GLE クーペ(C167)の足元に敷くなら、販売ページで「GLE クーペ 5人乗り C167,2020年6月~現行」と書かれた Lacaca の2点から選び、荷室には C167・令和2年6月以降と書かれた Aviles のトランクマットを足せばよい。ただし Lacaca の2点と Aviles の2点のどれも、右ハンドル用か左ハンドル用かの記載が無く、Lacaca の2点は固定の方法の記載も無い。注文前に販売元へハンドル位置と固定の方法を確かめ、敷くときは純正マットの上に重ねない。
C167 用と書かれた足元用の Lacaca 2点と荷室用の Aviles
足元用は Lacaca の3Dフロアマット(商品名に PUレザー素材とある品)と、同じ Lacaca の二層構造の3Dフロアマット。どちらも販売ページの商品説明で、適用車種を「メルセデス ベンツ GLE クーペ 5人乗り C167,2020年6月~現行」としている(出品者の記載)。荷室用は Aviles のトランクマットで、商品説明に適合型式「C167」、適合年式「R02.06~」とある。
4商品の早見表
| 商品 | 敷く場所 | 出品者の記載にある型式・年式 | 選び方の目安 |
|---|---|---|---|
| Lacaca 3Dフロアマット | 足元 | GLE クーペ 5人乗り C167・2020年6月~現行 | 拭いて手入れしたい |
| Lacaca 二層構造3Dフロアマット | 足元 | GLE クーペ 5人乗り C167・2020年6月~現行 | 厚みとクッション性を求める |
| Aviles トランクマット 01 | 荷室 | C167・R02.06~・クーペ/5人乗り | 無地の黒を選びたい |
| Aviles トランクマット 02 | 荷室 | C167・R02.06~・クーペ/5人乗り | 柄入りを選びたい |
Lacaca GLE クーペ C167 5人乗り専用 3Dフロアマット(PUレザー素材)
Lacaca GLE クーペ C167 5人乗り 二層構造 3Dフロアマット(ナノフリース・PUレザー)
運転席の足元はハンドル位置に注意
注意したいのはハンドル位置だ。2020年6月の国内発表を伝える Car Watch の記事によると、発表時の「GLE 400 d 4MATIC クーペ スポーツ」のステアリング位置は右、「メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ(ISG搭載モデル)」は左と右とされていた。同じ C167 でも左ハンドルの車がありうるのに、4商品のどれもハンドル位置の記載が無い。運転席の足元用は、自分の車のハンドル位置に合うかを注文前に販売元へ確かめる。
GLE クーペ C167 はどんな車か
2020年6月の国内発表と型式
2020年6月の国内発表を伝える Car Watch の記事によると、メルセデス・ベンツ日本は2020年6月11日に2代目となる新型「GLE クーペ」を発表し、同日から注文の受け付けを始めた。納車は6月下旬から順次の予定とされ、用意されたのは「GLE 400 d 4MATIC クーペ スポーツ」と「メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ(ISG搭載モデル)」の2モデル。SUV の「GLE」をベースに5名乗車のクーペスタイルにした車で、ベースの GLE は7名乗車とされる。
英語版 Wikipedia の Mercedes-Benz GLE の項では、型式(Model code)に「W167」と「C167 (Coupé)」が並び、ボディ形状は「5-door SUV」と「5-door coupe SUV」とされている。先代のクーペ C292 は W167 の登場の後、2019年8月に生産を終えたとある。
2023年9月の改良と、SUV の GLE との違い
2023年9月の改良を伝える Car Watch の記事によると、メルセデス・ベンツ日本は2023年9月28日に GLE と GLE クーペをマイナーチェンジして発表し、同日から販売を始めた。デビューから4年での改良で、GLE クーペのグレードは「GLE 450d 4MATIC Sports クーペ」と「メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ クーペ」になった。この記事にステアリング位置とフロアマットの記載は無い。
