クロスビー バルブ型番一覧|MN71S全11箇所の規格早見表

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夜のコンビニでバックしたときだけ後ろが妙に暗い、という違和感からバルブ切れに気づくことがあります。いざ交換用を買おうとすると、最初に詰まるのが「クロスビーはどの規格だったか」という点です。MN71S型のクロスビーは、ヘッドランプがH4、フォグがH8、ポジションとナンバー灯がT10、ウインカーとテールがT20、バックランプがT16という組み合わせが基本になります。ただしヘッドランプ・フォグ・ポジションの3箇所はLED装着車があり、その場合はバルブを差し替えるという考え方が通用しません。11箇所すべての規格とワット数を表にまとめ、買う前に見ておきたい点まで通しでたどります。

目次

MN71S型クロスビーのバルブ規格早見表

灯火の箇所 バルブ規格 ワット数 備考
ヘッドランプ(ロー/ハイ) H4 12V60/55W LED装着車あり
フォグランプ H8 12V35W LED装着車あり
ポジション(車幅灯) T10 12V5W LED装着車あり
フロントウインカー T20 ピンチ部違い・アンバー 12V21W 通常のT20と台座が違う
リアウインカー T20 ピンチ部違い・アンバー 12V21W 通常のT20と台座が違う
テール&ストップ T20 ダブル(ウェッジ) 12V21/5W 1球で尾灯と制動灯を兼ねる
ハイマウントストップ LED バルブ単体の交換不可
バックランプ T16 12V16W(18W) 発光色は白が指定
ナンバー灯(ライセンス) T10 12V5W 発光色は白が指定
ルームランプ(フロント) T10×31 12V10W フェストン型
ルームランプ(ミドル/リア) T10×31 または T10 12V10W 適合表で記載が割れる

この表の値は、バルブメーカーである日本精機の車種別電球適合表と、LIGHT COLLECTIONのクロスビー MN71S 適合表で確認したものです。前者の対応年式はH29.12〜R7.9、つまり2017年12月から2025年9月までのクロスビーを指しています。仕様によって分かれるのはヘッドランプ・フォグ・ポジションの3箇所で、残りの箇所は共通の規格が入ります。

この早見表が使えるのは「MN71S型」まで

クロスビーは2025年10月に大幅なマイナーチェンジを受け、中身が入れ替わりました。ここを踏まえずに部品を選ぶと、そもそも規格の合わないバルブを買うことになります。

車検証の型式を先に見る

クロスビーの型式は、これまでに3種類が存在します。

  • DAA-MN71S:2017年12月〜(初代の初期型)
  • 4AA-MN71S:2020年10月の一部仕様変更以降
  • 5AA-MND1S:2025年10月〜(新型)

先頭のDAA・4AA・5AAは排出ガス規制などの区分を示す記号で、車体そのものを表すのはハイフンの後ろです。車検証の「型式」欄がMN71Sで終わっていれば、この早見表がそのまま当てはまります。 DAA-MN71Sと4AA-MN71Sは灯火の構成が共通で、バルブの規格に違いはありません。

2025年10月の新型(MND1S)は対象外

スズキの公式ニュースリリースによれば、新型クロスビーは2025年10月2日発売で、Z12E型エンジンとCVTを採用し、アダプティブハイビームシステムを搭載しています。型式はグーネットのカタログで5AA-MND1Sと確認できます。日本精機の適合表の対応年式が2025年9月で切れているのは、ここでモデルが入れ替わったためです。新型のMND1Sに、MN71S用のH4バルブは適合しません。

仕様で分かれる3箇所:ヘッドランプ・フォグ・ポジション

ヘッドランプはH4のハロゲン車とLED車がある

ハロゲン仕様のヘッドランプはH4で、ワット数は12V60/55W。ロービームとハイビームを1本のバルブで兼ねるHi/Lo一体型です。LIGHT COLLECTIONの適合表でハイビームが独立した項目として立っていないのは、この構造のためです。

