EQE SUV(X294)のフロアマットは、自分の車の年式とグレード、それに泥や水を車内へ持ち込むことが多いかどうかで選ぶ物が変わる。商品名に EQE SUV の車種名を明記した社外品を2点比べると、年式の表記と素材がはっきり違う。先に車検証で年式を、乗っているのが EQE 350 4MATIC SUV かメルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV かを確かめてから読み進めると、どちらが自分向けかが早く決まる。
EQE SUV X294 向けの候補2点と選び分け
今回比べるのは、商品名に EQE SUV(X294)の車種名を明記した次の2点だ。
- Lwope: ゴム製のフロアライナー。商品名の対象表記は「メルセデスベンツ EQE 350 500 350+ SUV(x294) 2023-2025」
- GFKACAR: XPE レザー製。商品名の対象表記は「ベンツ・EQE SUV X294 2023年8月~現行」で、運転席側・助手席側・後部座席の全面カバータイプ
選び分けの軸は、素材・固定の仕方の記載・年式表記の3つになる。泥や水を持ち込むことが多く、自分の車が Lwope の商品名の表記「EQE 350 500 350+ SUV(x294) 2023-2025」に入るなら Lwope、運転席側・助手席側・後部座席の全面カバーと、純正の留め具に合わせているという出品者の記載を重く見るなら GFKACAR を選ぶ。
どちらにも共通する注意が1つある。2点とも、商品名と商品説明にハンドル位置の記載が無い。注文前に販売者へ右ハンドル用かを問い合わせることを、どちらを選んでも省かないでほしい。
候補2点の比較表
| 項目 | Lwope | GFKACAR |
|---|---|---|
| 素材 | ゴム製 | XPE レザー(厚さ約10mm) |
| 商品名の年式表記 | 2023-2025 | 2023年8月~現行 |
| 敷く範囲の記載 | 記載なし | 運転席側・助手席側・後部座席 |
| 固定の仕方の記載 | 固定の方式の記載なし | 純正の回転ノブ式の止め具に合わせていると出品者が記載 |
| 手入れ | ホースで洗い流せる | 清水と布で手入れ |
| ハンドル位置の記載 | 記載なし | 記載なし |
表の中身はどれも販売ページの商品名と商品説明(出品者の記載)による。価格は変わるので、商品リンクの先で確かめてほしい。
日本仕様の EQE SUV で確かめておくこと
日本発表時のカー・アンド・ドライバーの記事では、メルセデス・ベンツ日本は2023年8月25日に EQE SUV を発表し、同日から EQE 350 4MATIC SUV とメルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV のローンチエディションの予約受注を始めたと紹介されている。納車は EQE 350 4MATIC SUV ローンチエディションが同日から順次、メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV ローンチエディションが2023年10月下旬以降の予定とされていた。
同じ記事の写真説明では、この2つのローンチエディションのどちらについても「日本導入モデルのハンドル位置は右」と紹介されている。乗車定員は、EQE 350 4MATIC SUV ローンチエディションが5名と紹介されている(メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV の乗車定員は同じ記事に記載が無い)。
マット選びとの関わりは2つある。1つは、商品名の年式表記が自分の車の年式を含むか。もう1つは、運転席側のマットが右ハンドルの形で作られているかだ。
EQE SUV のフロアマットの選び方
ハンドル位置
日本発表時の記事では、ローンチエディションの日本導入モデルのハンドル位置は右と紹介されている。運転席側のマットはペダルの周りの形に合わせて作られるため、右ハンドル用かどうかを注文前に確かめる。今回の候補2点は、どちらも商品名と商品説明にハンドル位置の記載が無いので、販売者への問い合わせで確かめる。
固定の仕方
