Cクラス カブリオレ A205 サンシェード 純正と傘型を比較

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

夏の屋外の駐車場に Cクラス カブリオレ(A205)を止めておくと、フロントガラスから入る日差しでダッシュボードやシートが熱くなる。通販でサンシェードを探すと、セダン・ワゴン用の W205・S205 やクーペとの兼用の表記が混ざるが、選ぶ手掛かりは商品名と商品説明にある型式の字だ。商品名に A205 の字があり、確認した時点で販売中だったフロント用は、メルセデス・ベンツの純正アクセサリーと傘型の社外品の2点で、どちらも出品者の記載に食い違いがあるので、注文の前に型式と年式を販売側へ確かめてから選ぶ。

目次

比べる2点の早見表(商品名に A205 の字がある純正と傘型)

ここで比べるのは、商品名に A205 の字があり、確認した時点で販売中だったフロント用サンシェードの2点だ。同じ表記の商品でも、取り寄せ扱いで販売中でなかった物は比べる対象に入れていない。2点とも商品名に A205 と C205 の両方の型式の字があり(純正品は「Cクラス クーペ/カブリオレ (A205 / C205)」、傘型は「Cクラス 4代目 C205/A205 クーペとカブリオレ」)、クーペとカブリオレの兼用として売られている。

項目 純正品 傘型
商品名の型式の字 A205 / C205 C205/A205
売り方 クーペ/カブリオレの兼用 クーペとカブリオレの兼用
広げ方の形式 記載が無い 傘型(開くだけ・10本骨)
ミラー周りの切れ目 記載が無い 上部中央に切れ目の記載
収納 収納袋付き 収納ポーチ付き
記載の食い違い 適合車種の欄の型式の組み合わせが逆 適用年の記載が2021年まで

どちらも、すべての年式の A205 にぴったり合うとは言い切れない。 食い違いの中身は各商品の節に書いた。

A205 はどの車か: Cクラスの型式の見分け方

W205 系の型式の対応(W205・S205・C205・A205)

英語版の百科事典によると、Cクラスの4代目(W205 系)は、ボディごとに型式が分かれている。

型式 ボディ
W205 セダン
S205 ステーションワゴン
C205 クーペ
A205 カブリオレ
V205 ロングホイールベースのセダン

同じ百科事典では、A205 の生産期間は2016〜2023年、モデルイヤーは2017〜2023年(クーペの C205 と同じ期間として記載)で、カブリオレは2016年のジュネーブモーターショーで公開された。発表会を伝えた Car Watch の記事によると、日本では2016年9月28日に新型「Cクラス カブリオレ」の発表会が開かれ、同日に発売された。

A205 は Cクラス クーペをもとにした4人乗りのソフトトップの車で、クーペよりわずかに背が高く、室内はクーペとほぼ同じ(英語版の百科事典)。屋根は電動で開け閉めする布の屋根(アコースティックソフトトップ)で、Car Watch の記事では走行中でも50km/hまで開閉できるとしている。百科事典は開け閉めにかかる時間を20秒とし、開けた屋根はトランクに収まるとしている。

セダン・ワゴン用の表記の商品を候補にしない理由

車種専用のフロント用サンシェードは型式ごとに作られるので、商品名や商品説明に A205(カブリオレ)の字がある物を選ぶ。W205(セダン)・S205(ワゴン)・W206 とだけ書かれた商品は、この車の型式の字が無く、合うかどうかを確かめた出典も無いので候補にしない。 同じ Cクラスの名前でも、型式の字で選び分ける。

サンシェードはどれくらい効くか(JAF のテスト)

JAF のユーザーテスト(2012年8月22日・23日、埼玉県戸田市、気温35度)では、次の結果が出ている。Cクラス カブリオレ(A205)で測った値ではない。

条件 車内最高温度 車内平均温度 ダッシュボード最高温度
対策なし(黒い車) 57℃ 51℃ 79℃
サンシェード装着 50℃ 45℃ 52℃

効き目が大きく出たのはダッシュボードの温度で、対策なしの黒い車79℃、白い車74℃に対し、サンシェード装着は52℃だった。車内の最高温度の差(黒い車57℃に対し50℃)はそれより小さい。サンシェードは、車内の空気よりもダッシュボードの熱を抑える物と考えて使うのがよい。

JAF は同じテストのまとめで、サンシェードや窓開けの対策をしていても温度抑制効果は低く、人や動物が耐えられない温度となり、車内温度の上昇を防ぐことはできないとしている。JAF の解説によると、8月の晴天・外気温35℃の条件では、エンジンを止めてわずか30分後に車内温度が約45℃を記録し、その後も上昇を続ける傾向にあった。サンシェードを付けても、車内に人やペットを残してよいことにはならない。

