2代目のGLCクーペ(C254)のフロアマットは、商品名や商品説明で「C254」か2代目(2023年以降の新型)のGLCクーペを名指ししている立体マットを選び、車両側の固定フックで留めて、今のマットの上に重ねずに敷けばよい。先代のC253とはホイールベースが違うので、先代用の商品はC254に合う根拠にならない。敷き方を誤るとアクセルペダルがマットに引っかかる不具合につながるため、商品と同じくらい敷き方も大事にしてほしい。
C254のフロアマットは型式名入りの立体マットを固定して敷く
GLCクーペは2023年11月28日に初のフルモデルチェンジを受け、2代目のC254になった。この代のマットを探すなら、まず型式の名指しを確かめ、次に固定のしかたを見る。この順で絞ると、先代用や汎用品を取り違えにくい。
紹介するのは、販売ページで適合を「メルセデス ベンツ GLC SUV X254 C254 専用 2023-2026」としている(出品者の記載)3D MAXpider の立体マット1点だ。販売ページの記載の範囲をまとめると次のとおり。
| 項目 | 販売ページの記載 |
|---|---|
| 適合の表記 | メルセデス ベンツ GLC SUV X254 C254 専用 2023-2026(出品者の記載) |
| 敷く範囲 | 運転席・助手席・後部座席の前後(フロント・リア)のセット。枚数は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い |
| 形 | 3D立体構造で、縁に返しを付けた設計 |
| 素材 | 表面TPR・中間XPE・裏地MAXpiderファイバーの3層構造 |
| 固定 | 専用の固定フックが付くとし、「車種により異なる場合があります」と付記 |
| ハンドル位置 | 商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、右ハンドル用か左ハンドル用かの記載が無い |
ハンドル位置の記載が無いので、注文の前に販売ページの選択肢か販売元への問い合わせで、自分の車に合うかを確かめる。敷くときは、国土交通省の注意喚起にあるとおり、固定して使い、重ね敷きをせず、運転前に固定を確かめる(詳しくは後の安全上の注意の節)。
3D MAXpider GLC X254・C254専用 立体フロアマット 前後セット
自分の車がC254かを確かめる
車種専用のフロアマットは車の床の形に合わせて作るので、型式を取り違えると選び直しになる。手元の車が2代目かどうかを先に確かめておく。
先代C253との見分け方
GLCにはSUVとクーペの2つの車体がある。初代の型式コードはSUVがX253、クーペがC253で、生産は2015年から2022年。2代目はSUVがX254、クーペがC254だ。
メルセデス・ベンツ日本は2023年11月28日に新型「GLCクーペ」を発表し、同日から全国の正規販売店で発売した。これが2代目のC254にあたる。発売時の報道では、C254は先代モデルと比べてホイールベースが15mm長い。
このため「C253用」「X253/C253用」と書かれたフロアマットを、C254に合う商品として選ばない。2023年11月以降に発売された2代目に乗っているかを、購入時の書類や年式で確かめておきたい。先代のC253に乗っている人は、
を見てほしい。
発売時の国内モデル
2023年11月の国内発売時のラインアップは「GLC 220 d 4MATIC クーペ」の1モデル。直列4気筒2.0リッターのディーゼルターボにISG(マイルドハイブリッドの仕組み)を組み合わせ、変速機は9速AT、駆動方式は4WD(4MATIC)だ。
C254のフロアマットの選び方
比べる基準は4つ。上から順に優先すると、選び直しが少なくて済む。
型式の名指しで選ぶ
商品名や商品説明に「C254」か、2代目(2023年以降の新型)のGLCクーペを名指しする記載があるかを最初に見る。先代C253用や、型式の書かれていない汎用品は、C254に合う根拠にならない。
固定フックと滑り止め
