スクラムトラック DG16T サンシェード3選と測り方

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スクラムトラック DG16T のサンシェードは、商品名に DG16T と入った汎用品ならフロントガラスの実測だけで決まり、スズキ側の型式で書かれた専用設計品なら適合表に DG16T が並記されているかで決まる。探し方はこの2ルートに分かれていて、車名で検索し続けても答えは出ない。ここで具体的に挙げるのは前者の汎用品3点で、選び分けの軸は実測した横幅と縦がどのサイズ表記に収まるかに絞られる。日中ずっと屋外に置く車ほど、降りたあとのダッシュボードの焼け方が変わってくる。

目次

サンシェードの探し方は2ルートに分かれる

車名で検索すると、商品名に「スクラムトラック DG16T」と入った汎用品と、「DA16T キャリイ」と書かれた専用設計品が混ざって出てくる。この2つは決め方がまるで違う。前者は適合ではなくフロントガラスの実測で決まり、後者は用品メーカーの適合表に DG16T が並記されているかで決まる。車名が商品名に入っていることは、適合の根拠にならない。

商品ページの記載によると、汎用品3点の選び分けの軸は3つしかない。実測した横幅と縦がどのサイズ表記に収まるか、大サイズの縦が82cmか80cmか、サイズ表記が大小の2択か選択式か。遮光率はどれも99%か記載なしで差がつかず、素材・構造・固定方法はどの商品ページにも書かれていないので比べようがない。

タイプ サイズ表記 付属 価格
大サイズの縦が82cm 大 横145cm×縦82cm/小 横140cm×縦70cm 専用袋 1,980円
大サイズの縦が80cm 大 横145cm×縦80cm/小 横140cm×縦70cm 専用袋 1,980円
サイズ選択式(Mサイズ・並行輸入品) M・L などから選択(遮光率の記載なし) 専用収納袋 2,780円

価格はいずれも Amazon の実売価格(確認時点)で、変動する。

サンシェード選びに効くスクラムトラックの素性

前席2席・サンバイザーは運転席と助手席

マツダが公開しているスクラムトラックのカタログ(2025年1月現在)によると、全高1,765mm、ホイールベース1,905mm、エンジンは R06A で総排気量0.658L、グレードは KC、KX、KC農繁の3つ。装備表のサンバイザーは「運転席(チケットホルダー付)/助手席」、シートベルトは「ELR3点式×2」、SRSエアバッグは運転席・助手席で、座席は前席の2つだけだ。諸元データベースの記載では全長3,395mm・全幅1,475mm、荷台内寸1,940×1,410×290mm、型式表記は3BD-DG16T となっている。前席2席の2ドアなので、サンシェードが関わるガラスはフロントと左右のドアガラスに限られる。

用品の世界ではキャリイと同じ枠で扱われる

スクラムトラックはマツダが売っている車だが、車体を作っているのはスズキで、キャリイと中身が同じ車だ。そのため用品メーカーが公開している適合表では、DA16T キャリイトラック/スーパーキャリイ、DG16T スクラムトラック、DR16T NT100クリッパートラック、DS16T ミニキャブトラックが同じ商品の適合対象として並べて書かれる。商品名がスズキ側の型式だけでも、適合表に DG16T の記載があれば対象に入っている。

現行型は2013年9月20日発売のフルモデルチェンジ車。マツダが2013年9月に出したフルモデルチェンジのニュースリリースには「フロントウインドーを前方に移動し、頭部前方の空間を拡大」「居住空間を拡大」と書かれており、荷台フロア長2,030mm、荷台床面地上高650mm、最少回転半径3.6mも挙げられている。フロントウインドーの位置関係そのものが先代と違うので、先代スクラムトラック向けに作られたサンシェードを前提にはできない。

紫外線はガラス側で止まっている

UVカットは買う前から付いている

車体を作っているスズキが公開しているキャリイ/スーパーキャリイの室内空間のページには、「紫外線を99%カットするUVカット機能付フロントガラスを採用し、気になる紫外線からお肌を守ります。」とあり、熱線吸収グリーンガラス(全面)の記載もある。紫外線のカットは、サンシェードを買う前からガラス側に入っている。 だから商品説明が前面に出してくる「UVカット」「紫外線カット」は、車がもともと持っている機能と重なる部分がある。見るべきなのは、日射でダッシュボードやハンドルの表面がどれだけ熱くなるのを抑えられるか、そして自分のフロントガラスにサイズが収まるかの2点になる。

