プレオプラス LA350F サンシェード 構造で選ぶ4製品

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夏の駐車場に戻ってきて、ハンドルが熱くて握れない。プレオプラスのような軽自動車は室内が狭く、日が当たったダッシュボードの熱がそのまま手元に来る。同じLA350F向けとして売られているサンシェードでも、年に数か月だけ使うのか通年で毎日出し入れするのかで、選ぶべき構造は変わる。自分がどちら側かを決めてから、4製品を見比べていく。

目次

LA350F向けサンシェード4製品の早見表

この型式向けに流通しているフロントガラス用サンシェードは、実質すべてが折り畳んで立てかける形に収束している。分かれ目は覆う範囲ではなく、どう畳んでどう広げるか——中棒があるか、回転して向きを変えられるか、骨の本数と素材がどうか、そして車種名を掲げていても中身が汎用サイズ展開品かどうかだ。最初に決めるのは価格ではなく構造で、そこが決まれば残る差は骨・素材・紫外線表示の3点に絞られる。

製品 構造 Amazon実売価格(確認時点)
360°回転タイプ 傘型+回転機構 ¥2,599
中棒なし 折り畳み式 中棒なし・薄く畳める ¥2,999
アルミ合金10本骨 傘型 傘型・UPF50表示 ¥4,800
傘型 Lサイズ 傘型・汎用サイズ展開 ¥5,500

価格はAmazonで確認した時点の実売価格で、在庫の状況とあわせて変わる。

4製品それぞれの位置づけ

回転機構つき は傘型に回転を足した構成で、開いたあとに面の向きを変えて位置を合わせられる。商品名では2017年5月以降のLA350F/360F型を対象と示している。ガラスの傾きに対して端の収まりを手元で調整したい人はここから。

360°回転タイプ サンシェード(プレオプラス LA350F/360F型 車種専用設計)

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中棒なしの折り畳み式 は軸がないぶん畳んだときに薄い束になり、開いた面に軸の凹凸が出ない。置き場所の厚みを削りたい人向け。

中棒なし 折り畳み式サンシェード(プレオプラス LA350F/360F型 車種専用)

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アルミ合金10本骨の傘型 は骨の本数と素材、そしてUPF50という紫外線の表示を明記している。毎日出し入れする使い方と、日焼け対策を主目的にする使い方の両方に差額が向く。

アルミ合金10本骨 傘型サンシェード(UPF50表示・柄が曲がるタイプ)

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傘型のLサイズ は車種名を掲げつつ、複数車種で共用するサイズ展開品として売られている。この読み方は後段で扱う。

傘型サンシェード Lサイズ(プレオプラス LA350F/LA360F 対応・汎用サイズ展開)

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LA350FとLA360Fは同じ世代の2WDと4WD

スバルの公式カタログ情報によれば、2代目プレオプラスは2017年5月の発売で、型式は前輪駆動車がDBA-LA350F、フルタイム4WD車がDBA-LA360F。末尾の数字が駆動方式の違いを表しているだけで、ボディそのものが別物になるわけではない。乗車定員はどちらも4名。商品名が「LA350F/LA360F」と併記されているのは、この2つをまとめて対象にしているという意味だ。

スバルが公表するプレオプラスの諸元では、全長3,395mm・全幅1,475mm・全高1,500mm。4WD車だけ全高1,510mm・最低地上高160mm(2WDは155mm)となる。前から見た大きさは駆動方式で変わらないので、2WDか4WDかでサンシェードを選び分ける必要は基本的にない。 型式が片方しか書かれていない品を選ぶときだけ、適合の表記を確認してから買う。

同社の車種ページには、現行モデルが生産終了で販売店の在庫対応のみになるとの記載もある。純正用品の新規供給を当て込んだ選び方は前提にしないほうがいい。

下がるのはダッシュボード、車内の空気ではない

JAFが実施した真夏の車内温度テストでは、晴れ・気温35度の条件でミニバンを正午から4時間置き、対策なし(白)でダッシュボード最高74℃・車内最高52℃、サンシェード装着でダッシュボード最高52℃・車内最高50℃という結果が出ている。参考として窓開け3cmは車内最高45℃、エアコン作動は車内最高27℃だった。

同じ白いボディで比べると、ダッシュボードの最高温度は22℃下がる一方、車内の最高温度は2℃しか動かない。サンシェードは直射日光が当たる面に効く道具で、閉め切った車内の空気を冷やすものではない。 期待値は、乗り込んだ瞬間の涼しさではなく、ダッシュボードやハンドルの表面温度を下げて内装の日焼けと熱による劣化を抑えるほうに置く。ここを先に決めておくと、製品を比べるときに見る場所も絞れる。

構造の違いは毎日の出し入れに出る

中棒のある傘型

傘と同じで中心の軸に沿って開閉し、畳むと細長い棒状になる。片手で一気に広げてそのまま差し込めるので、開閉の速さを取るならこの形。

中棒のない折り畳み式

軸がないぶん畳んだ束が薄く、開いた面にも軸の凹凸が出ない。面が平らなので、ガラスに沿わせたときの当たりが素直になる。

回転機構つき

傘型に回転を足した構成。広げたあとに面の向きを変えられるため、上端と下端で収まりが揃わないときに現物合わせで直せる。

上端の留め方

サンバイザーで上端を挟む方式は着脱が早く、ガラス面に跡が残らない。吸盤で留める方式は位置を自由に決められる反面、夏場の高温で外れることがあり、外し忘れにも気づきにくい。走行前に必ず外す運用を守りやすいのは、視界に大きく入って片手で外せる前者だ。

