フロンクスのコンソールまわりに入れる収納トレイは、乗っている車が 2WD か 4WD かで選べる商品が変わる。いま販売中の車種専用品3つのうち、商品ページの対応型式に 2WD の WDB3S まで載っているのは1つだけで、残りの2つは 4WD の WEB3S だけを挙げている。まず自分の型式を確かめ、そのあとで置く場所と素材で絞る順に進めれば迷わない。
2WDはZUNDUO、4WDは置く場所で3製品から選ぶ
3製品の対応型式と置く場所を、商品ページの記載から並べた早見表だ。
| 製品 | 商品ページの対応型式 | 置く場所 | Amazon実売価格 |
|---|---|---|---|
| ZUNDUO | WDB3S(2WD)・WEB3S(4WD) | 純正のアームレストボックスと中央の収納トレイ(2個) | ¥2,199 |
| CDEFG | WEB3S(4WD)のみ | センターコンソール下の空きスペース | ¥3,370 |
| HUAHAO | WEB3S(4WD)のみ | センターコンソール(カバーと収納トレイを兼ねる) | ¥5,630 |
価格は2026年10月の確認時点の表示で、変わることがある。
2WD(WDB3S)の車で対応型式に入っているのは ZUNDUO だけだ。CDEFG と HUAHAO は 2WD に合うとは書かれていないので、2WD の人は ZUNDUO から考える。4WD(WEB3S)なら3製品とも対応型式に入るので、整理したい場所と素材で選べばよい。
スズキ純正で付いている前席の収納
スズキ公式サイトのフロンクスの室内空間の紹介には、前席の収納として次の装備が載っている。
- アームレスト機能付コンソールボックス
- センターコンソールトレー
- センターコンソールドリンクホルダー(フロント2個)
- インパネトレー
- グローブボックス
- フロントドアポケット/ペットボトルホルダー付(両側)
紹介ページは項目名を並べるだけで、各収納の大きさや形の説明は無い。収納の項目にグレードや 2WD/4WD で限る注記は付いていないが、装備の区分を示す主要装備表の中身までは確かめられていない。自分の車にどの収納が付いているかは、実車か販売店で確かめてほしい。
スズキ純正アクセサリーの紹介ページを見ても、内装の掲載品はフロアマット(ジュータン)、オールウェザートレーマット、ルームランプバルブ、ラゲッジマット(ソフトトレー)、ペットサークル、サイドシルスカッフで、コンソールやアームレスト、ドリンクホルダーといった収納用の純正品は載っていない。
純正でアームレスト機能付のボックスとトレーが付く車なので、肘置き付きのボックスを後から足すより、純正の収納の中に入れて小物を仕切る・滑らないようにする・コンソールを傷から守る商品を選ぶのが本筋だ。今回の3製品も、どれも純正の収納の形に合わせた車種専用品をうたっている。
型式と駆動方式を確かめる
車検証の型式で2WDと4WDを見分ける
フロンクスは2024年10月16日に発売されたコンパクトSUVだ。部品メーカー MONSTER SPORT の適合表では、2WD が WDB3S、4WD が WEB3S で、どちらも 1.5L の K15C 型エンジンにマイルドハイブリッドと 6AT を組み合わせる。4WD は、スズキの発売時のリリースで日本国内専用仕様とされている。自分の車の型式は、車検証の「型式」欄を見れば分かる。
電動パーキングブレーキの車だと知っておく
フロンクスは電動パーキングブレーキとブレーキホールドを標準装備し、パーキングブレーキはスイッチで操作する。シフト操作やアクセルと連動して作動・解除される仕組みだ。ZUNDUO の商品ページは取り付け位置を「中央ハンドブレーキ収納トレイ」と書いているが、これは販売元の呼び方で、手で引くレバーが付いているわけではない。トレイを置いたら、スイッチやシフトの操作の邪魔にならないかを見ておく。
選び方の6つの軸
上から順に優先する。型式が合わなければ、ほかの条件が良くても候補から外す。
- 対応型式: 自分の型式(WDB3S か WEB3S か)が商品ページの対応型式に載っているか
- 置く場所: 純正のアームレスト機能付コンソールボックスの中か、センターコンソールのトレーか、コンソールの下の空きスペースか
