スクラムワゴン DG17W サンシェード|覆う場所で選ぶ2製品

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スクラムワゴン用のサンシェードを探すと、商品名に DG17V と書かれたものが並んで出てくる。マツダの取扱説明書ページを見ると、同じ2015年3月以降の世代でもバンが DG17V、ワゴンが DG17W と型式が分かれている。ここを読み飛ばすと、荷室重視のバン向けに作られた製品を注文してしまう。今回 DG17W への適合表記と在庫を確認できたサンシェードは2つあり、フロントガラス1枚を覆う傘型と、運転席まわりのサイド窓を4枚組で覆うマグネット式メッシュで、そもそも覆う場所が違う。

目次

フロント用とサイド窓用、どちらが要るかで決まる

サンシェードを比べるときの第一の軸は、どこを覆うかだ。フロントガラス1枚を覆うタイプは、駐車中にダッシュボードとハンドルへ日が当たるのを止めるためのもの。運転席・助手席まわりのサイド窓を覆うタイプは、外からの視線を遮る目隠しと、窓を少し開けたままの通気が主目的で、フロントガラスは覆えない。片方があればもう片方が要らない、という関係ではない

傘型フロントサンシェード マグネット式メッシュ4枚組
覆う場所 フロントガラス1枚 運転席・助手席まわりの窓
適合表記 型式 DG17W を指定した車種別サイズ DG17V/DG17W 5代目に適用
取り付け 傘のように開いてガラスに立てかける 窓枠の金属部分に磁石で留める
枚数 1枚 4枚
向く場面 屋外駐車の日射対策 仮眠・着替えの目隠しと通気

屋外駐車でハンドルが熱くなるのが困りごとなら、フロントから。

スクラムワゴン DG17W 用 傘型フロントサンシェード(カーキャンパージャパン)

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窓を開けたまま車内で過ごしたい、車中泊で外からの視線を切りたいなら、サイド窓のほうが効く。

スクラムワゴン DG17W 用 マグネット式メッシュサンシェード 4枚組(MLBWAH)

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DG17W はサンシェード選びに効く範囲でどんな車か

現行のスクラムワゴンは2015年3月5日のフルモデルチェンジで登場した世代で、型式が DG17W。マツダの取扱説明書ページに載る車台番号は、2015年3月から2017年4月が DG17W-100001〜、2017年5月から2017年10月が DG17W-140001〜となっている。ひとつ前の世代は DG64W で、同じページでは2010年5月から2015年2月までが対象だ。2015年2月までのスクラムワゴンは DG17W ではないので、サンシェードの適合表記もその境目で分かれる。

車体寸法は、マツダ公式サイトによると全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,910mm(全高はルーフアンテナを折り畳んだときの数値という注記が付く)。軽自動車の規格いっぱいの全長・全幅に対して全高があり、フロントガラスは立ち気味だ。2015年3月の発表時の室内寸法は室内長2,240mm、室内幅1,355mm、室内高1,420mm(ハイルーフ車)。室内が広いぶん、駐車中に日射で暖まる空気の量も多い。

もうひとつ、公式サイトの寸法欄には「寸法は、スズキ株式会社による社内測定値です」という注記がある。スクラムワゴンがスズキの製造する軽ワゴンをマツダが販売しているもので、この成り立ちが後で出てくる適合表記の話につながる。なお2026年5月28日にもスクラムバン/スクラムワゴンの商品改良が発表され、ワゴンには ACC とステアリングヒーターが採用された。装備の追加で、サンシェードの選び方に関わる寸法変更は発表されていない。

前の世代のバンについては

も参考になる。

商品ページの適合表記をどう読むか

この車種でいちばん間違えやすいのがここだ。確認する順番は3つある。

型式が DG17V か DG17W か

スクラムには荷室重視のバンと乗用のワゴンがあり、取扱説明書ページでは2015年3月以降の世代でバンが DG17V、ワゴンが DG17W と分かれている。商品ページに DG17V だけが書かれていればバン向け、DG17W が含まれていればワゴンにも合わせて作られている、という読み方になる。実際には「DG17V/DG17W」と両方を並記する商品も多い。自分の車の型式は車検証で確認できる。

複数の車名が並んでいる商品

実際に売られているサンシェードの適合表記には、「マツダ スクラムバン/スクラムワゴン DG17V/DG17W型 5代目」のようにバンとワゴンを並記するもののほか、「17W系 エブリイワゴン用 クリッパーリオ用 タウンボックス用 スクラムワゴン用」のように複数の車名を並べるものがある。同じ車体をベースにした車が複数のブランドで売られているためだが、車名の併記があるからといって自分の車に必ず合うとは限らない。その商品ページの適合表記に DG17W が入っているかどうかで判断する。

