フィット ラゲッジマット GR/GS/GK/GP別4選

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荷室に濡れた傘やアウトドア用品、ペットを乗せる機会が増えると、フロアの汚れと傷が気になってくる。ただしフィットのラゲッジマットは、車種名だけで選ぶと外しやすい。同じフィットでも、ガソリン車か e:HEV か、FF か 4WD かで荷室の形が変わるからだ。先に自分の車がどの区分かを確定させ、そのうえで素材と形を決める順番で進めたい。

目次

買う前に確認する3点と4製品の早見表

確認するのは3点だけでいい。車検証の型式欄の記号(GR系・GS系・GK系・GP系)、ガソリン車か e:HEV か、FF か 4WD か。この3点が決まらないと、同じ「フィット用」と書かれた商品でも荷室の形が合わないことがある。これに、後席を倒した面まで覆いたいかどうかを足すと、選ぶ形状まで絞り込める。

製品 対応世代 素材 形状 背もたれカバー 価格
DAMETAY 4代目 GR系 TPE 3D立体・高辺 なし 4,239円
YORKNEIC 4代目 GR系 合成革 荷室+背面 あり 6,980円
FXXKOE 3代目 GK/GP系 人工皮革(XPE) 荷室のみ なし 3,999円
VUPKE 3代目 GK/GP系 XPEレザー 3D・高辺設計 なし 4,099円

価格は2026年8月31日時点のAmazon実売価格で、変動する前提で見てほしい。

車検証で自分のフィットの型式を確かめる

型式欄の記号は、世代とパワートレインの両方を表している。ここを読み違えると以降の比較が無駄になるので、購入前に一度だけ確認しておく。

4代目(2020年2月〜)

Honda Access の広報発表(2020年2月)と Honda が公表している主要諸元によると、発売時点では e:HEV が 6AA-GR3・6AA-GR4・6AA-GR6・6AA-GR8、ガソリン車が 6BA-GR1・6BA-GR2・6BA-GR5・6BA-GR7 で、どちらも GR 系だった。2022年10月のマイナーモデルチェンジ以降は、e:HEV が GR 系のままなのに対し、ガソリン車は 5BA-GS4・5BA-GS5・5BA-GS6・5BA-GS7 と GS 系に変わっている。社外品の適合欄は「GR1〜GR8」で止まっている表記が多く、GS 系の記載がない商品はそのまま使えるかどうかを商品ページからは判断できない。GS 系なら、適合欄に GS 系が明記された商品を選ぶか、販売元に確認してから買う。

3代目(2013年9月〜2020年1月)

Honda が公開しているリコール・サービスキャンペーン情報では、ガソリン車が DBA-GK3・DBA-GK4・DBA-GK5・DBA-GK6、ハイブリッド車が DAA-GP5・DAA-GP6 として並ぶ。中古で買った個体は年式の記憶があいまいなことも多いので、初度登録年月と合わせて見ておく。

型式が合っても荷室の形は分かれる

Honda の公式カタログは現行フィットの荷室について「タイプ、駆動方式により荷室形状・寸法が異なります」と明記している。3代目の公式カタログにも「FF車と4WD車でそれぞれ荷室形状・容量が異なります」とあり、荷室下のアンダーポケットもハイブリッド車仕様、ガソリン車仕様(大)=FF車、ガソリン車仕様(小)=4WD車の3仕様に分かれていた。

裏づけとして分かりやすいのが純正部品の品番だ。Honda 純正アクセサリーの製品情報によると、現行フィット用のラゲッジトレイ 縁高タイプは e:HEV(FF)用 08U45-TZA-001A、e:HEV(4WD)用 08U45-TZA-001B、ガソリン車用 08U45-TZA-001 の3品番に分かれている。メーカー自身が荷室部品をパワートレインと駆動方式で作り分けている以上、型式記号が合っていることだけを根拠に社外品の適合を判断してはいけない。

