ボンゴトラック S403F サンシェード|型式で選ぶ車種別品

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配送先で荷物を降ろしている間、日なたに置きっぱなしにしたキャビンは短時間でも熱をためる。現行のボンゴトラックでフロントサンシェードを買うなら、判断はほぼ1点で決まる。商品名か仕様欄に S403F・S413F という型式が書かれているかどうかだ。車名だけを頼りに選ぶと、いま数の多い先代向けを手に取ることになる。

目次

型式が書かれた車種別品を選ぶ

今回の商品調査で並んだ商品名を見ると、ボンゴトラック用として売られている社外サンシェードの多数派は、対象世代を先代側に限定していた。現行の2型式を名指しして販売中だったのは、車種別をうたう傘型の1点だけだった。候補が少ないぶん、この記事でやることは順位付けではなく選別になる。

先に、その1点を挙げておく。仕様の中身は後の節で見る。

カーキャンパージャパン ボンゴトラック S403F S413F 用 傘型サンシェード

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自分の車がどちらの世代かを型式で確定させる

車検証の型式欄で末尾を見る

マツダが公開しているボンゴのリコール情報の対象車両表では、現行の型式が 5BF-S403F と 5BF-S413F の2つで並び、5BF-S403F の備考欄にトラックタイプと記されている。用品の適合欄でよく見る「S403F S413F」は、この2つの型式をまとめて指す表記だ。車検証の型式欄がこのどちらかなら、現行側で確定する。

製作期間と初度登録年月

同じ対象車両表の製作期間は、5BF-S403F が令和2年9月11日から令和5年12月12日まで、5BF-S413F が令和2年9月24日から令和5年12月12日まで。車台番号は S403F-7000101 から S403F-7002806、S413F-7000101 から S413F-7001192 の範囲と示されている。型式と初度登録年月の2つを車検証で見れば、世代の判別で迷うことはない。

現行ボンゴトラックは2020年7月17日に発表され、同年9月11日に販売開始。グレードは STD と DX の2つだ。同じリコール情報の本文には、マツダにボンゴを供給しているダイハツ工業という記述があり、この車はダイハツから供給を受けている。

「ボンゴトラック用」の多くが先代SK/SL系向け

商品名の世代表記の読み方

今回の商品調査で並んだ商品名には、対象世代を「SK SL系」「SK/SL系」「SK82 SKF2 SKP2 SLP2」と先代側に限定したものが多かった。年式を「H11.06からR2.08まで」と書いた商品もあり、これは先代の販売期間を指す表記だ。車名だけを見て買うと、この先代向けを選んでしまう。

同じ検索結果には「トラック用サンシェード 2tワイド~4t標準車用」のように、中型・大型トラックのキャビンを想定した商品も混ざる。トラック用という言葉だけでは車格が決まらない。

先代と現行のボディサイズの違い

マツダが1999年に出した先代ボンゴの発売資料によると、先代トラックのボディサイズは全長4,335mm(標準ボディ車)、全幅1,690mm、全高1,880mm(2WD・鉄床・ガソリンエンジン車)。一方、中古車情報サイトのカタログに掲載された 5BF-S403F の諸元は全長4,295mm・全幅1,675mm・全高1,920mm。マツダ公式サイトに現行の主要諸元表は載っておらず、現行側の数値は二次出典の掲載値だ。それでも、同じ名前で作り手も寸法も違う車だという線は引ける。

バン用・兄弟車用と取り違えないための見方

末尾がFならトラック、Zならバン

ダイハツが公開しているグランマックス カーゴの主要諸元表によると、ボンゴバン側の供給元にあたるこの車は型式が 5BF-S403V と 5BF-S413V、全長4,065mm・全幅1,665mm・全高1,930mm。トヨタが公開しているタウンエーストラックの主要諸元表にある全長4,295mmとは230mm違う別のボディで、乗車定員の設定も異なる。ボンゴバンの型式 S403Z・S413Z を対象に書かれたサンシェードは、トラックに流用しない。

兄弟車の型式表記は、グランマックス(トラック)が 5BF-S403P と 5BF-S413P、タウンエーストラックが 5BF-S403U と 5BF-S413U。ボンゴトラックの S403F と並べると、違うのは末尾の1文字だけだ。商品名を流し読みすると取り違える。

車名だけの商品をどう扱うか

ボンゴバンとボンゴトラックを1つの商品名にまとめ、汎用・吸盤式とうたうロール式カーテンのように、型式の記載が無い商品もある。この種類は、合うかどうかの判断が買い手側に残る。同じブランドが S403F S413F 用、S403Z S413Z 用、S403P S413P 用、S403U S413U 用、先代用をそれぞれ別の商品として売っている以上、型式表記は売り手の側でも商品を分ける軸になっている。

買う前に見る5つの軸

1. 仕様欄に型式が書かれているか

最初に見るのはここだ。型式が書いてある商品は、売り手が対象を特定して出している。車名だけの商品は、売り手が対象を絞っていないぶん、判断が買い手に残る。値段や見た目より先に、この一点を確かめる。

2. 吸盤を使う方式かどうか

ボンゴの取扱書には、駐車するときの警告として、ウインドウガラスなどに吸盤を取り付けないこと、インストルメントパネルやダッシュボードの上に芳香剤などの容器を置かないことが書かれている。吸盤や容器がレンズの働きをして車両火災につながるおそれがある、というのが理由だ。吸盤で貼るタイプは、メーカーが注意を出している取り付け方そのものにあたる。 傘型やワイヤー式のように吸盤を使わない方式なら、この注意とぶつからない。