- 素材: シリコンか ABS 樹脂か
- 滑り止めや音を抑える工夫があるか
- 充電ケーブルの通し穴: スマートフォンを充電しながら置くなら要る
- 周りの装備との兼ね合い: 電動パーキングブレーキのスイッチ、ドリンクホルダー、純正のワイヤレス充電器の使い勝手を妨げないか
ZUNDUO コンソールボックス+コンソールトレイ(2WD・4WD)
ZUNDUO の商品ページでは、対応車種を「スズキ 新型 フロンクス」の2024年10月〜現行、型式 WDB3S・WEB3S としている。取り付け位置はアームレストボックスと中央の収納トレイで、合計2個のセットだ。
- 素材: シリコン。防水性があり、汚れたら水洗いして繰り返し使えるとする
- 使い方: ティッシュ・カード・鍵などの小物を置ける。センターコンソール収納ボックスには充電ケーブル用の穴がある
- 取り付け: 車種別専用設計で、置くだけ。工具は要らない
- うたい文句: 車の振動を吸収して走行中の小物の音を抑え、純正部品のキズを防ぐ
ページには「収納トレイ 2Pセット」「アームレストボックス」「コンソールボックス」の選択肢があるので、注文前にどれを選んだかを見直したい。寸法と色名は商品ページで確かめられていない。
2WD の人にとっては、今回の3製品で唯一、対応型式に自分の型式が載っている製品だ。4WD でも、アームレストのボックスの中まで整理したい人はこれを選ぶ。
ZUNDUO フロンクス専用 コンソールボックス+コンソールトレイ 2個セット(WDB3S・WEB3S)
CDEFG コンソールボックス センターコンソールトレイ(4WD)
CDEFG の商品ページの対応車種は、フロンクスの WEB3S型(2024年10月〜)だけだ。バリエーション名も「スズキ フロンクス WEB3S トレイ」で、同じページに他車種用の選択肢も並ぶので選び間違えないようにしたい。2WD の WDB3S は対応型式に書かれていないので、2WD の人は販売元に確かめてから選ぶ。
- 置く場所: センターコンソール下の空きスペースを使う収納ボックス。引き出し式で、スマートフォンやカードなどを整理できるとする
- 素材: 高強度の ABS 樹脂。摩耗や衝撃に強く、形が崩れにくいとうたう
- 滑り止め: マット付きで、走行中の物の揺れや音を防ぐとする。マットは外して洗える
- 取り付け: 特別な工具や穴あけは要らない
寸法・重さ・色名は商品ページで確かめられていない。「センターコンソール下の空きスペース」がどの部分を指すのかもページからは読み取れないので、商品写真と自分の車のコンソールを見比べてから選びたい。
CDEFG フロンクス用 コンソールボックス センターコンソールトレイ(WEB3S)
HUAHAO センターコンソールカバー・収納トレイ(4WD)
HUAHAO の商品ページは、スズキ フロンクス WEB3S型(2024年10月〜現行)に対応した専用設計のセンターコンソールカバー・収納トレイだと書いている。対応型式に WDB3S は無い。同じページに他車種用の選択肢が計45件並ぶので、フロンクス用を選んでいるかを注文前に見ておく。
- 役割: センターコンソールのスペースを使う増設の収納トレイで、スマートフォン・鍵・カードなどを一時的に置ける。滑り止めのマットがコンソールのキズや紫外線による劣化を防ぐとする
- 素材: シリコン。無毒・無臭で劣化に強く、汚れは拭き取れるとする
- 取り付け: テープも工具も使わず、コンソールに合わせて押すだけ。3Dスキャン技術で形を合わせたとうたう
- 色・数: ブラック、1パック
寸法とセット内容の内訳は確かめられていない。商品名にある「シフトパネルカバー」がどの部分に被せるものかも分からないので、気になる人は販売元に聞いてから選ぶ。小物の置き場と、コンソールの表面を守ることを一度に済ませたい 4WD の人向けだ。
HUAHAO フロンクス用 センターコンソールカバー・収納トレイ(WEB3S)
素材と付け方で選び分ける
| 製品 | 素材 | 滑り止め・音への工夫 | 充電ケーブルの穴 | 付け方 |
|---|---|---|---|---|
