ライズ A200A ホイールPCD・オフセット|4穴PCD100

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

2019年11月〜2021年10月に販売された1.0Lターボの2WD(FF)のライズ(A200A)で、冬用タイヤのホイールを用意したり、中古のホイールを譲ってもらったりする場面では、まず手元のホイールが付くかを数字で確かめることになる。車両側の値は4穴・PCD100で、ここは銘柄を問わず合わせる前提になる。付くかどうかを分けるのは、ホイールごとに違うリム幅・インセット・ナットの座面のほうだ。

目次

A200A のホイール規格は4穴・PCD100・ハブ径φ54

ホイールメーカーのウェッズの装着適合ページ(区分「ライズ A200系/ガソリン」)では、車両側の値は次のとおり。型式別の車種データ(5BA-A200A の Z と X“S”)でも、PCD100mm・4穴・ハブ径54mm と同じ値が載っている。

項目 A200A の値 出典
穴数・PCD 4穴・PCD100mm ウェッズの装着適合ページ・型式別の車種データ
車両ハブ径 φ54 同上
ナットのねじ M12×1.5 ウェッズの装着適合ページ
ナットの二面幅 HEX21(21mm) 同上
純正タイヤ Z は17インチ、G・X“S”・X は16インチ トヨタの発表資料ほか

穴数・PCD・ハブ径・ナットのねじは車両側で決まっている値なので、社外ホイールを選ぶときはここを外さないことが出発点になる。純正ホイールは Z が17×6J、ほかのグレードが16×6J で、インセットはどちらも+40という値が車種データの集約サイトに載っている(メーカーの公表値では確かめていない。詳しくはグレード別の節で扱う)。

自分のライズが A200A かを型式で確かめる

A200A はライズの2WD(FF)で、エンジンは1.0Lターボ(1KR-VET)。トヨタがライズを発売したのは2019年11月5日で、グレードは X・X“S”・G・Z の4つ、どのグレードにも2WD と4WD があった。新車カタログの掲載では、A200A の販売期間は2019年11月〜2021年10月。同じ時期の1.0 Z の4WD は A210A という別の型式で、この記事の出典では A210A のホイールの値は確かめていない。

2021年11月1日発売の一部改良で、ライズにはハイブリッド車が加わり、ガソリンの2WD は1.0Lターボから新開発の1.2Lエンジンに変わった。A200A は、この改良より前の1.0Lターボの2WD だ。改良後の1.2L車のホイールの値も今回の出典では確かめていないので、同じライズだからと値を流用しない。

グレード別の純正タイヤ・ホイールサイズ

トヨタの発売時の発表資料では、17インチタイヤは Z に標準装備で、G・X“S”・X は16インチタイヤとされている。サイズは前後とも同じだ。

グレード 型式の表記 純正タイヤ 純正ホイール(集約サイトの掲載値)
Z 5BA-A200A-GBSV 195/60R17 17×6J インセット+40
G 5BA-A200A-GBXV 195/65R16 16×6J インセット+40
X“S” 5BA-A200A-GBLV(S) 195/65R16 16×6J インセット+40
X 5BA-A200A-GBLV 195/65R16 16×6J インセット+40

ホイールの列は、車種データの集約サイトの型式別の掲載値。読めたトヨタの発表資料にはリム幅とインセットの記載が無く、+40はメーカーの公表値としては確かめていない。

手元の車の純正サイズを確かめるなら、トヨタ公式サイトのよくある質問にある工場装着のタイヤ・ホイールサイズの表を見る。ライズの表は「2019/11新~」と「2021/11追~」の2つに分かれていて、A200A は前の方を見る。表はおおよそ過去6年分が対象で、それより前のモデルや特別仕様車、販売店装着のオプションのサイズは、トヨタ販売店かお客様相談センターへの相談が案内されている。

タイヤ側のサイズの考え方は、

にまとめている。

ハイブリッド車は5穴で、A200A のホイールとは別物

2021年11月に加わったハイブリッド車は5穴だ。トヨタの2021年11月の発表資料では、ハイブリッドの G は195/65R16 タイヤと16×6J のアルミホイール(5穴)、Z は195/60R17 タイヤと17×6J のアルミホイール(5穴)で、どちらも2WD。ウェッズの装着適合ページも、ライズを「A200系/ガソリン」(4/100)と「A200系/ハイブリッド」(5/100)に分けて載せている。

