Cクラス クーペから CLE クーペに乗り換えたとき、前の車のサンシェードをそのまま使ったり、「ベンツ用」とだけ書かれた物を選んだりしがちだが、Cクラス用として売られている物が C236 に合うかは確かめられていない。CLE クーペ C236 で選ぶなら、商品名に型式「C236」と書かれたサンシェードから探すのが近道だ。ここでは、その条件に当てはまる傘型の2点を、出品者の記載をもとに比べる。
C236と書かれた傘型サンシェード2点の比較表
ここで比べる B0D3HJLYTF と B0GYCLXX7X は、どちらも商品名に CLE の型式「C236」を書いた、傘型(傘式)で折り畳み式のサンシェードだ。ミラー周りの切り欠きと収納ポーチを重く見るなら MegaDefend の B0D3HJLYTF、寸法の記載で自分のフロントガラスと照らしたいなら GQNUSAUTO の B0GYCLXX7X を選ぶ。 適合はどちらも出品者の記載で、B0D3HJLYTF は「C236クーペ 2023年7月-現行」、B0GYCLXX7X は「C236 A236 クーペ カブリオレ」で年式の記載が無く、グレードの記載は2点とも無い。
出品者の記載を項目ごとに並べた表
| 項目 | MegaDefend B0D3HJLYTF | GQNUSAUTO B0GYCLXX7X |
|---|---|---|
| 形 | 傘型パラソル・折り畳み式 | 傘式・折り畳み式 |
| 適合の書き方(出品者の記載) | CLEクラス C236クーペ 2023年7月-現行 | CLE C236 A236 クーペ カブリオレ(年式の記載が無い) |
| 使う窓 | フロントガラス | フロントガラス |
| ミラー周りの切り欠き | バックミラー開き口あり | 記載が無い |
| 骨の本数 | 10本 | 記載が無い |
| 寸法 | 記載が無い | 145×79cm |
| しまい方 | 収納ポーチ付き | 収納袋の記載が無い |
| UVカット | 数値つきでうたう(記載に食い違いあり) | 数値なしでうたう |
UV カットは2点とも出品者の記載で、測って確かめた値ではない。価格は変動するので、商品リンクの先で確かめてほしい。
MegaDefend 傘型サンシェード CLEクラス C236クーペ用(バックミラー開き口・収納ポーチ付き)
GQNUSAUTO 傘式フロントサンシェード CLE C236・A236用(145×79cm表記)
サンシェードが効くのはダッシュボードまわり
JAF のユーザーテスト「真夏の車内温度」では、2012年8月、気温35度の晴れた日に、駐車条件の違うミニバン5台を正午から4時間置いて車内温度を測っている。
| 条件 | ダッシュボードの最高温度 | 車内の最高温度 |
|---|---|---|
| 対策なし(黒) | 79度 | 57度 |
| 対策なし(白) | 74度 | 52度 |
| サンシェード装着 | 52度 | 50度 |
試験の車はミニバンで、CLE で測った値ではないので、CLE の車内が何度になるかの目安には使えない。それでも、サンシェードを付けた車のダッシュボードの最高温度が対策なしの車より低かったこと、ダッシュボードは車内の温度よりさらに高温になったことは、付ける理由として十分だ。
CLE 200 クーペ スポーツのコクピットには、12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイがあり、11.9インチのメディアディスプレイはドライバー側に6度傾けてある。ディスプレイと内装が並ぶ前席まわりを、駐車中の直射日光から守るのがサンシェードの役目だ。
車内の温度上昇はサンシェードでは防げない
JAF の同じ試験の結論では、サンシェード対策や窓開け対策をしていても温度を抑える効果は低く、人や動物が耐えられない温度になり、車内温度の上昇は防げないとしている。エアコンを止めてからわずか15分で熱中症指数が危険レベルに達し、エアコンをかけたままにすると、誤操作で車が動いたり、燃料切れでエンジンが止まったりするおそれがあるとも書かれている。
サンシェードを付けていても、子どもやペット、体調の悪い人を車内に残さない。 短い時間でも危ない。
