フロンクスのラゲッジマットは、型式 WDB3S・WEB3S と 2024年10月以降の年式を販売ページに明記した車種専用品から選べばよい。荷室だけなら 2WD/4WD の対応を明記した LUCKEASY の単品か、縁の高い一体型の Virauto、室内のフロアマットも替えるなら LUCKEASY の4点セットが候補になる。ただし、どの商品もラゲッジボードを中段にした状態と外した状態のどちらに合わせた形かを書いていないので、ボードを外して使うことが多い人は買う前に確かめておきたい。
型式の表記とボードの使い方で選ぶ3枚
| 商品 | 構成 | 2WD/4WD の表記 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| LUCKEASY ラゲッジマット | ラゲッジマット1枚 | 「全グレード(2WD/4WD)対応」と明記 | 4WD の WEB3S に乗っていて対応の明記がほしい人 |
| Virauto 3D ラゲッジマット | 一体型1枚 | 区別の記載なし | 汚れた荷物をよく積み、丸洗いしたい人 |
| LUCKEASY 4点セット | 前席2枚・2列目1枚・ラゲッジマット1枚 | 区別の記載なし | 室内のフロアマットも同時に揃えたい人 |
3商品とも型式 WDB3S/WEB3S と 2024年10月以降の年式を挙げた車種専用品だ。迷ったら、2WD/4WD の両方への対応を明記している LUCKEASY の単品を基準に考えると外しにくい。
気をつけたいのは、3商品の販売ページがどれも、ラゲッジボードを中段にした上に敷く形か、ボードを外した下の床に敷く形かを書いていないことだ。ボードを外して使うことが多い人は、販売ページの画像でマットの形を確かめ、分からなければ販売元に問い合わせてから選ぶ。
フロンクスの荷室とラゲッジボードの基本
荷室容量は 210L、ボードを外すと 290L
スズキ公式サイトの室内空間のページでは、荷室容量を 5名乗車時 210L(ラゲッジボード中段の状態)、ラゲッジボード撤去時 290L としている。どちらも VDA(ドイツ自動車工業会)の定めた測定方式による社内測定値だ。ベストカーWebの記事によると、210L にはボードより下の空間が含まれておらず、ボードを外すと 80L 増える。
ラゲッジボードの3つの使い方
フロンクスはラゲッジボードを採用していて、スズキ公式サイトは「ラゲッジボード中段」「ラゲッジボード立てかけ」「ラゲッジボード取り外し」の3つの状態で荷室をアレンジできると示している。ベストカーWebの記事では、中段にセットするのが基本の使い方で、二つ折りにして立てかけたり、完全に取り外したりできると説明している。
同じ記事によると、中段にしておけば買い物袋や旅行カバンを大きく持ち上げずに出し入れでき、小物も底に沈み込みにくい。外すと背の高い荷物や大きな段ボール箱、ベビーカーを載せやすくなる反面、重い荷物の積み降ろしが大変になり、小物が奥へ入り込みやすくなる。ボードを中段で使うか外すかで、荷物が載る面はボードの上と荷室の床に分かれる。マット選びでこの使い分けを意識しておきたい理由はここにある。
後席の 6:4 分割と荷室の装備
ベストカーWebの記事によると、後席は 6:4 の分割可倒式で、乗員を残したまま長い荷物を積んだり、両側を倒して荷室を広げたりできる。荷室にはラゲッジシェルフ、左右のラゲッジサイドポケット、ラゲッジルームランプが標準装備されている。
車検証で型式を確かめる(WDB3S と WEB3S)
スズキの発売時の発表によると、現行フロンクスは 2024年10月16日に発売された。1.5L の K15C 型エンジンにマイルドハイブリッドと 6AT を組み合わせており、2WD(前輪駆動)も 4WD もマイルドハイブリッドだ。4WD 車は日本国内専用仕様で、スノーモード・グリップコントロール・ヒルディセントコントロールの3つのモードを備える。
型式は 4AA-WDB3S と 4AA-WEB3S の2つで、WDB3S が FF(前輪駆動の 2WD)、WEB3S が 4WD だ。自分の車がどちらかは、車検証の型式欄(4AA-WDB3S か 4AA-WEB3S)で確かめられる。マットの販売ページの型式・年式の表記と照らし合わせてから選ぼう。
フロンクス用ラゲッジマットの選び方
型式と年式を明記した車種専用品か