A205 用サンシェードの選び方

型式の字を見る

商品名・商品説明に A205(カブリオレ)の字があるかを見る。字があっても、型式とボディ(クーペかカブリオレか)の組み合わせや年式の範囲が正しく書かれているかまで読む。

広げ方の形式

傘型は開くだけで広げられる。形式の記載が無い商品は、届いてから広げ方と収め方を確かめる。

ミラー周りの切れ目

バックミラーやドライブレコーダーの周りに切れ目(開き口)があるかの記載を見る。駐車中もドライブレコーダーを使う人は、この記載のある商品を選ぶ。

収納の袋としまう場所

収納袋の有無と、閉じたときにどこへしまえるか(ドアのポケット・グローブボックスなど)を見る。4人乗りのオープンカーは荷物の置き場が限られるので、しまう場所まで考えて選ぶ。

記載が食い違うときの確かめ方

2点とも出品者の記載に食い違い(純正品はクーペとカブリオレの型式の組み合わせ、傘型は年式の範囲)がある。注文の前に、販売店・出品者へ「Cクラス カブリオレ(A205)」と自分の車の年式を伝えて、合うかを確かめる。

純正 フロントサンシェード(Cクラス クーペ/カブリオレ)

販売ページの商品説明では、メルセデス・ベンツの純正アクセサリーで、フロント・ウインドーに簡単に取り付けられ、純正品ならではのジャストフィットとうたっている。収納袋付きで、袋に入れるとコンパクトになり、しまうときに場所をとらないとしている。写真の取付車両は実際と異なる場合がある、とも書かれている。

気をつけたいのは型式の表記だ。商品名は「Cクラス クーペ/カブリオレ (A205 / C205)」、商品説明の適合車種は「Cクラス クーペ A205/Cクラス カブリオレ C205」で、どちらにも A205 と C205 の字が入る。ただ、英語版の百科事典ではクーペが C205、カブリオレが A205 で、出品者の記載はクーペとカブリオレの型式の組み合わせが逆になっている。 商品説明も「必ず適合車種をご確認下さい」としているので、買う前に販売店へカブリオレであることと年式を伝えて確かめる。

広げ方の形式(傘型・折りたたみ式など)、素材、寸法、バックミラーやドライブレコーダーの周りの切れ目の有無は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。

メルセデス・ベンツ純正 フロントサンシェード Cクラス クーペ/カブリオレ(A205 / C205)

Amazonで見る

傘型サンシェード(Cクラス C205/A205 クーペとカブリオレ用)

販売ページの商品説明では、傘型のデザインで開くだけで使え、フロントガラスを覆うとしている。商品名に「10本骨」「バックミラー開き口」とあり、商品説明では上部中央に切れ目があるのでバックミラーやドライブレコーダーに干渉せず、駐車中もドライブレコーダーは正常に撮影するとしている。閉じて収納バッグに入れ、ドアのサイドポケットやグローブボックスなどにしまえるとしている。

適用年の記載と A205 の生産期間

販売ページでは「Cクラス 4代目 C205/A205 クーペとカブリオレ 2014年7月-2021年」に適用としている。英語版の百科事典が示す A205 の生産期間(2016〜2023年)とは年の範囲が合わず、2022年以降に生産された A205 はこの記載の範囲の外になる。 買う前に、自分の車の年式が対象に入るかを出品者に確かめる。

断熱層の数と紫外線カット率の記載

性能の記載は、出品者の記載の中で食い違っている。断熱材の層の数は、商品名では「10層断熱素材」、商品説明では「11層のナノ高分子断熱材」。紫外線カット率も、商品説明の見出しは「99.9%」、本文は「99.99%」と書かれている。どれも出品者の記載で、確かめた値ではない。

傘型サンシェード Cクラス C205/A205 クーペとカブリオレ用(10本骨・ミラー開き口)

Amazonで見る

純正か傘型か: 向く人の分かれ目

2点は、どちらも商品名に A205 と C205 の字があるクーペとカブリオレの兼用で、収納用の袋が付く点も同じだ。分かれるのは、販売ページから読み取れることの量になる。傘型は広げ方とミラー周りの切れ目まで書かれているが、純正品は形式・素材・寸法・切れ目の有無の記載が無い。

  • 駐車中もドライブレコーダーを使うなら、上部中央の切れ目の記載がある傘型から考える。 ただし販売ページの適用年は2021年までで、2022年以降に生産された A205 はこの記載の範囲の外になる。年式にかかわらず、注文の前に出品者へ「Cクラス カブリオレ(A205)」と自分の車の年式を伝えて、合うかを確かめる。
  • メルセデス・ベンツの純正アクセサリーを選びたいなら純正品。ただし適合車種の欄の型式の組み合わせが逆なので、カブリオレであることと年式を販売店に伝えて確かめてから注文する。
  • 価格は変わるので、それぞれの商品リンクの先で確かめる。

