Sクラス W222 サンシェード|純正表記と前席サイド用2点比較

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

夏の屋外の駐車場にメルセデス・ベンツSクラス W222 を置くと、戻ったときには車内に熱がこもり、ダッシュボードも熱くなっている。日よけを選ぶときに分かれ目になるのは、純正品と表記された物か互換品か、そしてどの窓に付ける物かの2つだ。商品名に W222 と書かれたサンシェードのうち、純正品表記の折りたたみ式と、前席の左右の横の窓用と読める磁石式の2点を比べる。前席の窓用の磁石式は駐車中や停車して休むときに使い、走り出す前に外す。純正品表記の折りたたみ式は付ける窓の記載が無いので、出品者に確かめてから使う場面を決める。

目次

商品名に W222 と書かれたサンシェード2点の早見表

商品 表記 付ける窓の記載 取り付け方
B079HS3S73 純正品(ブランドは Mercedes-Benz) 記載なし 折りたたみ式
B0GY82DJBV 互換品(ブランドは ZTIUR) サイド・前2個 磁石式

B079HS3S73 は商品名が「ベンツ W222 Sクラス サンシェード 日除け/純正品」で、販売ページの商品説明では W222 Sクラスの純正品の折りたたみ式とされている。ただし対応年式と付ける窓は書かれていないので、買う前に出品者に確かめる。B0GY82DJBV は商品名に「ベンツ Sクラス W222 2013年~2020年 対応」「サイド」「磁石式」「前2個」と書かれた互換品で、前席の左右の横の窓に付ける物と読める。

前席の窓に付ける B0GY82DJBV は駐車中や停車して休むときに使い、走り出す前に外す。B079HS3S73 は付ける窓の記載が無いので、使う場面は付ける窓が分かってから決まる。純正品の表記を重く見るなら B079HS3S73(付ける窓は出品者に確かめる)、停車して休むときに風を通しながら前席の横の窓を覆いたいなら B0GY82DJBV、という選び分けになる。

対象の W222 と前後の世代の見分け方

W222 型 S クラスは 2013年5月に発表され、2013年6月に生産が始まり、2020年9月に生産を終えた(モデルイヤーは 2014〜2020)。2017年4月にマイナーチェンジ版が発表され、2017年7月3日に生産に入っている。先代は W221、後継は W223 だ。

日本での導入について、2013年の発売時の報道によると、予約受付は 2013年10月1日に始まり、11月上旬からの販売・納車が予定された。導入時のグレード名は S400 HYBRID、S400 HYBRID エクスクルーシブ、S550 long、S63 AMG long、S63 AMG 4MATIC long、特別仕様車 S550 long Edition 1(280台限定)で、車名に long が付くグレードと付かないグレードがある。

W221 と W223 は W222 とは別の世代・型式だ。商品名に W221 用・W223 用とだけ書かれたサンシェードは W222 用ではないので、W222 と書かれた物を選ぶ。Sクラスのクーペとカブリオレは型式が違うので、それぞれの記事を見てほしい。

サンシェードで車内の暑さはどこまで変わるか

ダッシュボードの温度は大きく違った

JAF のユーザーテストによると、2012年8月の晴れ・外気温35度の日に、ミニバン5台を正午から4時間置いたところ、ダッシュボードの最高温度は、サンシェードを付けた車で52度、対策なしの黒い車で79度、対策なしの白い車で74度だった。

JAF の解説では、直射日光の当たるダッシュボードに置いたスマートフォンに高温注意の表示が出て一部の機能が使えなくなり、使い捨てライターは2〜3時間でケースに亀裂が入ってガスが抜け、クレヨンは約1時間20分ですべて溶けた。ダッシュボードの上に物を置いたままにしないことも、日よけと同じくらい大事だ。

車内の温度は下がりきらない

同じテストで、車内の最高温度はサンシェードを付けた車で50度、対策なしの黒い車で57度、白い車で52度だった。JAF の解説では、サンシェードや窓を少し開けるだけでは車内温度の上昇を防げず、人や動物が耐えられない温度になるとしている。フロントガラス全面をサンシェードで覆っても15時に約50度に達し、温度を抑える効果はあまり望めない、という結論だ。エアコンを使い続けた車は4時間適温が保たれたが、燃料切れなどでエンジンが止まると5分で約5度上がり、15分後には熱中症の指数が危険の段階に達した。