「車種専用」と「汎用Lサイズ」の読み分け

この型式向けとして売られている品には、名称の前半で車種と型式を掲げながら、後半に「車種汎用」や「汎用 Lサイズ」と書かれているものが実際にある。車種名はガラス形状の目安として示されているだけで、実体は複数車種で共用するサイズ展開品という意味になる。

見るのは車名の有無ではなく、型式が併記されているか、寸法が数値で示されているか、届いてから合わなかった場合に返品できるかの3点。汎用サイズ展開品が劣るのではなく、専用と書いてあるから寸法を確かめなくていい、という読み方のほうが危ない。

UVカット率とUPFは別の指標

繊維製品の試験機関であるカケンテストセンターの解説では、UPFは紫外線防護係数のことで、オーストラリア・ニュージーランド規格 AS/NZS 4399 にもとづく評価とされている。波長290nmから400nmの遮蔽率を5nm間隔で測定し、各波長に対する皮膚の感度と日光の相対エネルギーを係数に入れて算出する。分類はUPF15がMinimum、UPF30がGood、UPF50および50+がExcellentの3段階。日本ではJIS L 1925が制定され、UVカット率とUPFの測定方法が国内標準として規定されている。

同センターの解説には、UVカット率がともに95%だった2つの検体が、一方はExcellent、もう一方はMinimumと異なるUPF評価になった試験例も示されている。UPFがUV-Aより有害性が高いとされるUV-Bの遮蔽の影響を強く受けるからだ。「UVカット率○%」と「UPF○」を横に並べても優劣は決まらない。 紫外線対策を主目的にするなら、どちらの指標で書かれた数値なのかまで見て選ぶ。

畳んだ形が置き場所を決める

軽自動車では、畳んだサンシェードをどこに置くかが使い続けられるかどうかを決める。棒状に畳まれる傘型は助手席の足元わきやドアポケットの脇に立てて差しておけるが、面積の広い板状に畳まれるタイプは前席の背面に回すことになる。

スバルの公表値では、荷室は高さ750mm・開口部最大幅907mm・フロア長406mm。フロア長が406mmしかないため、荷室に寝かせて置きっぱなしにする使い方は現実的でない。 取り出すのに毎回シートを倒す置き場所にすると、そのうち使わなくなる。買う前に常備場所を決めて、そこに収まる畳み方の製品を選ぶ順番がいい。

走り出す前に必ず外す

道路交通法第55条第2項は、運転者の視野やハンドルその他の装置の操作を妨げるような乗車をさせ、または積載をして車両を運転してはならないと定めている。条文にサンシェードという語は出てこないが、視野を妨げる状態で運転してはならないという原則は明確だ。フロントガラス用サンシェードは駐車中に使う用品であり、一部をめくった状態も含めて走り出す前に外す。

プレオプラスにはスマートアシストの設定がある。スバルの公式サイトにあるスマートアシストの説明では、雪、濃霧、砂嵐の場合やトンネル内、夜間、日射しの状況によっては、ステレオカメラやソナーセンサーが障害物などを正常に認識できず適切に作動しない場合があると記載されている。前方を見るステレオカメラはフロントガラス側にあるので、差し込む位置や固定方法がカメラまわりに掛からないようにしておく。

よくある質問

4WDのLA360Fでも同じサンシェードが使えるのか

使える。違いは駆動方式で、諸元で差が出るのは全高と最低地上高だけだ。商品側も両方の型式を併記した売られ方が一般的で、2WDと4WDで品番が分かれる構成にはなっていない。片方の型式しか書かれていない品を選ぶときだけ、適合の表記を見てから決める。

サンシェードを使えば車内は涼しくなるのか

空気の温度はほとんど変わらない。JAFの計測でも車内最高温度の差は2℃で、大きく下がったのはダッシュボードの表面側だった。乗り込んだ直後の暑さを減らしたいなら、発進前の換気やエアコン側の使い方で対処する。

駐車中につけたままにしておいて問題はないのか

駐車中に使うことが本来の用途なので、そのままで問題ない。気をつけるのは外し忘れのほうで、吸盤で留める方式は視界に入りにくく、気づかないまま発進しかける。

届いた品のサイズが合わなかったときはどうするか

買う前に返品できるかどうかを確認しておく。汎用サイズ展開品は端が余ったり届かなかったりする幅があるので、返品条件を先に見ておけば選び直しがきく。

まとめ

購入前に確認するのは次の4点。

  • 使う頻度:年に数か月なら基本構造の品で足りる。通年で毎日出し入れするなら骨と軸の作りに払う
  • 畳んだ形:棒状か板状かで、車内のどこに常備できるかが決まる
  • 表記の中身:車名ではなく型式の併記・寸法表示・返品可否で判断する
  • 紫外線の指標:UVカット率とUPFは別物として読む

効き方はダッシュボード側に出るもので、車内の空気は大きく変わらない。そのうえで、広げる速さなら中棒ありの傘型、現物合わせの余地なら回転機構つき、畳んだ薄さなら中棒なし、骨の作りと紫外線表示を重く見るならアルミ合金10本骨、という並びになる。そして走り出す前に外すこと。これだけは製品を問わない。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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