BMW X4 F26のオイル交換時期と量|4気筒と6気筒で違う

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X4 F26 のオイル交換で用意する量は、エンジンで変わる。日本の2014年・2016年の報道に出てくる xDrive28i(2.0リッター4気筒)と xDrive35i・M40i(3.0リッター6気筒)で目安が違い、容量データベースの表には xDrive20i・xDrive20d・xDrive30d・xDrive35d の行もある。交換の時期のほうは、距離の数字を一律に当てはめるより、車が出すサービス表示を基準に考える。まず自分の X4 のグレードとエンジンを確かめ、そのうえで量の目安と時期の考え方を見ていこう。

目次

X4 F26 のオイル交換の時期と量の答え

時期の基準は車のサービス表示だ。BMW の報道発表の説明では、CBS(コンディション・ベースド・サービス)は、オイルの状態をはじめとする消耗部品を常に見張り、運転の仕方と使われ方に応じて、どの整備がいつ要るかを車が知らせる仕組みになっている。

量はエンジンで分かれる。海外の油脂の容量データベース(cararac)の「X4 F26 (2014-2018)」の表では、2.0リッター4気筒の xDrive28i が 5〜5.5 L、3.0リッター6気筒の xDrive35i と M40i が 6.5 L(どれもサービス充填量)となっている。

ただし、この表にはオイルフィルターの分が入っているかどうかが書いておらず、日本仕様の規定量として BMW の資料で確かめた値でもない。資料によって数字が違うので、記事の数字は目安として扱い、実際に入れる量・使う規格・交換の時期は、車のサービス表示、取扱説明書、正規ディーラー(車台番号での確認)で確かめるのが確実だ。

自分の X4 F26 のエンジンを確かめる

量の目安を見る前に、グレードからエンジンを分けておく。

2014年8月の Car Watch の報道では、BMW は2014年8月21日に X4 の受注を始め、納車は10月からの予定とした。このとき出てくるグレードは次のとおり。

  • X4 xDrive28i:直列4気筒DOHC 2.0リッターターボ(最高出力180kW〈245PS〉・最大トルク350Nm・8速AT・4WD)
  • X4 xDrive35i:直列6気筒DOHC 3.0リッターターボ(最高出力225kW〈306PS〉・最大トルク400Nm)
  • 上の2つをもとにしたスポーツ仕様の M Sport

2016年1月の Car Watch の報道では、2016年1月14日に「X4 M40i」の受注が始まり、納車は2月からの予定とされた。エンジンは直列6気筒DOHC 3.0リッターツインパワーターボで、従来の3.0リッターターボをもとに過給圧を高めるなどして、最高出力265kW(360PS)・最大トルク465Nm。8速AT・4WD だ。

なお、ドイツの BMW 向け部品販売サイトの説明では、X4 F26 は X4 の第1世代で、2014年から2018年まで生産された。

確かめ方は、車検証や車体のエンブレム、購入時の書類でグレード名(xDrive28i・xDrive35i・M40i)を見て、2.0リッター4気筒(xDrive28i)か 3.0リッター6気筒(xDrive35i・M40i)かを分ける。M Sport は xDrive28i か xDrive35i をもとにした仕様なので、もとのグレードのエンジンで見る。

エンジン別のオイル量の目安

cararac の「X4 F26 (2014-2018)」の表から、2014年・2016年の報道に出てくるグレードの値をまとめた。

グレード エンジン(報道の記載) エンジンオイル量(cararac の表)
X4 xDrive28i 直列4気筒 2.0リッターターボ 5〜5.5 L(サービス充填量)
X4 xDrive35i 直列6気筒 3.0リッターターボ 6.5 L(サービス充填量)
X4 M40i 直列6気筒 3.0リッターツインパワーターボ 6.5 L(サービス充填量)

xDrive28i(2.0リッター4気筒)

cararac の表では、xDrive28i の行は2つあり、どちらも「5〜5.5 L(サービス充填量)」だ。幅のある値で、どの年式・仕様がどちらの端に当たるかは書いていない。

xDrive35i・M40i(3.0リッター6気筒)

