Aクラスのフロアマットを通販で選ぶときは、自分の車がセダンの V177 かハッチバックの W177 か、ハンドルが右か左かで、選べる商品が分かれる。商品名に「V177」や「セダン」の字がある物から候補を絞り、ハンドル位置の表記と照らすのが近道だ。まず自分の車がどちら側かを確かめ、そのうえで2点の違いを見ていこう。
商品名に V177 と書かれた2点と選び分けの軸
ここで比べるのは、ZURGI の TPE フロアマット4枚セットと、3D MAXpider の3層構造の立体フロアマットだ。販売ページの商品名では、ZURGI は「メルセデスベンツAクラス セダン V177 2019年7月-現行 対応」と書き、3D MAXpider は「W177 V177」と2つの型式を並べて書いている(どちらも出品者の記載)。
選び分けの軸は、商品名の表記で車種とハンドル位置まで照らせるか、縁の返しと固定の仕組みまで書かれた3層構造か、の2つだ。右ハンドルの V177 セダンで、商品名に「セダン V177」「右ハンドル専用」とある物を選びたいなら ZURGI、縁の返しと専用固定フック(車種により異なる場合がある、との断り書きつき)をうたう3層構造なら 3D MAXpider を選ぶ。3D MAXpider は W177 と V177 を併記しているので、セダンの V177 に合う物かは購入前に販売元へ確かめてほしい。
| 商品 | 商品名の車種の表記 | 素材と構造 | ハンドル位置の記載 |
|---|---|---|---|
| ZURGI 4枚セット | Aクラス セダン V177 | TPE(層の構造の記載は無い) | 右ハンドル専用 |
| 3D MAXpider | W177・V177 を併記 | TPR・XPE・特殊生地の3層 | 記載が無い |
自分の車が V177 セダンかを確かめる
Aクラスはセダンとハッチバックで型式が分かれる。セダンの型式は V177、ハッチバックの型式は W177 で、別の型式として書き分けられている。マットの商品名にある型式が自分の車と同じかを、最初に照らしてほしい。
自動車メディアの webCG の報道では、メルセデス・ベンツ日本は2019年7月22日に Aクラス セダンの導入を発表し、同時に予約注文の受付を始めた。導入時のグレードは A180セダン・A180スタイル セダン・A250 4MATICセダンで、記念の特別仕様車 A250 4MATICセダン エディション1 も設定された。A180セダンと A180スタイル セダンは FF(前輪駆動)、A250 4MATICセダンは前後トルク配分型の4WD だ。
商品名の年式の表記は、この導入の時期と並べると読みやすい。グレード名は、手元の車と照らす手がかりにするとよい。
V177 セダン用フロアマットの選び方
基準は5つある。上から順に見ていけば、候補は自然に絞れる。
車種の表記:V177 かセダンの字があるか
商品名か商品説明に「V177」か「セダン」が書かれた物を選ぶ。W177 とだけ書かれた物はハッチバックの型式の表記で、セダンに合うとは書かれていない。 ZURGI は商品名に「Aクラス セダン V177」とあり、3D MAXpider は商品名と商品説明に W177 と V177 を並べて書いている。
素材と構造:TPE か3層構造か
販売ページの商品説明では、ZURGI は TPE 素材を使うと書き、層の構造の記載は無い。3D MAXpider は、表面が熱可塑性ラバーの TPR 素材、中間が軽量発泡素材の XPE、裏地が滑り止めの特殊生地の3層構造と書いている。層ごとの役目まで知って選びたいなら、構造の記載がある方が比べやすい。
固定の仕組み
国土交通省が自動車業界に周知を求めた注意(Car Watch の報道)では、運転席側のマットはずれないように固定して使うことが求められている。販売ページの商品説明では、3D MAXpider は滑り止めの特殊生地が床面をとらえてずれにくいことと、専用固定フック付き(車種により異なる場合がある、との断り書きつき)であることを書いている。ZURGI は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、固定用のフックや留め具の記載が無い(商品名に「滑り止」の字はある)。
ハンドル位置