4代目(GR/GS系)向けの2製品

汚れの受け止め方を優先するか、覆う範囲を優先するかで分かれる。

DAMETAY:液体を受け止めたいならこちら

メーカー説明では適合車種を「新型 フィット 4代目 GR系 型式:GR1/2/3/4/5/6/7/8型 年式:2020年2月〜」「5ドアハッチバック専用」としている。TPE 素材の3D立体構造で、縁を壁のように立ち上げた立体高辺設計により液体が車内側へ流れ込むのを防ぐとされる。表面は摩擦力を高める凹凸立体面で、取り付けに工具はいらない。濡れた荷物や土のついた道具を積むなら、縁の立ち上がりがあるこちらを選びたい。三つ折りで届くため、開封後しばらく広げて置く必要がある。

DAMETAY フィット ラゲッジマット GR系 3D 立体高辺 TPE

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YORKNEIC:後席の背もたれまで守るなら

「フィット4 ラゲッジマット GR系 2020年〜現行」とされ、荷室マットに背もたれカバーが付く構成。素材は合成革で、水・汚れ・摩擦に強く、表面に立体的なつぶつぶ加工、裏面にズレ防止加工を施すとしている。撥水素材なので乾いたタオルで拭くか水で丸洗いできる。後席を倒して長い荷物を積む頻度が高いなら、床だけのタイプよりこちらが合う。背面カバーを合わせるには、後部シートを倒した状態で取り付ける。

YORKNEIC フィット4 GR系 ラゲッジマット 背もたれカバー付き 合成革

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3代目(GK/GP系)向けの2製品

どちらも適合表記は「ホンダ フィット FIT GK3 GK4 GK5 GK6 GP5 GP6 2013.9〜2020」で、ガソリン車とハイブリッド車の両方を含む。ただし3代目は FF と 4WD で荷室形状・容量が異なるため、4WD の場合は購入前に販売元へ駆動方式を伝えて確認しておきたい。

FXXKOE:軽さと手入れのしやすさで選ぶ

素材は人工皮革(XPE レザー)で、柔らかく弾力があり、しわになりにくく傷がつきにくいとされる。軽量で柔軟なので、マット全体を取り外して振る・拭く・水で流すという手入れができる。荷室マットのみで折り畳みシートは含まれない。買い物袋や日常の荷物が中心で、こまめに外して洗いたい人向け。到着時のシワは荷室に敷いて重いもので押さえると4〜5日で消えるとの案内がある。

FXXKOE フィット GK/GP系 トランクマット 人工皮革 車種専用設計

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VUPKE:縁の高さでこぼれを止める

XPE レザーで防水・滑り止め・耐摩耗をうたい、3Dトランクマットの高辺設計でこぼれを防ぎ、荷室に隙間なく密着して底面全体を覆うとしている。底面のハニカム素材がズレを防ぐ構造なので、荷物の出し入れが多い使い方でも位置が動きにくい。清掃は湿らせた布か水で行える。

VUPKE フィット GK/GP系 3Dトランクマット 高辺設計 XPEレザー

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素材と形で守れる範囲が変わる

TPE はゴムとプラスチックの中間にあたる素材で、メーカー説明では耐候性・耐熱性・耐疲労性に優れるとされる。水がかかっても表面に留まるので拭き取りやすく、丸洗いに対応する製品が多い。厚みと張りがあるぶん、革系より重量感は出る。XPE レザーや合成革は柔らかく軽量で、取り外しての清掃がしやすい反面、縁の立ち上がりの高さは製品ごとに差がある。

形状は、外周が壁のように立ち上がる3D立体・縁高設計と、底面だけを覆うフラットなタイプに分かれる。濡れた荷物や砂利を積むなら縁高、内装になじむ見た目と軽さを取るならフラット寄りという選び方でいい。裏面の加工にも、凹凸で摩擦を高めるもの、ハニカム構造で安定させるもの、ズレ防止加工を施したものがある。荷室の使用頻度が高いほど、この加工の有無は効いてくる。

後席を倒して使うなら背もたれ側も見る

Honda の公式カタログによると、現行フィットの荷室アレンジは3通りある。後席をたたんで荷室を広げるユーティリティー・モード、後席と助手席を倒して長い荷物を積むロング・モード、後席の座面をはね上げて背の高い荷物を積むトール・モードだ。3代目の公式カタログでも同じ3通りが示され、トール・モードで高さ128cmの空間、ロング・モードで248cmにおよぶ長いスペースになるとされる。座面のはね上げは片側ずつでもできる。

