スクラムバン DG17V フロアマット おすすめ4選と適合確認

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純正マットが擦り切れてきたスクラムバン DG17V に社外品を入れるなら、決める順番は素材より先に適合だ。この車のフロアマットは、AT車かMT車か、BUSTER系かそれ以外か、リアシートが一体型か分割型かという3つの条件で品番が分かれている。通販の商品名に見慣れない条件が並ぶのはそのためで、車検証と運転席の足元を確かめれば自分がどの組に入るかは決まる。

目次

DG17V用マットの選び方と4製品の早見表

パーツメーカーであるシュピーゲルの適合ページでは、DG17V向けフロアマットの区分がラバーフロアマットで「AT専用・リアシート分割型」と「MT専用・リアシート一体型」の2種、チェック柄フロアマットで「BUSTER除く/AT車」「BUSTER除く/MT車」「BUSTER用/AT車」「BUSTER用/MT車」の4種に分かれている。適合年式はいずれも「H27.03~」と表記されている。同じ DG17V でも、AT/MTの別・BUSTER用かBUSTER除くか・リアシートが一体型か分割型かの3軸で品番が別になるということだ。

適合表や商品名に「エブリイ DA17V」が並記されていることがあるが、これは誤記ではなくこの車の成り立ちによる。今回扱う4製品を先に並べておく。

製品 適合の条件 カバー範囲 価格
エコノミシリーズ(BUSTER除く) AT車・BUSTER以外 1台分 4,266円
エコノミシリーズ(BUSTER用) AT車・BUSTER系 1台分 4,266円
BRIGHTZ FLOOR-MAT-034 記載なし 記載なし 4,722円
ネットステージ JDA17FPVC 全グレード/2024年2月までの年式 フロントのみ 5,800円

価格はいずれもAmazonの実売価格を確認した時点の値で、購入時には変わっている。最終的な金額は販売ページで見る。姉妹車側の装備選びは

でも扱っている。

スクラムバンを作っているのはスズキ

マツダが2015年3月に出したフルモデルチェンジのニュースリリースによると、現行のスクラムバン(DG17V)は2015年3月5日に発売された。当時のグレード構成はPA・PC・BUSTERの3種類、トランスミッションは5MTと5AGS(セレクテッドモデルに搭載)と案内されている。発売から10年以上が経ち、その間に複数回の商品改良を受けてきた。

マツダが公開しているスクラムバンの主要諸元表には「製造事業者:スズキ株式会社」と明記されている。中身はスズキ エブリイ(DA17V型)で、スクラムバンはそのOEM供給車にあたる。社外品の適合表や品番に「every」の文字が入るのはこのためで、表記がスズキ車寄りでも誤記とは限らない。ただし併記されているかは製品ごとに違うので、スクラムバン DG17V が適合車種として書かれているかは毎回見る。

マツダ公式サイトのグレード一覧では、現在のグレードはPA・PC・BUSTER・BUSTER TURBOの4つで、5MTが組み合わされるのはPAのみ、PC・BUSTER・BUSTER TURBOはCVTとなっている。2026年5月の商品改良でBUSTER TURBOが新設され、PA-SとPC(5MT車)が廃止、PAにCVTが加わった。新車でMTを選べるのはPAだけだが、中古車にはPCの5MT車も5AGS車も残っている。乗車定員は主要諸元表で2名または4名。同世代の姉妹車と先代については

にまとめてある。

適合を分ける3つの軸

AT車とMT車で形が変わる

運転席の足元にクラッチペダルがあるかどうかで、ペダル周りの切り欠きが変わる。判別はペダルの本数を数えるのが早い。迷いやすいのが5AGS(オートギヤシフト)を積んだ個体で、スズキ公式サイトのオートギヤシフトの解説によると、AGSは「MTをベースにクラッチおよびシフト操作を自動で行う電動油圧式アクチュエーターを採用した新開発のトランスミッション」で、「クラッチ操作/シフト操作が不要で、オートマチック限定免許で運転が可能」とされている。MTベースでもクラッチペダルは付いていないので、ペダルが2本ならクラッチなし、3本ならクラッチありと考えて商品名の表記と突き合わせる。5AGS車を適合対象に含めているかどうかは製品ごとに違うため、そこは出品者に確認する。

BUSTER用と「BUSTER除く」は別品番

BUSTERは2015年の発売当初からある上級グレードで、2026年5月の商品改良でBUSTER TURBOが加わった。シュピーゲルの適合表では「グレード:BUSTER用」と「グレード:BUSTER除く」が別の品番として立っている。BUSTERに乗っている人が「BUSTER除く」と書かれた製品を買うと想定どおりに敷けない可能性があるし、PAやPCの人が「BUSTER用」を選んでも同じことが起きる。グレード名は車検証には載っていないので、購入時の書類か販売店への確認で押さえておく。

