セレナC27のラゲッジマットおすすめ4選と適合の見分け方

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C27型セレナのラゲッジマットは、自分の車がガソリン(S-HYBRID)かe-POWERかを確定させた時点で、選べる商品がほぼ絞り込める。同じC27用として売られていても、ガソリン用とe-POWER用を別品番に分けているメーカーと、C27系を一品番でまとめているメーカーが混ざっているからだ。型式は車検証の「型式」欄で読み取れるので、商品ページを見比べる前にそこを先に片付けてしまいたい。

目次

ガソリン用・e-POWER用・両対応に分かれる4製品

C27型セレナは2016年8月に発売され、2022年11月まで販売された世代。ラゲッジマットの適合年式が「2016年8月〜2022年11月」と書かれている製品が多いのは、この販売期間をなぞっているためだ。ただし世代の途中、2018年3月にe-POWERが加わった関係で、適合は「ガソリン専用」「e-POWER専用」「C27系で両対応」の3パターンに割れる

製品 適合の書かれ方 構成 素材
YMT ラバー製ラゲッジマット(C27-R-LUG) C27系・e-power対応と表記 ラゲッジマット1枚 ラバー
Shvgen C27専用ラゲッジマット ガソリン車用(e-POWERには適合しないと明記) トランクマット1枚 TPE
ZUNDUO 3Dラゲッジマット C27 e-POWER 全グレード対応 前席・2列目・トランクの3点セット TPE
クラフトワークス C27ラゲッジマット C27/SERENA e-power を併記 ラゲッジマット1枚 TPE

つまり2016年8月〜2018年2月に登録された車はすべてガソリン側の型式なので、e-POWER専用品は最初から候補から外れる。逆に2018年3月以降の車でe-POWERなら、ガソリン専用と書かれた製品は選べない。ここを外すと届いてから気付くことになるので、順に確認していく。

車検証の型式欄でガソリンかe-POWERかを確定する

型式欄のどこを読むか

C27世代の型式は6種類ある。ガソリン(S-HYBRID)側が GC27・GNC27・GFC27・GFNC27、e-POWER側が HC27・HFC27。日産が公表しているリコール対象車の一覧では、この6型式が DAA-GC27/DAA-GNC27/DAA-GFC27/DAA-GFNC27/DAA-HC27/DAA-HFC27 として並んで掲載されている。e-POWER側は後年の届出で 6AA-HC27・6AA-HFC27 という表記も使われる。

ハイフンより前は排出ガスや燃費基準の識別記号なので、読むのは後ろの英数字だけでいい。先頭がHならe-POWER、Gから始まればガソリン(S-HYBRID)、と覚えておけば車検証を1回見るだけで済む。2つの機構の違いそのものが気になるなら、こちらも参考にしてほしい。

「C27用」の一言では足りない理由

適合の切り分け方はメーカーごとに違う。マット専門メーカーが公開している適合情報では、ガソリン用のトランクマットに「こちらガソリン用になります。e-POWER用には適合しません。」、e-POWER用のトランクマットに「こちらe-POWER用になります。ガソリン用には適合しません。」と書かれていて、相互に流用できない。適合年式もガソリン用が2016年8月〜2022年11月、e-POWER用が2018年3月〜2022年11月と分けられている。

一方で、YMTが公式ストアで公開している適合情報では、ラバー製ラゲッジマット(品番 C27-R-LUG)の適合が「年式:2016年8月(平成28年8月)〜2022年11月(令和4年11月)形式:C27系」とだけ記され、商品名にも「e-power対応!」と入っている。同じC27向けでも、分ける会社とまとめる会社が併存しているわけだ。だから判断は「C27だから合う」ではなく、商品ごとの適合欄でe-POWERの可否を読む、の一手に集約される。

なお、ガソリン車とe-POWERで適合が分かれる構造上の理由については、日産の資料で裏が取れていない。適合表がそう定めている、という事実だけを根拠に選びたい。

C27の荷室の形を先に知っておく

ラゲッジマットは「どの状態の荷室に合わせた製品なのか」で見え方が変わる。C27の荷室は3列目の扱いで姿が一変するので、そこを押さえてから商品画像を見ると判断が速い。

