ロッキーのバルブ型番一覧|T20/T16/T10と交換可否

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バックランプが片側だけ暗い、ナンバー灯が切れて夜のナンバープレートが読みにくい——ロッキーで電球を買い直そうとすると、まず「どの型番なら入るのか」でつまずきます。実のところロッキー(A200S/A210S/A201S/A202S)はヘッドランプもフォグもテールランプも純正LEDで、電球として交換できるのはリヤウインカー・バックランプ・ナンバー灯・ルームランプの4系統だけです。使う型番もT20ピンチ部違い・T16・T10の3種類に収まります。

目次

ロッキーのバルブ型番 位置別早見表

バルブメーカーの車種別電球適合表(POLARG)に載っているロッキーの位置別データを、交換可否とあわせて整理しました。対象は2019年秋のデビュー以降の全型式(A200S/A210S/A201S/A202S)です。

灯火の位置 純正バルブ 交換可否
ヘッドランプ(ロービーム) LED 不可(ユニット)
ヘッドランプ(ハイビーム) LED 不可(ユニット)
クリアランスランプ(車幅灯) LED 不可
フロントターンランプ LED 不可
フォグランプ LED 不可
テール/ストップランプ LED 不可
ハイマウントストップランプ LED 不可
リヤターンランプ T20 ピンチ部違い(アンバー)12V21W 交換可
バックランプ T16 12V16W(18W) 交換可
ライセンスランプ(ナンバー灯) T10 12V5W 交換可
ルームランプ(フロント) T10 12V5W 交換可
ルームランプ(ミドル) T10 12V8W 交換可
ルームランプ(リヤ) T10 12V5W 交換可

ロッキーで電球を買う場面は、実質この4系統に限られます。

交換できる4系統

電球としてソケットから抜き差しできるのは、リヤウインカー(T20ピンチ部違い)、バックランプ(T16)、ナンバー灯(T10)、ルームランプ(T10)の4つです。ロッキーのLED化やバルブ交換の話題がこの4か所に集中しているのは、単純にそれ以外が交換対象になっていないからです。

なお、ルームランプは適合表上でフロント・ミドル・リヤの3か所に分かれており、ミドルだけ12V8Wと定格が上がります。同じT10でも消費電力の欄が違う点は、純正相当品を探すときに見落としやすいところです。

バルブ交換ができない純正LED部位

早見表でLEDと書いた部位は、電球ではなくランプユニットに組み込まれた光源です。ダイハツ公式の主要装備一覧表を見ると、フルLEDヘッドランプ(クリアランスランプ/オートライト付)はPremium G・X・Lを含む全グレードに標準で、LEDフォグランプ、LEDリヤコンビネーションランプ(LEDストップランプ)、ハイマウントLEDストップランプ、LEDドアミラーターンランプも全車標準装備と記載されています。グレード差はレベリング機能がオートかマニュアルか、シーケンシャルターンランプが付くかどうかであって、光源がハロゲンに落ちるグレードは設定されていません。

つまりロッキーには「ヘッドライトのバルブ型番」も「フォグのバルブ型番」も存在しません。ここを狙ってH4やH11といった型番の商品を探しても、装着先そのものがない、というのが答えです。

型番の読み方——T20・T16・T10が指すもの

T10やT16という呼び方は商品名ではなく、電球の形状規格です。意味が分かると、なぜ似た型番が混在するのかも見えてきます。

数字はガラス管の直径

T型はガラス管にフィラメントを封じたウェッジタイプの電球で、Tに続く数字はガラス管の直径(mm)を表します。T10ならガラス管径10mm、T16なら16mm、T20なら20mmです。数字が大きいほど電球そのものが太くなり、定格電力も上がっていきます。