日本精機の適合表がヘッドランプを「H4またはLED」と併記しているのは、2つの系統が混在するからです。Wikipedia日本語版の記載では、LEDヘッドランプは上級グレードのハイブリッドMZに標準装備とされています。同じMN71Sでも、グレードとオプションによってH4車とLED車が混ざっている点が、この車のバルブ選びで最初の関門になります。

フォグランプはH8のハロゲン車とLED車がある

フォグも同じ構図で、ハロゲンならH8の12V35W、車両によってはLEDが入っています。LIGHT COLLECTIONの表には「グレードにより装着」という但し書きが添えられており、そもそもフォグランプが付いていない個体もあります。H8が入っている車だけが、バルブを差し替えてLED化やイエロー化に進めるという整理になります。

見分け方はバルブを抜いて刻印を読む

点灯の様子から推測する方法もあります。ハロゲンは色味がやや黄色に寄り、点灯直後にじわりと明るさが立ち上がります。LEDは白く、スイッチを入れた瞬間に最大光度に達します。ただし、これは推測の域を出ません。外さないのは現物を見るやり方です。

  • ヘッドランプ:エンジンルーム側の防水キャップを外し、バルブの根元を見る
  • フォグ:フロントバンパーの下側から手を入れ、コネクターごと反時計回りに回して抜く
  • 刻印に「H4」「H8」があればハロゲン。台座と発光部が一体で外れない構造ならLED

LIGHT COLLECTIONの適合表にも、年式・型式・タイプが一致していても特別仕様車などの条件で内容が変わる場合があるため、車両に付いているバルブの形状を見てほしい、という注記が添えられています。グレード名だけで判断せず、現車のバルブを一度抜いて確かめるのが結局は近道です。

外装の灯火:規格ごとの落とし穴

ウインカーはT20の「ピンチ部違い」

フロント・リアともT20のピンチ部違いで、ワット数は12V21W、色はアンバー(オレンジ)です。ピンチ部違いとは、T20ウェッジ球の台座にある切り欠きの位置が通常品とずれているタイプを指します。規格の呼び名がT20でも、普通のT20ウェッジ球は物理的に刺さりません。 商品説明に「ピンチ部違い対応」と明記されたものを選びます。

LED化するときは、消費電力が下がることでウインカーが高速点滅する「ハイフラ」が起きます。抵抗内蔵タイプのLEDを選ぶか、ICウインカーリレーと組み合わせて対処するのが定番の流れです。

テール&ストップはT20のダブル球

尾灯(スモール)と制動灯(ブレーキ)を1球で兼ねるダブル球で、12V21/5Wと2段階に光ります。ここにシングル球を入れると、どちらか片方の機能が働きません。購入時は「T20 ダブル」「W21/5W」といった表記を確かめます。

バックランプはT16、ナンバー灯はT10

バックランプはT16で12V16W(資料によっては18Wと表記されます)。ナンバー灯はT10の12V5Wです。T10はポジション(車幅灯)とナンバー灯の2箇所で共通なので、まとめて交換しやすい箇所になります。 どちらも発光色は白が指定色で、着色されたバルブや青みの強い製品は避けます。

ハイマウントストップランプはLEDで交換不可

リアゲート上部のハイマウントストップランプは、日本精機の適合表でもLEDと記載され、電球の設定がありません。ここが暗くなった、一部が点灯しないという場合、バルブだけを差し替える手段はなく、ユニットごとの交換になります。

室内のルームランプはT10×31が基本

フロントとミドルはT10×31(フェストン型)

ルームランプは、両端が金属キャップになった棒状のフェストン球です。表記のT10×31は、直径10mm・長さ31mmを意味します。ワット数は12V10W。フロントとミドルの2箇所がこの規格です。