C236用サンシェードを選ぶ4つの基準
適合欄に「CLE」と「C236」が書いてあるか
商品名や商品説明に「CLE」と型式「C236」が書いてあるかを最初に見る。「ベンツ専用」「Cクラス用」のような書き方だけの物は、CLE クーペに合うかが分からない。年式・グレード・カブリオレの扱いが書いてあるかも合わせて見る。
ルームミラーをよける切り欠きがあるか
フロントガラスの上部中央にはルームミラーがあり、ドライブレコーダーを付けている場合もある。切り欠き(開き口)がある形は、ミラーや機器をよけてガラスに沿わせやすい。
寸法が書いてあるか
寸法が書いてある商品は、自分の車のフロントガラスの幅と高さを測って照らせる。書いていない商品は、適合欄の型式表記を頼りに選ぶことになる。買う前に、フロントガラスの内側の幅と高さをメジャーで測っておくと照らしやすい。
どこにしまうか
傘型は閉じれば細長くまとまるので、ドアポケットやグローブボックス、トランクなど、しまう場所を決めておくと出し入れが続けやすい。収納袋の有無も見ておく。
MegaDefend B0D3HJLYTF|バックミラー開き口と収納ポーチ付き
商品名は、メルセデスベンツ CLE クラス C236 クーペ 2023.7〜現行に適用とし、傘型パラソルのサンシェード・10本骨・バックミラー開き口・折り畳み式・収納ポーチ付きと書いている。適用は出品者の記載で「メルセデス・ベンツ・CLEクラス C236クーペ 2023年7月-現行」。グレード(AMG のモデルを含むかどうか)の区別と、カブリオレ(A236)への適用は、商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。
販売ページの商品説明では、傘の上部中央に切れ目(開口)があり、バックミラーやドライブレコーダーに干渉しないとしている。傘型なので面倒な取り付け作業がなく、開くだけで使えるとも書いている。閉じて収納バッグに入れられ、ドアのサイドポケットやグローブボックスなどにもしまえるという記載もある。
気をつけたいのは数値の記載だ。断熱素材の層の数が商品名では「10層」、箇条書きでは「11層」と食い違い、UV カット率も箇条書きの見出しは「99.9%」、本文は「99.99%」と食い違っている。どちらの数値も確かめられていないので、性能の比べ材料にはしない。 寸法(cm などの大きさ)も商品名と箇条書きのどちらにも記載が無く、商品名のサイズ欄は「CLEクラス C236」という車種の表記だ。
ミラー周りの切り欠きと、収納ポーチでまとめてしまえることを重く見る人に向く。
MegaDefend 傘型サンシェード CLEクラス C236クーペ用(バックミラー開き口・収納ポーチ付き)
GQNUSAUTO B0GYCLXX7X|145×79cm表記の傘式
商品名は、メルセデス・ベンツ CLE の C236・A236(クーペ・カブリオレ)に適用とし、傘式・折り畳み式のフロントガラス用サンシェードで、大きさを「145*79cm」と書いている。適用は出品者の記載で「CLE C236 A236 クーペ カブリオレ」と、クーペとカブリオレを1つにまとめた書き方で、年式とグレードの記載は商品名と箇条書きのどちらにも無い。
2点のうちで寸法を書いているのはこの商品だ。145×79cm はサンシェードの大きさの記載で、CLE のフロントガラスの寸法ではない。 出品者の記載で、測った値でもないので、自分のフロントガラスを測ってから照らす。一方、ミラー周りの切り欠きと骨の本数は、商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。
販売ページの商品説明では、直射日光を遮って車内の日焼け・色あせ・熱のこもりを防ぎ、レザーシート・ダッシュボード・ステアリングホイールを守るとしている。使わない時は折りたたんでパネル収納部やトランクにしまえるとあるが、収納袋の有無は記載が無い。
寸法の記載を手がかりに、自分のフロントガラスと照らしてから買いたい人に向く。
GQNUSAUTO 傘式フロントサンシェード CLE C236・A236用(145×79cm表記)
自分の CLE がクーペ C236 か買う前に確かめる