カブリオレならではの日差し・紫外線の注意

駐車するときは屋根を閉じてから広げる

フロント用のサンシェードはフロントガラスから入る日差しを遮る物なので、屋根を開けたまま駐車すると上からの日差しは遮れない。炎天下に駐車するときは、屋根を閉じてからサンシェードを広げる。

オープン走行では紫外線を直接受ける

JAF のユーザーテスト(2018年4月4日)では、運転席に座ったモニターの腕に貼った UV ラベルが、直射日光を受けるオープンカーでは3分30秒、UV カット機能の無いクリアガラスの車では16分30秒で赤く変化した。フロントガラスは、オープンカー以外はどれも低い値で、合わせガラスとフィルムの紫外線カット機能によるものとしている。A205 で測った値ではないが、屋根を開けて走るときは、窓ガラス越しより紫外線を直接受けやすい。

同じ記事では、運転中にサンシェードを使えるのは後部座席だけとしている。記事の中で神戸大学名誉教授の市橋正光氏は、ドライブ中は UVA を長く浴びるおそれがあり、シワやたるみの原因になるとし、対策には UV カット性能の高い車に乗るか、紫外線防止化粧品を使うのが有効としている。屋根を開けて長く走る日は、紫外線防止化粧品を使っておく。

走行中のサンシェードと窓のフィルムの決まり

走行中のサンシェード

JAF Mate の解説では、運転中に助手席の窓へサンシェードを取り付けるのは違反で、根拠は道路交通法第55条2項(運転者の視野やハンドルなどの操作を妨げる物の積載の禁止)、違反すると反則金と違反点数が課されるとしている。後部座席の窓へのサンシェードは禁止されていないが、後方確認の視界を妨げるので、同乗者がいなければ運転中は外しておくのが望ましいとしている。

フロント用のサンシェードは駐車中に使う物で、運転者の視野をふさぐので、走り出す前に必ず外して収納袋にしまう。

窓のフィルムの可視光線透過率

JAF の解説によると、フロントガラスと運転席・助手席の横の窓は可視光線透過率が70%以上でなければならず、70%未満になるフィルムの貼り付けは法令で禁止されている。透過率はガラスとフィルムを合わせた値なので、もともと着色された窓に貼ると全体で70%未満になることがある。後部座席の横の窓とリアウインドウには、この規制は当てはまらない(掲載は2022年8月時点の情報)。

よくある質問

W205(セダン)用のサンシェードは A205 に使える?

W205(セダン)・S205(ワゴン)・W206 とだけ書かれた商品は、A205(カブリオレ)の字が無く、合うかどうかを確かめた出典も無い。候補にせず、商品名や商品説明に A205 の字がある物から選ぶ。

運転中に横の窓へサンシェードを付けてよい?

JAF Mate の解説では、運転中に助手席の窓へ付けるのは道路交通法第55条2項の違反としている。後部座席の窓は禁止されていないが、同乗者がいなければ外しておく。

屋根を開けたまま駐車するときはどうする?

フロント用のサンシェードは上からの日差しを遮れないので、屋根を閉じてから広げる。

サンシェードを付ければ車内に人やペットを残せる?

残せない。JAF のテストのまとめでは、サンシェードや窓開けの対策をしていても、人や動物が耐えられない温度になるとしている。

純正品の型式の表記が逆なのはなぜ気にするべき?

英語版の百科事典ではクーペが C205、カブリオレが A205 だが、純正品の商品説明の適合車種は「Cクラス クーペ A205/Cクラス カブリオレ C205」と逆になっている。販売ページの記載だけでは A205 に合うと言い切れないので、販売店にカブリオレであることと年式を伝えて確かめる。

ほかのメルセデスのサンシェード記事

まとめ

  • まず車検証で型式と初度登録年月を確かめ、それを添えて販売店・出品者に「Cクラス カブリオレ(A205)」に合うかを問い合わせる。
  • 比べたのは、商品名に A205 の字があり、確認した時点で販売中だったフロント用の純正品と傘型の2点。どちらもクーペとカブリオレの兼用で、純正品は適合車種の欄の型式の組み合わせが逆、傘型は販売ページの適用年が2021年までと書かれている。
  • 駐車中もドライブレコーダーを使うなら傘型、純正アクセサリーを選びたいなら純正品。 どちらも注文の前に型式と年式を確かめる。
  • サンシェードの効き目はダッシュボードの温度に大きく出るが、車内に人やペットを残してよいことにはならない。
  • フロント用は走り出す前に外し、運転中は助手席の窓にサンシェードを付けない。

この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、車種ごとの記事と、車種を横断した早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次