EQB(X243)のサンシェードは、日差しを防ぎたいのがフロントガラスか横窓か、そして付けたまま走るつもりがあるかで選ぶ物が変わる。駐車中にダッシュボードやシートを守りたいならフロント用、後席の日よけや停車中の目隠しなら横窓用が候補になる。自分がどちらの使い方かを先に決めてから、下の4商品を見てほしい。
商品名に EQB X243 とある4商品は前用1点と横窓用3点
駐車中にダッシュボードやシートへの日差しを遮るなら、フロントガラス用の傘式の ZTIUR(B0GYS52LJD)を選ぶ。後席の日よけや、停車中・休憩中に外から車内を見えにくくしたいなら、横窓用の ZURGI の2商品(B0GSQYQB4X・B0GVNDP9GG)か RDRDN(B0D589ZB75)から選ぶ。迷うなら、まず駐車中の暑さ対策としてフロント用から始め、後席に人を乗せることが多ければ横窓用を足すのが順当だ。
| 商品 | 使う窓 | 向く場面 |
|---|---|---|
| ZTIUR(B0GYS52LJD) | フロントガラス | 駐車中の日差し対策 |
| ZURGI(B0GSQYQB4X) | 横窓 | 後席の日よけ・停車中の目隠し |
| ZURGI(B0GVNDP9GG) | 横窓 | 後席の日よけ・停車中の目隠し |
| RDRDN(B0D589ZB75) | 横窓 | 後席の日よけ・停車中の目隠し |
4商品とも商品名に「EQB」と「X243」の字があり、EQB X243 に対応・適用するとしている。ただし、これは販売ページの商品名・商品説明にある出品者の記載で、メルセデス・ベンツの資料や適合表では確かめていない。
もう1つ先に押さえておきたいのが走るときの決まりだ。フロントガラスと運転席・助手席の窓には、走るときはサンシェードを付けられない。横窓用を付けたまま走れるのは後席の窓に限られる(詳しくは後の「走るとき」の節)。
対象は2022年7月発売の EQB(X243)
Car Watch の発表記事によると、メルセデス・ベンツ日本は2022年7月14日に、バッテリEV(電気自動車)の第3弾となる「EQB」を発表し、同日に発売した。発売時のグレードは「EQB 250」と「EQB 350 4MATIC」で、最大7人乗車ができる3列シートを採用している。
商品名の年式の書き方は商品ごとに違う。ZURGI の B0GSQYQB4X と RDRDN の B0D589ZB75 は「2022~現行」、ZTIUR の B0GYS52LJD と ZURGI の B0GVNDP9GG には年式の字が無い(商品説明の箇条書きにも無い)。年式の途中で窓の形が変わったかどうかは、今回の出典では確かめていない。
また、4商品とも、商品名と商品説明の箇条書きに3列目の席について触れた字が無い。RDRDN の B0D589ZB75 の「前席+後席用4枚」、ZURGI の B0GSQYQB4X の「全車4枚」が、どの列の窓に当たるかも書かれていない。3列目まわりの窓も覆いたい人は、販売ページで内容を確かめてから選ぶ。
EQB X243 用サンシェードの選び方
どの窓に使うか
最初に決めるのは窓だ。駐車中の日差し対策が目的ならフロントガラス用、後席の日よけや停車中の目隠しなら横窓用になる。横窓用を前席の窓に使うのは駐車中・停車中に限る。
付け方
ZTIUR は傘のように広げてフロントガラスにセットする方式、ZURGI の2商品は磁石で付ける方式、RDRDN は上部を磁石で窓枠に、下部を貼り付けの固定ホルダーで留める方式だ(どれも出品者の記載)。窓まわりに何かを貼りたくないなら、RDRDN の固定ホルダーを受け入れられるかを先に考える。
付けたまま窓を開けたいか
ZURGI の B0GVNDP9GG は磁石の吸着力を損なわずに窓を上げ下げできるとし、RDRDN の B0D589ZB75 はメッシュで風が通り蚊も入らないとしている(出品者の記載)。ZURGI の B0GSQYQB4X は、付けたまま窓を開けられるかの記載が、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。休憩中に窓を少し開けて過ごしたいなら、記載のある2商品から選ぶ。
枚数
ZURGI の B0GSQYQB4X は商品名に「全車4枚」、RDRDN の B0D589ZB75 は「前席+後席用4枚」とある。ZURGI の B0GVNDP9GG は、枚数の記載が商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。
しまい方
ZTIUR の B0GYS52LJD は傘のように折り畳んで専用の収納ポーチにしまえるとしている(出品者の記載)。横窓用の3商品(ZURGI の2商品・RDRDN)は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも収納袋の記載が無い。