床だけを覆うマットは、後席を倒すと倒した背もたれの面が露出する。倒した状態で自転車やキャンプ道具を積むことが多いなら、背もたれカバーが付く構成を選ぶ。前掲の YORKNEIC がこれに当たる。

純正のラゲッジトレイと比べてどう考えるか

Honda 純正アクセサリーの製品情報によると、荷室用には「ラゲッジトレイ 縁高タイプ」と「ラゲッジソフトトレイ」があり、メーカー希望小売価格はいずれも各11,000円(消費税10%抜き 各10,000円)。前者は濡れた荷物も気にせず積める防水性のあるトレイ、後者はラゲッジフロアを汚れや傷つきから守り、柔らかい素材で荷物への衝撃も緩和するものと説明されている。両者は同時装着できない

純正は品番がパワートレインと駆動方式ごとに用意され、販売会社で適合を確認して買える。社外の車種専用品は素材・縁の高さ・背もたれカバーの有無という選択肢が広い。適合の確実さを最優先するなら純正、使い方に合わせて形を選びたいなら社外品、という分け方になる。装着条件で迷う場合は販売会社に確認したい。

届いてから敷くまで

大判のマットは配送の都合で三つ折りか巻いた状態で届くため、開封直後は折り目が残る。柔軟性のある素材は広げてしばらく置けば自然に平らになるとされ、荷室に敷いて重いものを乗せて数日置く方法や、ドライヤーの熱を当てて戻す方法が案内されている製品もある。革系は密封で届くぶん素材由来の匂いが残ることがあり、取り付け前に2日ほど乾燥させるよう案内されている例がある。

敷く手順は難しくない。荷室の荷物をすべて降ろす、フロアボードやトレイの上のゴミを取り除く、マットを広げて縁の位置を合わせて敷く、の3手順で、工具や両面テープは基本的にいらない。背もたれカバーが付くタイプは、先に後席を倒してから取り付ける。普段の手入れは、外して水拭きするか水で洗い流して乾かす。砂や落ち葉は外して振り落としてから拭く。

よくある質問

自分のフィットに合うかどうかは何を見て確認すればよいか

車検証の型式欄の記号と初度登録年月を見て、商品の適合欄と突き合わせる。そのうえでパワートレインと駆動方式が適合欄の条件に含まれているかまで確認する。

2022年10月以降のガソリン車(GS系)でも GR 表記の商品は使えるのか

適合欄に GR 系しか書かれていない商品について、使えるとも使えないとも商品ページからは判断できない。GS 系が明記された商品を選ぶか、販売元に型式を伝えて確認するのが確実だ。

純正のラゲッジトレイと社外のラゲッジマットはどちらを選ぶべきか

適合を販売会社に確かめて買いたいなら純正、素材や背もたれカバーの有無まで自分で決めたいなら社外品。純正の2種類は同時に付けられないので、どちらか一方を選ぶ。

荷室の容量や荷室長の数値はどこまで当てにしてよいか

Honda が公式カタログで示している現行フィットの荷室寸法は、開口部荷室高760mm、荷室最大幅1,150mm、開口部地上高610mmの3つ。いずれも e:HEV の FF 車での Honda 測定値で、同じページに駆動方式で荷室形状・寸法が異なる旨の注記が付くため、全タイプ共通の値としては扱えない。

後席を倒して使うことが多い場合はどのタイプを選ぶか

倒した背もたれの面まで覆う背もたれカバー付きを選ぶ。床だけのタイプで済ませるなら、倒したときに露出する面は別途カバーを用意することになる。

まとめ

フィットのラゲッジマットは、型式の記号・パワートレイン・駆動方式の3点を決めてから選ぶ。4代目は GR 系と、2022年10月以降のガソリン車の GS 系に分かれ、3代目は GK/GP 系。液体や土を受け止めたいなら TPE の縁高、軽さと手入れのしやすさなら革系、後席を倒す使い方が多いなら背もたれカバー付きという順で絞れる。まずは車検証で型式と初度登録年月を確認するところから始めたい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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