車両ハブ径φ54・M12×1.5・HEX21 は両方で同じでも、穴数が違うので、ハイブリッド車のホイールは A200A には付かないし、その逆も付かない。インチもタイヤサイズも重なるので、「ライズ用」とだけ書かれた中古ホイールや適合表は取り違えやすい。買う前に4穴か5穴かを写真か説明文で確かめる。

PCD とインセット(オフセット)の意味

PCD

PCD(ピッチサークル・ダイアメーター)は、ハブボルトの中心を結んで描いた円の直径を mm で表した値。ホイールを留めるボルトの本数は車種によって4〜6本と違い(一部の車種を除く)、PCD も車種で違う。A200A なら4穴とPCD100の両方が合う物を選ぶ。

インセット(オフセット)

インセットは、リム幅の中心線からディスクの取り付け面までの距離(mm)。ホイールメーカーのエンケイの解説では、取り付け面が中心線より外側(アウター側)にあれば+で符号なしで書き、内側(インナー側)にあれば−で符号付きで書く。

ヨコハマタイヤの用語集によると、インセットは一般に「オフセット」とも呼ばれ、2008年からは外側なら「インセット」、内側なら「アウトセット」、中心線上なら「ゼロセット」が正式な呼び方になった。インセットはフェンダーやインナー側とのすき間を決める値で、リム幅と合わせて見ないと付くかどうかは分からない。大きく変わると、タイヤがフェンダーやキャリパーなどに当たったり、操縦安定性に影響したりする。

インセットを変えるとホイールはどちらに寄るか

リム径とリム幅が同じでインセットだけが大きくなると、タイヤ・ホイールはタイヤハウスの内側へ入り、フェンダーに当たる可能性がある。インセットだけが小さくなると、外側へ出てはみ出す可能性がある。

ブリヂストンの解説は、道路運送車両法の「フェンダー側面からのタイヤ・ホイール本体及びCAPのはみだしは保安基準違反」を挙げている。インセットを小さくする方向は、はみ出しに近づく方向と覚えておけばよい。車体側の寸法としては、A200A のトレッドは前1,475mm・後1,470mm、全幅は1,695mm(新車カタログの掲載値)。

社外ホイールの適合例と、適合表の注記の読み方

ウェッズの適合例(A200系/ガソリン)

ウェッズの装着適合ページには、ライズのガソリン車に次のような社外ホイールの適合例が載っている。

銘柄 サイズ インセット タイヤ
TC105X 16×7.0J 43 195/65-16
SA-52R 17×6.5J 42 195/60-17
SA-20R 16×6.5J 38 195/65-16

同じ16インチでもリム幅とインセットは銘柄ごとに違い、適合は銘柄とサイズの組み合わせごとに決まっている。SA-20R のこのサイズには「タイヤ・ホイールのリムやデザイン面がフェンダーよりはみ出る場合があります。また折り返し部分に接触する恐れがあります。」という注記が付く。表に載っていれば、どの A200A にも干渉なく付くという意味ではない。

表の数値と注記の記号

ウェッズの適合表の見方では、表の数値は「リム幅/インセット」で、「×」は、はみ出しや干渉などの理由でそのホイール径に装着できるサイズ・インセットが無いという意味。サイズごとに注意の記号が付くことがあり、例えば次のような内容がある。

  • グレードによってタイヤ外径が異なる場合がある
  • インナー側に貼り付けるバランスウェイトと、キャリパーや足回り部品との接触に注意(電動パーキングブレーキ装着車は特に注意)
  • 車両によってはセンターキャップが車両ハブに干渉して付かない場合がある

候補を比べるときは、穴数とPCD、リム径とリム幅、インセット、センター穴の寸法、ナットの座面の指定、選ぶサイズに付いた注記を横に並べて見る。銘柄ごとの選び方は

で扱っている。

ナットとハブ径の確かめ方

ナットはねじ・二面幅・座面の3つを合わせる

ねじと二面幅は冒頭の表のとおり M12×1.5・HEX21。もう1つ合わせるのが座面で、ブリヂストンの解説では、ナットの座面にはテーパー座・球面座・平面座の3種類があり、ホイールのナット当たり面に合わせて使い分ける。すべてのホイールで同じナットを使えるわけではない。