車名も型式も書かれていない汎用品

マグネット式のカーテンや、Lサイズ・Mサイズといった寸法表記だけの製品がこれにあたる。汎用品が使えないわけではないが、車種別サイズの製品と違って、窓の形に合うかどうかは自分で測って判断することになる。

同じ車体をベースにした車の記事も、適合表記の読み方を確かめる材料になる。

タイプ別の違いと向き不向き

覆う場所のほかに、取り付け方式と収納のしやすさで性格が分かれる。

傘型

傘と同じ骨組みを開いて、フロントガラスに立てかける方式。開閉が片手ででき、たたむと細長い棒状になるのでドアポケットや座席の隙間にも収まる。折り目のある蛇腹式に比べて広げたときの面が張るため、ガラス面に沿わせやすい。骨組みのぶん厚みがあり、完全に平らにはたためない。

マグネット式メッシュ

窓枠の金属部分に磁石で留める方式。工具も吸盤も要らず、着脱が速い。生地がメッシュなので風は通り、外からの視線は通しにくい。フロントガラス用の遮光シェードのように日射を全面で止めるものではなく、窓を開けたままの車内で視線と虫を遮る用途に向く。

たたんだときの置き場所

使わないときにどこへ置くかも選定の軸になる。傘型は棒状にたためるので細い隙間に立てて置ける。複数枚組のサイド窓用は、枚数ぶんの厚みがまとまるので、収納袋やシートバックポケットなど置き場所を先に決めておくと出し入れが続く。スクラムワゴンは室内が広い一方で、荷室を荷物で埋めていると小物の定位置が失われやすい。

フロントガラス用なら車種別サイズの傘型

カーキャンパージャパンの傘型フロントサンシェードは、商品ページで型式 DG17W を指定した車種別サイズとして案内されている。商品説明に挙げられているのは、車種に合うサイズで届くこと、表面が太陽光を断熱し紫外線から車内を守る素材であること、バックミラーを避ける切れ込み加工が済んでいること、中棒が360度回転して装着時に邪魔になりにくいこと、の4点。フロントガラス1枚を覆う折り畳み式の製品だ。

ひとつ補足しておくと、この商品説明にある年式表記は「H27.2〜」で、マツダの取扱説明書ページが示す DG17W の起点(2015年3月)とひと月ずれている。車種としての年式はマツダ側の記載を正とし、注文時は年式表記ではなく型式 DG17W が適合に含まれていることで確認するのが確実だ。

遮熱性能や紫外線カット率の数値は商品ページに示されていない。断熱・UVカットの素材であるという説明までが確認できる範囲なので、何度下がるといった効果は本記事では扱わない。

スクラムワゴン DG17W 用 傘型フロントサンシェード(カーキャンパージャパン)

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サイド窓を覆うならマグネット式メッシュの4枚組

MLBWAH のマグネット式メッシュサンシェードは、商品名で「マツダ スクラムバン スクラムワゴン DG17V DG17W 5代目 に適用」と適合を示し、マグネット吸着・メッシュ・虫よけ・通気・運転席・助手席・4枚という仕様を挙げている。運転席と助手席まわりの窓を4枚組で覆う製品で、着脱が簡単で収納しやすいことを訴求している。フロントガラス用ではない。

商品ページの説明では、有害紫外線を99%遮断し、駐車時の日光から車内の部品を守る、夏は熱線を遮って車内温度の上昇を抑える、としている。これは出品者側が示している内容で、第三者の試験結果ではない。

もうひとつ、注文前に知っておいたほうがいいことがある。この商品説明には、商品名の仕様と噛み合わない記述が混ざっている。マグネット吸着の4枚組と書かれている一方で、説明の後半にはフロントガラス用のアルミニウム断熱パネル、バイザーにクリップする、ダッシュボード前方に差し込む、といった別種のシェードを指す文言が並ぶ。ほかの商品の説明文が流用されている可能性があるので、素材や取り付け方については商品ページの写真と、必要なら出品者への問い合わせで確かめてから注文したい。

スクラムワゴン DG17W 用 マグネット式メッシュサンシェード 4枚組(MLBWAH)

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どちらを買うか、あるいは両方か

片方で足りるのは、目的がはっきりしている場合だ。真夏の日中に屋外駐車が続いてハンドルが熱くなるのが困りごとなら、フロントガラス用の傘型が先。道の駅などで仮眠や着替えをする、窓を開けたまま換気して過ごしたいという使い方なら、サイド窓のメッシュが先になる。

車中泊まで見据えるなら順番の話ではなくなる。フロントを塞いで日射と視線を止め、サイド窓のメッシュで空気を通す、という組み合わせで役割が噛み合う。2つを買う場合も、用途が重ならないので無駄にはならない

