EQB X243 のフロアマットは、自分の車の座席数に商品の枚数と対応の表示が合うか、床の形に合わせた品か、ずれを抑える作りの記載があるか、の3つで選ぶ。EQB は最大7人乗りの電気自動車なので、何列目の足元まで届く商品かを販売ページの字で確かめてから買うのが先だ。形の表示を重く見るなら、商品名に「車種専用 3D成型」とある確実車匠から見ていくとよい(ただし枚数・何列目まで・座席数の記載は無い)。
EQB X243 のフロアマットは座席数の表示・形・ずれ止めで選ぶ
比べる3商品の立ち位置と、買う前に確かめることを先にまとめる。
| 商品 | 選ぶ手がかりになる表示 | 買う前に確かめること |
|---|---|---|
| 確実車匠 3D成型 | 商品名に「車種専用 3D成型」、運転席の滑り止め設計の記載 | 枚数・何列目まで・5人乗り向けか7人乗り向けかの記載が無い |
| EJEZM 4枚セット | 商品名と適合車種の項に「EQB X243 2022~現行」 | 「汎用」の併記、4枚の内訳の記載が無い |
| ZURGI レザー | 商品名に「EQB X243型 5人乗り」「前席後席対応」 | 3列目用の記載が無い、商品説明に「軽自動車」の字 |
最初に見るなら確実車匠だ。床の凹凸に沿う立体成型と運転席のずれ止めの両方に触れている(枚数・何列目まで・座席数の記載が無い点は表のとおり)。商品名と適合車種の項の両方で EQB X243 2022~現行と示された品がいいなら EJEZM(4枚の内訳の記載は無い)、レザーの見た目を取るなら ZURGI(5人乗りの表示)になる。ただし EJEZM と ZURGI は、EQB X243 の床の形に合わせた品かどうかを販売ページの字だけでは決められないので、各商品の節の注意を読んでから選んでほしい。
EQB X243 はどんな車か(最大7人乗りの電気自動車)
メルセデス・ベンツ日本は電気自動車の第3弾として EQB を発表し、2022年7月14日から全国の正規販売店で発売した。発表には「最大7人乗りの電気自動車」「用途に合わせた多彩なシートアレンジが可能」とある。2024年6月13日には新型 EQB を発表して同日から予約注文の受付を始め、納車は EQB 250+ が発表日から、EQB 350 4MATIC が同年7月下旬頃から順次の予定とされた。
英語版の百科事典の記載では、EQB の型式は X243、生産は2021〜2026年、車体は5ドアの SUV で、関連するモデルに GLB-Class が挙がっている。同じ百科事典は5人乗りと7人乗りの座席配置があると書くが、日本で5人乗りの EQB が売られたかどうかは、ここで挙げた出典では確かめられていない。マットを選ぶ前に、車検証の乗車定員と3列目の座席の有無を確かめておく。
EQB X243 のフロアマットの選び方
座席数と枚数の表示を確かめる
EQB は最大7人乗りの車なので、マットが何列目の足元まで含むか(枚数と内訳)と、5人乗り向け・7人乗り向けのどちらとして売られているかを、商品名と商品説明で見る。表示が無い商品は、届く枚数と範囲を販売ページの画像か出品者への問い合わせで確かめてから選ぶ。
車種専用の形か汎用か
国民生活センターの調査(報道による)は、固定する構造の市販マットについて、車両の形状に合ったものを選び、ペダルに干渉しないことを十分に確かめて使うよう助言している。商品名に EQB X243 と書かれていても「汎用」と併記された商品は、届いた後に運転席で形が合うかを確かめる。
固定とずれ止め
国土交通省の取りまとめ(報道による)は、フロアマットを固定して使う・重ね敷きをしない・運転前に固定を確かめる、を利用者への注意事項としている。商品を比べるときは、裏面の滑り止めや固定の仕組みについての記載があるかを見る。敷き方の手順は後の節にまとめた。
素材と手入れ
素材の記載は、確実車匠が多層構造(表皮素材・XPE 緩衝層・裏の滑り止め生地)、EJEZM が PVC フロック加工、ZURGI が上層カーペットと下層 PU レザーの二重素材と分かれる。泥や雪、飲み物の汚れをどう落とすか(拭き取りか水洗いか)と、見た目の好みで選べばよい。
確実車匠の3D成型フロアマット:商品名に「車種専用」の表示
商品名に「メルセデスベンツ EQB X243型 N293型 EQA H243型 2019.7~」「車種専用 3D成型」とある。販売ページの商品説明では、各車種の実車データに基づいて立体成型した専用設計で、車内フロアの凹凸に沿って隙間を抑えるとされる。
