クロスビー タイヤ交換のジャッキポイント|改良型は工具が付かない

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スタッドレスへの履き替えや夏タイヤへの戻しを自宅の駐車場で済ませようとすると、クロスビーのどこにジャッキをかけるか、そもそもジャッキやレンチが車にあるのかで手が止まる。道具の扱いは型で分かれ、2025年10月発売の改良型(5AA-MND1S)はメーカーの価格ページの注記で工具を装備していないとされ、それより前の MN71S は手元の車で確かめることになる。ジャッキをかける位置は、前後を1点ずつ上げるフロアジャッキと、1輪ずつ上げる車載型の小さなジャッキで分けて考えるとよい。

目次

クロスビーのジャッキポイントと、作業の前に確かめること

先に答えをまとめておく。

  • フロアジャッキで前後を1点ずつ上げる場合: タイヤ取付の専門店(タイヤ取付どっとこむ)のブログでは、前はメンバー中央、後ろはけん引フックにかけている。車種や年式、駆動方式などで方法が違う場合があるので、自分の車の下回りと取扱説明書の図で位置を確かめてからかける。
  • 車載型の小さなジャッキで1輪ずつ上げる場合: 取扱説明書の図でジャッキアップポイントを確かめ、サイドシル下部の切り欠きに合わせる。
  • 2025年10月発売の改良型(5AA-MND1S): スズキ公式サイトのクロスビーの価格ページの注記では、ジャッキ・ジャッキハンドル・ホイールレンチを装備していないとされている。改良型は道具をそろえるところから始まる。

それぞれの詳しい確かめ方は、下の節で順に説明する。

自分のクロスビーが MN71S か改良型かを確かめる

クロスビーは2017年12月25日に発売され、2025年10月2日に改良型が発売された。改良型はスイフトやソリオと同じ Z12E 型の 1.2L エンジン(マイルドハイブリッド)と CVT を採用している。車載工具の扱いがこの2つで分かれるので、まず自分の車がどちらかを押さえておく。

呼び方 発売 型式の目印
MN71S 2017年12月 機種記号が MN71S から始まる
改良型 2025年10月 5AA-MND1S(MN71S系)

ユーカーパックの車カタログ情報では、改良型の型式は「5AA-MND1S(MN71S系)」とされている。それより前のクロスビーは、スズキ公式サイトの中古車情報の掲載車両(2018年登録・1000cc・ターボ)で、機種記号が MN71S から始まっている。どちらの型かは、車検証の型式の欄を見れば確かめられる。

タイヤのサイズは、スズキのニュースリリース(2017年12月)に「175/60R16の大径タイヤを装着」とあり、ユーカーパックの車カタログ情報でも、改良型(5AA-MND1S)の HYBRID MZ・2WD は前後とも 175/60R16 82H とされている。グレードごとの純正サイズは次の記事で確かめてほしい。

車載工具はあるか、自分で替えるときに用意する道具

改良型(5AA-MND1S)の場合

スズキ公式サイトのクロスビーの価格ページの注記では、2025年10月発売の改良型(価格表の区分は 2WD CVT と 4WD CVT、グレードは HYBRID MZ と HYBRID MX)について「工具(ジャッキ、ジャッキハンドル、ホイールレンチ)は装備しておりません。販売会社装着アクセサリーとしてご用意しております。」としている。同じ注記で、メーカー希望小売価格は「タイヤパンク応急修理セット」付きとされている。

改良型を自分でタイヤ交換するなら、ジャッキ・ジャッキハンドル・ホイールレンチを別に用意する必要がある。

MN71S の場合

工具を装備していないという注記は、改良型の価格ページのものだ。2017年12月から2025年までの MN71S(1.0L ターボの型)にジャッキやホイールレンチが積まれているかは、メーカーの現行ページからは確かめられない。MN71S に乗っている人や中古車で手に入れた人は、自分の車の車載品と、その車の取扱説明書で、何が積まれているかを先に確かめておく。

用意する道具

自分でタイヤを替えるときにそろえるのは次のとおり。

  • ジャッキとジャッキハンドル
  • ホイールレンチ
  • 締め付けトルクを設定できるトルクレンチ
  • 車体を安定させる輪止め
  • 手を守る手袋

ナットを正しく締めたり緩めたりするには、トルクレンチという専用の工具が要る。車載品がそろっている車でも、トルクレンチだけは別に用意しておきたい。

ジャッキポイントの位置と、かけ方の注意

フロアジャッキで上げる場合

タイヤ取付の専門店(タイヤ取付どっとこむ)のブログ(2025年9月1日の投稿)では、クロスビーのフロントのジャッキアップポイントをメンバー中央、リアをけん引フックとし、フロント1点・リア1点で上げている。前後どちらか片方の左右2輪をまとめて上げるやり方の例だ。

同じブログは、車種や年式、サスペンションの種類、駆動方式などによって、ジャッキアップの方法やホイールナットの締め付けトルクが異なる場合があるとし、紹介は参考程度で、詳しくは自動車メーカーのディーラーに問い合わせるよう書いている。かける前に、自分の車の下回りでメンバーとけん引フックの位置を目で確かめ、取扱説明書の図とも照らす。

