カムリ AVV50 エアコンフィルター おすすめ3選と品番

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AVV50 用として売られているエアコンフィルターは、商品タイトルに並ぶ純正品番が商品ごとに違う。ディーラーで聞いた番号と一致しないものを見つけて、そこで手が止まる人が多い。だが AVV50 の場合、品番の文字列が違っていても適合するフィルターは実際にある。見るべきは番号の一致ではなく、その商品が AVV50 を適合車種として挙げているかどうかだ。

目次

品番ではなく適合車種の表記で選ぶ

デンソーのクリーンエアフィルター適合品番検索によると、トヨタ カムリハイブリッド AVV50(2011年9月〜2017年7月)の全車には、標準グレードのクリーンエアフィルター DCC1009(適合品番 014535-0910)と、上位のクリーンエアフィルタープレミアム DCP1009(適合品番 014535-3360)が適合する。同じ検索結果に載っている純正品番は 87139-52040。

取り付け位置はグローブボックスの中で、同社の4段階表示では最も易しい A(道具を使わないもの、道具を使うが簡単なもの)に分類されている。工具箱を出してくる作業ではない。

自分の車が対象かどうかは、車検証で型式が AVV50 であることと初度登録年を確認したうえで、商品ページの適合車種表記にカムリハイブリッド AVV50 が挙がっているかを見る。この2つが揃えば、品番の文字列が違っていても外す理由にはならない。

選択肢 タイプ 入り数 Amazon実売価格(確認時点)
無印の活性炭フィルター 互換品 1枚 ¥1,200
同型の2枚セット 互換品 2枚 ¥1,688
デンソー クリーンエアフィルター メーカー品 1枚 ¥2,880

価格は確認した時点のもので、通販価格は変動する。

純正品番が商品ごとに違って見える理由

トヨタ自動車の公式サイトに載る9代目カムリの記録では、AVV50 は2011年9月5日に発売され、型式は DAA-AVV50、搭載エンジンは 2AR-FXE(直列4気筒DOHC・排気量2493cc)。この世代から日本国内向けは全車ハイブリッド仕様になった。

品番が入り乱れる原因は前型との関係にある。デンソーの適合品番検索で前型のカムリ ACV40・45(2006年1月〜2011年9月)を引くと、適合するフィルターは AVV50 と同じ DCC1009 / DCP1009。ところが、そこに書かれている純正品番は 87139-30040 で、AVV50 側の 87139-52040 とは別の値になっている。純正品番は世代で分かれ、フィルター側の製品は両世代で共通、という関係だ。

だから通販には、AVV50 向けとして 87139-30040 や 87139-B1020 のように前型・他車種の純正品番を掲げた商品が並ぶ。品番が自分の車のものと一致しないから不適合とは限らないし、逆に一致していれば必ず適合するとも言い切れない。純正品番は販売店で部品を注文するときの識別子であって、社外の互換品を選ぶための照合キーとしては使いにくい。

年式の区切りにも注意がいる。AVV50 は2011年9月〜2017年7月。2017年7月以降のカムリは AXVH70・75 という別の型式で、適合検索でも AVV50 とは別の行として扱われている。カムリという車名だけで選ぶと世代を間違える。

フィルターを比べる5つの軸

  • 活性炭層があるか(においへの効き方が変わる)
  • 抗菌・防カビや抗ウイルスといった付加機能があり、その根拠となる試験が示されているか
  • 1枚あたりの価格
  • 入り数(1枚か複数枚か)
  • メーカー品か無印の互換品か

デンソーがクリーンエアフィルターの製品情報で説明しているのは、フィルターが目詰まりすると通気が悪化してエアコンの効きが低下する可能性があること、活性炭の働きが低下して排ガス臭を感じさせることがあることだ。においが理由で交換を考えたなら、活性炭層のある製品を選ぶ。