リアシートが一体か左右分割か

シュピーゲルのラバーフロアマットは「AT専用・リアシート分割型」と「MT専用・リアシート一体型」という組み合わせで品番が分かれている。後席が左右別々に倒れるか、ひとまとまりで倒れるかで、後席足元にあたる部分の割り方が変わるためだ。自分の車がどちらかは、後席の背もたれを実際に倒してみればすぐ分かる。1台分のセットを買うなら、ここまで一致しているかを見ておく。

注文前に確かめる6点

DG17Vは2015年の発売以降、2015年12月・2017年5月・2019年7月・2021年9月・2022年4月・2024年3月と商品改良を重ねている。適合年式を改良の前後で区切っている製品があるので、初度登録年月は必ず控えておく。確認の順番は次のとおり。

  1. 車検証の「型式」欄がDG17Vであることと、「初度登録年月」を控える。
  2. グレードがBUSTER系かそれ以外かを、購入時の書類か販売店への確認で押さえる。
  3. 運転席に座ってペダルの本数を数える。3本ならクラッチペダルあり、2本ならなし。
  4. 後席の背もたれを倒し、左右別々に倒れる分割型か、ひとまとまりの一体型かを見る。
  5. 初度登録が2024年3月以降なら、商品説明に年式の上限が書かれていないかを重点的に読む。
  6. 今使っているマットを外して、床の形と固定具の位置をスマートフォンで撮っておく。

この6点が揃っていれば、商品説明に書かれていない条件があっても出品者への問い合わせ1回で確認できる

素材とカバー範囲が価格差になる

素材は大きく2系統に分かれる。カーペット系は純正に近い見た目に戻したいときの選択肢、防水系はPVC(ポリ塩化ビニル樹脂)やラバーが使われる。販売ページに出品者が記載している適合情報では、ネットステージの防水フロアマットは「丈夫で耐久性に優れた水に強いPVC(ポリ塩化ビニル樹脂)製の防水加工。厚み17mm」「裏面スパイク加工で滑り止め効果・ヒールパッド有り」と説明されている。シュピーゲルのラバーフロアマットにも「ラバー製(耐熱・耐候・防水性に優れております。)」と記載がある。泥や雪、こぼした水を持ち込む前提なら防水系、掃除機で吸える汚れが中心で見た目を優先するならカーペット系という分け方になる。

カバー範囲も選択軸になる。エコノミシリーズは商品名に「1台分」とあり前席側と後席側をまとめて替える構成、ネットステージの防水マットは商品説明に「※こちらの商品はフロントのみ(一体型) のマットとなります」とあり前席側だけを替える製品だ。スクラムバンは商用グレードを中心にした軽バンで、積み下ろしで乗り降りが多い・作業靴のまま乗る・雨や雪を持ち込むという使い方なら、見た目より汚れの落ちやすさを優先していい。通勤と買い物が主で足元が濡れる機会が少ないなら、カーペット系で足りる。価格差の主な要因はこの素材とカバー範囲の2つなので、金額を安い順に並べるのではなく、3軸を満たす候補に絞ってから前だけでいいのか後席まで替えるのかを決める。素材の考え方は

でも整理している。

荷室側に敷くかどうかは乗り方で決まる

マツダが公開しているスクラムバンの主要諸元表によると、荷室内寸法(長さ×幅×高さ)は2名乗車時で1,910×1,320×1,240mm、4名乗車時で975×1,385×1,240mm。2015年のニュースリリースでも荷室長1,910mm(2名乗車時)、荷室幅1,385mm(4名乗車時)、荷室高1,240mmと案内されていた。後席を倒して2名で使うと荷室長は倍近くになり、4名で乗ると1m弱まで縮む。全長3,395mm・全幅1,475mmという軽自動車の枠のなかでこの荷室長を取っている構成なので、足元まわりに余裕は少ない。

乗車定員は2名または4名。常時後席を倒して荷室として使っているなら後席足元のマットの優先度は下がるし、4名で乗る日があるならフロアマットは1台分、荷室側はラゲッジマットとして別に考える、という分け方になる。

スクラムバン DG17V に買える4製品

AT車でBUSTER以外に乗っているなら

エコノミシリーズ フロアマット 1台分 ブラック(スクラムバン DG17V/AT車・BUSTER除く)

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商品説明に「適合仕様:AT車」と明記され、商品名は「BUSTER除く」。1台分で前席側と後席側がまとまっている。PAやPCのAT車に乗っていて、足元をまるごと替えたい人の基本形になる。

BUSTERに乗っているなら

エコノミシリーズ フロアマット 1台分 ブラック(スクラムバン DG17V/AT車・BUSTER用)

Amazonで見る

同じエコノミシリーズの1台分で、こちらは「BUSTER用」。BUSTERやBUSTER TURBOならこの側を取る。エコノミシリーズの2点は商品名と適合仕様が3軸のうち2軸にそのまま対応しているので、判断はしやすい。

車種専用設計をうたうブランド品

BRIGHTZ 車種専用設計フロアマット FLOOR-MAT-034(スクラムバン DG17V)