これはミニバンでのテストの値で、車種や条件で変わるため、W222 で同じ値になるとは言えない。それでも、サンシェードを付けても子どもや高齢者、ペットを車内に残してはいけないことは変わらない。直射日光にさらされた車に乗る前は窓やドアを開けて換気し、熱くなりやすいハンドルに触れるときはやけどに注意する。

窓によって違う紫外線の量

JAF の紫外線のテスト(2018年4月)では、フロントガラスは、フィルムを挟んだ合わせガラスに紫外線カット機能があるので、計測値がオープンカーを除いて1桁以下と低かった。一方、UV カット機能の無いクリアガラスの車では、前席の窓やリアガラスで 1,000 μW/㎠ を超えた。同じ車種でも年式やグレードでガラスが違う場合がある。

同じテストでは、UV カット機能の無いガラスで紫外線対策の品(サンシェード・フィルム・液剤)を試し、顔付近の紫外線の強さが使用後に5〜8割ほど減った。サンシェードは後部座席でのみ使える物として扱われ、フィルムと液剤は前席でも使えるとされている。

W222 の横の窓やリアガラスに紫外線カットの機能があるかは確かめられていない。走行中の前席の窓にはサンシェードを使えないので、気になるなら取扱説明書や販売店でガラスの仕様を確かめる。

走行中に付けてよい窓・いけない窓

JAF Mate の交通ルールの解説によると、運転中に運転席や助手席の窓にサンシェードを付けると視界を遮るので、道路交通法第55条第2項(運転者の視野などを妨げる乗車・積載の禁止)に違反し、違反点数は1点とされる。前面ガラスと運転席・助手席の窓は可視光線透過率70%以上が求められ、サンシェードやカーテンの取り付けは視野を妨げる。

窓 走行中のサンシェード
フロントガラス 付けない
運転席・助手席の窓 付けない
後席の横の窓・リアガラス 禁止されていない(後方確認に注意)

後部座席の窓にサンシェードを付けること自体は禁止されていないが、後方確認の視界を妨げるので、同乗者がいないときは走行中に外すのが望ましい。

フィルムについても、国土交通省の不正改造の説明では、運転席・助手席の窓ガラスに着色フィルムを貼った状態で可視光線透過率70%未満のもの、前面ガラス等に装飾板を付けた状態で70%未満のものを不正改造の例として挙げている。JAF の解説によると、後部座席の横の窓とリアウインドウはこの規制の対象外だ。前の窓に付ける日よけは駐車中・停車中だけの物と覚えておけばよい。

W222 用サンシェードの選び方

型式と年式が書かれているか

まず、商品名や商品説明に W222 の型式と対応年式が書かれているかを見る。同じ S クラスでも W221・W223 は世代が違い、窓の形も同じとは限らない。

どの窓に付ける物か

フロントガラス・前席の横の窓・後席の窓のどれに付ける物かで、使える場面が変わる。フロントガラスと前席の横の窓に付ける物は駐車中・停車中だけ、後席の窓に付ける物は走行中も禁止されていない(後方確認の視界には注意)。

取り付け方と収納

たたんだ物を広げて置くか、磁石で窓まわりに付けるかといった取り付け方と、使わないときにたたんで収納できるかを比べる。毎日の乗り降りで付け外しが苦にならない物を選ぶのが長く使うコツだ。

ボディとグレードの区別が書かれているか

日本の W222 には、車名に long が付くグレードと付かないグレードがある。商品名や商品説明にボディやグレードの区別が書かれていない商品は、自分の車のグレード名を添えて出品者に合うかを確かめてから買う。

窓の日よけかどうか

通販で「W222 サンシェード」と探すと、窓の日よけではない内装の部品(サンバイザーのミラーまわりのカバーなど)が混ざって出ることがある。商品名と説明で、窓をふさぐ日よけかどうかを確かめる。

純正品表記の折りたたみ式(B079HS3S73)

商品名は「ベンツ W222 Sクラス サンシェード 日除け/純正品」で、ブランドは Mercedes-Benz。販売ページの商品説明では、W222 Sクラスの純正品のサンシェードで、簡単な取り付けで日光を遮り、場所を取らずに保管しやすい折りたたみ式、専用設計の純正品とされている。

書かれていない事も多い。販売ページの商品説明では、商品名と箇条書きのどちらにも、どの窓(フロントガラスなど)に付ける物か、メーカーの部品番号、寸法、枚数の記載が無い。箇条書きの「対応車種 年式」の行は見出しだけで中身が書かれていない。ボディ(車名に long が付くグレードかどうか)や、2017年のマイナーチェンジの前後の区別の記載も無い。