下がるのは空気ではなく表面

JAFが公開しているユーザーテスト「真夏の車内温度」によると、2012年8月22日・23日に埼玉県戸田市の彩湖・道満グリーンパーク駐車場で、晴れ・気温35度、正午から4時間、駐車条件の異なるミニバン5台を使って炎天下の車内温度を測っている。結果は、対策なし(黒)が車内最高57℃・車内平均51℃・ダッシュボード最高79℃、対策なし(白)が52℃・47℃・74℃、サンシェード装着が50℃・45℃・52℃、窓開け(3cm)が45℃・42℃・75℃、エアコン作動が27℃・26℃・61℃。JAFはこの結果について「サンシェード対策や窓開け対策をしていても温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度となり、車内温度の上昇を防ぐことはできない。」と結論づけている。

車内の空気温度はサンシェード装着50℃に対して対策なしが52℃と57℃で、差は数℃にとどまる。一方でダッシュボードの最高温度は52℃に対して74℃と79℃と、ここだけ大きく離れる。期待していいのは車内が涼しくなることではなく、ハンドルとダッシュボードが素手で触れないほど焼けるのを抑えることだ。 なおこのテストの供試車はミニバン5台で、軽トラックの実測ではない。ここで挙げた差は公表値を引き算したもので、JAFが差として示した値でもない。

商品名に DG16T と入っていても汎用品

商品ページの記載によると、ここで扱う3点はいずれも商品名か商品説明に「汎用品」と明記されている。うち2点は注意書きに「※専用設計ではなく汎用品です」とまで書かれている。車名が入っていることを適合の根拠にできない以上、残る手掛かりはサイズ表記だけになる。

1点目と2点目は商品説明の文面がほぼ同一で、遮光率99%、専用袋つき、サイズは選択式、取扱説明書は付属しない。記載上の違いは大サイズの縦寸だけ、つまり82cmか80cmかであり、小サイズは横140cm×縦70cmで共通する。素材・構造・固定方法はどちらの商品ページにも書かれていない。3点目はサイズ選択式で、遮光率や素材の記載が無い代わりに、選び方の目安が商品ページに書かれている。なお遮光率99%という数値は売り手の表記で、第三者機関が測定した値ではない。

専用設計を探すならスズキ側の型式で適合表を見る

適合表に DG16T が並記されているかを見る

用品メーカーが公開している適合表には、「DA16T キャリイ スーパーキャリイ 2024年4月~ (7型以降) 専用 フロント メッシュサンシェード 2P 車種専用設計 左右セット」という商品があり、その適合車種として SUZUKI DA16T キャリイトラック スーパーキャリイ、MAZDA DG16T スクラムトラック、NISSAN DR16T NT100クリッパートラック、MITSUBISHI DS16T ミニキャブトラックが、いずれも「7型以降(2024年4月マイナーチェンジ後)」として並記されている。1〜6型は非対応で、「~2024年3月 (1~6型) 専用」の別商品が用意されている。セット内容は本体と補助固定具一式、装着位置はフロントの左右2枚で、商品説明には走行時は取外しが必須と書かれている。

一方で、同じ車体を対象にしていても適合表にスクラムトラックを書いていない商品もある。別の用品メーカーの商品ページでは、「フロントガラス専用」サンシェードの適合車種が「スズキ キャリイ」「スズキ スーパーキャリイ」、適合型式が「DA16T」、適合年式が「2013年(平成25年)9月〜販売モデル」とだけ書かれ、DG16T スクラムトラックの記載が無い。商品説明は特殊三層構造、遮光100%・UVカット100%、遮熱率は約51%で、いずれも売り手の表記だ。記載が無いことは使えないことを意味しないので、その場合は販売元に確認を取る。

年式の区切りは二段に切れている

マツダの2024年5月23日付ニュースリリースによると、直近の一部商品改良は同日発売で、電波式キーレスエントリー・パワードアロック・パワーウインドーを全車標準装備化し、KXにLEDヘッドランプと電動格納リモコン式カラードドアミラーを標準装備化、後退時の誤発進抑制機能にブレーキ制御機能を追加、5MT車にアイドリングストップシステムを搭載している。用品メーカー側の表記は「2024年4月マイナーチェンジ後(7型以降)」で、これはスズキ側の車を基準にした書き方だから、マツダ側の発売日とは日付が一致しない。

