイパーを10回ほど動かし、確実に固定されているか、ボディなどに当たっていないかを確かめる。
交換を考えるべき状態
自動車メーカーのマツダによるワイパーの解説では、劣化によるトラブルとして、ワイパーを使っても水滴が残る、動かすと異音がする、雨の日の視界が悪い、最悪の場合ウインドウガラスに傷がつく、が挙げられている。
同じ解説では、長期間交換しないと、また使わなくても駐車の条件によっては、外気温度の変化やオゾン、酸性雨の影響で劣化が生じるとされる。ブレードには金属疲労や塗膜の破壊・錆、ゴム(リフィール)には変形や亀裂が起こる。拭いても水滴が残る・異音がする、のどちらかが出たら替え時と考えてよい。
よくある質問
リアワイパーのサイズは?
KIMBLADE の適合表では、X6(F16)のリア欄は「-」で長さが載っていないため、長さは示せない。X5 F15 のリア300mmをそのまま当てはめないこと。
X6 M(F86)も同じサイズ?
KIMBLADE の適合表では、X6 M(F86・型式 ABA-KT44・2015年3月〜2019年5月)もフロントは運転席600mm・助手席500mmで、アームは HOOK。ただし X6 F16 とは別の型式なので、F86 の行で確かめる。
助手席が475mmのセットは付く?
Fesco のセット(mf-6048-257U)は、商品説明に X6[F16] xDrive35i/xDrive50i・2014.12〜2019.04 対応と書かれている(出品者の記載)。助手席側475mmは KIMBLADE の適合表の助手席500mmより25mm短いので、その差を承知で選ぶ。
左ハンドル車でも同じ商品でよい?
TJK の AeroBlade は商品名に「右ハンドル」と書かれていて、左ハンドルの車に合うかはこの商品の記載からは分からない。左ハンドルの車は、左ハンドルに対応すると書かれた商品を選ぶ。
まとめ
まずは替えのブレードを1つに絞る。KIMBLADE の適合表では X6(F16・型式 CBA-KU44 / CBA-KU44S / DBA-KU30 / DBA-KU30S・2014年11月〜2019年5月)のフロントは運転席600mm・助手席500mmなので、その長さと書かれた商品から、ハンドル位置(左ハンドルの車は左ハンドル対応の記載があるか)と対応年式の記載が自分の車に合うものを選ぶ。
候補が決まったら、車検証の型式と初度登録年月で、KIMBLADE やボッシュの適合表の行を最後に確かめてから注文する。
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