同じ「GLE」の名でも、SUV の GLE(W167)と GLE クーペ(C167)は型式が違う。商品名に「GLE」とだけある品や、C167 以外の型式用とある品を C167 用として選ばない。ほかの型式の GLE は、記事も型式ごとに分けてある。
フロアマットのずれと重ね敷きで起きること
国土交通省の注意と事故の内訳
国土交通省は、フロアマットを適切に固定して使うよう呼びかけている。固定せずに重ね敷きするなど不適切に使うと、アクセルペダルがフロアマットに引っかかり、車の急加速につながる不具合が起きることがあるとして、フロアマットを固定して使う・重ね敷きはしない・運転前に正しく固定されているかを確かめる、の3つを挙げる。マットとアクセルペダルが干渉して加速した場合にブレーキ操作を繰り返すと、ブレーキ倍力装置の働きが大きく落ち、ブレーキを強く踏む力が要るとも注意している。
国土交通省が2010年に公表した、フロアマットの使用方法に関する調査結果では、自動車メーカーから報告のあった平成21年の事故のうち、フロアマットの不適切な使い方による事故が13件あり、内訳は社外品フロアマットの二重敷きが11件、未固定が2件だった。社外品の滑りやすさはマットごとにばらつきがあり、裏面にスパイクなどの滑り止めがあるものと無いものがあって、スパイクが密なほど滑りにくかった。運転中にマットのずれを目で確かめるのは難しいともされた。
国民生活センターの調査と、ペダルが戻らないときの対処
国民生活センターの2010年の調査結果を伝える Car Watch の記事によると、吊り下げ式のペダルでは、固定していない純正マットや市販マットがずれるとアクセルペダルがマットに干渉することがあった。オルガン式のペダルでは、市販マットがずれるとアクセルペダルが戻りにくくなったり、意図せず押し込まれたりすることがあった。
同センターは、純正マットは固定フックが外れてずれていないかを十分に確かめること、固定する構造の市販マットは車の形状に合ったものを選び、ペダルに干渉しないことを十分に確かめて使うことを助言している。自動車用品小売業協会の店頭ポスターも「クルマに合ったものを選ぶ」「運転前のずれの確認」「アクセルペダルに干渉しないことの確認」を挙げた。アクセルペダルが引っかかって戻らなくなったときは、ブレーキを十分に強く踏んで止め、止まれない場合はシフトレンジをニュートラルにしてブレーキペダルを踏む、とも助言している。
C167 用フロアマットの選び方
型式と年式の記載
商品名か商品説明に「C167」と、2020年6月以降の年式(R02.06~ のような和暦の書き方を含む)が書かれているかを見る。「GLE」だけの品や、W167 など C167 以外の型式用の品と取り違えない。
ハンドル位置
運転席の足元用が右ハンドル用か左ハンドル用かの記載を見る。記載が無い品は、注文前に販売元へ自分の車のハンドル位置を伝えて確かめる。
固定の仕組み
車の固定具に合わせる穴や留め具など、マットを固定する方法の記載があるかを見る。滑り止めの記載だけでは固定の方法は分からない。くるまのニュースの記事で自動車販売店のオーナーが話すところでは、社外品は車のフロアの形状にぴったり合っていないことや、純正フロアマット用の固定具が使えずに固定しないまま使うことが多い。純正と同じ形状やサイズで仕立てた車種専用品を選ぶとずれも少ないとしている。純正マットには固定具用の小さな穴があってフロアのピンなどで固定するが、樹脂製の固定具は壊れやすいとも話している。
素材と手入れ
PUレザーなどの素材、層の構造と厚み、汚れの拭き取りやすさを比べる。同じ記事では、フロアマットには靴に付いたほこりや砂、汚れを吸い取って床に直接触れさせない役割があり、素材は不織布・ゴム・塩化ビニールなどに撥水加工や防炎加工をしたものが一般的とされる。素材の記載が商品名と商品説明で食い違う品は、どちらかに決めつけず販売元に確かめる。
室内用か荷室用か
商品名に「フロアマット」とあっても、商品内容が荷室用のマットだけの品がある。足元用か荷室用か、何が何枚入るかを商品内容の欄で確かめる。
Lacaca の3Dフロアマット(商品名に PUレザー素材・5人乗り専用)
商品名には「GLE クーペ C167 5人乗り 専用」とあり、販売ページの商品説明では適用車種を「メルセデス ベンツ GLE クーペ 5人乗り C167,2020年6月~現行」とし、備考に「GLE クーペ 対応」とある(出品者の記載)。
