BMWX5 E70 エアコンフィルター型番|CUK 2941-2

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E70 のエアコンフィルター選びで間違えやすいのは、BMW 用部品の専門店 BimmerWorld がオートエアコン付きの車のダッシュボード内にあると説明する内気循環用のフィルターと、メーカーのカタログが挙げるフィルターを同じ物として買ってしまうことだ。フィルターメーカー MANN-FILTER のカタログでは、BMW X5(E70)用の品番は活性炭入りが CUK 2941-2、粒子のみが CU 2941-2 で、寸法はどちらも長さ 293mm・幅 138mm・高さ 34mm、1 品番の入数は 2 個になっている。内気循環用はこれとは別の品番として扱われているので、どちらを替えるのかを先に決めてから選ぶ。

目次

E70 のエアコンフィルターの品番と寸法

MANN-FILTER のカタログは、BMW X5(E70)用のキャビンフィルター(エアコンフィルター)として、活性炭入りと粒子のみの次の品番を挙げている。

品番 ろ材の種類 寸法(長さ×幅×高さ) カタログ上の入数
CUK 2941-2 活性炭入り 293mm×138mm×34mm 2 個
CU 2941-2 粒子のみ(Particulate) 293mm×138mm×34mm 2 個

CU 2941-2 のカタログでも、主な適用車の先頭に BMW X5(E70)が挙がっている。2 つの違いはろ材の種類で、寸法と入数は同じだ。照合番号に挙がる BMW の純正品番は、CUK 2941-2 が 3 つ、CU 2941-2 が 2 つある(一覧は後の節)。

なお、カタログには CUK 2941-2・CU 2941-2 が車のどこに付くか(取り付け位置)の記載は無い。

グレード・エンジン・生産時期ごとの適合

MANN-FILTER のカタログの適用表では、掲載されている E70 のグレード(ガソリン車・ディーゼル車・5.0 M の計 14 行)がすべて CUK 2941-2(活性炭入り)・CU 2941-2(粒子のみ)の適用になっている。エンジンや年式による品番の違いは載っていない。以下はカタログの表記のまま並べた。

ガソリン車

カタログの車名 エンジン 生産時期
3.0si N52B30 系 2006年11月〜2010年6月
4.8i N62B48B 2006年11月〜2010年6月
30i N52B30A 2008年9月〜2010年12月
35 iX N55B30A 2010年5月〜2013年7月
50 iX N63 B44A 2010年5月〜2013年7月
5.0 M S63 B44A(408kW) 2009年10月〜2013年7月

ディーゼル車

カタログの車名 エンジン 生産時期
3.0 d M57D30N2 2007年3月〜2010年6月
3.0 dX M57D30N2・N57D30A 2008年10月〜2013年7月
3.0 sd M57D30N2 2007年9月〜2010年6月
3.5 d M57D30N2 2008年5月〜2010年6月
30 dX N57D30A 2010年5月〜2013年7月
35 dX M57D30N2 2010年5月〜2013年7月
40 dX N57D30B 2010年5月〜2013年6月
M50d N57D30C 2012年8月〜2013年6月

カタログの車名(35 iX・50 iX・5.0 M・3.0 sd など)は、車検証や日本の販売名の書き方とは違う。自分の車の行を探すときは、名前よりもエンジン型式と生産時期で照らし合わせるとよい。ただ、E70 は掲載の 14 行がすべて同じ品番なので、行を取り違えても品番が変わることはカタログ上は無い。

純正品番との照らし合わせと共用車種

手元に BMW の純正品番が分かる資料や古いフィルターがあるなら、MANN-FILTER のカタログが照合番号として挙げる次の純正品番と見比べる。

MANN-FILTER の品番 照合番号に挙がる BMW 純正品番
CUK 2941-2(活性炭入り) 64 31 6 945 586/64 11 9 248 294/64 11 6 945 594
CU 2941-2(粒子のみ) 64 31 6 945 585/64 11 6 945 593

同じカタログは、CUK 2941-2・CU 2941-2 の主な適用車として BMW X5(E70)のほかに、X5(F15・F85)、X6(E71・E72)、X6(F16・F86)を挙げている。E70 と同じ時期の X6(E71)も同じ品番の適用車に入っているので、X6 用として売られている品を見かけたら、品番がこの 2 つと一致するかで判断できる。

ほかの BMW の SUV のエアコンフィルター品番は、次の記事にまとめている。

オートエアコン付きの車にある内気循環用フィルター

BMW 用部品の専門店 BimmerWorld の商品説明では、X5/X6 にはオートエアコン付きと無しがあり、マイクロフィルターもそれぞれ違うとしている。オートエアコン付きの車には、ダッシュボード内にある内気循環系のフィルター一式があり、それとは別に外気系のフィルター一式もある、という説明だ。内気循環用は 1 台に 2 個使い、1 個ずつ売られているとも書かれている。適用には E70 X5(2007〜2013年)が挙がっている。

キャビンフィルターのブランド FreshenOPT の製品ページでは、BMW 品番 64319194098 を内気循環用(Recirculation Filter)・ダッシュボードの下(Under dash)のフィルターとして扱っている。適用は X5 の 2007〜2017年の 3.0L などの年式と排気量で書かれており、E70 という型式の表記は無い。

64319194098 は、MANN-FILTER のカタログが CUK 2941-2・CU 2941-2 の照合番号に挙げる 5 つの純正品番には含まれていない。 内気循環用と CUK 2941-2・CU 2941-2 は別の品番として扱い、自分の車にどちらが付いているか、両方付いているかは、取り外した現物の品番で確かめる。オートエアコン無しの車も含めて、すべての E70 に内気循環用が付いているとは言えない点も押さえておきたい。