次に、車両側の固定フックに留められる構造か、裏面に滑り止めがあるかを比べる。国土交通省の事故情報のとりまとめ(2010年発表)では、社外品フロアマットの滑りやすさはマットごとにばらつきがあり、スパイクが密なほど滑りにくい結果だった。運転席のマットは、固定のしかたを素材より先に見てよい。
素材と形
縁が立ち上がった立体の形か、表面が防水で、取り外して水洗いや拭き取りができるかを比べる。靴の泥や雨・雪を持ち込む使い方が多いなら、手入れのしやすさを重く見る。
前後のどこまで敷くか
運転席・助手席・後部座席のどこまでがセットに入るかを、商品名と商品説明で確かめる。荷室(ラゲッジ)用のマットがセットに入るかも、商品名で確かめておく。
おすすめは3D MAXpiderの立体フロアマット
4つの基準のうち、型式の名指しと固定フックの記載があり、販売中を確かめられた商品として3D MAXpider のフロアマットを挙げる。以下は販売ページの記載の範囲で書く。
適合の表記と確かめ方
販売ページの商品名と商品説明では、適合を「メルセデス ベンツ GLC SUV X254 C254 専用 2023-2026」としている(出品者の記載)。SUVのX254とクーペのC254を1つの商品で扱っている形だ。出品者は、車型専用なので車に合わせて選ぶこと、適合を確かめたいときは販売元へ問い合わせることを案内している。
商品名では、運転席・助手席・後部座席の前後(フロント・リア)のセットとしている。枚数は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。
構造と素材
販売ページの商品説明では、高精度のレーザースキャン技術で作った3D立体構造で車両に合わせており、縁に返しを付けた設計で、足元のほこり・土・泥・雨水・雪から車内を守るとしている。取り付けと取り外しは簡単としている。
素材は3層構造で、表面は熱可塑性ラバーのTPR素材で水をはじき、中間は軽量発泡素材のXPEで振動を吸収し、裏地は特殊生地(MAXpiderファイバー)で床面をとらえて滑りを抑えるとしている。耐温範囲は-40℃〜85℃で真夏の車内でも変形しにくいとし、防水で水洗いができ、車から外してウェットタオルで拭けば汚れを落とせるとしている。SGS認定の素材を使っているとも書かれている。
固定フックとハンドル位置の確認
商品説明では専用の固定フックが付くとしつつ、「車種により異なる場合があります」と付記している(出品者の記載)。C254の車両側の固定具に留められるかは、取り付けのときに確かめる。
右ハンドル用か左ハンドル用かは、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。注文の前に、販売ページの選択肢や販売元への問い合わせで、自分の車のハンドル位置に合うかを確かめてから選んでほしい。
3D MAXpider GLC X254・C254専用 立体フロアマット 前後セット
フロアマットを敷くときの安全上の注意
国土交通省の注意喚起では、フロアマットを固定せずに重ね敷きするなど不適切に使うと、アクセルペダルがフロアマットに引っかかり、車の急加速につながる不具合が起きることがあるとしている。どの商品を選んでも、敷き方で防げる部分は大きい。
重ね敷きをしない
国土交通省の事故情報のとりまとめ(2010年発表)では、メーカーから報告された平成21年分の事故情報のうち、フロアマットの不適切な使い方による事故が13件あった。内訳は社外品フロアマットの二重敷きが11件、未固定が2件で、いずれも不適切な使い方だった。二重敷きや未固定のマットは、乗り降りや運転のときに前へずれ、アクセルペダルが引っかかって意図しない加速が起きるおそれがあるとしている。
固定フックで留める
国土交通省の注意喚起が挙げる使い方の注意は次の4つだ。
- 固定して使う。
- 重ね敷きをしない。
- 運転前に正しく固定されているかを確かめる。
- フロアマットとアクセルペダルが干渉して加速したときにブレーキ操作を繰り返すと、ブレーキ倍力装置の働きが大きく落ち、ブレーキを強く踏む力が必要になる。