さらにマツダの2026年2月12日付ニュースリリースによると、スクラムトラックは商品改良されて発売され、グレード体系は「KC」(2WD/4WD)、「KC農繁」(4WDのみ)、「KX」(4WDのみ)の3グレードに整理された。衝突被害軽減ブレーキは「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」になり、単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせた構成で、検知対象に従来の四輪車・歩行者に加えて自動二輪車・自転車も追加されている。パーキングセンサー(フロント/リア)の採用、フロントデザインの刷新、新色モスグレーメタリックの追加もある。用品メーカーのカテゴリには「2025年12月まで」「2026年1月以降」というさらに新しい区切りもあるので、7型以降用の専用設計品がこの改良後の車にもそのまま合うとは決めつけない。

スクラムトラック DG16T に使える汎用サンシェード3点

3点とも商品ページの記載が判断のすべてで、届いてから測り直す余地は無い。先にフロントガラスを測ってから読むほうが早い。

大サイズの縦が82cmのタイプ

商品ページの記載によると、遮光率99%、専用袋つき、フロントガラスに取り付けて紫外線を遮る用途。商品内容はサンシェード(選択サイズ)と専用袋で、商品サイズは大が横145cm×縦82cm、小が横140cm×縦70cm。注意書きに「※サイズは選択式です、必ずフロントガラスのサイズをご確認下さい」「※取扱説明書は付属しておりません」「※専用設計ではなく汎用品です」とある。素材・構造・固定方法の記載は無い。実測の縦が80cmを少し超えたとき、大小2択のなかで収まる可能性が残るのはこちらだ。 価格は Amazon の実売価格(確認時点)で1,980円。

RAIDOU スクラムトラック DG16T フロントサンシェード 汎用 大サイズ縦82cm 専用袋つき

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大サイズの縦が80cmのタイプ

同じブランドの同価格帯で、商品説明の文面は1点目とほぼ同一(遮光率99%・専用袋つき・サイズ選択式・取扱説明書なし・専用設計ではなく汎用品)。記載上の違いは大サイズの縦が80cmであることだけで、小サイズは横140cm×縦70cmで共通する。素材・構造・固定方法の記載が無いのも同じだ。同じ文面で縦寸だけが違う以上、遮光や素材の優劣を読み取る根拠は無い。 実測の縦が80cm以内に収まるなら、1点目との差は記載上どこにも出ない。価格は1,980円(確認時点)。

RAIDOU スクラムトラック DG16T フロントサンシェード 汎用 大サイズ縦80cm 専用袋つき

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サイズを選んで合わせるタイプ

サイズ選択式の汎用品で、商品名にMサイズと並行輸入品の表示がある。内容品はサンシェード1本と専用収納袋。この商品ページは選び方まで書いていて、「【サイズ選び】・フロントガラスのサイズを縦横測って、お好みのサイズをご選択ください。」「【サイズ選び参考】例)フロントガラスの横幅が133cmでしたら、横幅だけは+5cm程の少し大きめの<Lサイズ>をお選びください。」とある。遮光率や素材の記載は無い。大小2択に収まらない実測が出たときの逃げ道はここになる。 価格は2,780円(確認時点)。

RAIDOU スクラムトラック DG16T フロントサンシェード 汎用 サイズ選択式 専用収納袋つき

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3点とも専用袋または収納袋が付く。前席2席・全幅1,475mmの車内はシートの後ろに余分な空間がほとんど無いので、畳んだあとの置き場所は買う前に考えておきたい。

買う前にフロントガラスを測る

測る場所は4つ

  1. ガラスの内側で、上辺の横幅
  2. 同じく内側で、下辺の横幅
  3. ガラス中央で、上下の高さ
  4. ガラス上部中央にカメラやセンサーのユニットが張り出していれば、その幅と、ガラス上辺からどれだけ下に出ているか

軽トラックのフロントガラスは上辺と下辺で幅の差が出やすいので、片方だけ測って済ませない。メーカーの公式資料にフロントガラスの寸法の項目は無く、全長や全幅から窓の大きさを割り出すこともできないため、この4つは実車で測るしかない。

測った値をサイズ表記に当てる

横は広いほうの実測値をサイズ表記の横幅と比べ、縦は実測値をサイズ表記の縦と比べる。3点目の商品ページが「横幅が133cmでしたら、横幅だけは+5cm程の少し大きめ」と書いているとおり、横は少し大きめに取って端を折り込むほうが収まりがよい。逆に縦が長すぎると、サンバイザーやガラス上部のユニットに当たって浮く。