ここで比べたのは、型式 WDB3S/WEB3S と 2024年10月以降の年式を販売ページに明記した車種専用品だけだ。汎用のラゲッジマットは、販売ページでフロンクスへの適合を確かめられないので外している。なお3商品とも、年式・グレード・オプションなどによって適合しない場合があるという注意書きを載せ、購入前に車の形状や年式を確かめるよう求めている。
2WD/4WD の対応を明記しているか
LUCKEASY の単品は「全グレード(2WD/4WD)対応」と明記している。Virauto と LUCKEASY の4点セットは型式に WDB3S(2WD)と WEB3S(4WD)の両方を挙げているが、2WD/4WD の区別には触れていない。4WD の WEB3S に乗っていて気になるなら、明記のある単品を選ぶか、販売元に確かめる。
ラゲッジボードを中段で使うか、外すことが多いか
前述のとおり、どの販売ページもボードの状態を書いていない。ボードを外して背の高い荷物を積む機会が多い人ほど、画像や問い合わせでマットの形を確かめる手間をかけたほうがよい。
素材と縁の形、手入れ
3商品とも TPE(熱可塑性エラストマー)製で、防水・水洗いができるとしている。縁は Virauto が「高縁設計」、LUCKEASY の単品が縁の高い 3D 立体構造をうたい、4点セットには縁の形の記載がない。においについては Virauto が「高温時でも異臭が発生しません」、4点セットが「特別な臭いがなく」と書いている(いずれも販売ページの表記)。
荷室だけか、フロアマットも一緒に替えるか
荷室だけなら LUCKEASY の単品か Virauto、前席・2列目のフロアマットも同時に揃えたいなら LUCKEASY の4点セットが候補になる。
届いたら折り目を戻してから敷く
LUCKEASY(単品・4点セット)と Virauto の販売ページは、マットが折りたたんだ状態で届くため、折り目はお湯やドライヤーの温風で温めると元の形に戻ると案内している。形が戻ってから荷室に置く。
LUCKEASY ラゲッジマット(単品)は 2WD/4WD 対応を明記
LUCKEASY の販売ページの表記では、新型フロンクス(WD系・WE系)専用で、型式 WDB3S/WEB3S、年式 2024年10月以降に対応する。「全グレード(2WD/4WD)対応」と書いているのは3商品の中でこれだけだ。素材は TPE で、販売ページは耐候性・耐熱性に優れ割れにくいとしている。ノンスリップ仕様で、縁を高くした 3D 立体構造により水や汚れの侵入を防ぐとし、ネジや両面テープを使わず荷室に置くだけで装着する。設置位置の表記は「後ろ」、色はブラック。
販売ページの一部の欄に「3Pセット」という語が出てくるが、セット内容の欄は「ラゲッジマット1P」、パック数は 1 なので、ラゲッジマット1枚の商品として見ておけばよい。Amazon実売価格は確認時点(2026年10月11日)で ¥4,590 だった。ボードのどちらの状態に合わせた形かは書かれていない。
LUCKEASY フロンクス(WDB3S/WEB3S)専用 ラゲッジマット 2WD/4WD対応
縁の高い一体型なら Virauto 3D ラゲッジマット
Virauto の販売ページの表記では、対応車種はスズキの新型フロンクス、型式 WDB3S/WEB3S、年式 2024年10月〜。一体型の1枚もので、素材は TPE だ。3D 立体構造の高縁設計で、「通常のトランクマットより高い縁」で砂や泥の侵入を防ぐとしている。防水素材なので拭き取りのほかホースでの水洗いができ、滑り防止加工もある。置くだけで設置でき、洗うときもすぐ外せる。販売ページには、TPE はホルムアルデヒド等の有害物質を含まず、高温時でも異臭が発生しないと書かれている。
アウトドア用品のように汚れた荷物を積むことが多いなら、ホースで丸洗いできる一体型は手入れの手間が少ない。一方で、2WD/4WD の区別とボードの状態はどちらも書かれていない。Amazon実売価格は確認時点(2026年10月11日)で ¥4,680 だった。
Virauto フロンクス(WDB3S/WEB3S)用 3D ラゲッジマット 一体型
フロアマットも替えるなら LUCKEASY の4点セット
LUCKEASY の4点セットの販売ページの表記では、適合型式は WDB3S WEB3S、適合年式は 2024年10月〜。構成は前席2枚・2列目1枚・ラゲッジマット1枚の計4点だ。素材は TPE で「特別な臭いがなく」としており、防水仕様で布で拭くか水洗いで汚れを落とせ、速乾性があるという。ネジや両面テープの要らない取り付けで、車種専用設計によりアクセルやブレーキペダルに干渉しないとしている。設置位置の表記は「内部」、色はブラック。