Car Watch の発売時の記事によると、日本では「CLE 200 クーペ スポーツ」が2024年3月18日に発売された。右ハンドル仕様で、ボディサイズは全長4850mm・全幅1860mm・全高1420mm。C236 は CLE のクーペの型式で、ボディは2ドア・4人乗りのクーペだ。
B0D3HJLYTF の適用の年式は「2023年7月-現行」と、日本での発売より前から始まる書き方になっている。B0GYCLXX7X は年式の記載が無い。グレードの記載は2点とも無いので、AMG のモデルに乗っている人は、買う前に出品者へ問い合わせて確かめる。カブリオレに乗っている人は、下のよくある質問を見てほしい。
傘型サンシェードの使い方としまい方
傘型は、車内で開いてフロントガラスの内側に当て、左右のサンバイザーを下ろして押さえるのが一般的な使い方だ。CLE は前席まわりにディスプレイが並ぶので、開け閉めのときは骨の先をディスプレイやダッシュボード、内装に当てないようにゆっくり動かす。
サンシェードは駐車中に使う物で、走り出す前には必ず外して前の視界を確保する。 Car Watch の記事によると、CLE 200 クーペ スポーツには、フロントウィンドウのカメラがとらえた周辺の映像にナビゲーション情報を重ねて表示する「MBUX AR ナビゲーション」がオプション設定されている。カメラの取り付け位置は記事に記載が無いので、この装備を付けた車では外し忘れに特に気をつけたい。
しまう場所は、B0D3HJLYTF が収納ポーチに入れてドアポケットやグローブボックス、B0GYCLXX7X がパネル収納部やトランクと、出品者の記載が分かれている。毎回同じ場所に戻すと出し入れが続く。
よくある質問
CLE クーペ用の純正サンシェードはある?
CLE クーペ C236 用の純正サンシェードが日本で用意されているかは、確かめられていない。純正品を探すときは、正規販売店に車台番号を伝えて問い合わせるのが確実だ。
Cクラス クーペ C205 や W206 のサンシェードは使える?
Cクラス クーペ C205 や Cクラス W205・W206 など、別の型式用として売られているサンシェードが CLE クーペ C236 に合うかは確かめられていない。CLE クーペに使うなら、適合欄に C236 と書かれた物を選ぶ。
カブリオレ A236 にも使える?
B0GYCLXX7X は商品名に A236 を書いているが、出品者の記載はクーペとカブリオレを1つにまとめた書き方で、年式とグレードの記載は無い。クーペとカブリオレのフロントガラスが同じ形かどうかは、メーカーの資料では確かめられていない。B0D3HJLYTF は、カブリオレ(A236)への適用の記載が無い。
横や後ろの窓の日差しも防げる?
2点とも、出品者の記載ではフロントガラス用だ。横や後ろの窓用の記載は、2点とも商品名と箇条書きのどちらにも無い。
サンシェードを付ければ車内に人やペットを残してもいい?
残してはいけない。JAF の試験の結論のとおり、サンシェードを付けていても車内温度の上昇は防げない。
ほかのメルセデス・ベンツのサンシェード記事
乗り換え前の車や、ほかのメルセデス・ベンツのサンシェード比較も用意している。
まとめ
最初にやるのは、自分の CLE のフロントガラスを実車で見ることだ。内側の幅と高さをメジャーで測り、ルームミラーとドライブレコーダーの位置を確かめておく。車検証は手元に置いておき、C236 かどうか迷ったら販売店に車台番号を伝えて確かめる。
そのうえで、商品名に C236 と書かれた傘型の2点から選ぶ。ミラー周りの切り欠きと収納ポーチを重く見るなら B0D3HJLYTF(適用の記載は C236クーペ 2023年7月-現行)、寸法の記載で照らしたいなら B0GYCLXX7X(145×79cm 表記・C236 A236 クーペ カブリオレとまとめた書き方で年式の記載は無い) で、グレードの記載は2点とも無い。
サンシェードはダッシュボードや内装を日差しから守る物で、車内の温度上昇を防ぐ物ではない。
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