ウェッズの適合表の見方では、インセットの表記に「ST」が付くサイズはトヨタ純正平座ナット仕様でほかのナットは使えない、「DS」はテーパー仕様と球面仕様の両方に対応、「R」はトヨタ純正球面ボルト仕様でテーパーボルトは使えない、とされている。

A200A の純正ナットの座面の形と、ナットの締付トルクの値は、今回確かめた出典(トヨタの発表資料・ホイールメーカーの装着適合ページ)には書かれていない。社外ホイールに替えるなら、ホイール側が指定する座面のナットを用意し、締付トルクは車の取扱書か販売店で確かめる。

センター穴と車両ハブ径φ54

社外ホイールのセンター穴(ハブ穴)の寸法は銘柄ごとに違う。車両ハブ径φ54 と合わせて、ホイール側のサイズ表で確かめる。前の節で触れたセンターキャップの干渉の記号も、このとき一緒に見ておく。

純正ホイールのまま足すなら、ナットキャップ

ホイールは純正のまま、ナットの見た目だけを変えたい人向けの部品もある。商品名の表記は「ライズ A200A A210A系 対応」「ホイール ナット キャップ」「純正 ホイール 4穴 対応」「16個セット」「シルバーメッキ」。販売ページの商品説明では、中身はホイールナットキャップ16個・専用取り外し工具1個・オリジナル取付説明書。16個は、4穴のホイール4本分のナットの数と同じだ。

ライズ A200A/A210A系 純正ホイール4穴用 ホイールナットキャップ 16個セット(シルバーメッキ)

Amazonで見る

対応は商品名のとおり純正ホイールの4穴。社外ホイールや社外ナットに付くか、合うナットの二面幅(HEX)、キャップの材質、ハイブリッド車(5穴)への対応は、商品名にも商品説明の箇条書きにも書かれていない。社外ホイールや社外ナットに替えている人、替える予定の人は、販売ページの出品者に付くかを確かめてから選ぶ。

ホイールを買う前の確かめ手順

  1. 車検証の型式欄で A200A かを確かめる
  2. ホイールの穴数とPCDが4穴・PCD100 かを見る
  3. センター穴の寸法を、車両ハブ径φ54 と合わせてサイズ表で確かめる
  4. リム幅とインセットを、ホイールメーカーの適合表のライズのガソリン車の区分で確かめ、そのサイズに付いた注記を読む
  5. ナットはねじ M12×1.5・二面幅 HEX21 で、座面がホイールの指定(テーパー・球面・平面)に合う物を使う
  6. 今付いている純正のサイズは、トヨタ公式サイトの工場装着サイズの表か販売店で確かめる

手順1と2で外れる品は、その先を見るまでもなく候補から外してよい。中古品ほどこの2つで絞る効果が大きい。

よくある質問

ハイブリッド車のホイールは A200A に付く?

付かない。PCD は同じ100でも、ハイブリッド車は5穴、A200A は4穴で、ボルトの数が合わない。

A200A の純正ホイールのインセットはいくつ?

車種データの集約サイトの型式別の掲載値では、全グレードとも+40。トヨタの公表値としては確かめられていないので、正確に知りたいときは工場装着サイズの表を見る。

純正のナットは社外ホイールにも使える?

ホイールが指定する座面と純正ナットの座面が合うときだけ使える。純正ナットの座面の形はこの記事の出典では確かめられていないので、ホイールの販売店に、そのホイールに純正ナットを使えるかを聞くのが早い。

インセットを小さくするとどうなる?

同じリム径・リム幅なら、ホイールは外側へ出る。そのぶんはみ出しの心配が増えるので、選ぶサイズがホイールメーカーの適合表に載っているかと、その注記を先に見る。

まとめ

まずは車検証で型式と初度登録年月を確かめ、A200A であることを押さえる。そのうえで次の3つを見れば、ホイール選びで大きく外すことは避けられる。

  • 車両側は4穴・PCD100・ハブ径φ54、ナットは M12×1.5・HEX21
  • 同じライズでもハイブリッド車は5穴で、ホイールは共用できない
  • インセットとナットの座面は、ホイールメーカーの適合表とホイール側の指定で確かめる

ホイール以外のパーツも含めた選び方は、

にまとめている。

この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

コメント

コメントする

目次