口金(ベース)が適合を決めている

実際に「入るか入らないか」を決めるのはガラス径ではなく口金です。小糸製作所(KOITO)の資料では、ウェッジタイプの主な電球が次のように整理されています。

呼称 定格 口金 主な用途
T10 12V5W W2.1×9.5d クリアランスランプ・サイドターンシグナル・ルームランプ
T16 12V16W W2.1×9.5d ハイマウントストップランプ・バックアップランプ
T20(シングル) 12V21W W3×16d バックアップランプ・ターンシグナルランプ
T20(ダブル) 12V21/5W W3×16q ストップ/テールランプ
T20(アンバー) 12V21W WX3×16d ターンシグナルランプ

注目したいのは、T10とT16の口金がどちらもW2.1×9.5dで同一という点と、T20アンバーだけ口金がWX3×16dで標準のT20(W3×16d)と別物になっている点です。ロッキーで起きる買い間違いは、ほぼこの2組から生まれます。

買い間違いが起きる2組の型番

T10とT16は口金が同じ——入るのに暗い

バックランプの純正はT16(12V16W)ですが、口金がT10と共通なので、T10(12V5W)のバルブもバックランプのソケットに刺さってしまいます。物理的に装着できてしまう以上、点灯もします。ただし定格は16Wに対して5Wで、後退時の路面の見え方はまるで違います。

「安いT10のLEDを買ってバックランプに付けたが暗かった」という失敗は、故障でも不良品でもなく型番の取り違えです。逆にT10のソケット(ナンバー灯・ルームランプ)へT16を挿そうとすると、今度はガラス管が太くて灯体の開口を通らず、そもそも収まりません。バックランプはT16、ナンバー灯とルームランプはT10と、はっきり分けて買うのが確実な線引きです。

T20とT20ピンチ部違いは口金が違う

リヤウインカーの純正は「T20 ピンチ部違い」のアンバーです。ピンチ部とは電球の根元の平たい部分で、標準のT20とは突起の位置が違います。誤った電球が刺さらないようにするための造り分けで、KOITOの表でもターンシグナル用のT20アンバーは口金がWX3×16dと別扱いになっています。

やっかいなのは、標準のT20でも力を入れれば入ってしまうことがある点です。無理に押し込むとソケットを傷めたり、電球が抜けなくなったりします。商品を選ぶときは「T20 ピンチ部違い」「ピンチ部違い対応」と明記されたものを選びます。

リヤウインカーをLEDにするとハイフラが出る

点滅が速くなる仕組み

ロッキーのリヤウインカーは純正が21Wの電球です。ここをLEDに替えると消費電力が一気に下がり、車両側が「球が切れた」と判断して点滅が速くなります。これが俗に言うハイフラ(ハイフラッシャー)で、そのままでは保安基準に適合しない状態です。

抵抗内蔵バルブかICリレーで戻す

対策は2つで、あらかじめ抵抗を内蔵したLEDバルブを選ぶか、ハイフラ防止用の抵抗器またはICウインカーリレーを組み込んで、電球と同じだけの電流が流れているように見せかけます。リヤウインカーだけは「抵抗内蔵」「ハイフラ防止」の表記があるかを買う前に見ておきたいところです。バックランプやナンバー灯のLED化では、この問題は起きません。

作業そのものの手順や工具は、

にまとめてあります。

車検で見られる灯光の色

型番が合っていても、光の色が外れていると車検で止まります。

後退灯と番号灯は白色

国土交通省の保安基準細目告示(第205条・番号灯)には「番号灯の灯光の色は、白色であること」と明記されており、番号標板面の照度は30lx以上、点滅しないものであることも条件になっています。バックランプ(後退灯)も同じく白色の指定です。ナンバー灯をLEDに替えるときは、白色であることに加えて、光にムラが出ていないかも見られます。

ウインカーは橙色

方向指示器は橙色(アンバー)です。リヤウインカーをLEDにする場合、レンズがクリアかどうかにかかわらず、発光色そのものが橙色である製品を選びます。白く光るLEDを入れると型番が合っていても不適合になります。