国土交通省がまとめたフロアマットの使用方法に関する調査結果では、未固定のマットがずれてペダルに引っかかるおそれが示されている。同じ調査結果では、社外品フロアマットの滑りやすさは製品ごとにばらつきがあり、裏面にスパイクなどの滑り止めがある物とない物があって、スパイクが密なほど滑りにくかったとしている。純正の留め具に合わせて固定できるか、裏面に滑り止めがあるかを見る。GFKACAR は純正の回転ノブ式の留め具に合わせていると出品者が記載し、Lwope は固定の方式の記載が無い。
年式表記
商品名の年式表記が自分の車の年式を含むかを見る。Lwope は2023-2025、GFKACAR は2023年8月~現行と表記している。
素材と手入れ
雨の日やアウトドアで泥や水を持ち込むことが多いなら、ホースで洗い流せるとされるゴム製の Lwope。内装の見た目や全面のカバーを重く見るなら、XPE レザー製で清水と布で手入れするとされる GFKACAR。どちらも出品者の記載による。
敷く範囲と枚数
どの座席の分が入っているかを見る。GFKACAR は運転席側・助手席側・後部座席の全面カバータイプと商品名に書かれている。Lwope は商品名と商品説明に枚数や座席の範囲の記載が無いので、注文前に販売者へ確かめる。
ゴム製で水洗いしやすい Lwope のフロアライナー
販売ページの商品名と商品説明では、Lwope は「メルセデスベンツ EQE 350 500 350+ SUV(x294) 2023-2025」用の、黒のゴム製のフロアライナー(全天候保護・無臭)とされている。商品説明の箇条書きでは、無臭のゴム製で高温や低温での変形を防ぐ設計、表面はタイヤの模様のような形で滑り止めを強めている、砂や泥・水・汚れ・油から床を守る、一般的なホースで汚れや泥を洗い流せる、と出品者が記載している。
Lwope EQE SUV(x294)用 ゴム製フロアライナー
注文前に知っておきたいのは、書かれていない事柄だ。Lwope は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、ハンドル位置(右ハンドル用か左ハンドル用か)、枚数(どの座席の分が入るか)、純正の留め具に合わせる穴などの固定の方式の記載が無い。床への固定については、箇条書きに「接着力は強く、床に効果的に固定でき」との記載があるだけである。
表記の範囲にも注意がいる。商品名の年式表記は2023-2025で、2026年式についての記載は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。グレード表記は「EQE 350 500 350+」で、日本で設定されたメルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV の名は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。AMG のモデルに乗っている人は、注文前に販売者へ対応を確かめる必要がある。
全面カバーの XPE レザー製 GFKACAR のフロアマット
販売ページの商品名と商品説明では、GFKACAR は「ベンツ・EQE SUV X294 2023年8月~現行」に適用と表記され、運転席側・助手席側・後部座席のフロアマットの全面カバータイプとされている。この出品の色はベージュ(商品名の Color 表記)だ。
商品説明の箇条書きでは、XPE レザー素材(厚さ約10mm)、マットの裏側にズレ防止加工済み、防水・防塵・滑り止め・耐候性、清水と布で手入れできる、工具なしで取り付けと取り外しができる、と出品者が記載している。
GFKACAR EQE SUV X294用 XPEレザー 全面カバーフロアマット
固定については、商品説明の箇条書きに「車純正回転ノブ式止め具に合わせてます」「アクセルペダルとブレーキペダルに干渉しません」と出品者が記載している。これは出品者の記載で、メーカーの適合表や取扱説明書では確かめていない。
同じ箇条書きには、取り付け前に車の元のフットパッド(今敷いているマット)を取り外す必要がある、と書かれている。上に重ねて敷く使い方は想定されていない。GFKACAR も、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにもハンドル位置の記載が無い。
荷室も汚したくないならラゲッジマットを足す
日本発表時の記事では、EQE SUV のラゲッジスペースは後席使用時で520リットル、40:20:40分割可倒機構付きの後席シートバックを格納すると最大1675リットルと紹介されている。荷室に濡れた物や汚れた道具を積むことが多いなら、フロアマットと一緒に荷室用のマットも敷いておくとよい。