商品名には「3Dフロアマット」「PUレザー素材」「傷防止」「防水」「取り付け簡単」と並ぶ。商品説明では、色をいくつかから選べ、ダイヤモンド柄のデザインと縫製で仕上げたとし、防水性・滑り止め・耐摩耗性・柔らかい感触をうたう。手入れは濡れたタオルで表面を拭くだけで、使う前にマットが乾いていることを確かめるよう書いている。
ただし素材の記載が食い違う。商品名は「PUレザー素材」、商品説明は「無臭で厚みのある本革素材で作られた」としている。本革か PUレザーかは決めつけず、気になる人は注文前に販売元に確かめる。枚数とセットの中身、右ハンドル用か左ハンドル用か、車の固定具に合わせる穴や留め具など固定の方法、取り付けの手順は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い(商品名に「取り付け簡単」とあるだけ)。
Lacaca GLE クーペ C167 5人乗り専用 3Dフロアマット(PUレザー素材)
Lacaca の二層構造3Dフロアマット(ナノフリース+PUレザー)
販売ページの商品説明では適用車種を「メルセデス ベンツ GLE クーペ 5人乗り C167,2020年6月~現行」とし、備考に「GLE クーペ 対応」とある(出品者の記載)。あわせて、車種別の設計のためグレードや型式でマットの形が違うので、商品説明を見て自分の車に合うかを確かめるよう注意している。
商品説明によると、PUレザー素材(厚さ約10mm)とナノフリース(厚さ約10mm)の二層構造で、上のマットは吸音とクッション性があって冬でも硬くなりにくく、下の立体マットの摩耗を減らすとしている。上下のマットは分かれていて、使う場面に応じて取り外せるとある。商品名には「互換品」「防水」ともある。素材は、商品名と構造の行では「PUレザー素材」、商品説明の別の行では「無臭で厚みのある本革素材で作られた」と食い違っており、どちらとも決めつけない。
気をつけたいのは重ね敷きとの関わりだ。国土交通省は重ね敷きをしないよう注意しており、事故の多くは社外品の二重敷きだった。この商品の上下の層をどう留めるか、車にどう固定するかは商品名と商品説明に記載が無いので、注文前に販売元に確かめる。枚数とセットの中身、右ハンドル用か左ハンドル用かも記載が無い。純正マットや別のマットの上に、さらに重ねて敷かない。
Lacaca GLE クーペ C167 5人乗り 二層構造 3Dフロアマット(ナノフリース・PUレザー)
荷室に敷く Aviles のトランクマット
Aviles の2商品(01 無地×ブラック・02 ダイヤチェック×グレー)は、どちらも商品名に「ラゲッジマット フロアマット トランクマット」と並ぶ。ところが販売ページの商品説明では「※トランクマットのみの商品です」「商品内容:トランクマット(1枚)(ラゲッジ用)」とあり、商品名と商品説明で言っていることが違う。足元用のマットが付くとは言えないので、足元用は別に用意する前提で考え、注文前に商品内容を確かめる。
適合は、どちらも商品説明で適合車種「ベンツGLE クーペ」、適合型式「C167」、適合年式「R02.06~」(令和2年6月以降)、備考「クーペ/5人乗り」とある(出品者の記載)。商品名には「互換品」とある。色は商品名に「16色から選択」とあり、色と柄ごとに販売ページが分かれている。ここで扱うのは「01:無地×ブラック」と「02:ダイヤチェック×グレー」の2つだ。素材、寸法、裏面の滑り止めや固定の方法は、2商品とも商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。
荷室の広さの目安として、2020年6月の国内発表を伝える Car Watch の記事では、新型 GLE クーペのラゲッジルームの容量は655〜1790Lで、先代より70L増えたとされた。
Aviles GLE クーペ C167 トランクマット(01 無地×ブラック)
Aviles GLE クーペ C167 トランクマット(02 ダイヤチェック×グレー)
記載で比べる一覧
どれも販売ページの商品名と商品説明(出品者の記載)で比べた。
| 商品 | 敷く場所 | 型式・年式の記載 | 素材・構造の記載 | ハンドル位置の記載 | 固定の方法の記載 |
|---|---|---|---|---|---|
| Lacaca 3Dフロアマット | 足元 | GLE クーペ 5人乗り C167・2020年6月~現行 | 商品名は PUレザー、説明は本革で食い違う/ダイヤモンド柄の縫製 | 記載が無い | 記載が無い |