同じ表では、xDrive35i の行も2つあり、どちらも「6.5 L(サービス充填量)」。M40i も「6.5 L(サービス充填量)」で、3.0リッター6気筒の2つのグレードは同じ値になっている。4気筒の xDrive28i の目安より 1〜1.5 L 多いので、オイルを用意するときはここを取り違えないようにしたい。

表の値を使うときの注意

この表にはフィルター容量の記載が無く、サービス充填量にオイルフィルターの分が入っているかどうかも書いていない。表の値は、日本仕様の規定量として BMW の資料で確かめたものではない。

同じ表には、xDrive20i(5〜5.5 L・サービス充填量)、xDrive20d(5 L)、xDrive30d・xDrive35d(量の記載なし)の行もある。これらのグレードは、確かめた日本の2014年・2016年の報道には出てこない。並行輸入の車などでこれらのグレードに当たるときは、車に合わせて量と規格を正規ディーラーや作業する店で確かめよう。

交換時期は距離の数字より車の表示で決める

BMW の報道発表の説明では、CBS はオイルの状態・マイクロフィルター・前後のブレーキパッド・冷却液・ブレーキ液・スパークプラグなどの消耗部品を、センサーと演算の組み合わせで常に見張る。運転の仕方と使われ方に応じた車の今の状態をもとに、どの整備がいつ要るかを車が知らせる。BMW はこれを、替える必要のある部品だけを替える考え方として説明している。

ただしこの説明は、2004年に BMW が5シリーズ・6シリーズ・7シリーズについて出した発表のもので、CBS は最初に7シリーズで導入されたとしている。X4 F26 専用の資料ではないので、X4 F26 のメーターや画面での表示の出方・表示される項目は、取扱説明書か正規ディーラーで確かめてほしい。2014年の X4 の報道では、BMW テレサービスが BMW SOS コールとともに標準装備として挙げられている。

固定の距離に頼らないほうがよい理由は、数字の資料を見るとよく分かる。cararac の表では、M40i・xDrive20i・xDrive20d などの行で交換の間隔を「30,000 km/24か月」としている。一方、xDrive28i と xDrive35i は行が2つずつあり、1つは「30,000 km/24か月」、もう1つは「10,000マイル/12か月」だ。同じ X4 F26 の同じグレードでも、行によって目安の数字が大きく違う。

ドイツの BMW 向け部品販売サイトも、交換の間隔はサービス手帳や取扱説明書の決まりに従うとしている。時期は表の数字を当てはめず、車のサービス表示と取扱説明書に従うのが筋だ。

使ってよいオイルの規格の確かめ方

ドイツの BMW 向け部品販売サイト(BMW-Syndikat)は、X4 F26 に使えるオイルの規格(BMW の承認)は給油口のフタか車載の取扱説明書に書いてあるとし、BMW の承認のあるオイル(例として BMW Longlife-04)だけを使うよう勧めている。オイルを選ぶ前に、給油口のフタか取扱説明書で承認の名前を確かめるのが先だ。

cararac の表は、「30,000 km/24か月」の行でオイルの粘度を「5W-30、5W-40」としている(「10,000マイル/12か月」の行は粘度の記載なし)。表には BMW の承認規格(Longlife など)の記載は無いので、粘度の数字だけで選ばず、承認と合わせて見たい。

ディーゼルの車は注意が要る。同じ販売サイトは、ディーゼル微粒子フィルター付きの車には BMW Longlife-04 が必須で、合わないオイルはディーゼル微粒子フィルターを長く傷めることがあると書いている。どの X4 F26 にディーゼル微粒子フィルターが付くかは書いていないので、ディーゼルの X4 では、使ってよい規格を給油口のフタの表示と取扱説明書で必ず確かめよう。