自分の年式とグレードを伝えて、付ける窓と合うかを出品者に確かめてから買う。付ける窓が分かったら、前の節の決まりに当てはめて使う場面を決めればよい。

ベンツ W222 Sクラス サンシェード 日除け 純正品(折りたたみ式)

Amazonで見る

サイド・前2個の磁石式(ZTIUR B0GY82DJBV)

ブランドは ZTIUR で、商品名に「車用サンシェード と互換性のある ベンツ Sクラス W222 2013年~2020年 対応」「サイド」「磁石式」「前2個」と書かれた互換品だ。純正品の表記は無い。販売ページの商品説明では、マグネットが内蔵されていて工具なしで取り付けられ、付けたままでも窓の開け閉めができ、高密度の網の素材で遮光と UV カットをしながら空気を通す、使わないときは折りたたんで専用の収納袋に入る、とされている。

商品名の「サイド」「前2個」から、前席の左右の横の窓に付ける物と読める。JAF Mate の解説のとおり、運転席・助手席の窓にサンシェードを付けたまま走ると道路交通法第55条第2項に違反するので、使うのは駐車中や停車して休むときに限り、走り出す前に外す。商品説明の「付けたまま窓の開け閉めができる」は、走行中に付けてよいという意味ではない。

販売ページの商品説明では、商品名と箇条書きのどちらにも、ボディ(車名に long が付くグレードかどうか)の区別、後席の窓用が含まれるか、UV カットや遮光の割合の数値の記載は無い。入っているのは前の2個だ。

ZTIUR ベンツ Sクラス W222 対応 サイド用サンシェード 磁石式 前2個

Amazonで見る

2点を同じ項目で比べる

項目 B079HS3S73 B0GY82DJBV
表記 純正品 互換品(ZTIUR)
対応の記載 W222 Sクラス(「対応車種 年式」の行は空) W222 2013〜2020年対応
付ける窓 記載なし サイド・前2個
取り付け方 折りたたみ式 磁石・工具なし
通気 記載なし 網の素材で空気を通す
走行中 付ける窓を出品者に確かめる 外す
ボディの区別 記載なし 記載なし

純正品の表記を重く見るなら B079HS3S73(付ける窓は出品者に確かめる)、停車して休むときに風を通しながら前席の横の窓を覆いたいなら B0GY82DJBV を選ぶ。どちらもボディの区別の記載は無いので、long の付くグレードかどうかは出品者に伝えて確かめる。価格は変わるので、商品リンクの先で確かめてほしい。

よくある質問

前席の窓用のサンシェードを付けたまま走ってよいか

走ってはいけない。運転席・助手席の窓にサンシェードを付けたまま走ると、道路交通法第55条第2項に違反し、違反点数は1点とされる。B0GY82DJBV のような前席の横の窓用は、駐車中や停車して休むときだけ使い、走り出す前に外す。

W221 用・W223 用のサンシェードは W222 に使えるか

W221 と W223 は W222 とは別の世代・型式なので、W221 用・W223 用とだけ書かれた物は W222 用として選ばない。商品名や商品説明に W222 と書かれた物を選ぶ。

サンシェードを付ければ子どもやペットを車内に残してよいか

残してはいけない。JAF の解説では、サンシェードや窓を少し開けるだけでは車内温度の上昇を防げず、人や動物が耐えられない温度になるとしている。詳しくは暑さの節で触れたとおりだ。

long の付くグレードにも合うか

B079HS3S73 と B0GY82DJBV のどちらも、商品名と商品説明にボディ(車名に long が付くグレードかどうか)の区別の記載が無い。自分の車のグレード名を添えて、出品者に合うかを確かめてから買う。

まとめ

まず車検証で型式と初度登録年月を確認する。そのうえで、純正品の表記を重く見るなら B079HS3S73(付ける窓・年式・ボディの区別は記載が無いので出品者に確かめる)、前席の横の窓を風を通しながら覆いたいなら W222 2013〜2020年対応と書かれた B0GY82DJBV を選ぶ。B0GY82DJBV はボディの区別の記載が無く、走り出す前に外す。

サンシェードは、車内の温度を下げきる物ではない。人やペットを車内に残さないことと合わせて使ってほしい。ほかのメルセデスのサンシェードは次の記事で扱っている。

この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、車種ごとの記事と、車種を横断した早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次