GLE W166のフロアマットは、商品名か商品説明に型式「W166」の記載がある車種専用品から選び、右ハンドル用の記載があるかを確かめたうえで、1列目と2列目をまとめて替えるか、2列目だけを足すかで商品を決めればよい。まとめて替えるならTPE材質のZURGI(右ハンドル専用・4枚セットの内訳は記載が無い)かPUレザーのQJLMNP(右ハンドル用)、2列目だけならWeatherTechの2列目用フロアライナー(右ハンドル・左ハンドルの記載が無いので、合うかを出品者に確かめてから)を選ぶ。どれを買っても元のマットの上には重ねず1枚で敷き、ずれていないかを確かめてから走り出す。
GLE W166に合うフロアマットの選び分け
GLEで3列シートが設定されたのは、2019年に日本で受注が始まった新型GLEが初めてだ。W166のGLEは、1列目(運転席・助手席)と2列目の分を考えればよい。また、2015年に日本で初公開されたGLEの日本向けの表では、4モデルともステアリング位置が「右」と記載されている。そこで、型式W166の記載がある物を敷く範囲で選び分け、右ハンドル用の記載があるかを確かめるのが基本になる。
| やりたいこと | 選ぶ商品 | 買う前に押さえる点 |
|---|---|---|
| 1列目と2列目をまとめて替え、水洗いで手入れしたい | ZURGIのTPEフロアマット(右ハンドル専用・4枚セット) | 4枚の内訳は記載が無い |
| 1列目と2列目をまとめてPUレザーに替えたい | QJLMNPのPUレザー3Dフロアマット(右ハンドル用・黒/黒米) | 元のマットを外して敷く |
| 2列目だけを足す・替えたい | WeatherTechの2列目用フロアライナー | 1列目の分は含まない。右ハンドル・左ハンドルの記載が無いので出品者に確かめる |
GLE W166の範囲と、新型W167・GLEクーペとの境目
GLEの名はW166の改良から
GLEはMクラスの後継のSUVだ。2015年の日本初公開を伝えたCar Watchの記事によると、SUVのボディーでEクラスの車格を持つことから「GLE」の名になった。英語版Wikipediaでは、3代目のW166が2015年の改良(フェイスリフト)の際にMクラスからGLEへ改名されたとされ、W166の生産は2011年7月〜2019年となっている。
新型GLE(W167)との境目
新型GLEの発表を伝えたCar Watchの記事では、メルセデス・ベンツ日本が新型GLEの受注を2019年6月19日に始めた。新型はホイールベースが先代より80mm長く、GLEとして初めて3列シートが設定された。英語版Wikipediaでは、この世代の型式はW167だ。
ここで食い違いが出る。ZURGIとQJLMNPは、出品者の記載で対応年式の末尾を2020年6月としている。2019年以降に登録された車は、車検証などで自分の車がW166か新型かを確かめてから選ぶ。WeatherTechの記載は2015-2019年式だ。
GLEクーペは別の型式
GLEには4ドアクーペのボディもあり、2015年の東京モーターショーで参考出品された。英語版Wikipediaでは、クーペは別の型式C292として扱われている。ZURGIとWeatherTechは商品名で「SUV」用と書いており、QJLMNPは商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、SUVかクーペかの記載が無い。GLEクーペに乗っているなら、クーペ用として売られている商品を選ぶ。
選び方は型式・右ハンドル・素材・裏面の滑り止め
敷く範囲(一式か2列目用か)は最初の表のとおり。そのうえで次の4点を見る。
型式W166の記載がある車種専用品
国民生活センターの調査結果を伝えたCar Watchの記事では、固定する構造の市販マットは車両の形状に合った物を選び、ペダルに干渉しないことを十分に確かめて使うよう助言している。くるまのニュースの記事でも、自動車販売店のオーナーが、純正と同じ形状やサイズで仕立てられた車種専用品を選ぶとズレも少ないと話している。GLE W166なら、商品名や商品説明に型式「W166」が書かれた物を選ぶのが第一の目安だ。
右ハンドル用の記載
日本向けのGLE(W166)は右ハンドルなので、「右ハンドル用」「右ハンドル専用」と書かれているかを確かめる。右ハンドル・左ハンドルの記載が無い商品は、運転席側の形が自分の車に合うかを出品者に確かめてから選ぶ。
素材と手入れ
くるまのニュースの記事では、フロアマットの素材は不織布やゴム、塩化ビニールなどに、はっ水加工や防炎加工を施した物が一般的とされる。同じ記事は、アウトドアで汚れやすい人が毛足の長い純正マットの上に防水・防汚のゴム製を暫定的に敷くことも多いが、追加したマットを固定しないまま二重敷きするとズレが生じると指摘している。防水の素材に替えるなら、元のマットを外して1枚で使う。