メーカー品の側は根拠が公開されている。デンソーは標準グレードで高除塵・脱臭・抗菌/防カビ・抗ウイルス・安定風量の5点を挙げ、抗菌は JIS L 1902 の試験で生菌数を1/100以下(99%以上減少)、防カビは JIS Z 2911 の試験で表示0(菌糸の発育が認められない)という結果を示している。抗ウイルス加工は JIS L 1922 に基づく SEK マーク認証で、対象は特定のウイルス(ATCC VR-1679)。ただし空気中の有害物質をすべて除去できるものではなく、0.3μm 未満の微粒子については除去の確認ができていないと注記があり、抗ウイルス加工は病気の治療や予防を目的とするものではないとも明記されている。

商品タイトルに純正品番と「活性炭」だけを掲げた無印の互換品には、この種の試験データが出ていないことがほとんどだ。性能値で比べる相手ではなく、年1回の交換をいくらで回すかという枠で見る。AVV50 は年1回の交換が基本なので、毎年払う金額で考えると決めやすい。

AVV50 に付く3つの選択肢

いずれもカムリハイブリッド AVV50 を適合として掲げている商品。価格はどれも確認した時点のものだ。

費用を抑えるなら無印の活性炭タイプ

活性炭入りの互換フィルター1枚。Amazon実売価格は確認時点で ¥1,200 と、3つの中では最も低い層になる。ブランド名の表示がなく性能の試験データも公開されていないので、除塵率や抗菌性能を比べる対象にはならない。年1回の入れ替えを欠かさずやれるなら、この層で回すのが金額としては合理的。

商品タイトルには 87139-30040 という前型側の純正品番が入っているが、フィルターの製品が両世代で共通である以上、これ自体は除外の理由にならない。

カムリハイブリッド AVV50 用 活性炭エアコンフィルター(無印の互換品)

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買い忘れを防ぐなら2枚セット

同じ活性炭タイプの2枚組で、確認時点の実売は ¥1,688。1枚あたりの単価は単品より下がる。エアコンフィルターは1年に1度の交換が基本だから、2枚あればおおむね2年分にあたる。単価より大きいのは次の分が家にあることで、交換時期を延ばしがちな人にはこちらだ。

カムリハイブリッド AVV50 用 活性炭エアコンフィルター 2枚セット

Amazonで見る

性能の根拠を取るならデンソー製

デンソーのクリーンエアフィルターとして流通している商品で、確認時点の実売は ¥2,880。前の節で挙げた抗菌・防カビ・抗ウイルスの試験に基づく性能表示があるのがこれにあたる。花粉の時期に車内がつらい、送風時のにおいを何とかしたい、という理由で交換するなら、根拠が公開されている側を選ぶ意味がある。

出品者や梱包形態は商品ページごとに違うので、買う前に適合表記を見る手順だけは省かない。

デンソー クリーンエアフィルター(カムリハイブリッド AVV50 適合)

Amazonで見る

交換は1年に1度が基本

トヨタ自動車が公式サイトのよくあるご質問で案内しているところでは、エアコンフィルターは原則1年に1度の交換とされている。走行距離が多い人、大都市や寒冷地に住んでいる人は早めの交換が推奨されている。洗っての再使用はできず、水洗いやエアブローによる清掃もしないよう明記されている。

交換時期はフィルターごとに異なることがあるため、いま付いているものや新車時のフィルターについては取扱説明書で確認するよう案内もある。車種やモデルによって形状が異なる場合があるとも添えられている。製品によっては再使用できるものもあるとされているので、洗える前提で買うなら商品側の説明を読む。

年1回なら、時期を毎年同じところに固定すると忘れにくい。花粉が飛び始める前、あるいは冷房を本格的に使い始める前に入れ替えておくと、効果を感じやすいタイミングと重なる。車検や定期点検に抱き合わせるのも手だが、その場合は点検の間隔が1年を超えないかを見ておく。

グローブボックスを外して交換する

国産車のエアコンフィルターは、ほとんどがグローブボックス奥のエアコン部に装着されていて、多くの車種はグローブボックスを取り外すだけで交換できるとされている。AVV50 もこのパターンに当てはまる。