3列目を使ったままのとき

日産のよくあるご質問に掲載された荷室容量のデータによると、C27の荷室容量はVDA法で8名乗車時が280L、5名乗車時が815L。ゴルフバッグは9.5インチが4個積めると記載されている。3列目を使う状態と格納した状態で、容量が3倍近く動く。

寸法で見るとさらに分かりやすい。自動車専門メディアが実車で計測した荷室寸法によると、3列目使用時は荷室長が約360mm〜約480mm、荷室幅が約940mm〜約1120mm、荷室高が約1220mm。奥行きに幅があるのは3列目が前後にスライドするためで、スライド幅は約120mm。市販のラゲッジマットは、この奥行き360〜480mm程度の床面に合わせて作られているものが大半だと考えておきたい。

3列目を跳ね上げたとき

同じ計測で、3列目を格納して2列目を使う状態にすると荷室長は約1,080mm、荷室幅は約750mm〜約1,120mmに広がる。2列目も格納すれば荷室長は約1,660mm。床面の形そのものが変わるので、3列目使用時に合わせたマット1枚で広がった床全体を覆えるとは考えないほうがいい。

日産のカタログに記載された3列目の格納手順は、ヘッドレストをラゲッジルームに格納し、座面下のストラップを引き、シートを立て、リヤピラーにフックで固定し、シートレッグを折りたたむ、という5段階。ヘッドレストを荷室へ置くことと、脚部が床面に接することが、マットの切り欠き形状に関わってくる。

床下のアンダーボックスと開口部

C27の荷室床下には大容量のラゲッジアンダーボックスがあり、日産のカタログでは水気のある物や汚れた物を入れられる装備として紹介されている。先の実測では横幅が約1,180mmあり、深さは「もう少し深い方が良い」と評価されている。ラゲッジマットはこのフタの上に重なるため、取手の位置に開口があるかどうかが毎日の使い勝手に直結する。

もう1つ、C27にはデュアルバックドアが備わる。日産のカタログでは、ハーフバックドアなら「約半分の開閉スペースがあれば荷物を出し入れすることができる」と説明されている。狭い駐車場ではこの小さな開口から手を伸ばすことになるので、マットの出し入れがその範囲で成り立つかも見ておきたい。荷室の使い方そのものを詰めたい人は、収納側の記事も併読を勧める。

選ぶときに見る順番

適合が第一関門なのは前述のとおり。それを通過した先で見るのは、素材・縁とスリット・構成の3つでほぼ足りる。

素材はラバーかTPEか

C27用のラゲッジマットは、ラバー(ゴム)製とTPE製に大きく分かれる。TPEは熱可塑性エラストマーの略で、各ブランドの商品説明では「プラスチックのように成型が可能で、ゴムのように弾力のある、両方の良い処取りの合成樹脂」「第三世代ゴムと呼ばれる高機能素材」と説明され、耐熱性・耐候性が訴えられている。ラバー製は厚みと重量があり、裏に厚手のフェルトを重ねた構成の製品もある。水洗いできる点は共通で、差が出るのは重量感とへたりにくさ、そして価格帯という整理になる。

縁の高さとスリットの位置

3D立体構造をうたう製品は、床面の外周に立ち上がった縁を持たせて水や砂を荷室の外へ流さない作りになっている。各ブランドの商品説明でも「一般的な布製の平面フロアマットではフチ部分が低いため、砂が入りやすい」「高縁の3D立体構造で、水・砂・食べこぼしをシャットアウト」と、平面マットとの違いとして説明されている。泥の付いた道具を直接置くなら縁の高い立体成型、荷物の積み下ろしのしやすさを優先するなら縁の低いタイプ、という選び分けだ。

切り欠きも見ておきたい。マット専門メーカーのC27用トランクマットの仕様には「サードシート固定フックに対応」「荷物固定フックに対応のスリット付」「アンダーボックス取手位置にも開閉に便利なスリット付」の3点が挙げられている。裏を返せば、この3か所に対応していない製品は、3列目を跳ね上げて固定するとき、荷物をフックで留めるとき、床下収納を開けるときにマットをめくる手間が出る。商品画像でこの3か所を確かめてから買うのが確実だ。

ずれ対策は裏面の作りで決まる。同メーカーは裏材に厚さ約4mmの重厚フェルトを使い、滑り止め効果を高める特殊コーティングを施していると説明している。裏面が樹脂そのままの製品は荷物の出し入れでずれることがあるので、こちらも画像で見ておくといい。