リア・ラゲッジは適合表で記載が割れる

リア側だけは、参照する表によって値が食い違います。日本精機の適合表はミドルとリアをまとめてT10×31としているのに対し、LIGHT COLLECTIONはリア/ラゲッジをT10(ウェッジ球)と記載しています。年式やグレードによる差がある可能性があり、どちらの表も現車確認を前提にした書き方です。リア側は、買う前に一度外して現物を見るのが安全な進め方になります。

レンズはツメを折らないように外す

ルームランプのレンズはツメで留まっているだけなので、内張りはがしを浅く差し込み、少しずつ起こします。マイナスドライバーを使うとレンズに傷が入りやすく、ツメを折ると固定できなくなります。

バルブを買う前の最終チェック

規格が合っていても入らないことがある

T20のピンチ部違いが代表例ですが、同じ呼び名でも台座の形状差で刺さらないケースがあります。商品ページの適合車種欄に「クロスビー MN71S」が明記されているかを見るのが手堅い方法です。汎用品の「T20」表記だけを頼りに買うと、届いてから気づくことになります。

車検の指定色を外さない

ウインカーはアンバー、バックランプとナンバー灯は白が指定色です。ケルビン数が高すぎて青白く見えるLEDや、着色されたバルブは選ばないほうが無難です。

LED化で出るハイフラと警告

ウインカーをLEDに替えるとハイフラが起きるほか、車両によっては球切れ警告が点灯することがあります。抵抗内蔵タイプやキャンセラー付きの製品を選び、装着後にウインカーの点滅速度とメーター内の警告灯を見ておきます。取り付け作業そのものの手順は、箇所別にまとめた別記事のほうが追いやすいはずです。

よくある質問

クロスビーのヘッドライトのバルブはH4ですか?

ハロゲン仕様車はH4(12V60/55W)で、ロービームとハイビームを1本のバルブで兼ねます。ただし上級グレードのハイブリッドMZを中心にLEDヘッドランプの装着車があり、その場合はバルブを差し替える交換ができません。自分の車がどちらかは、防水キャップを外してバルブの刻印を見れば判別できます。

クロスビーのバックランプの型番は?

T16で、ワット数は12V16Wです。資料によっては18Wと表記されます。発光色は白が指定色なので、LEDに替える場合も白色を選びます。

ハイマウントストップランプは自分で交換できますか?

MN71Sのハイマウントストップランプは純正でLEDのため、電球の設定そのものがありません。点灯不良のときはユニット単位での交換となり、バルブの差し替えでは直りません。

LEDヘッドランプの車にH4バルブは付きますか?

付きません。LEDヘッドランプはユニット内に発光体が組み込まれており、バルブを差し替える構造になっていません。ハロゲン車とLED車では、ヘッドランプユニットそのものが別部品です。

2025年10月の新型クロスビーにもこの表は使えますか?

使えません。新型は型式が5AA-MND1Sに変わり、エンジンもZ12E型に置き換わっています。灯火の構成も見直されているため、MN71S用の適合表は当てはまりません。車検証の型式を見て、MN71Sであることを確かめてから部品を選びます。

まとめ

MN71S型クロスビーのバルブは、ヘッドランプがH4、フォグがH8、ポジションとナンバー灯がT10、ウインカーとテールがT20、バックランプがT16、ルームランプがT10×31という構成です。この11箇所のうち、ヘッドランプ・フォグ・ポジションの3箇所だけがLED装着車と分かれ、ハイマウントストップランプは最初からLEDでバルブ交換の対象になりません。

つまずきやすいのは、ウインカーのT20ピンチ部違いと、リア側ルームランプの表記ゆれの2点です。車検証で型式がMN71Sであることを確かめ、迷った箇所は一度バルブを抜いて刻印を見る——この2手順を踏めば、規格違いを買う失敗はほぼ防げます。 2025年10月以降の新型(MND1S)は別のクルマとして扱い、適合表を分けて考えます。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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