同じとりまとめでは、運転席からフロアマットのずれを運転中に確かめるのは難しいとしている。国民生活センターの調査結果を伝える報道では、固定していない純正マットや市販マットがずれると、アクセルペダルがマットに干渉することがあった。助言として、純正マットでも固定フックが外れてずれていないかを十分に確かめること、固定する構造の市販マットは車両の形状に合ったものを選び、ペダルに干渉しないことを十分に確かめて使うことを挙げている。
ペダルが戻らなくなったとき
国民生活センターの調査結果を伝える報道では、アクセルペダルが引っかかって戻らなくなったときは、ブレーキを十分に強く踏んで止め、止まらないときはシフトレンジをニュートラルにしてブレーキペダルを踏む、という助言を伝えている。国土交通省の注意喚起のとおり、ブレーキ操作を繰り返すとブレーキ倍力装置の働きが大きく落ちるので、踏み直さずに1回で強く踏むことを覚えておきたい。
C254でフロアマットを敷き替える手順
新しいマットが届いたら、次の順で敷き替える。
- 新しいマットを敷く前に、今敷いているマットを外す。新しいマットを今のマットの上に重ねて敷かない。
- 運転席のマットは車両側の固定フックに合わせて留め、前へずれないことを確かめる。3D MAXpider の商品は固定フックについて「車種により異なる場合があります」と付記しているので、ここで留まるかを見る。
- 敷いた後、アクセルペダルとブレーキペダルを奥まで踏み込み、マットがペダルに干渉しないことを十分に確かめる。
- 乗り降りや運転でマットは前へずれることがあり、運転中にずれを確かめるのは難しい。運転前に固定を確かめる習慣をつける。
手順3のペダルの踏み込みは、運転席のマットを敷いたら必ず行う。
よくある質問
先代C253用のフロアマットは使える?
C254に合う商品として選ばない。C254はフルモデルチェンジで登場し、先代のC253とはホイールベースが違う。「C253用」「X253/C253用」と書かれた商品ではなく、C254か2代目(2023年以降の新型)のGLCクーペを名指ししている商品を選ぶ。C253に乗っている人は
が参考になる。
SUVのX254と共通の商品を選んでよい?
商品名と商品説明に「C254」の記載があるなら候補にしてよい。3D MAXpider の商品は、販売ページで適合を「メルセデス ベンツ GLC SUV X254 C254 専用 2023-2026」としている(出品者の記載)。ただ、1つの商品で扱っていることは車両の床の形が同じことの根拠にならないので、ハンドル位置と合わせて販売元に確かめておくと選び直しを防げる。SUVのX254の用品は
でも扱っている。
純正マットの上に重ねて敷いてもよい?
重ねて敷かない。国土交通省の注意喚起では重ね敷きをしないことを挙げており、平成21年分の事故情報のとりまとめでも、フロアマットの不適切な使い方による事故13件のうち11件が社外品フロアマットの二重敷きだった。新しいマットを敷くときは、今のマットを外してから敷く。
アクセルペダルが戻らなくなったら?
ブレーキを十分に強く踏んで止め、止まらないときはシフトレンジをニュートラルにしてブレーキペダルを踏む(国民生活センターの助言)。ブレーキを何度も踏み直すと倍力装置の働きが落ちる点は、安全上の注意の節で書いたとおりだ。
まとめ
注文する前と敷く前に、次の点を確かめておく。
- 商品名や商品説明に「C254」か、2代目(2023年以降の新型)のGLCクーペの名指しがあるか(先代C253用・型式の書かれていない汎用品は根拠にならない)
- 右ハンドル用か左ハンドル用か(3D MAXpider の商品は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無いので、販売ページの選択肢か販売元で確かめる)
- 運転席のマットを車両側の固定フックに留められるか
- 今のマットを外し、重ね敷きをしていないか
- 運転前に、マットが正しく固定されているか
3D MAXpider GLC X254・C254専用 立体フロアマット 前後セット
GLCのほかの世代・車体の用品は、次の記事でも扱っている。
この記事にはAmazonアソシエイトを含むアフィリエイト広告を含みます。

コメント