Vクラス W639 のフロント用サンシェードは、型式W639の記載がある傘型2点から、自分の車の年式で選ぶのが早い。2011年3月以降の年式(後期)なら後期 W639 用とうたう物が候補になる。2011年の改良より前の車(前期)なら、W639 の2003年~2014年と書いた物が候補で、前期・後期の区別が書かれていない点は出品者に確かめる。どちらも商品説明に寸法の記載が無いので、合うか不安なら買う前に問い合わせておきたい。
型式W639の記載がある傘型サンシェード2点の早見表
商品リンクを載せるのは、商品名に型式W639とVクラスの記載があり、確かめた時点で販売中だった傘型のフロント用サンシェード2点だけにした。届くまでの日数が長い出品や、型式の記載が無い出品は外している。在庫と価格は変わるので、商品リンクの先で確かめてほしい。
| 商品 | 商品名・商品説明にある年式(出品者の記載) | 形 |
|---|---|---|
| 後期 W639 用(カーキャンパージャパン) | 後期 W639 用・車種参考は年式H23.3~(前期やビアノの名の時期の記載が無い) | 傘型・折り畳み式 |
| W639 2003年~2014年用(FXXKOE) | W639 の2003年~2014年(前期・後期の区別とビアノの名の記載が無い) | 傘型・360°回転 |
選び分けの目安は年式だ。2011年3月以降の年式(後期)の車なら1点目、前期の車なら2点目から見ていくとよい。表の年式はどちらも出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない。前期の車で2点目を選ぶときも、前期・後期の区別が書かれていない点は出品者に確かめる。年式の見方は下の「選び方」の節にまとめた。
Vクラス 後期 W639 用 傘型サンシェード(カーキャンパージャパン)
Vクラス W639(2003年~2014年)用 360°回転 傘型サンシェード(FXXKOE)
Vクラス W639 の前期・後期とビアノの時期
ウィキペディアの「メルセデス・ベンツ・Vクラス」の項目によると、W639 はVクラスの2代目で、年式は2003年から2014年とされる。次の3代目は W447 だ。サンシェードの対応の年式を見るときに、この中のどこに自分の車が入るかを押さえておきたい。
ビアノの名の時期とVクラスの名に戻った時期
2003年のモデルチェンジで名称が改められ、前期はビアノ(Viano)の名で売られた。2006年11月のマイナーチェンジで、名称はVクラスに戻されている。同じ W639 でも、年式によって車名が違うわけだ。
2011年の改良で後期に
2011年1月に2度目のマイナーチェンジ(フェイスリフト)が行われ、ここからが後期になる。2011年1月の改良を伝えた自動車メディアの記事によると、ヘッドライト・フロントバンパー・テールランプのデザインと、シート・内装のトリム・ステアリングホイールのデザインが変わり、サスペンションも広い範囲で新しく設計された。日本仕様は全車右ハンドルで、発売は2011年1月、納車は3月下旬からとされた。
その記事は変わった所としてライト・バンパー・内装などを挙げているが、フロントガラスの形や大きさが変わったとも変わらないとも書いていない。前期と後期で同じサンシェードが合うかは、確かめた出典では分からない。だから商品の対応の年式と、自分の車の年式を照らす必要がある。
後期用の商品にある「H23.3~」は平成23年3月以降、つまり2011年3月以降のこと。後期の納車が3月下旬からなので、時期が重なる。自分の車の年式は、車検証の初度登録年月で確かめられる。
おすすめ1:後期 W639 用とうたう傘型サンシェード
後期用の商品説明に書かれていること
販売ページの商品名は、Vクラス 後期 W639 用のメルセデス・ベンツのフロントサンシェードで、傘型の折り畳み式とうたう。簡単取付・日除け・UVカット・遮光・遮熱・キャンプ・車中泊の言葉も並ぶ。ブランドはカーキャンパージャパン。
販売ページの商品説明では、車種に合うサイズのサンシェードを送るとしている。表面は太陽光を断熱し紫外線からも車内を守る素材で、バックミラーの切れ込み加工があり、ミラーを避けて取り付けられると書かれている。中棒は360°回転して好きな方向に曲げられ、装着時もじゃまになりにくいとある。
後期用の対応の年式と書かれていないこと
商品説明は「車種参考」として型式W639・年式H23.3~(2011年3月以降)を挙げている。これは出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない。それより前の年式(前期)やビアノの名の時期の車に合うかは、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも書かれていない。前期の車の人は、買う前に出品者に年式を伝えて確かめてほしい。
