荷室用のマットを探してサクラ専用の商品を見比べると、荷室の1枚だけの物と、フロアマットまで入った3枚セットが同じように並んでいる。セット内容を見ないまま選ぶと、今のフロアマットで足りているのに3枚分を買ってしまう。ここで比べる3商品はどれもサクラ向けの作りで、選び分けの軸はセット内容と、販売ページの説明がどこまで書いてあるかの2つだ。
3商品の違いはセット内容と説明の詳しさ
サクラの車両型式はZAA-B6AW(B6AW型)で、新車カタログサイトの掲載では発売は2022年5月。ラゲッジマットの商品は「B6AW」や「B6系」という書き方で対応を示している。
比べたKARLUX・BIGKON・ZUNDUOの3商品は、商品名か販売ページの商品説明で、どれもB6AW向けの車種専用設計・TPE素材・3D(立体形状)・防水をうたっている。素材や形では差が付きにくいので、使い方で選び分ければよい。
| こんな人 | 選ぶ商品 | 決め手 |
|---|---|---|
| 荷室だけ替えたい。説明を読んで納得してから買いたい | KARLUX | トランクマット1枚。素材・手入れ・取り付けの説明が詳しい |
| 荷室だけ替えたい。適合を商品名で確かめたい | BIGKON | 商品名に型式B6AWと「2022年5月~現行」を明記。説明の箇条書きは適合だけ |
| フロアマットも一緒に替えたい | ZUNDUO | 1列目・2列目のフロアマットとトランクマットの3枚セット |
荷室だけならKARLUX、フロアマットも替えどきならZUNDUOを選べば外しにくい。BIGKONは説明が短いので、販売ページの画像で仕様を確かめられる人向けだ。
マットを選ぶ前に押さえたいサクラの荷室
荷室の広さ
日産の発表資料(2022年5月の主要諸元)では、サクラの荷室は107L。車体は全長3395mm・全幅1475mm・全高1655mmで、乗車定員は4名だ。荷室の長さ・幅・高さ(mm)は、この資料にも確認した解説記事にも載っていない。汎用品を寸法で合わせるより、サクラ専用の形に作られたマットから選ぶ方が手間が少ない。
後席のスライドと片側倒し
車の解説サイトの記事では、後席はリクライニングに加えて前後にスライドでき、荷室を使わないときは後席を下げて後席の空間を広げられる。後席を片側だけ倒すと3名乗車のままゴルフバッグ1個を積め、後席を倒せば9インチのゴルフバッグを2個積めるという。後席を倒して使うことが多い人は、背もたれの裏側をマットがどう扱うかも選ぶ材料になる(後の節で触れる)。
荷室の使い方は次の記事でまとめている。
車中泊でのマット選びはこちら。
床下のアンダーボックス
同じ解説記事では、荷室の床下にはラゲッジアンダーボックスが用意されている。小物を床下にしまう人は、マットの上げ下ろしが増える点を頭に入れておく。
サクラのラゲッジマットの選び方
型式と年式
まず、商品名か商品説明に「サクラ」「B6AW」(または「B6系」)と書かれた車種専用設計の物に絞る。車種名の無い汎用のマットは、自分で荷室を採寸して大きさと形を合わせる必要がある。
次に、車検証で型式(ZAA-B6AW)と初度登録の年月を確かめ、商品の対応年式と照らす。3商品とも出品者は、年式やモデルなどで合わない場合があるとして、購入前に形状・年式・モデルを確かめるよう求めている。
素材と防水
TPEはゴムとプラスチックの間の素材で、出品者は表面が劣化しにくいことや防水を利点に挙げている。濡れた物や泥の付いた物を積む人は、防水で、水洗いか拭き取りで手入れできると書かれた物を選ぶ。水洗いの可否は商品ごとに書き方が違う。
縁の立ち上がり
3Dのマットは縁が立ち上がっているので、平らな布のマットより、こぼれた水や砂が床へ回りにくい。出品者の説明でも、縁が高く立ち上がる形で汚れや水から床を守るとしている。
単品かセットか
運転席・助手席・後席のフロアマットも一緒に替えたいならフロアマットとのセット、今のフロアマットを使い続けるならラゲッジだけの単品を選ぶ。
取り付け方
KARLUXとZUNDUOは、販売ページの商品説明で、ネジや両面テープを使わずに装着できる(置くだけ)とされている。BIGKONは商品名に「装着簡単」とあるが、取り付け方の具体的な記載は商品名にも商品説明の箇条書きにも無い。
おすすめ3商品の比較表
販売ページの商品名と商品説明をもとにまとめた。「記載なし」は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも書かれていない項目だ。
| 項目 | KARLUX | BIGKON | ZUNDUO |
|---|---|---|---|
| セット内容 | トランクマット1枚 | 記載なし(商品名はトランクマット) | 1列目・2列目・トランクマットの3枚 |
| 対応の書き方 | B6系・B6AW・2022年06月~現行 | B6系・B6AW・2022年5月~現行 | B6系・B6AW・2022年5月~現行 |
| 素材・形 | TPE・3D | TPE・3D | TPE・3D |
| 水洗い | 丸洗いできる | 記載なし | 布で拭き取るか水で丸洗い |