素材は多層構造で、表層に耐久性のある表皮素材、内部に XPE 緩衝層、裏側に滑り止め生地を置いたと書かれ、汚れは拭き取るか水洗いで落とせるという。運転席部分に重点的な滑り止め設計を採り、裏面全体の滑り止め処理でマットを床面に固定して、端部の浮き上がりを抑えペダルへの接触のおそれを減らす、というのも出品者の記載だ。取り付けは専用工具なしで、元の純正マットを取り除いて敷くだけとされる。
枚数、何列目までの足元を含むか、5人乗り向けか7人乗り向けかは、商品名と商品説明のどちらにも記載が無い。 固定フックや固定穴への対応も、どちらにも記載が無い。商品名の「2019.7~」は EQB の日本での発売(2022年7月)より前から始まっており、どの車種のどの時期を指すかは商品名と商品説明からは読めない。購入前に販売ページで内訳を確かめる。
床の形に合わせた作りと運転席のずれ止めの両方に触れているので、形を重く見る人が最初に当たる候補だ。
確実車匠 EQB X243型・EQA H243型対応 3D成型フロアマット
EJEZM のフロアマット4枚セット:EQB X243 2022~現行の適用表示
商品名に「メルセデス ベンツ EQB X243 2022~現行」「4 枚セット」とあり、商品説明の適合車種の項にも「メルセデス ベンツ EQB X243 2022~現行」と書かれている。色はベージュの表示だ。
販売ページの商品説明では、PVC フロック加工のフットパッドで、防水・防汚・耐摩耗に優れるとされる。底面に滑り止め設計を採り、汚れたら水洗いでき、すぐに乾くと書かれている。
一方で、商品名には EQB X243 の適用と並んで「汎用」「普通車 軽自動車」の字もあり、EQB X243 の床の形に合わせた品か汎用の形かは、商品名と商品説明からは決められない。 4枚の内訳(前席・2列目・3列目のどこか)と固定フックへの対応は、どちらにも記載が無い。取り付けの工具の要否も書かれておらず、「簡単に設置でき」とだけある。
4枚という枚数の表示と EQB X243 の適用表示を手がかりにしたい人向けだが、届いたら運転席で形とペダルまわりを確かめる前提で選ぶ。
EJEZM EQB X243 2022~現行対応 フロアマット 4枚セット(ベージュ)
ZURGI のレザーフロアマット:EQB X243型 5人乗りの表示
商品名に「メルセデス ベンツ EQB X243型 5人乗り2022年7月~ 対応」「前席後席対応」「レザー」とあり、色は茶の表示だ。
販売ページの商品説明では、上層が星空カーペット、下層が PU レザーの二重素材で、下層のレザーが水を弾き、表面の加工で乗り降りの滑りを抑えるとされる。汚れは水洗いや拭き取りで落とせ、取り付けに複雑な工具や専門知識は要らないと書かれている。埋め込み一体の設計で車体の凹凸に密着し、ずれにくいというのも出品者の記載だ。
注意は座席数と表示の食い違いだ。座席数の表示は「5人乗り」対応で、商品名と商品説明のどちらにも3列目用の記載は無い。EQB は最大7人乗りなので、自分の車の乗車定員と3列目の有無を確かめ、商品の対応と合うかを販売ページで確かめてから選ぶ。固定フックへの対応の記載も無い。
表示のほうは、商品名で EQB X243型用とする一方、商品名に「軽自動車対応」、商品説明に「軽自動車に適応する専用設計」「適合する軽自動車の前席後席足元」と書かれており、言うことが食い違っている。どの車の形に合わせた品かは販売ページの記載だけでは決められないので、購入前に出品者に EQB X243 用の形かを確かめる。 レザーの見た目を優先する人の候補だが、この確かめを済ませてからにしたい。
ZURGI EQB X243型 5人乗り対応 レザーフロアマット(茶)
3商品の記載を並べて比べる
各商品の商品名と商品説明に書かれているかどうかで並べた。書かれていない欄は「記載なし」とした。
| 項目 | 確実車匠 | EJEZM | ZURGI |
|---|---|---|---|
| 商品名の対応の表示 | EQB X243型 N293型 EQA H243型 2019.7~ | EQB X243 2022~現行(「汎用」「普通車 軽自動車」も併記) | EQB X243型 5人乗り2022年7月~(「軽自動車対応」も併記) |
| 座席数の表示 | 記載なし | 記載なし | 5人乗り |