ルームランプは検査項目外

室内灯は車検の点検項目に含まれません。色温度の高い白色LEDに替えても検査で問われることはない部位です。ただし後方から赤や橙に見えるような取り付け方をすれば話は別になります。ルームランプの製品選びは

で比較しています。

車検証で自分の型式を確認する

ロッキーの型式はA200S・A210S・A201S・A202Sの4種類で、車検証の「型式」欄に「5BA-A200S」のように識別記号と続けて記載されています。ガソリン車とハイブリッド車、2WDと4WDで型式は分かれますが、この記事の早見表に挙げた電球の型番は、どの型式でも共通です。年式やグレードでバルブ型番が入れ替わる心配はしなくて済みます。

電球が型式共通なのは、灯火の構成がデビュー当初から変わっていないからです。一方でタイヤやワイパーのように、グレードや年式でサイズが分かれる部品もあります。バルブと同じ感覚で「ロッキーなら全部同じ」と考えると外す部品があることは、頭の隅に置いておくと役に立ちます。

よくある質問

ロッキーのヘッドライトのバルブ型番は何ですか

型番はありません。ロッキーはPremium G・X・Lを含む全グレードでフルLEDヘッドランプが標準装備で、ロービーム・ハイビームともLEDユニットです。電球を差し替える構造ではないため、球切れの場合はランプユニットの修理・交換になります。フォグランプ、車幅灯、フロントウインカー、テールランプ、ハイマウントストップランプも同じくLEDです。

バックランプにT10を付けても点灯しますか

点灯はします。T10とT16は口金がどちらもW2.1×9.5dで共通のため、T10がT16のソケットに刺さってしまうためです。ただし純正のT16が12V16Wなのに対してT10は12V5Wで、後退時の明るさが大きく落ちます。ロッキーのバックランプはT16を選びます。

リヤウインカーは普通のT20では駄目ですか

ロッキーのリヤウインカーは「T20 ピンチ部違い」で、標準のT20とは口金の形状が異なります(WX3×16d と W3×16d)。無理に挿し込むとソケットの破損や、電球が抜けなくなる原因になります。商品名に「ピンチ部違い」の表記があるものを選びます。

ハイブリッド(A201S・A202S)でも型番は同じですか

同じです。ダイハツ公式の主要装備一覧表でも、ハイブリッド(HEV)グレードを含めてフルLEDヘッドランプ・LEDフォグランプ・LEDリヤコンビネーションランプが標準装備と記載されており、電球として残っているリヤウインカー・バックランプ・ナンバー灯・ルームランプの構成もガソリン車と変わりません。

純正LEDが切れたらどうなりますか

電球のように単体で差し替えることができないため、ランプユニット単位の修理・交換になります。ヘッドランプやリヤコンビネーションランプは車両保険や保証の対象になる場合もあるため、まずはディーラーで点検を受けるのが現実的な進め方です。

まとめ:買う前に確認したい3点

ロッキーのバルブ選びは、次の3点を押さえておけば型番で迷いません。

  1. 交換できるのは4系統だけ — リヤウインカー(T20ピンチ部違い・アンバー)、バックランプ(T16)、ナンバー灯(T10)、ルームランプ(T10)。ヘッドランプ・フォグ・テール・ハイマウントは純正LEDで交換対象になりません。
  2. T10とT16は口金が同じで入ってしまう — バックランプにT10を挿すと点灯はするものの、16W対5Wで明るさが足りません。位置と型番を対応させて買います。
  3. リヤウインカーはピンチ部違い+ハイフラ対策 — 口金がWX3×16dで標準T20と別物。LED化するなら抵抗内蔵タイプかICリレーを組み合わせ、発光色は橙色を選びます。

型番さえ合っていれば、ナンバー灯やルームランプの交換は工具もほとんど要りません。バッテリーまわりの点検と一緒に済ませるなら、

も参考になります。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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