取り外しまで

トヨタの手入れ手順では、まずエンジンスイッチ/パワースイッチを OFF にしてから作業を始める。デンソーの車種別交換方法では、作業前に内外気切り替えスイッチを内気循環に切り替えておく。

  1. グローブボックスを開き、ダンパーステーを固定しているロック部をつまんでダンパーステーを外す
  2. ストッパーピン(左右2箇所)をストッパーから外す
  3. グローブボックスの両側を押しながら手前に倒し、下に倒したうえでフック(左右2箇所)を外して本体を取り外す
  4. フィルターカバーのツメ(左右2箇所)を外し、カバーを手前に引き抜いて取り外す
  5. 古いフィルターを引き出す

グローブボックスを下側へ倒すときは、倒した状態で手前に引く。 フィルターカバーのツメには無理な力をかけない。

新しいフィルターを入れる

新しいフィルターは「UP」マークの矢印が上方向を向くように差し込む。差したあと、前後左右に傾いていないことを確認する。戻すときは外したときと逆の順序で、フィルター、フィルターカバー、グローブボックスの順に取り付ける。

自分で交換したときの費用

費用は部品代と工賃で決まるので、自分で交換すれば部品代だけで済む。上限側の目安になるのがデンソーの希望小売価格で、標準グレードのクリーンエアフィルター DCC1009 が3,630円(税込)、上位のクリーンエアフィルタープレミアム DCP1009 が6,600円(税込)。通販に並ぶ互換品はこれより下の価格帯に集まる。

交換が年1回である以上、比べるべきは商品の表示価格ではなく1枚あたりの単価と入り数だ。 2枚セットを2年で使い切る前提なら、1年あたりの金額はさらに下がる。

買う前・付ける前に外しやすい点

  • 品番の文字列だけで選ばない。車検証の型式と初度登録年、商品ページの適合車種表記の2点で判断する
  • 2017年7月以降のカムリ(AXVH70・75)とは適合が別扱いになる。車名だけで選ばない
  • 作業前に内外気切り替えを内気循環にし、パワースイッチを OFF にする
  • 「UP」マークの矢印を上に向け、差したあとに傾いていないかを見る
  • 外したフィルターは洗って使い回さない

この5つのうち最初の2つを外すと、届いた部品が使えないという結果に直結する。

よくある質問

商品タイトルの純正品番が車のものと違うが買っても大丈夫か

デンソーの適合品番検索では、AVV50 側に載る純正品番は 87139-52040、前型 ACV40・45 側は 87139-30040 と分かれている一方、適合するフィルターはどちらも DCC1009 / DCP1009 で共通になっている。品番の食い違いだけで不適合と決めず、その商品が AVV50 を適合車種として挙げているかを見る。

エアコンフィルターはどのくらいの頻度で交換すればよいか

トヨタの案内では原則1年に1度。走行距離が多い場合や、大都市・寒冷地に住んでいる場合は早めの交換が推奨されている。

外したフィルターを掃除して使い回すことはできるか

使い捨てで、洗浄しての再使用はできないと案内されている。水洗いもエアブローも避ける。製品によっては再使用できるものもあるとされているので、洗って使いたいなら最初からその前提の商品を選ぶ。

交換しても風量やにおいが変わらないときは何を疑うか

送風時のこもったにおいや風量の低下は目詰まりが原因のことがあるが、冷風が出ない・作動時に異音がするといった症状はフィルター以外に原因があることも多い。新品にしても変わらないなら、そこで打ち止めにせず別の原因を切り分ける。

まとめ

金額を抑えたいなら無印の活性炭タイプ、買い忘れを避けたいなら2枚セット、性能の根拠を取るならデンソー製。まず候補を1つに絞ってから、デンソーの適合品番検索でカムリハイブリッド AVV50(2011年9月〜2017年7月)が挙がっていることと、商品ページの適合車種表記を突き合わせて確定する。 交換は年1回、時期を固定して回せば、毎年の支出も作業の段取りも読める。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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