| 枚数の表示 | 記載なし | 4枚セット(内訳は記載なし) | 記載なし(前席後席対応の表示) |
| 素材 | 表皮素材・XPE 緩衝層・滑り止め生地の多層構造 | PVC フロック加工 | 上層カーペット・下層 PU レザー |
| 水洗い | 記載あり | 記載あり(すぐ乾くとも) | 記載あり |
| 滑り止め・ずれ止め | 運転席の重点設計・裏面全体の処理 | 底面の滑り止め設計 | 表面の加工・埋め込み一体でずれにくい |
| 工具 | 専用工具なしで取り付け | 記載なし(「簡単に設置でき」) | 複雑な工具は不要 |
| 固定フックへの対応 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
水洗いは3商品とも記載があるので差がつかない。選ぶときに効くのは座席数・枚数・形の表示の欄だ。
敷き方と、敷いた後に確かめること
国土交通省の2009年の事故・火災情報の取りまとめ(2010年4月の報道による)では、フロアマットにアクセルペダルが引っかかるなど、マットの不適切な使い方による事故が13件あり、内訳は社外品フロアマットの2重敷きが11件、未固定が2件とされた。国民生活センターの調査(2010年3月の報道による)でも、つり下げ式アクセルペダルの車で、固定していない純正マットや市販マットがずれた場合に、アクセルペダルがマットに干渉することがあった。同センターは、純正マットは固定フックが外れてずれていないか十分確かめるよう助言し、業界には、市販マットにずれないよう固定フックなどを付けることが求められた。どちらも EQB に限った話ではないが、敷き方の手順はここから組める。
- 今敷いてあるマットを外してから敷く(元のマットの上に重ねない)。 重ね敷きをしないことは国土交通省の取りまとめの注意事項にあり、確実車匠の商品説明も元の純正マットを取り除いて敷くと書いている。
- 敷いたら停車中に、運転席のマットの端がアクセルペダルやブレーキペダルに干渉しないか、踏み込んだときにマットが動かないかを確かめる。国民生活センターの助言の「ペダルに干渉しないことを十分に確認」にあたる。
- 乗り降りや掃除でマットはずれることがあるので、運転前にマットが正しい位置にあって固定されているかを見る習慣をつける(国土交通省の取りまとめの注意事項)。
よくある質問
7人乗りの3列目の足元はどうする?
確実車匠は何列目までかの記載が無く、EJEZM は4枚の内訳の記載が無く、ZURGI は5人乗りの表示で3列目用の記載が無い。3列目まで覆いたいなら、届く枚数と範囲を販売ページの画像か出品者への問い合わせで確かめてから選ぶ。純正品を選びたい場合は、正規販売店に車台番号を伝えて適合する品を確かめる。純正のフロアマットの品番や扱いは、ここで挙げた出典では確かめられていない。
純正マットの上に重ねて敷いてもいい?
重ねない。2重敷きは国土交通省の取りまとめで事故の内訳に挙がっている。元のマットを外してから敷く(手順は前の節)。
EQA や GLB 用のフロアマットは使える?
英語版の百科事典は EQB(X243)の関連モデルに GLB-Class を挙げているが、GLB 用や EQA 用のフロアマットが EQB X243 にそのまま合うという記載は、ここで挙げた出典には無い。マットは、商品名か商品説明に EQB X243 の名前が書かれた商品から選ぶ。
水洗いできる?
3商品とも、販売ページの商品説明に水洗いで汚れを落とせる旨の記載がある。敷き直した後は、ペダルまわりと固定をもう一度確かめる。
まとめ
まず自分の車の乗車定員と、何列目まで覆いたいかを決めて候補を1つに絞る。そのうえで、その商品の販売ページと出品者の情報で、EQB X243 用の形か、枚数の内訳はどうかを確かめてから買う。
- 形とずれ止めの記載を重く見るなら確実車匠(枚数・何列目まで・座席数の記載は無い)
- 4枚の枚数表示と EQB X243 2022~現行の適用表示を手がかりにするなら EJEZM(「汎用」の併記があり、内訳の記載は無い)
- レザーの見た目を取るなら ZURGI(5人乗りの表示で、商品説明の「軽自動車」の字と食い違う)
敷くときは元のマットを外して重ねず、固定とペダルまわりを確かめる。 EQB X243 や近い車種の記事もあわせてどうぞ。
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