商品名には「車種別」と「汎用」の両方の言葉が入っていて、車種専用に作った物か、汎用品から合う大きさを選んで送る物かは、商品名と商品説明からはどちらとも決められない。寸法、素材の名前、UVカットの率、収納袋やケースが付くかも、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。
2011年3月以降の年式の後期に乗っていて、ミラーを避けて広げられることを重く見るなら、こちらを選ぶ。
Vクラス 後期 W639 用 傘型サンシェード(カーキャンパージャパン)
おすすめ2:W639 の2003年~2014年と書いた360°回転の傘型サンシェード
2003年~2014年用の商品説明に書かれていること
販売ページの商品名は、360°回転をうたう車用サンシェードで、メルセデス ベンツ Vクラス W639 の2003年~2014年に適合する車種専用品として、遮光・断熱の言葉を並べている。ブランドは FXXKOE。
販売ページの商品説明では、6層構造のナノポリマー断熱材を使い、表面にチタンシルバーのコーティングをした傘型で、強い日光を反射して車内の温度上昇を抑え、紫外線を99%(別の箇条では99%以上)カットするとしている。柄(シャフト)は360度回転・調整でき、車種やダッシュボードの高さに合わせて角度を変えられる。中央の柄の設計でカーナビやダッシュボードに当たりにくく、傷のおそれを減らすとある。使った後は傘のように折りたたんで付属の収納ケースに入れ、ドアポケットやグローブボックス、センターコンソールにもしまえるという。車中泊や仮眠のときの目隠しにも使えるとしている。
2003年~2014年用の対応の年式と書かれていないこと
商品説明は対応車種を「メルセデス ベンツ Vクラス W639 2003年~2014年」としていて、前期と後期の区別は書いていない。これも出品者の記載で、メーカーの適合表では確かめていない。同じ箇条書きには「様々な車種にフィットするよう設計」ともあり、商品名の「車種専用」と食い違う。寸法と、バックミラーを避ける切れ込みの有無は、商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも記載が無い。
2点のうち、年式の記載に2011年より前が入っているのはこちらだ。前期の車ならこちらを候補にし、前期・後期の区別が書かれていない点は出品者に確かめてから買う。
Vクラス W639(2003年~2014年)用 360°回転 傘型サンシェード(FXXKOE)
2点の比べ:年式・ミラー・収納・断熱の書き方
後期用は商品名に傘型、商品説明に中棒が360°回転とある。2003年~2014年用は商品名に360°回転、商品説明に傘型で柄が360度回転とある。2点とも、傘のように開いてフロントガラスの内側に広げる形で、中棒(柄)の向きを変えられる。違いは次のとおり。
| 比べる所 | 後期 W639 用(カーキャンパージャパン) | W639 2003年~2014年用(FXXKOE) |
|---|---|---|
| 商品説明にある年式 | 車種参考 W639・H23.3~ | W639 2003年~2014年(前期・後期の区別の記載が無い) |
| バックミラーの切れ込み | 切れ込み加工ありと記載 | 記載が無い |
| 収納ケース・収納袋 | 記載が無い | 付属の収納ケースに入れると記載 |
| 断熱・UVカットの書き方 | 太陽光を断熱し紫外線から守る素材(UVカットの率は記載が無い) | 6層構造の断熱材と表面のコーティング・紫外線を99%カット |
| 寸法 | 記載が無い | 記載が無い |
| 言葉の食い違い | 商品名に「車種別」と「汎用」 | 商品名の「車種専用」と、商品説明の多くの車種に合わせた設計の記載 |
2点の遮光・断熱の性能を比べた資料は無い。どちらが涼しくなるかでは選ばず、年式・ミラー周り・しまい方で決めるのがよい。
Vクラス W639 のサンシェードの選び方
年式の記載で選ぶ
最初に見るのは対応の年式の書き方だ。後期(2011年3月以降の年式)なら、後期 W639 用と年式を書いた商品が候補になる。前期なら、後期用と書いた商品は対応が書かれていないので、W639 の2003年~2014年と書いた商品を候補にし、前期・後期の区別が書かれていない点は出品者に確かめる。
ビアノの名の時期の車は注意したい。後期用にも2003年~2014年用にも、商品名と商品説明の箇条書きにビアノの名は無い。ビアノの名の時期の車に乗る人は、型式W639と初度登録年月を伝えて出品者に確かめる。
ミラーやドライブレコーダーとの当たりを見る