販売ページには「本製品とその他のフロアマットなどを2重に敷いて使用しないでください。」という注意書きがある。純正や今使っているフロアマットの上に重ねず、置き換えて使う。2WD/4WD の区別とボードの状態の記載はない。Amazon実売価格は確認時点(2026年10月11日)で ¥9,980 だった。
LUCKEASY フロンクス(WDB3S/WEB3S)専用 フロアマット&ラゲッジマット 4点セット
室内側のフロアマットを単独で比べたいなら、こちらも参考にしてほしい。
3商品の表記を表で比べる
| 項目 | LUCKEASY 単品 | Virauto | LUCKEASY 4点セット |
|---|---|---|---|
| 型式の表記 | WDB3S/WEB3S | WDB3S/WEB3S | WDB3S WEB3S |
| 年式の表記 | 2024年10月以降 | 2024年10月〜 | 2024年10月〜 |
| 2WD/4WD | 対応を明記 | 記載なし | 記載なし |
| 構成 | ラゲッジマット1枚 | 一体型1枚 | 前席2枚・2列目1枚・ラゲッジマット1枚 |
| 素材 | TPE | TPE | TPE |
| 縁の表記 | 縁の高い 3D 立体構造 | 高縁設計 | 記載なし |
| ボードの状態 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
4WD 車で対応の明記を重視するなら LUCKEASY の単品、汚れ物をよく積んで丸洗いしたいなら Virauto、室内のマットも一度に揃えるなら4点セットという選び分けになる。
スズキ純正のラゲッジマット(ソフトトレー)という選択肢
スズキ公式のアクセサリーページでは、フロンクス用のインテリア用品として「ラゲッジマット(ソフトトレー)」と「ペットサークル」が載っている。Basic PACKAGE や UTILITY STYLE set などのセット商品にラゲッジマットは含まれず、Basic PACKAGE に入るのはフロアマット(ジュータン)だ。純正ラゲッジマットの品番・価格・素材はこのページで確認できなかった。公式ページは、本体価格や取付費は販売会社が定めるとして各販売会社への問い合わせを案内しているので、純正を検討するなら販売店で見積もりを取るのが早い。
荷室まわりとあわせて検討したいもの
ボードを中段にして出し入れを楽にするか、外して背の高い荷物に備えるかで、荷室の使い方は変わる。収納の工夫や車中泊のレイアウトとあわせて考えると、マットに求める条件も絞り込みやすい。
よくある質問
2WD(WDB3S)と 4WD(WEB3S)で同じマットを使える?
3商品とも型式に両方を挙げているが、2WD/4WD の対応まで書いているのは LUCKEASY の単品だけだ。Virauto や4点セットを 4WD 車に使うなら、注文前に販売元へ一言確かめておくと迷わずに済む。
ラゲッジボードを外したときにも敷ける?
販売ページの文面からは判断できない。商品画像に写っているマットの形と、自分がふだん使うボードの状態を見比べ、それでも分からなければ販売元に聞くのが確実だ。
届いたマットに折り目がついていたら?
折りたたんで梱包されているためで、お湯やドライヤーの温風で温めれば戻ると販売ページが案内している。無理に押し広げず、温めてから敷けばよい。
スズキ純正のラゲッジマットはある?
公式のアクセサリーに「ラゲッジマット(ソフトトレー)」がある。品番や価格は公式ページに出ていないので、販売店で尋ねることになる。
まとめ:購入前に確かめる4項目
- 車検証の型式欄が 4AA-WDB3S(2WD)か 4AA-WEB3S(4WD)か
- 販売ページの型式・年式の表記が自分の車と合っているか
- ラゲッジボードを中段のまま使うか、外すことが多いか(外すことが多いなら画像や問い合わせでマットの形を確認)
- 荷室だけ替えるか、室内のフロアマットも一緒に替えるか
この4つが決まれば、LUCKEASY の単品・Virauto・LUCKEASY の4点セットのどれを選ぶかは自然に決まる。
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