ZE1型リーフのヘッドランプの電球をH11とHB3だと思って用意しても、取り付ける先の無い車がある。日産の規格表でH11とHB3が載っているのは2019年1月の「e+」追加より前のハロゲンヘッドランプ車だけで、LEDヘッドランプ車と2019年1月以降の車のヘッドランプはLEDだからだ。電球の規格は年式・ヘッドランプの種類・NISMOかどうかで変わるので、先に自分の車の区分を決めてから表を見る。どの区分でも同じなのは、前後のウインカー・バックランプ・ナンバー灯の電球だ。
ZE1のバルブ型番の早見表
3つの時期・すべての仕様で共通の電球
| 箇所 | 規格 | W数 |
|---|---|---|
| フロントターンシグナルランプ(前のウインカー) | WY21W(アンバー) | 21W |
| リヤターンシグナルランプ(後ろのウインカー) | WY21W(アンバー) | 21W |
| リバースランプ(バックランプ) | W16W | 16W |
| ライセンスプレートランプ(ナンバー灯) | W5W | 5W |
この4つは、日産の表の3つの時期・すべての仕様で同じ規格とW数だ。
区分で変わる箇所
- ヘッドランプとクリアランスランプ: 電球なのは2019年1月より前のハロゲンヘッドランプ車(ロービーム H11 55W・ハイビーム HB3 60W・クリアランス W5W 5W)。LEDヘッドランプ車と、2019年1月以降のすべての車(NISMO・NISMO以外)はLED
- フォグランプ(H8 35W): 行があるのは、2017年10月〜のLEDヘッドランプ車、2018年7月〜のLEDヘッドランプ車のNISMO以外、2019年1月〜のNISMO以外の表。ハロゲンヘッドランプ車とNISMOの表には行が無い
- サイドターンシグナルランプ: 2018年12月までのNISMO以外の車は、ドアミラータイプがLED、フェンダータイプがWY5W(アンバー)5Wの電球
- NISMOのリヤフォグランプ: W21W 21W
テールランプ・ストップランプ・ハイマウントストップランプは、日産の表のすべての区分でLEDだ。
自分のリーフがどの欄に当たるかを決める
日産のよくあるご質問(ZE1型のバルブの規格)では、ZE1型を2017年10月〜2025年10月の型として扱い、規格表を3つの時期に分けて載せている。
| 時期 | 表の区分 |
|---|---|
| 2017年10月 フルモデルチェンジ〜 | LEDヘッドランプ車/ハロゲンヘッドランプ車 |
| 2018年7月 NISMO追加〜 | LEDヘッドランプ車(NISMO/NISMO以外)/ハロゲンヘッドランプ車 |
| 2019年1月「e+」追加〜 | NISMO/NISMO以外(ハロゲンヘッドランプ車の表は無い) |
自分の車の欄は、次の4つの問いで決まる。
- 2019年1月の「e+」追加より前の車か、後の車か
- 前の車なら、ヘッドランプがLEDかハロゲンか
- NISMOかどうか
- 2018年12月までのNISMO以外の車なら、サイドターンシグナルがドアミラーにあるかフェンダーにあるか
日産の表は、どのグレードにフォグランプが付いているかや、どの車がドアミラータイプでどの車がフェンダータイプかは書いていない。区分が自分で決められないときは、日産の販売店に確かめるのが早い。
2018年12月までの車(NISMO以外)のバルブ型番
2017年10月〜と2018年7月〜の表のうち、NISMO以外の車の値をまとめる。2018年7月に追加されたNISMOは後の節で扱う。前後のウインカー・バックランプ・ナンバー灯は、早見表の共通の電球のままだ。
ハロゲンヘッドランプ車
| 箇所 | 規格 | W数 |
|---|---|---|
| ヘッドランプ(ロービーム) | H11(ハロゲン) | 55W |
| ヘッドランプ(ハイビーム) | HB3(ハロゲン) | 60W |
| クリアランスランプ | W5W | 5W |
ロービームとハイビームで規格が違うので、交換するほうの規格を確かめて買う。ハロゲンヘッドランプ車の表には、フォグランプの行が無い。
LEDヘッドランプ車
| 箇所 | 規格 | W数 |
|---|---|---|
| ヘッドランプ(ロービーム・ハイビーム) | LED | – |
| クリアランスランプ | LED | – |