販売ページの商品名と商品説明では、WYYUE のラゲッジマット(荷室用のマット)は「ベンツ EQE SUV (X294 ) 23年8月~現行」に適合と表記され、車種専用設計とされている。TPE 素材で、縁の高い3D立体構造で液体の侵入を防ぐ、防水・耐汚れ・耐摩擦・難燃、工具なしで置くだけ、折りたためて使わないときは小さく収納できる、汚れは濡れたタオルで拭くか水洗いできる、と出品者が記載している。
WYYUE EQE SUV(X294)用 TPE製ラゲッジマット
同じ箇条書きに「ご注文の前にお車の車種と年式をご確認ください」とあるので、年式を確かめてから注文する。
敷くときの注意: 重ね敷きをしない・固定する
調査で示された事故の傾向
国土交通省がまとめたフロアマットの使用方法に関する調査結果(平成21年中に報告のあった事故・火災情報のとりまとめ)では、フロアマットにアクセルペダルが引っかかるなど、フロアマットの不適切な使用方法による事故が13件あった。使用状態別では社外品フロアマットの二重敷きが11件、未固定が2件で、いずれも不適切な使用だった。
同じ調査結果では、二重敷きと未固定のフロアマットは乗り降りや運転のときに前方へずれ、アクセルペダルを踏み込んだときに、ずれたマットにペダルが引っかかって運転者の意図しない加速が生じる可能性があるとしている。運転席から運転中にマットのずれを確かめることは難しいともしている。国土交通省はユーザーへの注意事項として、フロアマットを固定して使うこと、重ね敷きをしないこと、運転前に正しく固定されているか確かめることを挙げている。
交換の手順
- 今敷いているマットを取り外す(重ねて敷かない)。
- 新しいマットを敷き、留め具があれば固定する。
- 運転前に、運転席側のマットがずれていないか、アクセルペダルとブレーキペダルを踏み込んでマットに当たらないかを確かめる。
よくある質問
右ハンドル用かどうかはどう確かめる?
Lwope と GFKACAR は、どちらも商品名と商品説明にハンドル位置の記載が無い。販売者へ問い合わせて、右ハンドル用かを確かめてから注文する。
純正のマットの上に重ねて敷いてもよい?
重ねない。国土交通省は重ね敷きをしないことを注意事項に挙げており、GFKACAR の商品説明も元のマットを取り外してから取り付ける前提で書かれている。
2026年式の EQE SUV でも使える?
Lwope は商品名の年式表記が2023-2025で、2026年式についての記載は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。GFKACAR の商品名の表記は「2023年8月~現行」だが、2026年式に合うかは販売者に年式を伝えて確かめるのが確実だ。
メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV にも合う?
Lwope の商品名のグレード表記は「EQE 350 500 350+」で、メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV の名は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも無い。GFKACAR を含め、合うか不安なときは、注文前に販売者へ年式・グレード(EQE 350 4MATIC SUV か メルセデスAMG EQE 53 4MATIC+ SUV か)・ハンドル位置を伝えて対応を確かめる。
ほかのメルセデスのフロアマット比較
同じメーカーの電気自動車や、Eクラス・Cクラスのフロアマットも比べている。
まとめ
まずは使い方で1点に絞る。水洗いしやすさを取るなら、ゴム製の Lwope(商品名の表記は「EQE 350 500 350+ SUV(x294) 2023-2025」)。運転席側・助手席側・後部座席の全面カバーと、純正の回転ノブ式の止め具に合わせているという出品者の記載を取るなら、XPE レザーの GFKACAR(商品名の表記は「ベンツ・EQE SUV X294 2023年8月~現行」)。
絞ったら、ハンドル位置と年式・グレードを販売者に伝えて合うかを最終確認する。届いたら元のマットを外し、固定してから運転前にずれを確かめて使う。
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