単品かセットか、そして価格帯の見方

商品構成が「ラゲッジマット1枚」か「フロアマットを含むセット」かで、中身は大きく変わる。C27向けにはトランクマット1点だけの製品と、運転席&助手席1P・2列目マット1P・トランクマット1Pの3点セットになった製品がある。荷室だけ守りたいなら単品、室内も一緒に張り替える予定があるならセット。セット品は荷室以外も同じ素材・同じ質感になる点は頭に入れておきたい。

価格帯は「守りたい対象」と「洗う頻度」で決めるといい。水気や泥のある荷物が中心で毎週のように洗う使い方なら、厚みと裏面処理にコストがかかった製品のほうが結果的に長持ちする。年に数回の帰省や買い物で汚れ止めができればよいなら、軽量なTPEの単品で足りる。セット品は割安に見えても、荷室以外が不要なら実質の差は縮む。室内側も併せて考えるなら、フロアマット側の記事も見てほしい。

C27セレナに使えるラゲッジマット4製品

YMT ラバー製ラゲッジマット(C27-R-LUG)

YMTが公式ストアで公開している適合情報では、適合は「年式:2016年8月(平成28年8月)〜2022年11月(令和4年11月)形式:C27系」、商品構成は「専用ラバー製ラゲッジマット:1枚」。商品名に「e-power対応!」の表記があり、Amazonの商品情報欄でも適合は「年式:2016年8月(平成28年8月)~」「形式:C27系」「部位:荷台」とされている。ガソリンとe-POWERを一品番でカバーするタイプなので、型式の判別に自信が持てないときの選択肢になる。素材はラバー製の1枚もの。

YMT セレナ C27 ラバー製ラゲッジマット(トランクマット) C27-R-LUG

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Shvgen C27専用ラゲッジマット(ガソリン車用)

商品情報欄には「日産 セレナ SERENA セレナ C27専用設計 ※ご注意:e-POWERには適合しません。【年式】:2016年8月~2022年11月【セット内容】:ランクマット1P」と記載されている。e-POWERのC27には使えない点が最大の注意事項で、逆に言えばガソリン(S-HYBRID)の車に用途を絞った1枚ものだ。素材はTPEで、「高縁の3D立体構造で、水・砂・食べこぼしをシャットアウト」「撥水・防汚に優れているので、汚れたらホースでサッと流すだけ」とメーカーは説明している。2018年2月以前の登録車なら、型式は必ずガソリン側なので候補に入れやすい。

Shvgen 日産 セレナC27 ラゲッジマット 専用設計(ガソリン車用・TPE)

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ZUNDUO 3Dラゲッジマット(e-POWER用・3点セット)

商品情報欄では「ニッサン セレナ C27 e-POWER 全グレード対応」とされ、商品内容は「運転席&助手席1P、2列目マット1P、トランクマット1P(3Pセット)」。ラゲッジマット単体ではなく室内のフロアマットまで含む3点セットなので、荷室だけ替えたい人の想定とはずれる。素材はTPEで防水仕様、「ネジや両面テープを使わずに、簡単に装着と脱着ができる」と説明されている。折り畳んだ状態で発送され、折り目は時間で戻る旨の注記がある。室内をまとめて更新するタイミングなら、この構成が噛み合う。

ZUNDUO セレナ C27 e-POWER 専用 3Dラゲッジマット トランクマット(3点セット)

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クラフトワークス C27ラゲッジマット

商品情報欄は「[適合型式] ・C27 ・SERENA e-power [適合年代] ・2016年 8月~ [商品素材] ・TPE [商品構成] ・ラゲッジマット 1枚」。適合型式欄にe-powerが併記された1枚もので、e-POWERに対応しつつ荷室だけを1枚で済ませたい場合に収まる構成だ。「置くだけでピッタリフィット」「マットが汚れたら水拭き、水洗いOK」と説明され、素材は-60℃〜100℃の耐熱をうたうTPE。ページには「※仕様変更により、現在はツルツルとした質感になっております」との注記があるので、レビュー写真と手元の現物で表面の見え方が違う可能性は織り込んでおきたい。