また同じ販売サイトは、エンジンオイルは減った分を足すだけでは足りないと書き、決まった交換の間隔の中で替えるよう勧めている。

オイルとフィルターを自分で用意するとき

持ち込みで頼むときなどにオイルを自分で用意するなら、量の目安に幅があり、フィルター分の扱いもはっきりしない点を踏まえて、目安の上限より少し多めに用意しておく。実際に入れる量は、作業する店で量を確かめながら決めてもらえばよい。規格は先に書いたとおり、給油口のフタか取扱説明書で確かめてから選ぶ。

オイルフィルターは、交換のときに一緒に替えるかを作業する店と決めておく。自分で買うなら、今付いているフィルターの品番を確かめるか、車台番号で適合を正規ディーラーや部品店に確かめる。商品の説明に車名が載っていても、エンジンや年式で合わないことがあるからだ。

オイルの量の確かめ方(レベルゲージを使うか、車の画面で測るか)も、車の取扱説明書で確かめる。自己流で確かめず、分からなければ作業する店に見てもらおう。

どこで頼むかと作業の後に確かめること

2021年6月の Car Watch の報道によると、BMW サービス・インクルーシブは、2016年から全てのモデルに標準装備されている3年間の主要メンテナンス無償提供プランで、エンジンオイル/フィルター交換、マイクロフィルター交換、ブレーキ液交換、スパークプラグ交換、エアクリーナーエレメント交換、車両チェック(指定点検)、法定1年定期点検などが含まれる。ただし報道は2021年時点の説明で、X4 F26 の個々の車の契約の中身や期間までは書いていない。

X4 F26 は2018年までに作られた車なので、新車から3年間の無償メインテナンスの期間は、ほとんどの車で過ぎていると考えられる。中古で買った車は、整備記録簿や正規ディーラーで、残っている整備の契約や延長の有無を確かめてから頼み先を決めるとよい。

正規ディーラー以外の店で頼むときは、作業の後に車のサービス表示(次の交換の時期の表示)が更新されたかを、作業した店に確かめておこう。

一緒に見直したい X4 F26 の消耗品と点検

オイル交換で店に預けるついでに、ほかの消耗品の型番やサイズも確かめておくと手配が1回で済む。

エンジンまわりから気になる音がするなら、こちらも見ておきたい。

よくある質問

オイル量にフィルターの分は入る?

cararac の X4 F26 の表にはフィルター容量の記載が無く、サービス充填量にオイルフィルターの分が入っているかどうかも書いていない。入れる量は作業する店で確かめてもらうのが確実だ。

何kmごとに替えればいい?

距離の数字では決めず、車のサービス表示と取扱説明書に従う。cararac の表でも、xDrive28i と xDrive35i は行によって「30,000 km/24か月」と「10,000マイル/12か月」に分かれており、1つの数字に決められない。

どのオイルを買えばいい?

給油口のフタか取扱説明書に書かれた BMW の承認を確かめ、その承認のあるオイルを選ぶ。粘度の数字だけで選ばないこと。

M40i の量は xDrive35i と同じ?

cararac の表では、M40i も xDrive35i も「6.5 L(サービス充填量)」で同じ値だ。ただし日本仕様の規定量として BMW の資料で確かめた値ではないので、入れる量は作業する店で確かめよう。

まとめ:グレードを絞ってから量と規格を確かめる

最初にやるのは、自分の X4 F26 のグレードを1つに絞ることだ。xDrive28i なら 2.0リッター4気筒、xDrive35i と M40i なら 3.0リッター6気筒で、cararac の表の目安は 4気筒の xDrive28i が 5〜5.5 L、6気筒の xDrive35i・M40i が 6.5 L(サービス充填量)。M Sport はもとのグレードで見る。表にある xDrive20i・xDrive20d・xDrive30d・xDrive35d に当たるときは、量と規格を正規ディーラーや作業する店で確かめる。

そのうえで、正確な量と規格は車のサービス表示・取扱説明書・正規ディーラー(車台番号での確認)で最終確認する。時期は、BMW の報道発表が説明する CBS の考え方に沿って、表の数字ではなく車のサービス表示と取扱説明書に合わせて頼めばよい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、車種ごとの記事と、車種を横断した早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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