性能の数字の読み方
RDRDN の「紫外線を97%カット」は出品者の記載で、測り方は書かれていない。ほかの3商品は、紫外線や熱を遮る割合の数字を書いておらず、「UVカット」「紫外線遮蔽」「遮光断熱」「加厚断熱」などの言葉だけだ。数字の有無だけで涼しさを決めないほうがよい。
フロントガラス用は ZTIUR の傘式(B0GYS52LJD)
ZTIUR の B0GYS52LJD は、商品名に「サンシェード 車 フロント」「EQB X243型 対応」「傘式 10本骨 折り畳み式」「取り付け簡単」「遮光断熱 紫外線遮蔽」とあるフロントガラス用のサンシェードだ。販売ページの商品説明では、折りたたみ傘と同じように広げてフロントガラスにセットするだけで、吸盤や配線は要らないとしている。生地は高密度の複合断熱素材で、10本の骨と傘の骨組みでフロントガラスにフィットし、ダッシュボードやシートの色あせ・ひび割れなどの劣化を防ぐ、としている。
使った後は、傘のように折り畳んで専用の収納ポーチにしまえ、グローブボックス・ドアポケット・シートバックポケットに収まるとし、持ち手は内装を傷つけにくいマット仕上げとしている(どれも出品者の記載)。
気を付けたいのは、書かれていない事柄だ。対応の書き方は「EQB X243型」だけで、年式の記載は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。ルームミラーの付け根まわりをよける切り欠き(開き口)についての記載も、どちらにも無い。届いたら駐車中に一度広げて、ミラーまわりの収まりを見てから使い始める。
ZTIUR EQB X243型 対応 フロント用 傘式サンシェード(10本骨・折り畳み式)
横窓用の磁石式は ZURGI の2商品
ZURGI の横窓用の磁石式は、2商品を比べる。どちらも商品説明で走行中の使用に触れているが、前席の窓には付けたまま走れない点は同じだ(理由は後の「走るとき」の節)。
ZURGI の4枚組(B0GSQYQB4X)
商品名に「メルセデス ベンツ EQB X243 2022~現行 対応」「サイドガラス用」「強磁着脱」「断熱UVカット」「全車4枚」とある横窓用のサンシェードだ。販売ページの商品説明では、マグネットで付け、工具は要らず3秒で付けられるとし、サイド・後窓・リアドアに使えるとしている(どれも出品者の記載)。
ただし、商品名では「EQB X243 2022~現行 対応」とする一方、商品説明の箇条書きでは「軽自動車から普通車まで幅広く対応する汎用的な車用サンシェード」と書いている。EQB X243 の窓に合わせた形か汎用の形かは、出品者の記載だけでは決められない。商品名の「全車4枚」の4枚がどの窓に当たるかも、箇条書きの「サイド、後窓、リアドアに対応」のほかに書かれていない。
ZURGI EQB X243 2022~現行 対応 サイドガラス用 マグネット式サンシェード(4枚)
ZURGI の黒(B0GVNDP9GG)
商品名に「EQBクラス X243 対応」「強磁着脱」「断熱UVカット」「通気性」「サイドガラス用」「黒」とある横窓用のサンシェードだ。販売ページの商品説明では、10個の強力な磁石を入れ、工具なしで1秒で着け外しでき、磁石の吸着力を損なわずに窓を上げ下げできるとし、加厚の断熱と二層の構造をうたう(どれも出品者の記載)。
一方で、何枚組か・どの窓(前席・後席)の分か・年式の記載が、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。箇条書きの対応の書き方は「乗用車・SUV対応」で、商品名の「EQBクラス X243 対応」と範囲の言い方が違う。買う前に販売ページで内容を確かめる必要がある。
ZURGI EQBクラス X243 対応 サイドガラス用 マグネット式サンシェード(黒)
横窓用のメッシュなら RDRDN(B0D589ZB75)
RDRDN の B0D589ZB75 は、商品名に「メルセデス ベンツ EQB X243 2022~現行」「自動車用磁気吸着式サイドサンシェード」「UVカット、通気性」「前席+後席用4枚」とある横窓用のサンシェードだ。販売ページの商品説明では、専用サイズのメッシュ素材で、断熱効果のある2層構造のメッシュが紫外線を97%カットするとし、風が通って蚊も入らず、車内からは外がほとんど問題なく見え、外からは車内がほとんど見えないとしている。
付け方は磁石だけではない。商品説明では、窓まわりのほこりを掃除し、付属の固定ホルダーを左右に1枚ずつ貼り付け、カーテンの上部に内蔵したマグネットを窓枠にはめ込み、下部を固定ホルダーで留める、としている(どれも出品者の記載)。窓まわりに固定ホルダーを貼ることになるので、貼り付けを気にしない人に向く。