車高を上げる方向のカスタムを考えている人は、次の記事も参考になる。

車載型のジャッキで片側を上げる場合

車載型のような小さなジャッキで1輪ずつ上げるときは、取扱説明書でジャッキアップポイントを必ず確かめる。国産車では、サイドシル下部にある「切り欠き」と呼ばれる目印のくぼみにジャッキを合わせる。位置がずれたまま上げると、ジャッキアップポイントが潰れてしまう。

作業前の準備(場所・ブレーキ・輪止め)

作業は平坦で硬い路面の、周りに危険のない場所で行う。ギアを P に入れ、パーキングブレーキをかけ、各タイヤを輪止めで固定してから始める。輪止めの数が足りないときは、ジャッキアップする所の対角線上に置くと安定する。

見た目が平らな駐車場でも、排水のための緩い傾斜がついていることが多く、ジャッキアップしたときにバランスが崩れることがある。JAF Mate Online で紹介されたロードサービスの事例では、不安定な場所でジャッキアップし、タイヤを外したときにジャッキが倒れてサスペンションが地面に接触し、救援を呼んでいる。場所選びは、手順のどの段階よりも先に決めておく。

タイヤ交換の手順

ナットを緩めてから上げる

車を持ち上げる前に、交換するタイヤのナットをすべて少し緩めておく。車体が持ち上がった不安定な状態で強い力をかけずに済む。そのあとで、確かめておいたジャッキアップポイントにジャッキを合わせ、タイヤが浮くまで上げる。

仮締めして下ろしてから本締め

タイヤを取り付けたら、ナットはいきなり固く締めずに仮締めにとどめる。ジャッキを下ろして車体を地面に戻してから本締めする。

本締めにはトルクレンチを使う。タイヤメーカーのコンチネンタルタイヤの解説では、整備士はまずトルクレンチを規定トルクの半分の値に設定して各ナットを締め、その後で規定トルクの値に設定し直して、正しいトルクまで締めるとしている。自分で作業するときも、この2段階の締め方をまねるとよい。

締める順番

ナットを締める順番は決まっている。ナットが4本のホイールは十字型に対角線の順で、5本以上のホイールは星を描くように締めていく。自分の車のホイールのナットの本数を見て順番を決める。

締付トルクと増し締め、空気圧

ホイールナットの締付トルクは車種ごとに定められていて、どの車でも同じ値で締めてよいわけではない。値は自分の車の取扱説明書で確かめ、トルクレンチでその値に締める。 強く締めればよいのではなく、締めすぎるとナットが外せなくなったり、ナットを受けるハブボルトやホイール取付部が損傷したりする。締め不足だと、ぐらついたり走行中の振動で外れたりする危険がある。

タイヤ交換の後は、50〜100km を目安に走ってから、ナットが緩んでいないかを点検し、必要ならトルクレンチで締め直す(増し締め)。

ホイールに組んで保管しておいたタイヤでも、空気は少しずつ抜けていく。履き替えたら、適正な空気圧に合わせてから走り出す。

社外ホイールに組んだタイヤへ替える人は、ホイールの規格も確かめておこう。

出先でパンクしたときの考え方

2025年10月発売の改良型(5AA-MND1S)は、価格ページの注記ではタイヤパンク応急修理セット付きで、ジャッキ・ジャッキハンドル・ホイールレンチは装備していないとされている。改良型は、出先でタイヤを外して付け替える前提で考えない。 応急修理セットの扱いは、取扱説明書であらかじめ読んでおくと慌てずに済む。

MN71S は、手元の車の車載品で何が積まれているかを確かめてから、出先での対応を考えておく。

よくある質問

クロスビーにジャッキは付いている?

2025年10月発売の改良型(5AA-MND1S)は、スズキ公式サイトの価格ページの注記で、ジャッキ・ジャッキハンドル・ホイールレンチを装備していないとされている。2017年12月から2025年までの MN71S は、メーカーの現行ページからは確かめられないので、自分の車の車載品と取扱説明書で見る。

ホイールナットの締付トルクは?

自分の車の取扱説明書に書かれた値に従う。数字を覚えるより先に、その値を設定できるトルクレンチを用意しておくほうが役に立つ。

増し締めはいつする?

交換してから 50〜100km を目安に走ったあとに行う。交換した日に走行距離を控えておくと、時期を忘れにくい。

フロアジャッキはどこにかける?

タイヤ取付の専門店(タイヤ取付どっとこむ)のブログの例では、前はメンバー中央、後ろはけん引フックにかけている。車種や年式、サスペンション、駆動方式で方法が違う場合があると同じブログが断っているので、自分の車の下回りと取扱説明書で位置を確かめてからかける。

まとめ:作業の前に確かめること

  • 車検証の型式の欄で、MN71S か改良型(5AA-MND1S)かを見たか
  • 改良型(5AA-MND1S)なら、ジャッキ・ジャッキハンドル・ホイールレンチを別に用意したか(価格ページの注記で装備していないとされている)
  • MN71S なら、車載品と取扱説明書で積まれている物を確かめたか
  • トルクレンチ・輪止め・手袋もそろったか
  • フロアジャッキは専門店の例(前=メンバー中央、後ろ=けん引フック)を下回りと取扱説明書で照らしたか
  • 平らで硬い場所を選び、P・パーキングブレーキ・輪止めを済ませたか
  • 締付トルクは取扱説明書の値を控え、50〜100km 走った後の増し締めを予定に入れたか

タイヤのほかにも自分で手を入れたい整備があれば、次の記事もあわせて読んでほしい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次