| ZUNDUO | シリコン | 振動を吸収し小物の音を抑えるとうたう | あり(センターコンソール収納ボックス) | 置くだけ |
| CDEFG | ABS 樹脂 | 滑り止めマット付き(外して洗える) | 記載を確認できず | 工具・穴あけ不要 |
| HUAHAO | シリコン | 滑り止めのマットがキズや劣化を防ぐとする | 記載を確認できず | 押すだけ(テープ・工具不要) |
シリコン製の ZUNDUO と HUAHAO は、水洗いや拭き取りができ、振動や小物の音を抑える・内装のキズを防ぐことをうたう。ABS 樹脂の CDEFG は、形が崩れにくい箱として使え、滑り止めのマットで中の物の揺れを抑える。
4WD の人の選び分けはこうなる。
- アームレストのボックスの中まで仕切りたい: ZUNDUO
- 形の崩れにくい樹脂のボックスが欲しい: CDEFG
- 小物の置き場とコンソールの保護を兼ねたい: HUAHAO
スマートフォンを充電しながら置くなら、ケーブルの穴が商品ページに書かれている ZUNDUO が選びやすい。
買う前に確かめる4つの手順
- 車検証の「型式」欄で、WDB3S(2WD)か WEB3S(4WD)かを見る
- 商品ページの対応型式に、自分の型式が書かれているかを読む。WEB3S だけの商品は、2WD の車に合うとは書かれていない
- 置きたい場所を写真に撮り、商品写真の形と見比べる。ZUNDUO の商品ページも「年式とグレードによって形状が異なる場合がございます」と注意している
- 分からなければ、販売元に型式と初度登録年月を伝えて問い合わせる
届いたら、走り出す前に、トレイがずれたり浮いたりしないか、スイッチやシフトの操作の邪魔にならないかを見る。
スズキ公式サイトの室内空間の紹介には、Qi 対応のスマートフォンなどを置くだけで充電できるワイヤレス充電器も載っている。充電可能エリアに収まらない機器は充電できず、置き方によっては充電できないとの注記つきだ。社外のトレイやカバーと一緒に使えるかは確かめられていないので、純正の充電器を使っている人は販売元に確かめてから選んでほしい。
コンソールに入れる物と荷室に回す物
コンソールまわりに置いた物は、急ブレーキや段差で飛び出したり、シフトや電動パーキングブレーキのスイッチの操作の邪魔になったりしないように入れる。重い物・大きな物はコンソールではなく荷室に積む。荷室の使い方は次の記事にまとめている。
トレイやマットを入れても走行中の音が続くときは、中の物どうしが当たっていないか、トレイが浮いていないかを見直す。それでも気になる音は、コンソール以外から出ていることもある。
よくある質問
2WD(WDB3S)でも使える?
対応型式に WDB3S まで載っているのは ZUNDUO だけだ。CDEFG と HUAHAO を 2WD の車で使いたいなら、注文前に販売元へ型式を伝えて確かめる。
純正のアームレスト付きコンソールボックスがあるのに買う意味は?
今回の3製品は肘置きを足す物ではなく、純正のボックスやトレーの中で小物を仕切り、滑りや音を抑え、コンソールを傷から守る物だ。純正の収納の中で小物が散らかるのが気になる人に向く。
純正のワイヤレス充電器と一緒に使える?
組み合わせて使えるかは確かめられていない。純正の充電器を使っている人は、販売元に聞いてから選ぶ。
取り付けに工具は要る?
3製品とも、商品ページでは工具は要らないとしている。ZUNDUO は置くだけ、CDEFG は穴あけも要らず、HUAHAO はテープを使わずコンソールに合わせて押すだけだ。
まとめ
最初にやるのは、いま付いているコンソールまわりを実車で見て、整理したい場所を写真に撮ること。そのうえで車検証の型式を確かめる。
- 2WD(WDB3S): 対応型式に載る ZUNDUO
- 4WD(WEB3S): アームレストの中まで仕切るなら ZUNDUO、樹脂のボックスなら CDEFG、コンソールの保護も兼ねるなら HUAHAO
撮った写真と商品写真を見比べて迷ったら、販売元に型式と初度登録年月を伝えて確かめてから注文する。
内装をまとめて整えたい人は、次の記事も参考になる。
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