RDRDN EQB X243 2022~現行 適用 磁気吸着式メッシュサイドサンシェード(前席+後席用4枚)
4商品の比較表
表の中身はどれも販売ページの商品名・商品説明の出品者の記載で、記載が無い所は「記載なし」とした。
| 商品 | 使う窓 | 付け方 | 枚数 | 付けたまま窓を開ける | 収納 | 商品名の年式 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ZTIUR(B0GYS52LJD) | フロントガラス | 傘のように広げてセット | 記載なし | —(フロントガラス用) | 専用の収納ポーチ | 記載なし |
| ZURGI(B0GSQYQB4X) | 横窓 | 磁石 | 全車4枚 | 記載なし | 記載なし | 2022~現行 |
| ZURGI(B0GVNDP9GG) | 横窓 | 磁石 | 記載なし | 窓を上げ下げできるとする | 記載なし | 記載なし |
| RDRDN(B0D589ZB75) | 横窓 | 上部は磁石・下部は貼り付けの固定ホルダー | 前席+後席用4枚 | メッシュで風が通るとする | 記載なし | 2022~現行 |
横窓用で枚数を商品名に書いているのは ZURGI の B0GSQYQB4X と RDRDN の2商品だ。窓を開けて休みたいなら ZURGI の B0GVNDP9GG か RDRDN、固定ホルダーを貼る付け方を避けたいなら磁石で付けるとする ZURGI の2商品、という分け方になる。
走るときに付けてよい窓・いけない窓
JAF の解説(2025年8月24日)では、車の前面ガラスと運転席・助手席の窓ガラスは可視光線透過率(光を通す割合)が70%以上であることが必要とされ、運転席や助手席の窓にサンシェードやカーテンを取り付けたまま走ると、運転者の視野を妨げるので違反になる、としている。根拠として挙げるのは、道路運送車両の保安基準第29条3項と、運転者の視野やハンドルなどの操作を妨げる物の積載を禁じる道路交通法第55条2項で、反則金と違反点数の対象になるとしている。
同じ JAF の解説では、後部座席の窓ガラスにサンシェードやカーフィルムを付けることは禁止されていないが、振り返って後方を確かめるときなどに視界を妨げるので、後部座席に同乗者がいないときは、運転中はサンシェードを外すのが望ましい、としている。
ZURGI の2商品は商品説明で走行中の使用に触れているが、運転席・助手席の窓に付けたまま走ってはいけない。前席の窓に使うのは駐車中・停車中だけにして、走り出す前に外す。フロント用の ZTIUR も駐車中の物で、走る前に畳む。後席の窓も、後ろに人が乗っていない日は外して走る。
よくある質問
年式で選び分けは要る?
商品名で年式を「2022~現行」と書くのは ZURGI の B0GSQYQB4X と RDRDN の B0D589ZB75 で、ZTIUR の B0GYS52LJD と ZURGI の B0GVNDP9GG には年式の字が無い。年式の途中で窓の形が変わったかは出典で確かめていないので、年式の字の有無だけでは選び分けられない。
横窓用は運転中に付けたままでよい?
運転席・助手席の窓は、付けたまま走ると違反になる(JAF の解説)。走るときに付けておけるのは後席の窓に限られ、後席に同乗者がいないときは外すのが望ましい。
3列目の窓にも使える?
4商品とも、商品名と商品説明の箇条書きに3列目の席について触れた字が無い。4枚組とする ZURGI の B0GSQYQB4X と RDRDN の B0D589ZB75 も、どの列の窓の分かは書かれていない。3列目まわりの窓に使えるかは、販売ページで確かめてから決める。
商品名に EQB X243 とあれば必ず合う?
必ずとは言えない。4商品の EQB X243 への対応は、どれも販売ページの商品名・商品説明(出品者の記載)によるもので、メルセデス・ベンツの資料で確かめた物ではない。届いたら、まず駐車中に窓の形に合うか、横窓用は窓枠に磁石が付くかを確かめてから使う。
まとめ
迷ったら、まず車検証で型式と初度登録年月を確かめ、販売ページの対応の書き方(「X243」「2022~現行」など)と見比べる。そのうえで、駐車中のダッシュボードやシートへの日差し対策ならフロントガラス用の ZTIUR の傘式、後席の日よけや停車中の目隠しなら横窓用の ZURGI の2商品か RDRDN、と使う窓で選ぶ。横窓用は運転席・助手席の窓に付けたまま走らない。枚数・対象の窓・3列目の分など、出品者の記載に無い事柄は販売ページで確かめてから買う。
ほかのメルセデスの車のサンシェードは、次の記事で比べている。
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