3. ルームミラーの切り欠きの有無

ミラーの付け根を避ける切り欠きが入っているかどうかは、商品ごとに記載が分かれる。仕様欄で確かめる。

4. 畳んだ形と置き場所

乗車定員2名のキャビンは収納が限られる。傘型は畳むと細長い棒状になるので、シートの後ろやドアポケットなど、自分の置き場所から逆算して形を選ぶ。

5. フロントだけか全窓か

今回の商品調査では、S403F・S413F を対象型式として明記したサイドガラス用・全窓セットは見つからなかった。フロント以外の目隠しも欲しい場合は、車種を限定しない製品で補うことになり、そのときは自分でガラスを測って選ぶ。

型式が明記された傘型サンシェードの中身

商品ページの記載によると、この傘型サンシェードは折り畳み式で、適合欄に「型式:S403F S413F」「年式:令和2.9~」と書かれている。バックミラー切れ込み加工済みでバックミラーを回避して取り付けられ、中棒は360°回転可能で好きな方向に曲げられるという説明が添えられている。表面は太陽光を断熱し紫外線からも車内を守る素材、と説明されており、出品者は全品1年保証をうたっている。

適合欄にある「令和2.9~」という区切りは、マツダのリコール情報にある製作期間の始まりと合っている。 売り手の適合表記とメーカー資料の年月がそろっているかどうかは、対象を確かめて出している商品かを見る手掛かりになる。ただし、これが唯一の答えというわけではない。今回の調査で型式を明記して販売中だったのが1点だった、というだけのことだ。

カーキャンパージャパン ボンゴトラック S403F S413F 用 傘型サンシェード

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効果をどこまで期待していいか

JAFが公開している真夏の車内温度のユーザーテストでは、2012年8月22日・23日に埼玉県戸田市の駐車場で、晴れ・気温35度の条件下、駐車条件の違うミニバン5台を正午から4時間駐車して測っている。車内最高温度は対策なし(黒)57℃、対策なし(白)52℃、サンシェード装着50℃、窓開け(3cm)45℃、エアコン作動27℃。ダッシュボード最高温度は同じ順に79℃、74℃、52℃、75℃、61℃だった。

JAF自身は、サンシェード対策や窓開け対策をしていても温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度となり、車内温度の上昇を防ぐことはできない、と結論している。空気を冷やす道具ではなく、直射日光の当たる面の温度差に効く道具として見ておくのが、この数字に合った期待の置き方だ。ミニバンでの実測でトラックのキャビンではないから、自分の車の値としてそのまま受け取ることもできない。

走り出す前に必ず外す

国土交通省が示している不正改造の具体例では、前面ガラスや側面ガラス(運転者席より後方の部分を除く)に装飾板を装着した状態で可視光線透過率が70%未満になるものは不可とされ、根拠として道路運送車両の保安基準第29条が挙げられている。同じページには、この規制が大型自動車だけの話ではないことも書かれている。駐車中に使い、エンジンをかける前に外す。

マツダの発表資料は、衝突回避支援システムのスマートアシストを全車に標準装備と記している。取扱書は、この装置が正常に働かない場合の一つとしてステレオカメラの視界を妨げるようなものを車両に取り付けたときを挙げ、別の警告ではインストルメントパネル上部にものを置かないよう書いている。ステレオカメラはフロントガラス越しに前方を見ているので、外し忘れは視界だけの問題では終わらない。

よくある質問

先代SK/SL系用のシェードは使えますか

使えるとは書けない。今回の商品調査で並んだ商品名では、先代向けは対象を「SK SL系」などに限定していて、現行の S403F・S413F との互換を示す情報は確認できていない。ボディサイズも違う。

ボンゴバン用やグランマックス用は流用できますか

これも確認できていない。ボンゴバンの供給元にあたるグランマックス カーゴは全長4,065mmで、トラック側とは別のボディだ。フロントガラスが共通かどうかは、公開されている諸元表からは判断できない。

サイドガラス用や全窓セットはありますか

今回の商品調査では、S403F・S413F を明記したサイドガラス用・全窓セットは見つからなかった。フロント以外も覆いたいなら、車種を限定しない製品で補うことになる。

フロントガラスの寸法はどこで分かりますか

メーカー公式の資料でも中古車カタログでも、公開が確認できなかった。汎用品を検討するなら、購入前に自分の車のガラスを実測する以外に確かめる方法がない。型式が明記された車種別品を選ぶことは、この実測の手間を売り手側に預けることでもある。

ボンゴトラックは今も新車で買えますか

マツダ公式サイトの商用車一覧では、ボンゴトラックの行にお取り扱いを休止していますと表示され、車種ページにも現在お取り扱いを停止していますと書かれている。用品選びは、すでに乗っている人が対象になる。

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まとめ

候補は先に1つへ絞る。商品名か仕様欄に S403F・S413F があるものだけを残し、そのうえで自分の車検証の型式と初度登録年月を商品ページの適合欄に突き合わせて最終確認する。車名だけの商品から選び始めると、この確認が終わらない。

使い方の境界も単純だ。駐車中の日よけとして使い、走り出す前に外して畳む。置き場所を買う前に決めておけば、外したあとに助手席へ放り出さずに済む。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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