走るときは外す

道路運送車両の保安基準第29条第4項は、前面ガラスおよび側面ガラス(告示で定める部分を除く)について、整備命令標章・検査標章・自賠責の保険標章など条文に列挙されたもの以外が装着され、貼り付けられ、塗装され、又は刻印されていてはならないと定めている。サンシェードはこの列挙に含まれない。フロントガラスや運転席まわりの窓にサンシェードを付けた状態のまま道路を走ることはできない。駐車中に使って、走り出す前に外すものだと考えておく。

使う順序としては、エンジンを止めて駐車したあとにフロントガラスへシェードを立てかけ、サイド窓を使うならメッシュを窓枠に留める。出発するときは逆の順で外し、たたんで決めた置き場所へ戻す。フロント用は運転席から手が届く位置に置いておくと、外す動作が習慣として続きやすい。

買う前に確認する4項目

1. 適合表記に DG17W が入っているか

車検証で自分の型式が DG17W であることを確かめ、商品ページの適合表記にその型式が含まれているかを見る。DG17V だけならバン向け。他車名だけが並んでいて型式の記載がないものは、その商品ページの適合欄で確認する。

2. 覆いたい場所と枚数

車種別サイズと書かれた製品なら採寸は要らない。汎用品を選ぶなら、フロントガラスの上辺・下辺の幅と上下の高さを実際に測っておく。サイド窓用は、覆いたいのが運転席・助手席だけなのか、後席側も含めたいのかで必要な枚数が変わる。

3. たたんだときの置き場所

傘型は棒状なので座席の脇やドアポケットに立てられる。複数枚組は袋にまとめて荷室か座席下へ。置き場所が決まっていないと、数回使って車から降ろしたきりになりやすい。

4. 取り付け方式が使い方に合うか

傘型はガラスに立てかけるので、サンバイザーで押さえるか本体の張りで保持する。マグネット式は窓枠の金属部分に留めるため、留めたい位置に磁石が付く面があるかを現車で見ておく。吸盤式は跡や落下の扱いが別に必要になる。

同じスクラムでも荷台のあるトラックは窓まわりの条件が変わる。測り方の考え方は

にもまとめてある。

よくある質問

バン(DG17V)用と書かれたサンシェードはワゴンでも使えるのか

DG17V だけが書かれた商品は、バンに合わせて作られたものとして扱う。取扱説明書ページの型式一覧でバンとワゴンは分かれており、ワゴンで使えるかどうかはその商品ページの適合欄に DG17W が含まれているかで判断する。「DG17V/DG17W」と両方が並記されていれば、ワゴンも対象に入っている。

エブリイワゴン用・クリッパーリオ用と書かれた商品はスクラムワゴンに使えるのか

同じ車体をベースにした車が複数のブランドで売られているため、こうした車名がまとめて並ぶ商品は実在する。ただし併記されているというだけでは、自分の車に合う保証にはならない。型式 DG17W が適合表記にあるかを見る。

サンシェードを付けたまま走ってもよいのか

だめだ。保安基準第29条第4項が前面ガラスと側面ガラスへの装着物を列挙されたものに限っており、サンシェードはそこに含まれない。駐車中に使い、走り出す前に外す。

フロント用とサイド窓用はどちらを先に買うべきか

屋外駐車の日射でダッシュボードやハンドルが熱くなるのが困りごとならフロント用の傘型。仮眠や着替えの目隠し、窓を開けたままの換気が目的ならサイド窓用のメッシュ。どちらの場面もあるなら両方で役割が分かれる。

2015年より前のスクラムワゴンにも同じものが使えるのか

使えない前提で考えたほうがいい。取扱説明書ページでは2010年5月から2015年2月までが DG64W で、DG17W とは別の世代になる。DG64W なら、その型式に適合すると書かれた商品を探すことになる。

まとめ

最初にやるのは、実車の窓まわりを見ることだ。運転席の窓枠のどこに磁石が付く面があるか、ルームミラーの根元がどのあたりに来るか、たたんだシェードをどこへ置くか。この3つを見てから、車検証で型式が DG17W であることを確かめる。

選び分けは覆う場所で決まる。フロントガラス1枚を覆って駐車中の日射を止めたいなら、型式 DG17W 指定の車種別サイズで届く傘型。運転席まわりのサイド窓を目隠ししつつ風を通したいなら、DG17V/DG17W 適合のマグネット式メッシュ4枚組。どちらも走行中は使えないので、駐車してから付けて、出発前に外す。

スクラムワゴン DG17W 用 傘型フロントサンシェード(カーキャンパージャパン)

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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