| フォグランプ | H8(ハロゲン) | 35W |
この表は、2017年10月〜のLEDヘッドランプ車と、2018年7月〜のLEDヘッドランプ車のNISMO以外の値だ。この表の中で電球なのは、フォグランプのH8だけだ。
サイドターンシグナルはドアミラータイプとフェンダータイプで違う
2018年12月までのNISMO以外の車(ハロゲンヘッドランプ車・LEDヘッドランプ車とも)の表には、サイドターンシグナルランプの行が2つある。
- ドアミラータイプ: LED
- フェンダータイプ: WY5W(アンバー)5W(電球)
表はどの車がどちらのタイプかを書いていないので、自分の車のサイドターンシグナルがドアミラーにあるかフェンダーにあるかを見て決める。
2019年1月(e+追加)以降の車のバルブ型番
2019年1月〜の表はNISMOとNISMO以外の2つだけで、ハロゲンヘッドランプ車の表は無い。ヘッドランプ(ロー・ハイ)・クリアランスランプ・サイドターンシグナルランプは、2019年1月〜のすべての車(NISMO・NISMO以外)でLEDだ。
NISMO以外の車で電球の規格が載っている箇所には、次のものがある。
| 箇所 | 規格 | W数 |
|---|---|---|
| フロント・リヤターンシグナルランプ | WY21W(アンバー) | 21W |
| フォグランプ | H8(ハロゲン) | 35W |
| リバースランプ | W16W | 16W |
| ライセンスプレートランプ | W5W | 5W |
前後のウインカー・バックランプ・ナンバー灯は早見表の共通の値と同じだ。NISMOは次の節で示す。
NISMOのバルブ型番はここが違う
2018年7月〜と2019年1月〜の表には、NISMOの欄がある。NISMOの欄には次の値が載っている。
- リヤフォグランプ: W21W 21W(電球)
- LEDハイパデイライト: LED
- サイドターンシグナルランプ: LED
- ヘッドランプ(ロー・ハイ)とクリアランスランプ: LED
NISMOの表には、フロントのフォグランプの行が無い。前後のウインカー(WY21W(アンバー)21W)・バックランプ(W16W 16W)・ナンバー灯(W5W 5W)は、NISMO以外と同じだ。
リヤフォグランプのW21Wは、ウインカーのWY21Wと1文字違いだ。電球を買うときは、規格名を1文字ずつ見比べて取り違えないようにする。
LEDの箇所は部品ごとの交換になる
テールランプ・ストップランプ・ハイマウントストップランプは、日産の表のすべての区分でバルブタイプも規格もLEDで、W数の欄は「-」だ。LEDヘッドランプ車(2017年10月〜と2018年7月〜)と2019年1月〜のすべての車のヘッドランプ・クリアランスランプも、同じくLEDになる。
表の下には「LEDの点灯不具合が発生した場合は、ランプASSY(部品本体)の交換となります。」と注記がある。LEDの箇所が点かなくなったら、電球ではなくランプASSYの交換だと考えておく。
LEDメーカー fcl. の車種別ガイドでも、「純正オプション・グレードにより純正LEDの場合があります。その場合は商品の装着ができない場合がございます。」「必ず現車をご確認ください。」と注意している。電球の形の商品は、その箇所が純正で電球(バルブ)の車に使う物だ。
規格名と店頭の形状名の読み替え
日産の表はWY21WやW16Wのような規格名で書いているが、LEDメーカー fcl. の車種別ガイドのZE1の表は、同じ部位を店頭で使われる形状名で載せている。部位ごとに見比べると、次のように当たる。
| 部位 | 日産の表の規格名 | fcl. の表の形状名 |
|---|---|---|
| 前後のウインカー | WY21W(アンバー) | T20ピンチ部違い |
| バックランプ | W16W | T16 |
| ポジション(クリアランス)・ナンバー灯 | W5W | T10 |
| サイドウインカー | WY5W(アンバー) | T10 |
| フォグ・ロービーム・ハイビーム | H8・H11・HB3 | H8・H11・HB3 |
この読み替えは、日産の表で自分の区分のその箇所が電球になっているときに使う。LEDヘッドランプ車のクリアランスランプのように、規格欄がLEDの箇所には当てはまらない。