活性炭入りと粒子のみの選び分け

MANN-FILTER は同じ 2941-2 の形で 3 段の品を出している。

  • CU 2941-2:粒子のみを捕らえる基本の段
  • CUK 2941-2:活性炭入りの ADVANCED の段
  • FP 2941-2:FreciousPlus(biofunctional とされる)の段

E70 用として挙がる CUK 2941-2 と CU 2941-2 は寸法も入数も同じなので、選ぶ基準はろ材だけになる。花粉やほこりなどの粒子を捕らえられれば十分なら CU 2941-2、においが気になるなら活性炭の層を足した CUK 2941-2 を候補にする、という分け方で迷わない。FP 2941-2 を選ぶなら、同じカタログで E70 の行が載っているかを確かめてから買う。

通販で買える E70 向けフィルターの読み方

販売中の「エアコンフィルター for BMW X5 X6 E70 E71 E72 2008-2013用」を例に、商品名と商品説明に何が書かれていて何が書かれていないかを整理する。

商品名の番号と対象年

この商品は、商品名で対象を BMW X5・X6 の E70・E71・E72 の 2008〜2013年用とし、活性炭入りのキャビンエアフィルターとしている。番号は 64316945596 と 64319194098 を併記している(出品者の記載)。

商品名にある 64319194098 は、FreshenOPT が内気循環用の BMW 品番として扱う番号で、MANN-FILTER のカタログが CUK 2941-2・CU 2941-2 の照合番号に挙げる純正品番とは別の番号だ。一方で、この商品の商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、内気循環用か外気用かの記載は無い。どちらの位置のフィルターかは決めつけず、古いフィルターの品番と照らし合わせてから選ぶ。

商品説明に書かれていること・書かれていないこと

ほかにも、この商品で買う前に見ておきたい点がある。

  • 入数(何個入りか)と寸法:商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い
  • 対象年:商品名の 2008〜2013年は、MANN-FILTER のカタログが E70 の最も早い生産時期として挙げる 2006年11月(3.0si・4.8i)より後から始まる。2007年以前に生産された車は、商品名の対象年の外になる
  • 取り付け:販売ページの商品説明では、10 分ほどで、特別な工具は要らないとしている(出品者の記載)
  • ろ材:販売ページの商品説明では、目の細かいフィルター層がほこりやにおいの元になる粒子を捕らえ、折りたたみの層と面積を広げてほこりを多く保持できる、と説明している(出品者の記載)

この商品の販売ページの商品説明も、買い間違いを防ぐために、購入前に部品の写真・部品番号・サイズを確かめるよう求めている。古いフィルターと見比べられる状態で選ぶのが近道だ。

エアコンフィルター for BMW X5 X6 E70 E71 E72 2008-2013用(活性炭入り)

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買う前の確かめ方と交換の目安

古いフィルターの品番と寸法で照らし合わせる

取り外した古いフィルターの枠に印字された品番と寸法を見て、CUK 2941-2・CU 2941-2 や純正品番と照らし合わせるのが確実だ。外気側と内気循環側のどちらを替えるのかを先に決めてから品番を選ぶ。分からなければ、車台番号を伝えて販売店や整備工場で確かめてもらう。

取り付けを任せるかどうか

MANN-FILTER の製品ページには、フィルター類の取り付けは整備の知識と経験のある人が行うべき、という注意書きがある。自信が無ければ、部品を整備工場に持ち込んで交換してもらう。その場合は部品代のほかに工賃がかかり、持ち込みを受けるかどうかは工場ごとに違うので、先に問い合わせておく。

ほかの部品もまとめて手配するなら、次の記事も役に立つ。

交換の目安

交換の目安について、上の商品の販売ページの商品説明は 1 年ごと、または 12,000 マイルごとの交換を勧めている。これは出品者の勧めで、BMW の指定ではない。

よくある質問

グレードやエンジンでエアコンフィルターの品番は違う?

MANN-FILTER のカタログの適用表では、掲載されている E70 の 14 行(ガソリン車・ディーゼル車・5.0 M)がすべて CUK 2941-2・CU 2941-2 で、エンジンや年式による品番の違いは載っていない。

CUK 2941-2 は何個入り?

MANN-FILTER のカタログ上の入数は 2 個で、CU 2941-2 も同じだ。内気循環用は別の品番で、BimmerWorld の説明では 1 台に 2 個使い、1 個ずつの販売とされている。

活性炭入りでない品番はある?

ある。MANN-FILTER のカタログでは、粒子のみを捕らえる CU 2941-2 が、CUK 2941-2 と同じ寸法で E70 用に挙がっている。

内気循環用のフィルターも替える必要がある?

BimmerWorld の説明では、オートエアコン付きの車にはダッシュボード内に内気循環系のフィルターがある。自分の車に付いているかを現物で確かめてから、替えるかどうかを決める。

まとめ

まずは、いま付いている古いフィルターを外して、枠の品番と寸法を見る。MANN-FILTER のカタログでは、E70 用に活性炭入りの CUK 2941-2 と粒子のみの CU 2941-2 が挙がっており、寸法は長さ 293mm・幅 138mm・高さ 34mm、入数は 2 個だ。BimmerWorld の商品説明でオートエアコン付きの車のダッシュボード内にあるとされる内気循環用のフィルターは、これとは別の品番として扱う。古いフィルターで分からなければ、車検証の車台番号を手元に用意して販売店や整備工場に問い合わせる。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、車種ごとの記事と、車種を横断した早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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