傘型はフロントガラスの内側で開くので、ミラーの周りを避ける切れ込みがあるかや、中棒の向きを変えられるかを確かめる。ドライブレコーダーやレーダーなどをガラスに付けている場合は、それを避けて広げられるかも見ておく。
しまいやすさを見る
毎日付け外しするなら、傘のように畳めるか、収納ケースが付くかを確かめる。付属のケースがあれば、使わないときにドアポケットなどにしまいやすい。
寸法の記載が無いときの確かめ方
寸法が商品説明に書かれていない商品は、買う前に販売ページの画像で形を確かめる。合うか不安なら、出品者に型式W639と初度登録年月(前期か後期か)を伝えて問い合わせる。届いたら、ミラーの周りやガラスの端に無理な力がかからないかを見てから使う。
サンシェードでどこまで暑さを抑えられるか(JAF の実測)
JAF のユーザーテスト(真夏の車内温度)によると、JAF は2012年8月、晴れ・外気温35℃の日に、正午から4時間、ミニバン5台を炎天下に置いて車内の温度を測った。測定前には室温を25℃にそろえている。
| 車の条件 | 車内の最高温度 | ダッシュボードの最高温度 |
|---|---|---|
| 黒い車・対策なし | 57℃ | 79℃ |
| 白い車・対策なし | 52℃ | 74℃ |
| サンシェードを付けた車 | 50℃ | 52℃ |
| 窓を3cm開けた車 | 45℃ | 75℃ |
| エアコンを動かした車 | 27℃ | 61℃ |
サンシェードを付けた車はダッシュボードの最高温度が対策なしの車より大きく低かったが、車内の最高温度は50℃に達した。JAF は、サンシェードや窓開けをしていても温度を抑える効果は低く、人や動物が耐えられない温度になり、車内温度の上昇を防ぐことはできないとまとめている。エアコンを止めてからわずか15分で熱中症指数が危険レベルに達した結果も示し、乳幼児や高齢者は体温の調節の働きが弱く、同じように危険だとしている。
テストの車はミニバン5台で、テストのページに車名の記載は無い。数値はVクラス W639 や、ここで挙げた2点で測った値ではなく、サンシェードの効き目の目安として見てほしい。サンシェードはダッシュボードの熱を抑える助けにはなるが、車内の温度の上昇までは防げない道具だと考えておく。
使うときの注意
- フロントガラスに広げたシェードは、走り出す前に必ず外して畳み、前の視界を確保する。外したシェードは運転のじゃまにならない所にしまう。
- サンシェードを付けていても車内の温度は上がるので、短い時間でも子どもやペットを車内に残さない。
- JAF のテストでは、ダッシュボードは車内の温度よりさらに高温になり、置いたスマートフォンは一時的に使えなくなった。JAF は可燃性の高い物を車内に置かないこと、ハンドルも熱くなりやすいので乗るときのやけどに注意することを呼びかけている。
よくある質問
2011年の改良より前の車(前期)に後期用は使えますか
後期 W639 用とうたう商品は、年式H23.3~(2011年3月以降)を挙げているだけで、前期に合うかは商品名と商品説明の箇条書きのどちらにも書かれていない。改良でフロントガラスが変わったかも確かめた出典では分からないので、前期の車なら出品者に年式を伝えて確かめてから選ぶ。
ビアノの名の時期の車でも探せますか
ビアノの名で売られたのは、2006年11月にVクラスの名に戻されるまでの前期の W639 だ。後期用にも2003年~2014年用にも、商品名と商品説明の箇条書きにビアノの名は無いので、型式W639と初度登録年月を伝えて出品者に確かめる。
サンシェードを付ければ車内は暑くなりませんか
暑くなる。JAF のテストでは、サンシェードを付けた車でも車内の最高温度が50℃に達し、JAF は車内温度の上昇を防ぐことはできないとしている。
まとめ
買う前に、まず自分の車のフロントガラスの内側を見て、ルームミラーの周りやガラスに付けたドライブレコーダーなどの位置を確かめておく。そのうえで車検証の初度登録年月を見て、2011年の改良の前か後かを確かめる。
- 後期(2011年3月以降の年式)なら、後期 W639 用とうたう傘型が候補になる。
- 前期なら、W639 の2003年~2014年と書いた傘型が候補になる。前期・後期の区別が書かれていない点は出品者に確かめる。
- どちらも寸法の記載が無い。不安なら、出品者に型式W639と初度登録年月を伝えて問い合わせる。
- サンシェードはダッシュボードの熱を抑えても、車内の温度の上昇は防げない。
Vクラス 後期 W639 用 傘型サンシェード(カーキャンパージャパン)
Vクラス W639(2003年~2014年)用 360°回転 傘型サンシェード(FXXKOE)
後継のVクラス W447 や、ほかのメルセデス・ベンツのサンシェードは次の記事で比べている。
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