紹介する商品の素材は、販売ページの商品説明によると次のとおりだ。ZURGIはTPE材質で、防水性・耐汚れ性と、水洗いで清潔を保てることが書かれている。WeatherTechは米国特許取得済みの熱可塑性エラストマー。QJLMNPはPUレザー素材で、耐寒性能と耐摩耗性が書かれている。汚れを水洗いで落としたいならZURGI、足元をレザー調にしたいならQJLMNPを選ぶとよい。
裏面の滑り止め
国土交通省のとりまとめでは、社外品フロアマットの滑りやすさはマットごとにばらつきがあった。裏面にスパイク等の滑り止めがある物と無い物があり、スパイクが密なほど滑りにくい結果だった。裏面の滑り止めの有無と形は、ずれにくさを比べる手がかりになる。
QJLMNPは、販売ページの商品説明に裏面の特殊スパイク加工と高粘着の組み合わせを書いている。ZURGIは商品名に「滑り止」とあるが、裏面の形は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。
1列目と2列目をまとめて替えるならZURGIかQJLMNP
ZURGI TPEの4枚セット(右ハンドル専用)
商品名に「メルセデスベンツ GLEクラス W166 2015.10~2020.6 対応」「TPE材質」「右ハンドル専用」「専用設計」「防水」「滑り止」「4枚セット」「対応GLEクラスW166 SUV」とある。販売ページの商品説明では、3D立体デザインで足元をぴったりカバーすること、TPE素材で防水性と耐汚れ性を持つこと、摩擦に強いこと、柔らかい素材で折りたためて長く使っても変形しないこと、簡単に装着・取り外しができ水洗いだけで清潔を保てることが書かれている。
注意したいのは、4枚がどの席の分かの内訳が、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い点だ。純正の固定具(フック)に対応するかも記載が無い。内訳は買う前に出品者へ確かめておきたい。
ZURGI GLEクラス W166用 TPEフロアマット 4枚セット(右ハンドル専用)
QJLMNP PUレザーの3Dフロアマット(黒・黒米)
商品名に「メルセデスベンツ GLE W166 フロアマット 2015年10月-2020年6月」「PUレザー素材」「3D設計」「右ハンドル用」とあり、色の表記が「黒」と「黒米」の2つの商品がある(色の表記のほかは、商品名と商品説明の中身は同じ)。販売ページの商品説明では、ペダル形状に合わせた3D立体裁断、極寒でも柔軟性を保つ耐寒性能と耐摩耗性、運転席から後部座席までの車内フロアをカバーすること、裏面の特殊スパイク加工と高粘着の組み合わせでずれ・滑りを抑えること、工具不要で取り付け・取り外しができることが書かれている。
商品説明には、取り付け前に車の元のフットパッド(マット)を取り外す必要があると書かれている。商品名には「ラゲッジマット」の語があるが、商品説明の箇条書きは「運転席から後部座席まで、車内フロアをカバー」とだけ書いており、荷室用のマットが含まれるかは記載が無い。純正の固定具(フック)に対応するかも、商品名と箇条書きのどちらにも記載が無い。
QJLMNP GLE W166用 PUレザー3Dフロアマット 右ハンドル用(黒)
QJLMNP GLE W166用 PUレザー3Dフロアマット 右ハンドル用(黒米)
2列目だけを足すならWeatherTechのフロアライナー
WeatherTechの正規品で、商品名に「メルセデスベンツ GLEクラス 2015-2019年式 W166 SUVに適合 2列目 ブラック」とある。販売ページの商品説明では、適合車種は「GLEクラス / 2015-2019年式 W166 SUV」、素材はWeatherTechの米国特許取得済みの熱可塑性エラストマー、付属品は2列目用フロアライナーと書かれている。
この商品は2列目用だけで、1列目(運転席・助手席)の分は含まない。右ハンドル・左ハンドルの別と、純正の固定具(フック)に対応するかは、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。適合は「W166 SUV」と書かれ、クーペ(C292)についての記載は無い。前席のマットはまだ使えて、後席の汚れだけが気になる人に向く。2列目に元のマットがあるなら、外してから1枚で敷く。
WeatherTech GLEクラス W166 SUV用 2列目フロアライナー(ブラック)
4点の比較表
価格は変動するので表には載せていない。各商品のリンク先で確かめてほしい。
| 商品 | 範囲 | 素材 | ハンドル位置の記載 | ずれ止めの記載 | 出品者の年式表記 |
|---|---|---|---|---|---|
| ZURGI | 4枚セット(内訳の記載なし) | TPE | 右ハンドル専用 | 商品名に「滑り止」(裏面の形の記載なし) | 2015.10〜2020.6 |
| QJLMNP(黒) | 運転席から後部座席まで | PUレザー | 右ハンドル用 | 裏面の特殊スパイク加工と高粘着 | 2015年10月〜2020年6月 |