ZURGI は商品名に「右ハンドル専用」と書いている。3D MAXpider は商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、右ハンドル用か左ハンドル用かの記載が無いので、購入前に販売元へ確かめる。
手入れ
販売ページでは、2商品とも防水と水洗いができることを書いている。ZURGI は取り付け・取り外しが簡単で水洗いだけで清潔を保てると書き、3D MAXpider は水洗いでき、車から外してウェットタオルで拭けば汚れを落とせると書いている。
ZURGI の TPE フロアマット4枚セット
販売ページの商品名では、ZURGI のフロアマット(黒)に「メルセデスベンツAクラス セダン V177 2019年7月-現行 対応」「TPE材質」「右ハンドル専用」「専用設計」「防水」「滑り止」「4枚セット」「3D」と書かれている。
商品説明では、3D 立体デザインで足元を覆って汚れや水分を防ぐこと、TPE 素材で防水性と汚れへの強さがあること、摩擦に強く長く使えること、柔らかい素材で折りたためて収納に場所を取らず変形しにくいことが挙げられている。
一方で、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、固定用のフックや留め具の記載、4枚の内訳(どの席の分か)の記載、トランク(荷室)用のマットが含まれるかの記載が無い。また、商品名に「右ハンドル専用」とある(出品者の記載)ので、左ハンドルの車には合わない。購入前に自分の車のハンドル位置を確かめてほしい。
右ハンドルの V177 セダンに乗っていて、商品名の表記で車種とハンドル位置を照らして決めたい人に向く。固定具の記載が無いので、敷いた後の確かめ(後の手順の節)は省かないこと。
ZURGI Aクラス セダン V177対応 TPEフロアマット 4枚セット(黒・右ハンドル専用)
3D MAXpider の Aクラス用3層構造フロアマット
販売ページの商品名では、3D MAXpider のフロアマットに「メルセデス・ベンツ Aクラス A35 W177 V177 A45 専用 2018-2026」「運転席 後部座席 助手席」「立体構造 防水 無臭」「取付簡単」「フロント リア セット」と書かれている。
商品説明では、適合車種を「メルセデス ベンツ Aクラス 専用 AMG A35 W177 V177 A45 S 2018〜2026」とし、マットは車型専用なので車に合わせて選ぶよう、適合を確かめたいときは販売元に問い合わせるよう案内している(出品者の記載)。ハッチバックの W177 とセダンの V177 が並んで書かれているので、購入前に販売元へセダンの V177 に合う物かを確かめてほしい。
構造と滑り止め
同じ商品説明では、高精度のレーザースキャン技術で作った3D 立体構造で、縁に返しを付けて足元のほこり・土・泥・雨水・雪などから車内を守ると書いている。表面は水をはじく熱可塑性ラバーの TPR 素材、中間は振動を吸収する吸音の働きをもつ軽量発泡素材の XPE、裏地は滑り止めの特殊生地とある。特許技術の特殊生地「MAXpiderファイバー」が車体の床面をとらえて移動中もずれにくいことと、専用固定フック付きであること(車種により異なる場合がある、との断り書きつき)も書かれている。
耐温と記載の無い事柄
商品説明では、マイナス40℃〜85℃の耐温範囲で真夏の車内でも変形しにくいこと、SGS 認定の素材を使っていることも挙げている。一方で、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも、セットの枚数、右ハンドル用か左ハンドル用か、トランク(荷室)用のマットが含まれるかの記載が無い(商品名には「運転席 後部座席 助手席」「フロント リア セット」とある)。
縁の返しや固定の仕組みまで書かれた物を選びたい人に向く。セダンの V177 に合う物かと、右・左どちらのハンドル用かの2つは、販売元に確かめてから買うこと。
3D MAXpider Aクラス W177・V177用 立体フロアマット フロント・リアセット
2点の違いを表で比べる
| 比べる事柄 | ZURGI 4枚セット | 3D MAXpider |
|---|---|---|
| 車種の表記 | 商品名に「Aクラス セダン V177」 | 商品名と商品説明に W177・V177 を併記 |
| 年式の表記 | 商品名に「2019年7月-現行」 | 商品名と商品説明に「2018-2026」 |