| 取り付け | ネジ・両面テープ不要 | 記載なし(「装着簡単」の表記だけ) | ネジ・両面テープ不要、裏側にズレ防止加工 |
差が出るのはセット内容・水洗い・取り付けの3行で、素材と形の書き方は3商品で同じだ。
KARLUX:説明の詳しいラゲッジだけの1枚
販売ページの商品説明では、適合はサクラ B6AWの2022年06月~現行、セット内容はトランクマット1枚。商品名でもB6系・B6AW向けのカスタム設計、TPE素材、防水・防滑・防汚をうたう。
素材は第3世代のTPEで、丸めても形を簡単に戻せて、折り畳んでも跡が付かないとされる。縁が壁のように高く立ち上がる3D立体構造で、防水で丸洗いができ、ネジや両面テープ無しで装着できる。素材・手入れ・取り付けまで説明がそろっているので、荷室だけ替える人がまず検討する1枚だ。
気を付けたいのは対応年式の書き方で、始まりが「2022年06月~」と、ほかの2商品の「2022年5月~」と違う。出品者は、購入前に画像で形状・年式とモデルを確かめるよう求めている。
KARLUX 日産 サクラ B6AW ラゲッジマット(TPE製・3D)
BIGKON:適合を商品名に書いたトランクマット
商品名と販売ページの商品説明では、適合はサクラ B6系専用・型式B6AW・2022年5月~現行。商品名では3D・車種専用設計・TPE素材・防水・耐摩擦・耐汚れ・装着簡単をうたい、色はブラックだ。
一方で、商品説明の箇条書きは適合の1項目だけで、水洗いの可否・枚数・裏面の滑り止め・取り付け方の具体的な記載が無い。適合を商品名で読み取りやすいのは利点だが、手入れや固定の仕方は販売ページの画像などで確かめてから買う。
BIGKON サクラ B6AW 専用 トランクマット(TPE製・3D)
ZUNDUO:フロアマットと荷室の3枚セット
販売ページの商品説明では、対応はサクラ B6系 B6AW、年式は2022年5月~現行(商品名では「R4.5-現行」)。セット内容は1列目用・2列目用のフロアマットとトランクマットの3枚だ。
TPE素材の防水仕様で、汚れたら柔らかい布で拭き取るか水で丸洗いできるとされる。3D立体構造で隅まで覆い、マットの裏側にズレ防止加工があり、ネジや両面テープ無しで付け外しできる。フロアマットも傷んでいて、荷室と一緒に替えたい人向けだ。
出品者は、年式・グレード・オプションなどで合わない場合があるとしている。フロアマットだけを別の商品から選びたい人は、こちらで比べている。
ZUNDUO サクラ B6系 専用 フロアマット+ラゲッジマット 3枚セット
買う前と敷くときに確かめること
届いたら荷室に仮置きする
届いたらすぐ荷物を載せず、荷室に置いて形と縁の当たり、後席を動かしたときの干渉を確かめてから使う。合わないときの返品・交換の条件は、注文前に販売ページで見ておく。
後席を倒す人は背もたれ側の形を見る
3商品とも、商品名と商品説明の箇条書きに、後席の背もたれの裏まで覆う形かどうかの記載が無い。後席を倒して長い物を積むことが多い人は、販売ページの画像で形を確かめるか、出品者に問い合わせる。
アンダーボックスを使う人はどかしやすさで選ぶ
床下のアンダーボックスをよく開ける人は、そのたびにマットをどかす手間が出るかを考えて選ぶ。ネジや両面テープで固定しない置くだけのマットは、どかして戻しやすい。マットを敷いたまま床板を開けられるかは、今回は確かめられていないので、届いたら仮置きの段階で試しておく。
荷室と合わせて見直したい車内の汚れ対策
ZUNDUOのセットを選ばず、フロアマットを単品で選ぶ人はこちら。
濡れたまま乗り込むことが多い人や、後席に子どもを乗せる人は、座面を守るシートカバーも合わせて考えるとよい。
よくある質問
日産の純正のラゲッジマットはある?
純正のラゲッジマット(用品)の有無・形・品番は、今回は確かめられていない。純正品を検討するなら、日産の販売店で車検証の内容を伝えて聞くのが確実だ。
対応年式が「2022年5月~」と「2022年06月~」で違うのは?
BIGKONとZUNDUOは「2022年5月~現行」、KARLUXは「2022年06月~現行」と書いている。この違いが実際の適合の違いを意味するかは、販売ページの記載からは分からない。2022年5月から6月ごろに登録した車なら、出品者に確かめてから注文する。
水洗いできる?
KARLUXとZUNDUOは販売ページの商品説明で丸洗いできるとしている。BIGKONは商品名に防水・耐汚れとあるが、水洗いの可否は書かれていないので、洗う前提なら前の2つから選ぶ。
まとめ
3商品とも素材と形の書き方は同じなので、選ぶ順番は、まずセット内容で候補を1つに絞り、そのあとで適合を確かめる。
- 荷室だけ替える:説明の詳しいKARLUX、適合を商品名で確かめたいならBIGKON
- フロアマットも替える:3枚セットのZUNDUO
候補が決まったら、車検証の型式と初度登録の年月を、販売ページの対応年式と照らして最終確認する。
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