上部の張り出しは年式で違う

2025年1月現在のマツダのカタログでは衝突被害軽減ブレーキの名称は「デュアルカメラブレーキサポート」で、KC系ではセーフティパッケージがメーカーセットオプション扱い、しかも注文後には付けられないと注記されている。つまり改良前の車には、カメラが2つの個体と、セーフティパッケージを付けなかった個体の両方がある。2026年2月の改良後は単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせになる。公式資料はカメラやセンサーの搭載位置まで書いていないから、自分の車のガラス上部に何がどれだけ張り出しているかは、現物を見て測るほかない。

走る前に外す運用と、畳んだあとの置き場所

道路運送車両の保安基準 第29条は、第3項で前面ガラスおよび側面ガラスについて「運転者の視野を妨げないものとして、ひずみ、可視光線の透過率等に関し告示で定める基準に適合するものでなければならない」と定め、第4項で「前項に規定する窓ガラスには、次に掲げるもの以外のものが装着され、貼り付けられ、塗装され、又は刻印されていてはならない」として、整備命令標章・臨時検査合格標章・検査標章・保安基準適合標章・自動車損害賠償保障法にもとづく保険標章や共済標章・道路交通法第63条第4項の標章などを列挙している。

条文が禁じているのは貼り付けだけではなく「装着」を含む。吸盤で貼るタイプでなくても、サンバイザーで挟む、ダッシュボードに置く、静電気で吸着させるといった付け方はいずれも装着に当たると読むのが素直で、フロントガラスと運転席・助手席の窓については同じ扱いになる。サンシェードは駐車している間に使うもので、走り出す前に必ず外す。 用品メーカー自身も、専用設計品の商品説明に走行時は取外しが必須と明記している。

置き場所も先に決めておきたい。スクラムトラックは前席2席の2ドアで、全幅1,475mmの軽自動車規格。シートの後ろに余分な空間がほとんど無く、乗用車のように後席やラゲッジへ放り込んでおくことができない。折りたたんで収納袋に入れた状態でシートの背もたれの後ろか足元に収まるのか、それとも毎回荷台に載せることになるのかは、買う前に想像しておくと選び直しが減る。

よくある質問

キャリイ DA16T 用と書かれたサンシェードは、スクラムトラック DG16T でも使えますか

適合表に DG16T スクラムトラックの記載があれば対象に入っている。用品メーカーの適合表では DA16T キャリイと並んで DG16T スクラムトラック、DR16T NT100クリッパートラック、DS16T ミニキャブトラックが同じ商品の適合対象として書かれる。商品名がスズキ側の車名だけでも、そこを見れば済む。

自分の年式がどの区分に入るのかは、どこで確かめればいいですか

車検証の初度登録年月と型式を見る。用品メーカーは「7型以降(2024年4月マイナーチェンジ後)」のようにスズキ側の車を基準に区切るので、マツダ側の発売日(2024年5月23日、2026年2月12日)とは日付が一致しない。境目に近い年式なら販売元に問い合わせるのが早い。

適合表にスクラムトラックが書かれていない専用設計品は、使えないということですか

記載が無いことは不可を意味しない。適合車種を「スズキ キャリイ」「スズキ スーパーキャリイ」、適合型式を「DA16T」とだけ書いている商品もある。使えるかどうかは販売元に確認する。

サンシェードを付けたまま短い距離を走るのは問題ありませんか

外してから走る。第29条が禁じているのは貼り付けだけではなく装着を含み、距離の長短は条文に書かれていない。

遮光率99%と書かれていれば、車内は涼しくなりますか

遮光率は売り手の表記で、第三者機関の測定値ではない。JAFの公表値でも車内の空気温度の差は数℃にとどまり、はっきり違うのはダッシュボードの表面温度のほうだ。

まとめ

まず巻き尺を持って車まで行き、フロントガラスの上辺と下辺の横幅、中央の高さ、ガラス上部の張り出しを実車で測る。数字が出てから商品ページのサイズ表記に当てれば、汎用品の選択は迷わない。車検証で初度登録年月と型式を確かめるのはその次で、専用設計品の年式区分を読むときに要る。

大小2択で足りるなら大サイズの縦が82cmのタイプか80cmのタイプ、実測が2択に収まらないならサイズ選択式のタイプ。走り出す前に外す運用だけは、どれを選んでも変わらない。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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