| 素材と構造 | TPE(層の構造の記載は無い) | TPR・XPE・特殊生地の3層 |
| 固定 | フック・留め具の記載は無い(商品名に「滑り止」) | 滑り止めの特殊生地・専用固定フック(車種により異なる場合がある、との断り書き) |
| ハンドル位置 | 商品名に「右ハンドル専用」 | 記載が無い |
| 手入れ | 防水・水洗い | 防水・水洗い・外してウェットタオルで拭く |
| 記載の無い事柄 | 固定具・4枚の内訳・荷室用マット | 枚数・ハンドル位置・荷室用マット |
年式の表記は、販売ページの商品名と商品説明の字だ。日本での Aクラス セダンの導入発表は2019年7月(webCG の報道)なので、ZURGI の「2019年7月-現行」はその時期から始まり、3D MAXpider の「2018-2026」はそれより前の年から始まっている。
右ハンドルの V177 セダンで、商品名の表記だけで車種とハンドル位置を照らして決めたいなら ZURGI。縁の返し・3層構造・専用固定フックの記載を重く見て、販売元への問い合わせの手間をかけてよいなら 3D MAXpider だ。価格は変わるので、それぞれの商品リンクの先で確かめてほしい。
敷き替えの手順と安全の注意
国土交通省が自動車業界に周知を求めた注意(Car Watch の報道)では、フロアマットを確実に固定して使うこと、重ね敷きをしないこと、運転前にフロアマットが正しく固定されているかを確かめること、が挙げられている。この3つに沿って敷き替える。
- 新しいマットを敷く前に、今敷いているマットを外す。マットの上にマットを重ねて敷かない。
- 運転席側のマットを床の形に合わせて平らに置き、固定の仕組み(フックなど)がある物はそれで留めて、ずれないようにする。
- 走り出す前に、運転席側のマットが正しく固定されていてずれないかを確かめる。
- 停車した状態でアクセルとブレーキを奥まで踏み、マットが当たったり引っかかったりしないかを確かめる。
マットがずれる・めくれる・ペダルに当たるときは、そのまま使わない。 同じ注意では、フロアマットとアクセルペダルが干渉して加速した状態でブレーキ操作を繰り返すと、ブレーキ倍力装置の働きが大きく下がり、ブレーキを強く踏む力が要るとしている。
よくある質問
W177 用と書かれたマットはセダンに使える?
商品名に W177 とだけ書かれた物は、ハッチバックの型式の表記で、セダンの V177 に合うとは書かれていない。セダンに敷くなら、商品名か商品説明に「V177」か「セダン」の字がある物から選ぶ。W177 と V177 を並べて書いた物は、セダン用かを販売元へ確かめる。
今のマットの上に重ねて敷いてもいい?
重ねない。国土交通省の注意(Car Watch の報道)でも重ね敷きをしないことが挙がっているので、元のマットを外してから敷く。
左ハンドルの車でも使える?
ZURGI は商品名に「右ハンドル専用」とあるので、左ハンドルの車には合わない。3D MAXpider は右ハンドル用か左ハンドル用かの記載が無いので、販売元へ確かめる。
汚れたときの手入れは?
販売ページでは、2商品とも水洗いができると書いている。3D MAXpider は、車から外してウェットタオルで拭けば汚れを落とせるとも書いている。
まとめ
まず候補を1つに絞り、そのあと販売元の適合の情報で最後に確かめる、の順で進めるとよい。
- 候補は、商品名か商品説明に「V177」か「セダン」の字がある物から選ぶ。W177 とだけ書かれた物は、セダンに合うとは書かれていない。
- 右ハンドルの V177 セダンで、商品名に「セダン V177」「右ハンドル専用」とある物を選びたいなら ZURGI。
- 縁の返し・3層構造・専用固定フック(車種により異なる場合がある、との断り書きつき)をうたう物なら 3D MAXpider。W177 と V177 を併記しているので、セダンの V177 に合う物かとハンドル位置を、購入前に販売元へ確かめる。
- 敷くときは、国土交通省が周知を求めた注意(Car Watch の報道)のとおり、重ね敷きをせず、固定して、運転前に固定を確かめる。
同じ車のサンシェードや、ほかのメルセデスの車種のサンシェードも比べている。
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