日産の表では、前後のウインカーとフェンダータイプのサイドターンシグナルの規格に「(アンバー)」と色まで書いてある。ウインカー用は、規格名と色(アンバー)の両方が合う物を選ぶ。あわせてW数も、自分の区分の表の値と見比べる。
リアのウインカー用の交換電球
リヤターンシグナルランプは、日産の表のすべての区分でWY21W(アンバー)21Wだ。ZE1のリア用と記載された電球に、次の商品がある。
販売ページの記載
商品名は「NISSAN/日産車 リーフ ZE1リア用 ウインカー T20ピンチ部違い ステルス ハロゲンバルブ アンバー 2個セット クローム球」。販売ページの商品説明では、発光色はアンバー、用途はウインカー、外観はステルス(クロームメッキ)、12V車専用のハロゲンバルブで、車検対応と記載している。
ほかに、純正バルブと交換するだけで取り付けられること、映り込みが無くなりすっきりした見た目になること、LEDではないのでハイフラが起きないこと、ピンチ部違いに対応していること、保安基準に適合していることを挙げている。商品名のT20ピンチ部違いは、fcl. の表の読み替えでWY21Wに当たる形状名だ。
適合の記載の範囲
適合車種は「NISSAN/日産車 リーフ 2017.10~ ZE1 – リア用 ウインカー」という出品者の記載だ。商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、フロントのウインカーに使えるという記載は無く、W数の記載も無い。W数まで日産の表の21Wと見比べたい人は、この点を承知で選ぶ。
リアのウインカーをハロゲンのまま、映り込みの少ない見た目にしたい人に向く1つだ。
リーフ ZE1 リア用ウインカー T20ピンチ部違い ステルス ハロゲンバルブ アンバー 2個セット
電球を買う前に確かめること
室内灯の規格は表に載っていない
室内灯(ルームランプ・マップランプ・ラゲッジルームランプ)の電球の形状とW数は、日産のよくあるご質問の表にも、fcl. のZE1の表にも載っていない。室内灯の電球を替えるときは、外した電球の表示か現物で確かめる。
fcl. の表と日産の表でフォグランプの扱いが違う
LEDメーカー fcl. の表はハロゲン仕様車の欄にもフォグランプ H8 を載せているが、日産のよくあるご質問の表ではハロゲンヘッドランプ車にフォグランプの行が無い。食い違うときは、自動車メーカーである日産の表を基準にする。純正がLEDの箇所に電球の形の商品が付かないことがある点は、LEDの節のとおりだ。
よくある質問
ヘッドランプの電球は交換できる?
2019年1月より前のハロゲンヘッドランプ車は電球で、ロービームがH11、ハイビームがHB3だ。LEDヘッドランプ車と2019年1月以降の車はLEDで、点灯不具合はランプASSYの交換になる。
テールランプが点かないときは電球を替えればいい?
テールランプ・ストップランプ・ハイマウントストップランプは、日産の表のすべての区分でLEDだ。電球の交換ではなく、ランプASSYの交換になる。
前と後ろのウインカーの電球は同じ?
日産の表の規格は前後ともWY21W(アンバー)21Wで、すべての区分で同じだ。ただし紹介した商品は、出品者の記載がリア用で、フロントのウインカーに使えるという記載は無い。
室内灯の電球の型番は?
日産のよくあるご質問の表にも、fcl. のZE1の表にも載っていない。外した電球で確かめる。
NISMOはどこが違う?
2018年7月〜と2019年1月〜のNISMOの欄には、リヤフォグランプ(W21W 21W)とLEDハイパデイライトがあり、フロントのフォグランプの行が無い。前後のウインカー・バックランプ・ナンバー灯はNISMO以外と同じだ。
まとめ:区分を決めてから表の欄を見る
まず車検証で型式と初度登録年月を確認し、4つの問いで日産の表の自分の欄を決める。前後のウインカー・バックランプ・ナンバー灯の電球は、日産の表のすべての区分で共通だ。ヘッドランプとクリアランスランプが電球なのは2019年1月より前のハロゲンヘッドランプ車で、テールランプ・ストップランプ・ハイマウントストップランプはすべての区分でLED、点灯不具合はランプASSYの交換になる。
ほかの消耗品も、ZE1の型番で確かめておくと交換の時期が重なったときに迷わない。
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