| Lacaca 二層構造3Dフロアマット | 足元 | GLE クーペ 5人乗り C167・2020年6月~現行 | PUレザー約10mm+ナノフリース約10mm の二層(別の行は本革) | 記載が無い | 記載が無い |
| Aviles トランクマット 01 | 荷室(トランクマット1枚) | C167・R02.06~・クーペ/5人乗り | 素材の記載が無い | 記載が無い | 記載が無い |
| Aviles トランクマット 02 | 荷室(トランクマット1枚) | C167・R02.06~・クーペ/5人乗り | 素材の記載が無い | 記載が無い | 記載が無い |
足元を拭いて手入れしたいなら Lacaca の3Dフロアマット、厚みを求めるなら二層構造の方を選ぶ。どちらを選んでも、ハンドル位置と固定の方法は注文前に販売元へ確かめる。荷室も汚したくないなら、Aviles のトランクマットを足元用とは別に足す。
注文前と敷いた後に確かめること
1. 自分の車のハンドル位置と年式を確かめる
注文前に、自分の車が右ハンドルか左ハンドルか、初度登録の年月が2020年6月以降か、GLE クーペ(C167)か SUV の GLE かを確かめる。
2. 記載の無い点を販売元に問い合わせる
ハンドル位置と固定の方法の記載が無い品は、注文前に販売元へ自分の車のハンドル位置とグレードを伝えて、合う形があるか、車の固定具に合わせられるかを問い合わせる。
3. 今のマットを外してから敷く
新しいマットに替えるときは、今敷いているマットを外してから敷く。純正マットや別のマットの上に重ねて敷かない。
4. 敷いた後にペダルとずれを確かめる
敷いた後は、運転席のマットがアクセルペダルとブレーキペダルに干渉しないか、ペダルを踏んで離して確かめる。運転の前にはマットがずれていないか、固定されているかを毎回確かめる。くるまのニュースの記事では、裏面の滑り止めのゴム製のピンなどは社外品でも純正でも消耗しやすいとされるので、ときどき裏面と固定の具合も見る。左足がフットレストに無理なく乗る位置までシートを動かし、フットレストを使う運転姿勢にすると、マットのずれを減らせるかもしれないとも話している。
同じクーペ型の車でのマット選びは、次の記事も参考になる。
よくある質問
SUV の GLE(W167)用のマットは C167 に使える?
今回の調べで C167 に合うと確かめた、C167 以外の型式用の商品は無い。W167 は C167 と型式が違うので、W167 用や「GLE」とだけある品を C167 用として選ばない。
二層構造のマットは重ね敷きに当たる?
当たるとも当たらないとも確かめられていない。Lacaca の二層構造のマットは上下の層が取り外せるとされるが、上下の層の留め方と車への固定の方法は記載が無い。注文前に販売元に確かめ、純正マットや別のマットの上にはさらに重ねない。
左ハンドルの AMG GLE 53 クーペに合う?
2020年6月の国内発表時、AMG GLE 53 クーペには左と右のステアリング位置があった。Lacaca の2点と Aviles の2点はどれもハンドル位置の記載が無いので、合うかどうかは販売元にハンドル位置を伝えて確かめる。
Aviles の商品に足元用のマットは付く?
付くとは言えない。商品名には「フロアマット」とあるが、商品説明の商品内容はトランクマット1枚(ラゲッジ用)だ。
2023年の改良後の車にも使える?
Lacaca の2点の出品者の記載は「2020年6月~現行」、Aviles の2点は「R02.06~」だ。ただ、2023年9月の改良の前後で床やマットの形が同じかは確かめられていない(改良を伝える記事にフロアマットの記載は無い)。グレード名を伝えて販売元に確かめる。
まとめ
まず車検証で型式と初度登録年月を確認し、あわせて自分の車のハンドル位置を確かめる。
- 足元用は、販売ページで「GLE クーペ 5人乗り C167,2020年6月~現行」と書かれた Lacaca の2点から選ぶ(出品者の記載)
- 荷室用の Aviles は C167・R02.06~ の記載で、商品内容はトランクマット1枚。足元用は別に用意する
- Lacaca の2点と Aviles の2点のどれもハンドル位置の記載が無く、Lacaca の2点は固定の方法の記載も無い。注文前に販売元へ確かめる
- 国土交通省の注意のとおり、マットは固定して使い、重ね敷きをしない
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