| QJLMNP(黒米) | 運転席から後部座席まで | PUレザー | 右ハンドル用 | 裏面の特殊スパイク加工と高粘着 | 2015年10月〜2020年6月 |
| WeatherTech | 2列目用(1列目は含まない) | 熱可塑性エラストマー | 記載なし | 確かめられていない | 2015-2019年式 |
敷き方と安全は「重ねない・固定する・運転前に確かめる」
国土交通省の注意喚起では、フロアマットを固定せずに重ね敷きするなど不適切に使うと、アクセルペダルがマットに引っかかり、車の急加速につながる不具合が起きることがあるとしている。二重敷きや未固定のマットは乗り降りや運転のときに前へずれ、ずれたマットにアクセルペダルが引っかかって、運転者の意図しない加速が起きる可能性がある。運転中に運転席からマットのずれを確かめるのは難しいとされている。
重ね敷きをしない
国土交通省が平成22年4月23日に発表した平成21年分のとりまとめでは、フロアマットの不適切な使い方による事故が13件あり、内訳は社外品フロアマットの二重敷き11件、未固定2件だった。純正マットの上に社外品を重ねて敷かない。替えるときは元のマットを外して1枚にする。
固定と運転前の確認
国土交通省の注意喚起が挙げる使い方は、マットを確実に固定して使う、重ね敷きをしない、運転前にマットが正しく固定されているか確かめる、の3つだ。
国民生活センターの調査結果を伝えたCar Watchの記事では、純正マットでも固定フックが外れてマットがずれていないかを十分確かめるよう助言している。くるまのニュースの記事で販売店のオーナーは、純正マットで多いのは固定具の破損で未固定になっているケースで、純正の固定具は樹脂製が多く破損しやすいこと、社外品も純正もマット裏面の滑り止めのゴム製ピンが消耗しやすいことを挙げる。社外品は純正フロアマット用の固定具が使えず、固定しないまま使うケースが多いとも話している。
同じオーナーは、フットレストではなくマットの上に左足を置いていると、コーナーやブレーキで無意識にマットを踏む足に力が入り、ズレの原因になりうるとも話す。シートはフットレストに無理なく左足が乗る位置に合わせ、左足はフットレストに置こう。
ペダルが引っかかったとき
Car Watchの記事が伝える国民生活センターの助言では、アクセルペダルが引っかかって戻らなくなったら、ブレーキを十分に強く踏んで止める。止まれないときは、シフトレンジをニュートラルにしてブレーキペダルを踏む。国土交通省も、フロアマットとアクセルペダルが干渉して加速したときにブレーキ操作を繰り返すと、ブレーキ倍力装置の機能が大きく下がり、強く踏む力が必要になると注意している。
よくある質問
純正マットの上に重ねて敷いてもよい?
重ねない。国土交通省の注意事項は重ね敷きをしないことを挙げており、QJLMNPの商品説明も取り付け前に元のマットを取り外す必要があると書いている。社外品に替えるときは元のマットを外して1枚で敷く。
新型GLE(W167)やGLEクーペにも使える?
紹介した4点は、商品名にW166と書かれた商品で、新型GLE(W167)や3列目シートに使えるとは書かれていない。GLEクーペは別の型式C292で、ZURGIとWeatherTechは商品名で「SUV」用と書き、QJLMNPは商品名と商品説明の箇条書きのどちらにもSUVかクーペかの記載が無い。クーペに乗っているなら、クーペ用として売られている商品を選ぶ。
2019年以降に登録した車でも合う?
出品者の年式表記どおりに合うとは限らない。ZURGIとQJLMNPは対応年式の末尾を2020年6月としているが、日本では2019年6月19日に新型GLEの受注が始まっている。2019年以降に登録された車は、車検証などで自分の車がW166か新型かを確かめてから選ぶ。WeatherTechの記載は2015-2019年式だ。
左ハンドル用・右ハンドルの記載が無い物は?
日本向けのGLE(W166)は右ハンドルなので、右ハンドル用の記載がある物を選ぶ。右ハンドル・左ハンドルの記載が無い商品は、運転席側の形が自分の車に合うかを出品者に確かめてから選ぶ。WeatherTechの2列目用も、右ハンドル・左ハンドルの別は記載が無い。
購入前の確認リスト
- 商品名か商品説明に型式「W166」の記載があるか。2019年以降に登録した車は、車検証などでW166か新型かを確かめる
- 右ハンドル用の記載があるか(ZURGIは右ハンドル専用、QJLMNPは右ハンドル用。WeatherTechの2列目用は記載が無い)
- 範囲は合っているか。まとめて替えるならZURGIの4枚セット(内訳の記載が無い)かQJLMNP(運転席から後部座席まで)、2列目だけならWeatherTech(1列目の分は含まない)
- 元のマットを外して1枚で敷けるか
- 運転前に、マットが固定されてずれていないかを確かめる習慣を付けられるか
GLE W166の車内の装備や、近いSUVのフロアマットも合わせて見ておくと選びやすい。
この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

コメント