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商品名にDG17Vと車種専用設計の表記がある一方、商品説明の欄は「ラグマット」「フロアトレイ」「ステップマット」といった同一商品の別称の列挙にとどまり、AT車かMT車か、BUSTER用かどうか、セット枚数、素材についての記載がない。型式・初度登録年月・グレード・ペダルの本数・リアシートの倒れ方を伝えて、適合とセット内容を確認してから注文する。

防水重視で前席側だけ替える

ネットステージ 防水フロアマット JDA17FPVC フロントのみ(スクラムバン DG17V/2024年2月までの年式)

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フロントのみのPVC防水マット。商品説明では「全グレード対応」とされる一方、適合年式が2024年2月までで区切られている。前席の足元だけが傷んだ、濡れるのは前だけ、という場合に範囲を絞れる。

この4点のなかに「MT車専用」と明記された製品はない。エコノミシリーズの2点はAT車限定、BRIGHTZは適合条件の記載なし、ネットステージは年式で区切られている。PAの5MT車などクラッチペダルのある個体に乗っているなら、MT車向けと明記された品番を別途探すか、出品者にMT車への適合を確認してもらうことになる。軽自動車全般の選び分けは

も参考になる。

社外品を注文する前に読んでおく欄

エコノミシリーズの商品説明には「※注意事項:本製品はOEM生産品であり、正規品ではございません。」と明記されている。マツダの純正品と同じ品質や付属品を期待して買うものではなく、価格を抑えて傷んだマットを交換するための選択肢として理解しておく。純正にこだわるなら、販売店で純正アクセサリーを取り寄せるという別の道がある。同じシリーズでも出品によっては「並行輸入品」と表記されるものがあり、発送元や返品条件が異なる。BUSTER用の出品には「ロジスティクス倉庫からの発送のため、ご注文後のキャンセル・住所変更は【不可】となります」との注記もある。

年式の欄も読む。ネットステージの防水フロアマット(JDA17FPVC)の商品説明には「年式:平成27年2月〜令和6年2月 ※マイナーチェンジ前」「※マイナーチェンジ後(令和6年3月以降)のお車は適合いたしません」とある。この「令和6年2月まで」という線はこの製品の区切り方であって、他の製品にも共通する境界ではない。BRIGHTZのように適合条件の記載がない製品も同じで、書かれていないことを推測で埋めず、出品者に聞く。

敷き方と手入れ

国土交通省がフロアマットについて出している注意喚起では、固定せずに重ね敷きするなど不適切に使うと、アクセルペダルがフロアマットに引っかかり車の急加速につながる不具合が発生することがあるとされ、固定して使うこと・重ね敷きを行わないこと・運転前に正しく固定されているか確認することの3点が挙げられている。社外マットに替えるときは、今敷いている純正マットを必ず外してから敷く

手順はこうなる。純正マットを外して床のごみを取り除き、新しいマットを置いて車体側の固定具に留める。留める場所がないタイプなら、裏面の滑り止め加工が床に接しているかを確かめる。運転席に座ってアクセルとブレーキ(MT車はクラッチも)を奥まで踏み込み、マットが引っかからないことを見る。数日乗ったらもう一度ずれていないかを確認する。手入れは素材による。ネットステージの防水マットは商品説明で「速乾性も抜群なのでシャワーで丸洗いOK」と案内されており、泥や雪の季節はそのまま水洗いできる。カーペット系は掃除機と部分洗いが基本になる。

よくある質問

エブリイ DA17V用と書かれたマットはスクラムバンに使えるのか

OEM供給の関係があっても、その製品がスクラムバン DG17V を適合車種に含めているかは別の話だ。適合表にDA17Vしか書かれていない製品は、DG17Vへの適合を出品者に確認してから注文する。

5AGSの車はAT車用とMT車用のどちらを選ぶのか

スズキ公式の解説にあるとおりAGSはクラッチペダルを持たない2ペダル方式だが、個々の製品が5AGS車を適合対象に含めているかは製品ごとに違う。ペダルが2本であることを伝えて出品者に確認するのが確実になる。

2024年3月以降に登録した車はどう探せばよいか

商品説明の適合年式に上限が書かれていないかを先に読む。上限のある製品は外し、記載のない製品には初度登録年月を伝えて確認を取る。

純正マットの上に重ねて敷いてもよいか

重ね敷きは国土交通省の注意喚起で行わないよう挙げられている項目だ。純正マットは外してから新しいマットを敷く。

まとめ

先に見るのは書類ではなく現物だ。運転席のペダルが2本か3本か、後席が左右別々に倒れるか一体で倒れるか——この2つが分かれば候補は大きく絞れる。そのうえで車検証の型式と初度登録年月、グレードがBUSTER系かどうかを書き出し、商品説明の適合仕様と突き合わせる。素材とカバー範囲を選ぶのはその後でいい。それでも判断がつかない条件が残ったら、控えた情報をまとめて出品者に問い合わせる。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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