クラフトワークス セレナ C27 ラゲッジマット 防水 3D TPE

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敷いたあとに効いてくる3つのこと

床下収納を開けられるか

日常でいちばん効くのがここだ。アンダーボックスの取手位置にスリットが無い製品だと、床下から物を出すたびにマットをめくることになる。同じ理屈で、荷物固定フックとサードシート固定フックの位置も見ておきたい。3列目を跳ね上げてフックで固定する使い方が多い人ほど、切り欠きの有無が後から効いてくる。車中泊のようにシートアレンジを頻繁に変えるなら、床の使い方から逆算するといい。

届いた直後の折りジワ

TPE製のマットは配送サイズの都合で折り畳んだ状態や三つ折りで届く製品が多い。各ブランドは「商品到着後は折り目残ることもございますが、弾性の高いTPE素材ですので時間たって元の状態に戻ります」「お湯を使えばより元の状態に戻りやすいです」と案内している。届いた直後に折り目が残っていても不良とは限らないので、しばらく荷室に敷いたまま置くか、温めてなじませるのが基本の対処になる。

洗い方と乾かし方

手入れは水洗いが基本。各ブランドの商品説明では「表面には防水加工が施されています。汚れた場合は、直接水をかけることができます」「マットが汚れたら水拭き、水洗いOKです」「汚れたらホースでサッと流すだけ」と案内されている。洗ったあとは完全に乾かしてから戻す。乾き切らないうちに敷くと、床下収納のフタとの間に水が残る。屋根側に荷物を逃がす手も含めて積載を組み直すなら、こちらも参考になる。

よくある質問

ガソリン車用をe-POWERに使えますか

使えないと明記している製品がある。マット専門メーカーの適合情報では、ガソリン用のトランクマットに「e-POWER用には適合しません」、e-POWER用のトランクマットに「ガソリン用には適合しません」と書かれている。逆に一品番で両方をカバーしているメーカーもあるので、判断は商品ごとの適合欄に従ってほしい。

「C27系対応」とだけ書かれた商品は買っても大丈夫ですか

その表記だけでは判断材料が足りない。YMTのように「C27系」と書きつつ商品名で「e-power対応!」と明示している例もあれば、e-POWER不可を別途注記している例もある。適合欄と商品名、注意書きまで読んで、e-POWERの可否がどこかに書かれているかを確かめるのが安全側の進め方だ。

3列目を跳ね上げた広い状態も1枚で覆えますか

今回扱った4製品は、いずれも3列目を使った状態の荷室に合わせたラゲッジマット(トランクマット)だ。3列目を格納したときの床面全体をカバーすると各メーカーが明示している事実は確認できていない。広い状態で使いたい場合は、商品ページの寸法図と自分の使い方を突き合わせて判断してほしい。

フロアマットとセットで買うべきですか

荷室だけを守りたいなら単品で足りる。ZUNDUOの製品のように前席・2列目・トランクの3点セットになったものは、室内も同じ素材に揃えたいときに向く。内装をまとめて更新する計画があるなら、座席側も併せて検討するといい。

純正のラゲッジマットとどちらがいいですか

日産純正アクセサリーの品番や仕様は今回確認できていないため、社外品との寸法差や価格差を比べることはできない。純正を検討するなら販売店で現物と適合を確認してほしい。荷室まわりの小物収納まで手を入れたい人は、こちらも見ておくと組み立てやすい。

まとめ

まず荷室に立って、3列目を使ったままにするのか跳ね上げて使うのか、床下収納をどれくらい開けるのかを現物で確かめる。そのうえで車検証の型式欄を見て、GかHかを確定させる。あとは商品ごとの適合欄でe-POWERの可否を読み、スリットの位置と単品かセットかを見れば、C27に合う1枚は自然に決まる。型式の判別に迷いが残るならC27系を一品番でカバーする製品、ガソリン車と分かっているなら専用設計、室内もまとめて替えるならセット品、という順で当てはめていけばいい。

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この記事を書いた人

車種別パーツ適合情報サイト「パーツ選び.com」の編集部。タイヤサイズ・エンジンオイル量・ワイパー適合・フィルター型番など、2,400本以上の記事と全80車種対応の早見表を公開中。適合値はメーカー公式の諸元・取扱説明書や部品メーカーの公式適合表で確認したものを優先し、確認できない数値は載せない方針で運営しています。

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